普通選挙(ふつうせんきょ)とは、ある組織において選挙の際に年齢・性別以外で信条・財産等の制限を設けずに選挙権を行使できる選挙形式を指す。とりわけ、国政選挙において財産(納税額)等の制限を設けずに選挙権を行使できる選挙形式を指す場合が多い。
現在の日本では、供託金が諸外国に比べて極めて高額で、事実上、資産が無い人間が立候補できない状態に置かれているとして、被選挙権が制限された制限選挙の状態にあるとの意見もある。
狭義には性別制限なく選挙権を持つ完全普通選挙のみをさし、広義には男性だけが選挙権を持つ男子普通選挙を含む。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』_2008年11月7日 (金) 22:49。