日記/2011年07月25日/ニュース記事
2011-07-27



中国脱線事故に戸惑う日本企業 技術供与メーカー「責任どこまで」
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110724-00000007-fsi-bus_all

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中国脱線事故に戸惑う日本企業 技術供与メーカー「責任どこまで」
フジサンケイ ビジネスアイ 7月25日(月)8時15分配信


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23日夜に高架路線上で緊急停車中の列車に後続列車が追突して大破した中国高速鉄道「和諧号」。一部車両が落下、重機による撤去作業が始まっていた=24日午後、中国温州市(河崎真澄撮影)(写真:フジサンケイビジネスアイ)
中国浙江省温州市で23日夜に発生し、多数の死傷者が出た高速鉄道の追突・脱線事故を受け、これまで中国側に技術供与をしてきた国内鉄道関連メーカーに波紋が広がっている。「何らかの支援要請があれば対応を検討する」との声が大半だが、「中国はあくまで『自主開発』を主張している。ならば海外メーカーに責任を持ち込むのは筋違い」とする意見も。事態の推移を見極めるため、各社は24日、現地支社などを通じて情報収集に追われた。

[フォト] 拙速な従業員教育 わずか10日間で習得する中国人運転士


「中国当局の検証結果を待ち、技術的な支援要請には真摯(しんし)に対応したい」。事故から一夜明けた24日、国内鉄道車両大手の担当者はこう語った。

中国の高速鉄道計画をめぐっては、シーメンス(独)、ボンバルディア(カナダ)など海外メーカーに加え、日本勢も川崎重工業を取りまとめ役に、日立製作所、三菱電機などが車両、部品面で技術供与を重ねてきた。

特に2004年以降の在来線高速化プロジェクトでは、川重が中国の車両メーカー、南車四方と共同で60編成480両を受注。大部分は現地で部品調達、組み立てを行い、中国の「鉄道国産化」を支援してきた経緯がある。

今回の事故で高架橋から転落した車両は、川重が日本のE2系新幹線をベースに技術供与した「CRH2」(時速200キロ級)とみられるが、同社関係者は「現段階では何とも言えない」と言葉少な。別のメーカー関係者は「衝突事故は基本的に過密ダイヤや運転ミスなど運用面の問題が大きい」と指摘したうえで、「まったく知らん顔をするつもりはないが、現実問題としてメーカーを責められても困る」と話す。

中国高速鉄道をめぐっては現在、中国鉄道省が日独などの技術供与を無視し、「自主開発」として米国などで国際特許手続きを進めている最中だ。今回の事故の検証結果や責任論が、この“特許紛争”をさらに複雑化させる恐れもあるだけに、中国当局にはより正確な原因究明が求められる。(渡部一実)


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最終更新:7月25日(月)11時0分







「技術になお自信」=事故後初の記者会見―中国鉄道省 (時事通信) - Yahoo!ニュース
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「技術になお自信」=事故後初の記者会見―中国鉄道省
時事通信 7月25日(月)6時59分配信

【温州(中国浙江省)時事】200人を超える死傷者を出した中国浙江省温州市の高速鉄道追突・脱線事故で、鉄道省の王勇平報道官は事故から丸1日が経過した24日深夜、現地で初めて記者会見し、「亡くなった方々に深く哀悼の意を示し、負傷者や家族にお見舞いを申し上げる」と頭を下げた。
「中国の高速鉄道は運行してから日が浅く、多くの問題に直面している」として運行の安全管理を強化することを表明したが、「中国の技術は先進的であり、なお自信を持っている」と強気の構えは崩さなかった。
事故原因については「運行記録装置(ブラックボックス)を調べており、新たな点があれば、直ちに公表する」と述べるにとどめ、「原因が判明すれば、取るべき人が責任を取る。教訓をくみ取り、再発を防止することができる」とした。
インターネット上で「脱線した車両を土砂で覆い隠そうとした」と鉄道省が批判を浴びていることには「証拠隠滅ではなく、危険回避の緊急措置だ」と反論。「24日午後6時までに列車の運行を再開する」としていたことについては「午後7時には復旧の条件が整ったが、大雨の影響で、安全を確保するため再開を見送った」と釈明した。 

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最終更新:7月25日(月)9時35分







中国高速鉄道:事故車両の“埋葬”で上海鉄道局「くず鉄だ」 2011/07/25(月) 11:23:01 [サーチナ]
ttp://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0725&f=national_0725_082.shtml

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中国高速鉄道:事故車両の“埋葬”で上海鉄道局「くず鉄だ」
Y! 【社会ニュース】 【この記事に対するコメント】 2011/07/25(月) 11:23


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 23日夜に浙江省温州市内で発生した高速鉄道車両の追突事故で、現場では24日、重機で土を掘り車両を埋める作業が始まった(写真)。中国のインターネットでは「事故原因を隠すための“埋葬”ではないか」との声が広まった。上海鉄道局の関係者は「事故原因の究明には役立たない。もはや、くず鉄だ」などと話した。捜狐などが報じた。

■「中国高速鉄道、温州で衝突事故(2011年)」に関する写真

 重機約10台が24早朝、現場に到着した。当初は事故車両をどけて、下敷きになっている可能性がある遺体や証拠品を捜索するとの見方もあったが、車両に手をつけずそばに大きな穴を掘り始めた。作業員は「上部が手配した。車両を埋める」と説明した。

 インターネットでは、「事故原因を隠すための“埋葬”ではないか」との声が広まった。

 上海鉄道局の技術部門の責任者は「事故原因は、回収したブラックボックスや、鉄道施設に残されているデータで解明できる」と説明。「事故車両は、原因解明の助けにならない。もはや、くず鉄だ。整理するのは、事故処理では普通のことだ」という。

 中国政府・鉄道部の王勇平報道官は24日の記者会見で、「現場は非常に複雑な状況だ。坂の下に泥地があり、作業を難しくしている。車両の一部を埋めて土でふたをして、危険を取り除く」と説明した。(編集担当:如月隼人)







【中国高速鉄道事故】「死傷者が少なすぎる」「鉄道相を更迭せよ」ネット世論が沸騰+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
ttp://sankei.jp.msn.com/world/news/110725/chn11072509100003-n1.htm

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「死傷者が少なすぎる」「鉄道相を更迭せよ」ネット世論が沸騰
2011.7.25 09:08 (1/2ページ)

処理される中国高速鉄道の事故車両の残骸=24日、中国浙江省温州市(ロイター)
【温州(中国浙江省)=河崎真澄】中国浙江省温州で23日に起きた高速鉄道の列車追突事故に対し、中国のインターネット上では安全性より建設のスピードを重視した問題や、汚職がからむ手抜き工事などへの疑惑から「人災だ」と指摘する声が相次いでいる。鉄道省ではこれまで「高速鉄道の安全は全く問題ない」(何華武技術主任)としてきたが、重大事故の発生でネット世論は沸騰し始めた。

ネット上では「人災を落雷のせいにするな」「現場のひどさに対し発表された死傷者数が少なすぎる」などと鉄道当局を批判する言葉が渦巻いている。「業績を急いだ指導者が最大の事故責任者だ」「鉄道相らを即刻更迭せよ」と当局者の責任を問う声も大きくなってきた。

24日深夜に温州で記者会見した鉄道省報道官は「落雷による設備故障」が原因と改めて強調したが、ネット上では、「運転士や運行管理センターは何をしていたのか」「設計自体に問題があったのではないか」との疑問も広がっている。

6月30日に開業した北京-上海間の高速鉄道専用軌道線(中国版新幹線)では連日のように故障や不具合が発生。「中国共産党結成90周年の記念日(今年7月1日)に間に合わせようと開業を急ぎ、走行試験を怠ったのではないか」との疑惑も浮上していたが、鉄道省報道官は「日本の新幹線もよく故障する」などと強弁を繰り返していた。


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ただ、最近は一部路線の手抜き工事も発覚。今年2月には劉志軍前鉄道相が工事をめぐる汚職事件で更迭された。後任の盛光祖鉄道省は安全対策などを理由に、一部路線の最高営業時速を従来の350キロから300キロに引き下げたが、同省元幹部は中国紙に対し「前鉄道相が世界一にこだわって、安全性を犠牲にしていた」と暴露して波紋を広げた。

中国は日本の新幹線「はやて」をベースに開発した高速鉄道技術の国際特許を米国などで申請。国際特許紛争になる懸念も指摘されている。中国鉄道省は「独自開発で最高速度を大幅に引き上げた」と主張するものの、日本メーカーの関係者は「モーター出力を増やして速度を上げただけで安全上は問題だ」として、重大な事故を引き起こす恐れがあると指摘していた。

中国では定員オーバーの長距離バスが炎上し、乗客ら41人が死亡する事故が発生したばかり。手抜き工事が原因とされる橋梁(きょうりょう)の崩落や道路の陥没事故なども相次いだ。国民の間からは貧富の格差だけでなく、交通や生活の安全面でも胡錦濤指導部が掲げてきた「調和の取れた社会」に対する疑念が強まり、ネット上で不満が充満しているようだ。




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最終更新:2011年07月27日 05:41