日記/2011年07月07日/ニュース記事
2011-07-08



<原発耐性テスト>政府対応が混乱「新たな延命策」の疑念も (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110707-00000121-mai-pol

+ 記事コピペ収納
<原発耐性テスト>政府対応が混乱「新たな延命策」の疑念も
毎日新聞 7月7日(木)21時36分配信

全原発が対象のストレステスト(耐性試験)の導入を巡り、7日の参院予算委員会の質疑で「脱原発」に傾く菅直人首相と、電力の安定供給を重視する海江田万里経済産業相の答弁のずれが鮮明になった。九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の再稼働に向け、海江田氏が地元を訪問した直後だけに、質疑では政府の「方針転換」に批判が集中。はしごを外された海江田氏からは閣僚辞任を示唆する発言まで飛び出し、政府内の混乱に拍車がかかっている。

「従来の法律なら再開は経産省原子力安全・保安院のチェックだけで決められるが、原発事故後では国民の理解を得るのは難しい」

首相は7日の参院予算委で、再稼働を急ぐより、経産省以外の組織が安全性を検証する態勢づくりを優先する意向を示した。これに対し、自民党の佐藤ゆかり氏は耐性試験が電力会社の負担増につながると指摘。しかし、首相は「原子力の安全性について『国民が安心できる形を取らねばならない』という観点が若干抜け落ちている」と反論した。

一方、海江田氏は同委で「企業は1~2年先の電力供給を見て生産計画を立てる。そういうこともあり、私は玄海(原発)はOKだと安全宣言した」と説明。経済情勢への影響も考慮し、早期の再稼働に前向きな考えを示し、首相答弁とのずれが際立った。

野党側は「閣内不一致」として、耐性試験が原発再稼働の前提になるかを追及した。海江田氏は「地震や津波への安全性は確保されている」と強調。一方、細野豪志原発事故担当相は「まず専門家同士の議論を待ちたい」と述べるにとどめた。「どちらが正しいのか」と問われた首相は「微妙なニュアンスを聞きたいなら本人に質問してください」とはぐらかした。

政府内の認識のずれに対し、自民党の谷垣禎一総裁は7日の記者会見で「明らかに閣内不一致。国民の不安と混乱を助長する」と批判。民主党の岡田克也幹事長も同日の会見で「ちぐはぐと言われても仕方ない。意思疎通して方針を明確にしてほしい」と述べ、調整不足に苦言を呈した。

首相がにわかに持ち出した耐性試験は、与野党に「新たな延命策」との疑念も招いている。枝野幸男官房長官は7日の記者会見で「より安心感を持っていただくプロセスだが、趣旨が十分伝わっていない。一時的に不安を高めてしまっている側面があり、反省すべき点がある」と述べざるを得なかった。【田中成之、西田進一郎】

【関連記事】
【クローズアップ2011】全原発耐性テスト 首相VS経産相
【原発耐性テスト】佐賀知事が不快感 枝野長官は陳謝
【全国知事会】原発耐性テストに批判相次ぐ
【玄海原発】町長が了承撤回、やらせメールも理由の一つ
【九電やらせメール】幹部が関係自治体に「おわび行脚」
最終更新:7月7日(木)23時56分







辞任示唆の海江田氏、首相への不満爆発? (読売新聞) - Yahoo!ニュース
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110707-00001155-yom-pol

+ 記事コピペ収納
辞任示唆の海江田氏、首相への不満爆発?
読売新聞 7月7日(木)23時11分配信

海江田経済産業相が7日の参院予算委員会で、九州電力玄海原子力発電所の再稼働問題をめぐる混乱を招いた責任を取って関係法案処理後に辞任する意向を示唆し、政府・民主党で動揺が広がった。

実際に辞任する時期は先になりそうだが、菅首相への不満が爆発したという見方が強く、必死で延命を図る首相にとっては「心配の種」になりそうだ。

海江田氏は発言後、首相官邸で枝野官房長官、細野原発相と会談した。枝野氏はその後の定例記者会見で、「引き続き責任感を持って仕事に当たってもらえると思っている」と述べ、海江田氏の早期辞任の可能性を否定した。海江田氏自身も7日、「法案を通すまでは辞めない」と周囲に語り、当面は8日に衆院で審議入りする原子力損害賠償支援機構法案の成立に尽力する考えを示した。

海江田氏の発言については、民主党内では「首相との意思疎通が全くできない状態が続き、海江田氏はついにキレた」(中堅)という声が多い。

首相は1月の内閣改造で、海江田氏と衆院東京1区で争った与謝野馨氏を経済財政相に起用し、海江田氏を経産相に横滑りさせた。海江田氏は記者会見で「人生は不条理だ」と不満を隠さなかった。

6月の閣僚交代人事でも、首相は経産相との権限の境界があいまいな原発相を新設した。海江田氏は、東京電力福島第一原子力発電所事故に最前線で対応してきただけに、「やりきれない様子で数日間、腐っていた」(民主党幹部)という。 最終更新:7月7日(木)23時11分







佐賀県知事“政府見解を” NHKニュース
ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20110707/k10014040431000.html

+ 記事コピペ収納
佐賀県知事“政府見解を”
7月7日 11時47分
九州電力玄海原子力発電所の運転再開を巡り、佐賀県の古川知事は、枝野官房長官と会談し、国が急きょ、「ストレステスト」と呼ばれる追加的な安全確認の実施を決めたことについて、菅総理大臣と海江田経済産業大臣の間で認識に違いがあるとして、運転再開の条件など政府の見解を示すよう求めました。

佐賀県の古川知事は、7日午前、総理大臣官邸を訪れ、枝野官房長官と会談しました。この中で古川知事は、国が「ストレステスト」と呼ばれる追加的な安全確認の実施を決めたことについて、「さらなる安心のために行うことは評価するが、なぜ今なのかという疑問が拭えない」と指摘するとともに、7日午前地元の玄海町の岸本町長と電話した内容を紹介し、地元の自治体に困惑が広がっていることを伝えました。そのうえで古川知事は「菅総理大臣と海江田経済産業大臣との間で、原発の運転再開をはじめ、原子力政策に関する認識の違いが出てきている。政府としての考え方を示してもらわなければ、われわれは動きようがない」と述べ、原発の運転再開の条件などについて政府の見解を示すとともに、菅総理大臣が佐賀県を訪問して、県民に直接説明するよう求めました。これに対し枝野官房長官は「原発の安全性の確認については、すでに海江田大臣から古川知事に伝えたとおりだが、より安心を得るために知恵を絞っているところだ。古川知事や玄海町長に必ずしも十分にそうした思いや状況が伝わっていないことは大変申し訳ない」と述べ、陳謝しました。そして枝野長官は、「指摘いただいたことを踏まえて、できるだけ早く整理して、分かりやすくお伝えできるように、菅総理大臣とも相談していきたい」と述べました。このあと、佐賀県の古川知事は記者団に対し、「再稼働についての最大の問題点は政府の方針が分からない点だ。政府が再稼働しなくていいと考えているのであれば、再開に踏み出す理由は何もないと思っている。政府の方針がふらふらしているなかではこれ以上の検討は進められない」と述べました。そのうえで古川知事は、玄海原発の2号機と3号機の運転再開を認めるかどうかについて、「現状ではストレステストのあとでなければ、再稼働は現実的ではない」と述べ、ストレステストの結果が出るまで、判断を先送りする考えを改めて示しました。「ストレステスト」を巡っては、国の原子力安全委員会が、経済産業省の原子力安全・保安院に対し、具体的な評価の方法や計画を1週間程度で報告するよう求めています。







玄海町長 原発容認判断撤回へ NHKニュース
ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20110707/k10014041011000.html

+ 記事コピペ収納
玄海町長 原発容認判断撤回へ
7月7日 12時18分
定期検査中の全国の原発の運転再開を巡り、国が新たに「ストレステスト」と呼ばれる追加的な安全確認の実施を決めたことなどを受けて、佐賀県玄海町の岸本英雄町長は、玄海原発の2号機と3号機について、運転再開を認めた判断を撤回することを明らかにしました。

九州電力玄海原発では2号機と3号機がことし4月までに定期検査を実質的に終えていて、玄海町の岸本町長が4日、運転再開を認めることを九州電力に正式に伝え、全国で最も早く再開する可能性が出ていました。この運転再開を巡り、6日、国が「ストレステスト」と呼ばれる追加的な安全確認の実施を決めたことなどを受けて、玄海町の岸本町長が7日記者会見し、「国は、テストをやらなくても原発は安全だと言っていたのに、菅総理大臣はストレステストを前提に運転再開を認めると言っていて、私の判断はむだだったように聞こえる。怒り以外の何ものでもない」と政府の姿勢を強く批判しました。さらに玄海原発の安全対策について、先月、国が開いた説明会に向け、九州電力の社員が関連会社などに対して原発の運転再開を容認する立場でメールを送るよう指示していたことについて、「人的なミスをなくすよう徹底してほしいと伝えていただけに非常に残念だ」と述べました。そのうえで岸本町長は、運転再開を認めたことを撤回すると7日中に九州電力の社長に伝える考えを示し、このあと開かれた町議会の特別委員会で撤回の方針が了承されました。







“結果しだいで原発停止も” NHKニュース
ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20110707/k10014056521000.html

+ 記事コピペ収納
“結果しだいで原発停止も”
7月7日 20時0分
枝野官房長官は記者会見で、国が全国の原子力発電所に対し「ストレステスト」と呼ばれる追加的な安全確認を実施することについて、「結果が適切でないときに対応しないのなら、やる意味はない」と述べ、テストの結果によっては、稼働中の原発を停止する可能性に言及しました。

この中で枝野官房長官は、「政府としては、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、安全性のチェックを現行法に基づいてかなり厳しく行い、安全だと確認している。ただ、国民により安心感を持っていただくため、今、さまざまな努力模索をしているところだ」と述べ、追加的な安全確認の実施は、国民の安心感を高めるためだという認識を示しました。そのうえで記者団が「テストの結果しだいで、稼働中の原発を停止することはありうるのか」と質問したのに対して、枝野長官は「テストの結果が適切でないときに対応しないのなら、やる意味はない」と述べ、結果によっては、稼働中の原発を停止する可能性に言及しました。







九電副社長、鹿児島県議会に謝罪=「やらせメール」を答弁で否定 (時事通信) - Yahoo!ニュース
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110707-00000131-jij-bus_all

+ 記事コピペ収納
九電副社長、鹿児島県議会に謝罪=「やらせメール」を答弁で否定
時事通信 7月7日(木)19時1分配信

九州電力の山元春義副社長は7日、鹿児島県議会を訪ね、金子万寿夫県議会議長に対して、玄海原発(佐賀県玄海町)再開をめぐる九電の「やらせメール」を議会答弁で否定していたことについて、「県民の皆さまにご迷惑を掛け、信頼を損なうことになりました。誠に申し訳ないと思っています」と謝罪した。
九電の山元副社長らは4日の県議会原子力安全対策等特別委員会に参考人として出席し、国が佐賀県で開いた玄海原発の安全性をめぐる説明会に再開支持の「やらせメール」を送っていた事実について、同社の中村明原子力発電本部副本部長が「こういう番組があるという連絡はしたが、どうこうしろと言った事実はない」と否定していた。
金子議長は「議会として不愉快。県民の皆さんに議会としても申し訳ないという思い」と批判。11日の特別委に参考人出席を求めるとともに「はっきりと経緯を説明し、県民に謝罪と信頼回復への努力を伝えてほしい」と要請した。 

【関連記事】
【動画】天井吹き飛び、地下に汚染水=3号機原子炉建屋の映像公表
【ルポ】重大事故から25年、チェルノブイリは今~住民いまだ帰還できず
【特集】高速増殖炉「もんじゅ」運転再開
〔写真特集〕高速増殖炉「もんじゅ」
【東日本大震災特集】トップページ
最終更新:7月7日(木)20時5分






名前:
コメント:

◇◆前へ次へ目次へ
最終更新:2011年07月08日 23:55