日記/2012年04月30日(MON)/ニュース記事
2012-04-30



シリア 監視団トップ到着も暴力続く NHKニュース
ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20120430/k10014816331000.html

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シリア 監視団トップ到着も暴力続く
4月30日 19時14分 K10048163311_1204301941_1204301948
シリアでは、国連の停戦監視団のトップが首都ダマスカスに入り、監視活動を本格化させることになりましたが、依然として政府軍による攻撃が続いているほか、30日には北部の都市で相次いで爆発が起きるなど、暴力が収まる見通しは立っていません。

市民への弾圧が続くシリア情勢を巡っては、国連は最大で300人規模の停戦監視団を派遣する計画で、29日には監視団の団長を務めるノルウェー軍のムード少将が、ダマスカスに入りました。ムード団長は「監視団がすべての問題を解決できるわけではない。暴力を止めるためすべての人々に協力を求めたい」と述べ、アサド政権と反体制派の双方に協力を求めました。
しかし、29日には中部のホムスや南部のダラアで、新たに政府軍による攻撃で28人が死亡したほか、30日には北部のイドリブで、軍の情報機関の建物の近くなど2か所で相次いで爆発が起き、シリア国営テレビは8人が死亡したと伝えています。シリアの人権団体は、アサド政権が国連などの要請を受け停戦に応じるとした今月12日以降、すでに700人が死亡したとしています。
停戦監視団では、団長の現地入りを受けて活動を本格化させる方針ですが、暴力が収まる見通しが一向に立たないなか、非武装の監視団が十分活動できるのか、疑問視する声も上がっています。
一方、シリアで仲介に当たっている国連のアナン前事務総長の報道官は、現地で活動している停戦監視団の先遣隊と接触した住民らがシリアの政府軍に拘束され、殺害されている可能性があると指摘しています。
これは国連などの特使としてシリアでの停戦を仲介しているアナン前事務総長のファウジ報道官が、24日、ジュネーブにある国連ヨーロッパ本部で明らかにしたものです。この中でファウジ報道官は、現地からの信頼できる情報として、「先遣隊がホムスなどを訪れ事情を聴くなどした住民らが、そのあとシリア政府軍に拘束されて殺害された可能性がある」と指摘し、重大な懸念を示しました。
さらにファウジ報道官は「アサド政権は停戦合意を守り、都市部などからすべての重火器を撤収させたと主張しているが、衛星画像などからはそれが十分でないのは明らかだ」と述べ、アサド政権の対応を厳しく批判しました。
停戦監視団の課題
シリアでのPKO=国連平和維持活動は、最大300人規模の非武装の部隊とともに、任務の遂行に必要な文民を停戦監視団として派遣するものです。すでに先遣隊としてロシアやブラジルなどから30人規模の部隊が現地入りしており、国連では、今後1か月以内に監視団を100人規模に増やしたいとしています。
国連は、今回、市民への弾圧が完全に収まっていないにも関わらず、あえて現地に監視団を派遣することで、アサド政権にこれ以上の弾圧を思いとどまらせようという異例の対応をとりました。
国連は任務の遂行のために、監視団の安全の確保、自由な活動の保障、国内での自前の航空機の使用といった条件が満たされなければならないとして、アサド政権に協力を求めています。
しかし、パン・ギムン事務総長からの再三の要請にもかかわらず、アサド政権は協力的な姿勢を見せずに市民への弾圧を続けており、監視団が戦闘に巻き込まれる危険も指摘されています。
アメリカのライス国連大使は「アサド政権は国際社会をだまし続けてきた。今回の任務は通常のPKOとは異なり危険だ」と述べているほか、イギリスのライアルグラント国連大使も「危険を顧みず監視団を派遣しなければならないほど、国際社会の懸念は深刻だ。ただ、任務は非常に困難だ」と述べています。このように欧米諸国を中心に監視団が任務を遂行するのは容易ではなく、300人の要員を確保することも難しいのではないかという見方が出ています。
現地の受け止め
監視団の活動状況について、南部ダラアの人権活動家は、NHKに対し、「監視団は自由に活動しており、中部ホムスでは自由シリア軍の案内で政府軍の攻撃を受けた場所を訪れていた」と述べ、監視団が基本的にアサド政権による制限を受けずに活動し、市民や反政府勢力とも接触していると指摘しました。一方で、「首都ダマスカス郊外では、監視団が離れた直後に攻撃が行われた」と述べて、政権側が監視団の目をかいくぐって攻撃を行っているとして、監視団が弾圧を止めるには至っていないと指摘しています。また、中部ホムスの活動家も、「今の監視団の規模では暴力は到底止められず、数千人規模に増やすべきだ」として、より多くの監視団が各地に展開する必要があるとの見方を示しました。
シリア情勢を巡っては、現時点で国際社会としても監視団の派遣以外に打つ手がないのが実情で、現地の活動家たちも、「監視団の任務が困難なのは理解できるが、今は彼らが成果を挙げるのを信じるしかない」として、監視団の実効性に疑問を抱きながらも、その活動に期待せざるを得ないという複雑な受け止めを示しています。







スー・チー氏 一転して議員就任へ NHKニュース
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スー・チー氏 一転して議員就任へ
4月30日 17時15分 K10048149011_1204301814_1204301819
ミャンマーの民主化運動リーダーのアウン・サン・スー・チー氏が、軍の優位を規定した憲法を守るとする宣誓を拒否して議会への初登院を見送っていた問題で、スー・チー氏は一転、宣誓を受け入れると表明し、5月2日、議員に就任することになりました。

先のミャンマー議会の補欠選挙で当選したスー・チー氏は、議員に就任するうえで求められる「憲法を守る」という宣誓は、憲法に規定された軍の優位を認めることになるとして、みずからが率いる最大野党のNLD=国民民主連盟のほかの当選者とともに今月23日の初登院を見送り、議員への就任が遅れていました。
これについて、30日、スー・チー氏は記者団に対し、「我々はできるかぎり早く議会に参加する」と述べ、一転して宣誓を受け入れる考えを表明しました。そのうえで、スー・チー氏は理由について、「私たちの議会への参加を見たいという支持者の熱意に応えるためだ」と述べ、議会に参加することで民主化の進展に貢献してほしいという支持者の声を受け、決断したことを示唆しました。
これによって、スー・チー氏は、みずからが率いるNLDの当選者とともに、5月2日、首都ネピドーの議会を訪れて議員に正式に就任する見通しで、本格的な政治活動をスタートさせることになります。







中国漁船取締り 韓国職員3人けが NHKニュース
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中国漁船取締り 韓国職員3人けが
4月30日 13時35分 K10048122511_1204301509_1204301511
30日未明、韓国沖の海上で韓国の当局が中国漁船の不法操業を取り締まろうとしたところ、漁船の乗組員が刀などを振り回して激しく抵抗したため、韓国側の職員3人がけがをしました。

30日午前2時半ごろ、韓国南西部に面した黄海の排他的経済水域で、韓国の取締り船が不法に操業していた中国の漁船を見つけ、立ち入り検査を行おうとしました。これに対して、中国漁船の乗組員らは刀や鎌を振り回すなどして激しく抵抗し、漁船に乗り移ろうとした韓国側の職員3人が頭や足などにけがをしたほか、1人が船から落下して、その後、救助されました。中国漁船はそのまま逃走し、韓国の海洋警察がおよそ2時間半後にこの漁船を拿捕して乗組員9人を拘束しました。
今回の事件を受けて、韓国政府は、中国政府に強く抗議するとともに、漁船への指導を強化して二度とこうした事件が繰り返されることがないよう重ねて要請しました。
韓国の排他的経済水域では、去年12月、中国漁船の取り締まりに当たっていた韓国の海洋警察官が漁船の船長に刺されて死亡するなど凶悪な事件が相次いでおり、再び中国漁船による暴力行為が明らかになったことで、韓国国内では中国に対する反発が一層高まることも予想されます。







バス事故 遠回りのルートを選ぶ NHKニュース
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バス事故 遠回りのルートを選ぶ
4月30日 14時42分 K10048128411_1204301917_1204301924
29日、群馬県の関越自動車道で大型バスが道路脇の壁に衝突し、乗客7人が死亡、乗客と運転手合わせて39人が重軽傷を負った事故で、事故を起こしたバスは、距離にして545キロの遠回りのルートを選んでいたことが分かりました。

大阪・豊中市の旅行会社「ハーヴェストホールディングス」によりますと、金沢を出発して東京方面に向かうバスの運行ルートは2つあるということです。
ふだんよく使われるのは、北陸自動車道から上信越自動車道を経由して事故現場付近の藤岡ジャンクションで関越自動車道に入るルートで、金沢駅から最終目的地の東京ディズニーランドまでの営業距離は510キロです。もう1つのルートは、北陸自動車道から新潟県の長岡ジャンクションで関越自動車道に入るもので、距離は545キロあります。
「ハーヴェストホールディングス」によりますと、事故を起こしたバスは、北陸自動車道から関越自動車道に入る遠回りのほうのルートを通っていたということです。旅行会社がバス会社に示す「運行指示書」では、通常、上信越自動車道を経由する短いほうのルートを記すことになっていて、今回もこのルートを記していたということです。
ただ、実際にどちらのルートを通るかはそのときの混雑状況などに応じて運転手が最終的に判断するということで、29日、運転手が遠回りのルートを選んだ理由は分からないとしています。







“運転手 休憩中突っ伏して寝てた” NHKニュース
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“運転手 休憩中突っ伏して寝てた”
4月30日 18時16分 K10048158111_1204301817_1204301821
29日、群馬県の関越自動車道で大型バスが道路脇の壁に衝突し、乗客7人が死亡、39人が重軽傷を負った事故で、バスの運転手は警察に対して「居眠りをしていた」と話していますが、事故の前の状況について、乗客の1人が「運転手は休憩中に運転席に突っ伏して寝ていた」と話していることが分かり、警察は、運転手の勤務に過度な負担がかかっていなかったか詳しく調べています。

この事故で、警察は、30日、自動車運転過失致死傷の疑いでバスを運行した千葉県印西市の会社「陸援隊」を捜索し、関係する資料を押収して運行管理に問題がなかったか調べを進めています。
警察の調べによりますと、バスを運転していた河野化山運転手(43)は「居眠りをしていた」と話していて、道路にはブレーキをかけた跡がないということです。また、乗客の男子大学生が事故が起きる前の様子として、「運転手は休憩中に運転席に突っ伏して寝ていた」と家族に話していることが分かりました。
バス会社などによりますと、千葉を出発した運転手は28日朝に金沢市に到着し、休憩をとるため午前8時にホテルにチェックインし、午後4時半にチェックアウトしたということです。そして、28日午後10時すぎに金沢駅前を出発して29日午前7時40分に東京ディズニーランドに到着する予定だったということです。
警察は、自動車運転過失致死傷の疑いで河野運転手の逮捕状を取り、けがの回復を待って逮捕する方針を固めるとともに、運転手の勤務に過度な負担がかかっていなかったか調べています。
関東運輸局も特別監査
国土交通省関東運輸局は、運行の安全管理に問題がなかったかどうか調べるため、バスを運行した千葉県印西市の会社「陸援隊」に特別監査に入りました。
特別監査は道路運送法に基づいて重大な事故などがあった場合に行うもので、「タコチャート」と呼ばれる貸し切りバスの走行距離や速度の記録のほか、乗務前の運転手の健康状態を記した帳簿などの確認にあたったということです。関東運輸局は、今後、「陸援隊」の社長からも話を聞くなどして、法令違反が認められた場合には処分を行うことにしています。
関東運輸局によりますと、「陸援隊」は平成20年6月に乗務記録の記載の不備などで、25日間貸し切りバス3両が営業停止の行政処分を受けているということです。







画期的ディスプレイ“消費電力半分” NHKニュース
ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20120430/k10014809091000.html

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画期的ディスプレイ“消費電力半分”
4月30日 6時51分 K10048090911_1204300720_1204300731
消費電力をこれまでの半分に抑えながら画質も高めた画期的な液晶ディスプレイの開発に、慶応大学の研究グループが成功しました。「薄型テレビ」は、かつては「日本のお家芸」と言われたものの、韓国勢を相手に苦戦していることから、その巻き返しにつながればと期待されています。

新しい液晶ディスプレイを開発したのは、慶応大学の小池康博教授の研究グループです。
液晶ディスプレイは、「バックライト」という部品から出る光の向きや色を何重ものフィルムによって調整しながら映像を映し出す仕組みで、光の半分がフィルムを通過する際、熱になって失われ暗くなることが課題でした。
小池教授は、独自のプラスチックを使って、決められた方向に光を出す「高性能なバックライト」を開発し、従来のフィルムを減らした構造を作り出しました。その結果、消費電力を半分に抑え、例えば37インチのテレビなら、消費電力がこれまでの半分の100ワット程度で済むということです。
また、鮮やかに映し出す「特殊なフィルム」を開発し、画質を高めることもできたということです。「薄型テレビ」は、かつては「日本のお家芸」と言われ、アメリカの調査会社、ディスプレイサーチによりますと、7年前は世界市場の売り上げの半数近くを占めましたが、去年はおよそ30%に落ち込み、国別でも首位を初めて韓国に奪われました。
小池教授は、「液晶テレビの世界市場は10兆円とも言われ、今回の技術が日本の巻き返しにつながれば」と話しています。小池教授は、すでに国内の10社を超えるメーカーと製品化を進めているということです。







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最終更新:2012年04月30日 20:15