日記/2011年06月17日/ニュース記事
2011-06-21



<福島第1原発>浄化システム水漏れは安全弁破損が原因 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
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<福島第1原発>浄化システム水漏れは安全弁破損が原因
毎日新聞 6月17日(金)12時49分配信

東京電力福島第1原発内から出た高濃度の放射性汚染水を浄化するシステムで水漏れが見つかり試運転を停止した問題で、東電は17日、水漏れは米キュリオン社のセシウム吸着装置内にある安全弁の破損が原因で、漏れた汚染水は約6立方メートルと発表した。東電は水漏れ部分を修理したうえで、同日中の運転再開を目指している。

東電によると、浄化システムは、吸着装置のほか、仏アレバ社の除染装置など四つで構成されている。16日夜に水漏れが見つかった吸着装置の「スキッド」(縦2.5メートル、横8メートル、高さ3メートル)と言われる箱型の設備には、放射性セシウムを吸い取る鉱物ゼオライトが入った「ベッセル」という装置が四つ入っている。

調査の結果、装置内部の圧力を逃がす安全弁の役割を果たす「ラプチャーディスク」という部分が破損し、ここから水が漏れたらしい。汚染水は四つのベッセルを経由して処理される仕組み。配管の一部が閉じていたためベッセル内の水が行き場を失って内部の圧力が高まり、ラプチャーディスクが壊れたとみられる。試運転の際、周囲では放射線を防ぐ遮蔽(しゃへい)板の取り付け作業も行われており、その際に誤って配管の弁を閉じた可能性もあるとみている。

汚染水の表面放射線量は毎時数マイクロシーベルトで、汚染水を処理する排水管に流した。

東電の松本純一原子力・立地本部長代理は「吸着装置以外は既に水漏れの点検を終えており、故障箇所が修復できれば本日中に本格運転に入ることは可能」と説明した。【中西拓司、種市房子】

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最終更新:6月17日(金)15時34分







山崎製パン、品目半減へ…震災契機に効率化 (読売新聞) - Yahoo!ニュース
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山崎製パン、品目半減へ…震災契機に効率化
読売新聞 6月17日(金)15時44分配信


東日本大震災を機に生産性の向上を目指して生産品目を絞り込む動きが出始めたパン類(16日、都内のスーパーで)
製パン最大手の山崎製パンは17日、パンや和菓子、洋菓子など、東日本大震災の発生前には計1800品目以上あった商品を1000以下にほぼ半減させる方針を明らかにした。

震災対応で築いた主力品中心の効率的な生産体制を維持する。震災のために一部製品の生産を休止している企業は多く、「多品種少量生産」体制の見直しが産業界に広がる可能性もある。

製パン業界は、消費者や取引先の様々な嗜好(しこう)に応えようと、商品の細分化を進めてきた。山崎製パンの食パンは「超芳醇(ほうじゅん)」をはじめ主力商品だけで原材料や形などが異なる十数銘柄がある。それぞれの銘柄でも「枚数」「サイズ」が違う商品があり、スーパーなど向けの自主企画商品や給食など業務用も加えると品目数は膨大になる。 最終更新:6月17日(金)15時44分







絶滅危惧種ノコギリエイの生態 (ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) - Yahoo!ニュース
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絶滅危惧種ノコギリエイの生態
ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト 6月17日(金)19時24分配信


絶滅が危惧されるノコギリエイ。そのノコギリは、獲物の持つ電場を感知する“アンテナ”の役割を果たす。
(Photograph courtesy David Wachenfeld)
太平洋、大西洋、インド洋の熱帯から亜熱帯にかけて生息するノコギリエイ。生息域は広い範囲におよぶものの、全種とも絶滅が危惧されている。生態はこれまであまり知られていなかったが、“ノコギリ”の謎のひとつが明らかになった。

これまで、ノコギリエイの“ノコギリ”は土砂をの中を探って獲物を見つけるのに使われると考えられてきた。

ノコギリの歯のように皮歯が並ぶ長い吻には多くの孔があり、獲物が通り過ぎる際の電場の動きを感知できる。オーストラリア、クイーンズランド大学の感覚神経生物学者バーバラ・ウェリンガー(Barbara Wueringer)氏は、この吻の働ききを一種の「遠隔触覚」に例えている。

この能力が特に役立つのは、暗く濁った水の中で獲物を“嗅ぎ当てる”場合だとウェリンガー氏は言う。

吻は頭蓋骨から軟骨が伸びたものだが、これは武器としても使われる。ウェリンガー氏は研究室での実験の際に、ノコギリエイが吻を水平方向に振り回すだけで、自分より小さな魚を真っぷたつにできることを観察したという。

「ノコギリエイは5メートルにまで成長するのに、この魚についての私たちの知識はちっぽけなものだ」とウェリンガー氏は話している。

ノコギリエイのノコギリ(吻)に多数ある電場感知孔は、発見者の名前をとってロレンチノ瓶(ロレンチーノ器官)と呼ばれ、他のエイやサメなどの軟骨魚類のほか、硬骨魚のハイギョにも見られる。あらゆる動物は生きている限り常に電気を発生しており、ロレンチノ瓶は100万分の1ボルトというわずかな電位差をとらえることができる。

ウェリンガー氏は希少なノコギリエイのうち4種について、皮膚の“地図”を作成し、ノコギリ上の孔の分布を調べ、エイの仲間シャベルノーズレイ2種の分布と比較した。

孔が集中している箇所を特定することで、その魚の捕食行動の手がかりが得られるとウェリンガー氏は話す。「例えば、エイは目が頭の上側に、口は下側にある。口の周りの孔が電場を感知できるので、獲物の魚の存在を感じとれる。そして獲物を吸い込もうとするわけだが、見えてはいない」とウェリンガー氏は話す。

ノコギリエイでは、孔が集中していたのはノコギリの上側だった。ということは、砂の中の獲物よりも、ノコギリの上方にいる魚たちを狙いやすくなるだろう。

ウェリンガー氏は、今回の研究によってノコギリエイの生態がいっそう明らかになり、保護活動の一助となることを期待している。ウェリンガー氏が調査対象とした4種の生息域は、オーストラリア北部の人の手の入らない入江に残されているのみなので、特に保護が必要だ。

ノコギリエイは全般にここ数年、急速に個体数を減らしている。主な原因は故意または過失による乱獲だ。ノコギリ状の吻のせいで、ノコギリエイは漁網に絡まることが特に多いと国際自然保護連合(IUCN)は指摘している。

「絶滅危惧種の保護のためには、その種についてできるだけ多くのことを知る必要がある」とウェリンガー氏は話す。「獲物をどう捕獲するか、獲物の感知にどの感覚が関係しているかも、種についての基本的な理解の一部だ」。

ノコギリエイに関する予備段階のこの研究は、メルボルン博物館で6月初旬に開催された「フレッシュサイエンス:若手研究者のためのコミュニケーション・ブートキャンプ」(Fresh Science -- a communication boot camp for early-career scientists)で報告された。

Christine Dell'Amore for National Geographic News

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最終更新:6月17日(金)19時24分






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最終更新:2011年06月21日 05:01