■過去にあった予言をいくつか紹介しておこう。いずれも何の根拠も乏しく的中した予言はなかった。


2015年5月22日関東大震災の予言?


 東京の渋谷にある某ゲイバーのママさんで、外見はマッチョ系の短髪で声はだみ声で、まるで昔のバナナの叩き売りをしていたオッサンという感じだ。店内の雰囲気は白を基調とした、ごくカジュアルな感じで、カウンターが7席ほどで、ボックスが3席くらいの決して広くはない空間だが、そんな中で圧倒的な存在感を示しているのが、このお店の看板のママさんだ。


 年齢的には40代前半くらで、芸能人もご用達のバーとしても有名だ。そんなお店のママは予知能力のようなものを持っていて、よくお店に来たお客さんに手を振りかざして、色々な占いをするのだが、普通はどうせ酔っ払ったママの戯言だと聞き流すが、ところがこのママの占いは百発百中で、それを頼りに足しげく通ってくる有名人も多いことで業界では知られている。


 歌舞伎役者の市川團十郎さんが亡くなられた後で、ご子息の市川海老藏さんが、このお店にやってきて今後の自分の身の振り方を占ってもらったという逸話も残されている。ある日突然に2015年5月22日に関東大震災が起こると言い出したのには、さながら周囲を圧倒した。


 そのお店のバーテンダーさんまでが、怪我をすると言われたという。そして、その怪我の原因が今年の5月に起こる関東大震災だと言うのだ。震源地が千葉県の外房沖でM9.0の大きさで、津波の高さが10mで埼玉県川口市辺りまでが水没をしてしまうと予言をしている。


 このマッチョなママの予言は、さらに驚くべきことまで言い当てている。だいぶ以前の事件で、西麻布で市川海老蔵さんが暴走族の男から殴打をされた事件まで予言をしていたり、お店に飲みに来たプロ野球の選手がWBCの選手に選ばれることまで、手をかざすだけで言い当ててしまうといった逸話もある。


 お店に来る常連のお客さんで、ママを古くから良く知っている人からの話しによると、ママは箱根の神社の家系で父親は霊媒師で母親は霊を呼び寄せるイタコだったということで、ママもその血筋を引いているのかもしれない。


 ママが占いを行うのは奥にあるボックス席で、名前と生年月日と占ってもらいたいことなどをメモに書いて渡すと、そのメモに目をやりながら頭や顔に手をかざして占いをするのだ。そして、おもむろにその占ってもらったお客さんに5月22日に起こる関東大震災で怪我をすると言い出したというのだ。


 ママの占いは良く当たるということで、何ヶ月も前からの予約待ちが多いことでも知られている。しかし、今年の5月22日に本当に関東大震災が起こるか否かについては、実際に起こってみないと分からないが、このところ日本列島では全国的に毎日どこかで地震が起こっていることで、当たらずとも遠からずといった感じは否めない。


 本当にこのような事態が起こり得るのどうかについて、専門家へ意見を求めてみたところ、千葉県の外房から埼玉県の川口市まで津波が到達することは考えにくいという。仮にあるとすれば東京湾から回ってくることが稀にあるかもしれないが、その時には津波の威力が弱まっているので、大きな災害はでないというのだが、3.11の津波の被害を全く予測ができなかったことからしても、このママの予言を全くのデマとも言い難いが、このママの予言では2014年の春に中国が日本に戦争を仕掛けてくるいうのが見事に外れてしまったことで、周囲からの信頼を失ってしまっている。


ちなみに、このママの予言は当たらず、5月22日には関東大震災は起こらなかったことで、またしても信頼を失いそうだ。


■この他にも2015年に大地震が起こると予言をしている人達がいるので紹介をしておこう。

●先ずは1995年に起こった阪神淡路大震災の予言を的中させた米国人ゲリー・ボーネル氏だ。彼の予言のやり方は「アカシックレコード」という人間の意識集合体にアクセスをして予言を行うというものだが、2015年4月に東海地震が起こると予言をしているが、何だか眉唾臭くて信憑性に欠けている。


●次に高校生ブロガーのニックネームzishinkozou君も2015年4月あたりに東南海地震が起こると自分の2014年12月12日のブログで予言をしている。そして、東京直下型地震が2016年5月か9月に起こるとも予言をしているが、これも何の根拠もないので信憑性は乏しい。


●主婦ブロガーのリシルさんの予言。彼女は心霊占いのような手法で、2015年の夏に東海地震が起こると予言をしている。2013年にニュージーランドで断続的に起きた大きい地震の前にも、予言をして的中させているということだが、これら全ての予言から見えてくるのは、飽くまで結果的に地震が起こった後で、たまたま的中をしたものであって、これが外れていれば唯の戯言だったとされてしまう。したがって予言などといった類いは、誰にでも可能なことであり、結果往来というものに過ぎない。


■2016年に起こる巨大地震の予言も紹介しておこう

●[[占星術師のマギー氏「2016年10月に南海地震

●女性霊能者の兆(きざし)氏「2016年7月に地震で浜岡原発に注意」

●琉球推命師の島袋千鶴子氏「2018年~19年」


 この予言の中で、ダウジングというやり方で南海トラフ地震の予測を行ったというのだ。そもそも、このダウジングというのは地中に埋設をされている老朽化をした水道管などを特定して交換をする際に用いられることもあって、太い番線のようなものを両手に持ち、番線が左右に動いたところに水道管が埋められているのを見つけるという方法があるのを、だいぶ昔にテレビ番組の中で見たことがあるような記憶が残っているが、それをおそらく地図上で行って予測をしたのではないかと考えられる。そしてその結果は、南海トラフ地震の発生が2016年の後半か2017年だということだが、これも科学的根拠は全くなく信憑性は皆無だ。


 その後に、南海トラフ地震の震源域を東海、東南海、南海と3つに分けて予測をしてみたところ、富士山噴火、南海地震、東南海地震が2017年前半で、東海地震と首都直下地震が2017年後半に起きるという結果になったというのだが、このことも所詮は都市伝説のようなもので、信じる人達はいないだろう。


そんな中で少し骨のある人物がこんな予測をしているので、紹介をしておこう。


■琉球大学名誉教授・木村政昭氏の予測

 神淡路大震災や東日本大震災を予測して的中をさせたとされている名誉教授だ。こういう大物の肩書きをもった人物が予測を的中させると、世間の人達は一喜一憂してしまうようだが、これも結果往来的なところが全くないかと言えば、その限りではないようにも思えるが、こんな予測を新たにしている。


 2015年までに千島海溝(M8.5)、2017年までに伊豆・小笠原海溝(M8.5)、2019年までに九州の宮崎県の日向灘(M8.7)の巨大地震の発生を予測しており、富士山の噴火は2019年までに起こるとしている。しかし、これらはいったい何を根拠としているのかが、明確にされていない。単なる予言であるならば、どこにでもいる予言者と何ら変わらない。国立大学の名誉教授ならば、もっと具体的な根拠に基づいた予測をして欲しいものだ。


 こういった言い方をネット上ですると、名誉毀損だとか捉えられがちだが、決してそのようなつもりではないので、誤解をされないようにして頂きたい。飽くまで、その道の権威としての見解を具体的に示した方が信憑性がでてくるのではないだろうかという意味ですので、誹謗中傷だとか名誉毀損を意図的にしている訳でない。


 これまで掲げてきた予測を纏めると、2015年~18年にかけての予測が集中しているように思われるが、この4年ほどの間に、南海トラフ地震、富士山の噴火、東京直下地震や、木村名誉教授が予測するような巨大地震が次々と起きれば2020年の東京オリンピックどころではなくなることは明らかだ。


 何れにしても、この4年の間で避けては通れぬ問題であることは間違いない。日本政府や科学者の方々も万が一の場合を想定した危機管理を今から心掛けておいて欲しいものだ。


 そして、ここで予測をしている方々は、飽くまで自然地震としてであって、世直し本舗が提唱している人工地震とは一線を画したもので、もし、人工地震を起こされた場合には、これらの予言は何の意味ももたなくなるが、人工地震が起こるという確証がある訳でもない。逆にもう人工地震を起こさなくても、3.11の人工地震で東日本のプレートの岩盤は粉々になっているので、自然地震でも十分なダメージを受けてしまうことは間違いない。


 むしろ、その方がイルミナティやフリーメーソンにとっては好都合かもしれない。自分達の手を汚さずに自然地震で日本列島を壊滅させることができるからだ。ここまでイルミナティやフリーメーソンを誹謗中傷しても、何の反応もないということは、所詮はその程度の器でしかないのだろうか?



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最終更新:2018年07月25日 23:11