日記/2012年07月11日(WED)/ニュース記事
2012-07-12


【記事一覧】






パンダ、オスプレイ、小沢新党の件は知っていたが大津のいじめについては今日初めて知ったという母。
報道が弱いのか関心が無いのか……。でも怒っていたから関心が無いというよりニュース自体をちゃんと見ていないのかも。






“むだな税金”最多の1兆円超 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20120711/k10013510281000.html

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“むだな税金”最多の1兆円超
7月11日 18時4分 K10035102811_1207120550_1207120552.mp4
会計検査院が、去年9月までの1年間に削減できたとする、むだな税金の額は、独立行政法人などが持つ、いわゆる「埋蔵金」の返還が相次いだため、これまでで最も多い1兆円以上に上ったことが分かりました。

会計検査院は、国や地方自治体の税金の使い方にむだがないかなどを検査し、毎年この時期に1年間の成果を試算して公表しています。
それによりますと、去年9月までの1年間に、会計検査院の指摘によって削減できたとする、むだな税金の額は、1340億円だった前の年を大幅に上回る1兆1197億円に上り、これまでで最も多くなりました。
これは、国が所管する独立行政法人や公益法人が有効に使う当てがないまま保有していた、いわゆる「埋蔵金」や土地を返還するケースが相次いだためだということです。
このうち、独立行政法人の国立印刷局は、財務省から譲り受けた土地の多くを売却するなどして返還し、その額は1751億円に上りました。
また、財団法人の農林水産長期金融協会は、農家の借入金に対して利子を補助していた制度を廃止することになり、818億円に上る基金の全額を国に戻しました。
こうした埋蔵金は、会計検査院の指摘などを受けて法律や制度が改正され、返還することが可能になったということで、検査院は、むだな埋蔵金については今後も返還を求めていくことにしています。







オスプレイ 米民間空港に緊急着陸 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20120711/k10013501181000.html

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オスプレイ 米民間空港に緊急着陸
7月11日 17時17分 K10035011811_1207111703_1207111720.mp4
沖縄の普天間基地への配備が計画されている、アメリカの最新型輸送機「オスプレイ」が、機体のトラブルを理由に、ノースカロライナ州の民間の国際空港に緊急着陸していたことが分かりました。

アメリカ・ノースカロライナ州のウィルミントン国際空港の広報担当者によりますと、9日午後、空港から80キロほど離れた海兵隊ニューリバー基地に所属するオスプレイが緊急着陸しました。
パイロットは着陸前に空港の管制官に対し、機体の一部に問題が発生したとして、空港当局に不測の事態に備えて態勢をとるよう要請したということです。
地元メディアに対して、基地の担当者は、通常の訓練中に予定外の着陸をしたことを認めたうえで、「パイロットは機体を完全に制御していた」と述べたということです。
けが人はいなかったということです。
オスプレイは、アフリカのモロッコやアメリカのフロリダ州で墜落事故が相次ぎ、普天間基地への配備が計画されている沖縄などでは反発が強まっています。
アメリカ政府は、来月をめどに事故の詳細な調査結果を日本側に報告するまでは、オスプレイの日本国内での飛行を自粛するとしていますが、今月下旬にも12機を山口県の岩国基地に運び込み、整備や点検などを行ったうえで、当初の計画どおり、10月には普天間基地での本格的な運用を始めたいとしています。
“防衛省が問い合わせ”
藤村官房長官は記者会見で、「報道で緊急着陸があったことは承知している。詳細は不明だが、こうした緊急着陸や予防着陸はオスプレイに限らず、さまざまな航空機にあることで一般的な事例だと理解している。防衛省が、念のため、アメリカ政府に問い合わせをすると聞いている」と述べました。







安保理 “シリア”対応策出せず NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20120712/k10013521111000.html

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安保理 “シリア”対応策出せず
7月12日 6時19分 K10035211111_1207120624_1207120635.mp4
内戦状態とされるシリア情勢について、国連の安全保障理事会は11日、非公式協議を開き、活動の停止を余儀なくされている停戦監視団の扱いを含む今後の対応策を話し合いましたが、シリアに対する制裁を主張するアメリカなどと、これに反対するロシアの意見が対立したままで、次の一手を打ち出せない状況が続いています。

11日の安保理協議は非公開で行われましたが、外交筋によりますと、国連などの特使を務めるアナン前事務総長がテレビ会議を通じてシリア国内の状況がさらに悪化していることを報告するとともに、安保理のメンバー国に対し、声を一つにしてシリア問題に対応するよう改めて求めました。
しかし、安保理各国の間では、シリアに対する制裁を主張するアメリカやフランスと、これに反対するロシアの間での意見が対立したままで、協議のあと記者会見したアメリカのライス国連大使は、「安保理がアサド政権に対して断固とした手段で圧力をかけなければ、国連の調停は機能しない」と述べて、改めて制裁を呼びかけました。これに対し、ロシアのパンキン国連次席大使は、「制裁はアサド政権だけに課せられる一方的で差別的なものだ」と述べ、あくまで外交努力で調停をするべきだと主張しました。
シリアでアサド政権と反政府勢力の対立が内戦の様相を呈しているなか、安保理は依然分裂したまま、次の一手を打ち出せない状況が続いています。







中国監視船 日本領海周囲を出入り NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20120711/k10013512501000.html

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中国監視船 日本領海周囲を出入り
7月11日 18時53分 K10035125011_1207111945_1207112005.mp4
11日朝、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国の漁業監視船3隻が、一時、日本の領海に入り、その後は、領海の周りの日本の接続水域を出たり入ったりしているということで、海上保安本部が、監視を続けています。

11日午前4時半ごろから7時半ごろにかけて、尖閣諸島の久場島の北西で、中国の漁業監視船3隻が、相次いで日本の領海に入りました。
第11管区海上保安本部によりますと、領海に入ったのは、中国の漁業監視船、「漁政35001」と「漁政204」、それに、「漁政202」の3隻だということです。
海上保安本部は、巡視船や航空機で、領海から出るよう無線などで警告しましたが、中国の監視船からは、「この島々は、中国の領土である。監視船は、中国の海域で正当な業務を行っている。妨害をするな」などと回答があったということです。
その後、監視船3隻は、午前8時すぎまでに、いずれも領海を出ましたが、午後5時の時点で、領海の周りの日本の接続水域を出たり入ったりしながら航行しているということで、海上保安本部が、監視を続けています。
尖閣諸島の沖合では、先月下旬から今月初めにかけて、台湾の巡視船や活動家の船が、日本の領海に入ったのが確認されています。
監視船を撮影した写真は
最近、尖閣諸島周辺の日本の領海を侵犯した中国の船には、「漁政」と呼ばれる漁業監視船と、中国の国家海洋局所属の「海監」と呼ばれる調査船の、主に2つのタイプがあるということです。
このうち今回侵犯したのは「漁政」と呼ばれる漁業監視船で、専門家によりますと、番号が3桁のタイプは大きめ、5桁のタイプは小さめの船だということです。
海上保安庁の航空機が上空から撮影した写真のうち、「漁政202」を後方から写した写真は、領海を出ておよそ20分後の午前6時10分ごろ、魚釣島の北北西およそ24キロの接続水域で撮影されたもので、船尾の文字は「上海」と読めます。
また、「漁政204」を右舷から撮影した写真は、午前6時半ごろ、久場島の北およそ13キロ沖の領海内で撮影され、中国の国旗のような旗が確認できます。
さらに「漁政35001」を左舷から撮影した写真は、領海を侵犯する前の午前6時40分ごろ、久場島の北およそ30キロの接続水域で撮影されたものです。
このほか、午前6時40分ごろ、久場島の北およそ30キロの接続水域で、手前の海上保安庁の巡視船と奥に見える中国の漁業監視船が並走する様子を写した写真もあります。







「葬式ごっこ」中学生の遺族に伝えず NHKニュース

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「葬式ごっこ」中学生の遺族に伝えず
7月11日 12時13分 K10035013911_1207112007_1207112009.mp4
大津市で中学2年生の男子生徒が自殺した問題で、去年11月、学校が遺族の求めで行った生徒への2回目のアンケートで、「葬式ごっこ」などの新たな回答が寄せられたものの、当時、学校は、遺族には「新しい事実はなかった」として内容を伝えていなかったことが分かりました。

この問題では、自殺した生徒が通っていた中学校で、去年10月に続き11月にも全校生徒を対象にアンケートが行われましたが、大津市教育委員会などによりますと、11月の2回目のアンケートは男子生徒の遺族から「さらに詳しく知りたい」という要望を受けて行われたということです。
そして、「葬式ごっこ」とか「自殺の練習と言って首を絞める」といった新たな回答が寄せられたものの、当時、学校は十分に精査しないまま、遺族には「新しい事実はなかった」として、内容を伝えていなかったことが分かりました。
また、学校からアンケートの回答結果を受け取った大津市教育委員会も「葬式ごっこ」などの記載に気付いていなかったということで、教育委員会は、「認識が甘く、見落としていたと言わざるをえない。調査が不十分で大変申し訳ない」としています。
男子生徒の父親は、「当時、2回目のアンケートを行っていたことすら知らされていなかった。ここまでくると、あきれた境地を超えている」と話しています。







中学生自殺 学校と市役所捜索 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20120711/k10013514481000.html

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中学生自殺 学校と市役所捜索
7月11日 22時59分 K10035144811_1207112135_1207112141.mp4
大津市で中学2年生の男子生徒が自殺したことを巡り、滋賀県警察本部は、生徒が受けていたとされるいじめと自殺との関連を調べるため、11日夜、生徒が通っていた中学校と、教育委員会が入っている大津市役所を捜索を始めました。

去年10月、大津市で中学2年生の男子生徒がマンションから飛び降りて自殺し、大津市教育委員会は、男子生徒が、複数の同級生からいじめを受けていたことを認めています。
滋賀県警察本部は、事実関係の解明のため、11日、大津警察署に専従の捜査班を設け、11日午後7時半ごろから捜索を始めました。
警察によりますと、捜索の容疑は、生徒が自殺するおよそ2週間前の去年9月末に3人の同級生が男子生徒に暴行した疑いだということです。
警察は、男子生徒が受けたとされるいじめと自殺との関連などについて、詳しく調べることにしています。
生徒の自殺を巡っては、学校が去年10月に続き、11月にも全校生徒を対象にしたアンケートを行い、生徒からは「自殺の練習と言って首を絞める」とか「葬式ごっこ」といった新たな回答がありましたが、当時、学校は遺族に「新しい事実はなかった」として内容を伝えていなかったことが分かっています。
警察が異例のコメント
捜索にあたって、滋賀県警察本部の満重昭男生活安全部長は、「自殺した少年に何があったのか、未然に防げなかった原因は何かなど、事実や原因を徹底的に究明すべきと考えた。大津市教育委員会や学校などによるいじめへの対応や、調査の実態の全容も明らかにしていく」という異例のコメントを出しました。
大津市長“捜査には全面的に協力”
警察の捜索について、大津市の越直美市長は記者団に対し、「子どもたちの教育の場に捜索が入ったことは残念だが、警察の捜査は真実の解明に最もつながるものだと思っているので、全面的に協力したい」と述べました。







「いじめ」で強制捜査は異例 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20120711/k10013516831000.html

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「いじめ」で強制捜査は異例
7月11日 21時35分滋賀県警察本部は、男子生徒が受けたとされるいじめと自殺との関連について究明すべきだとして中学校などに捜索に入りましたが、生徒の自殺を巡って中学校に強制捜査が入るのは異例です。

中学校でのいじめを巡っては、平成5年に山形県新庄市でいじめを受けた男子生徒が体操用のマットに押し込まれて死亡した事件で、警察が同じ学校の複数の生徒を傷害致死などの疑いで逮捕したり補導したりしたケースがあります。
今回、中学校にまで強制捜査に入ったことについて、滋賀県警察本部の生活安全部長は「自殺した少年に何があったのか、未然に防げなかった原因は何かなど事実や原因を徹底的に究明すべきと考えた。教育委員会や学校などによるいじめへの対応や調査の実態の全容も明らかにしていく」というコメントを出しました。
警察は、学校が男子生徒の自殺について、全校生徒を対象に行ったアンケートなどの資料を押収して分析すれば、自殺の詳しい経緯が分かる可能性もあると判断したものとみられます。
一方、今回の捜査について、元検察官の若狭勝弁護士は「学校からの要請があれば別だが、教育の場である学校に暴行容疑で捜索に入るのは、生徒への心理的な影響などを考えれば行き過ぎているという印象も持つ」と指摘しました。







自殺との因果関係判断できぬ 大津市教育長主張変えず : 京都新聞

ttp://kyoto-np.co.jp/top/article/20120711000076

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自殺との因果関係判断できぬ 大津市教育長主張変えず印刷用画面を開く

大津市で昨年10月、中学2年の男子生徒=当時(13)=が飛び降り自殺し、いじめとの関連が指摘されている問題で、越直美市長が因果関係はあるとして訴訟での和解の意向を示したことに対し、澤村憲次教育長は11日、「いじめと自殺との因果関係は判断できない」と述べ、従来の市教委の主張が変わっていないことを強調した。市と市教委の認識のずれが、あらためて浮き彫りになった。

■市長との認識のずれ浮き彫りに

越市長の意向について、澤村教育長は「(和解の意向は)直接聞いていない」とし、「市長がそう判断したと受け止めるしかない」と繰り返した。因果関係が判断できない理由は「他にもいろんな要素が考えられる」としたが、具体的な内容は明かさなかった。

越市長が10日夜、一連の調査で、教諭らに聞き取りした議事録を作成していなかったことを指摘した点については、「録音などが必要という認識はなかった」と釈明。調査の不備を謝罪した上で、「有識者による外部委員会の調査結果を待ちたい」と話した。

滋賀県警の捜査には協力する方針で、「子どもに混乱が起こらないよう配慮がほしい」と要望した。

■父親「真意見極める」、市長和解方針に

大津市の越直美市長がいじめと自殺との因果関係を認め、訴訟での和解の意向を示したことについて、男子生徒の父親(47)は11日、「和解の内容も提示されていない時点では何とも言えない。こちらの要望をどれくらい受け入れてくれるかなど真意を見極めたい」と話した。

訴訟で市側が「いじめが自殺の原因とは断定できない」と主張し、市の過失責任や因果関係について争う方針を一転させたことには「怒りしかない。市教委と市長で言っていることが違う。市として本当に足並みがそろっているのか」と不信感をあらわにした。

また市教委が2回目のアンケート内容の一部を見落としていたことに対しては「一人の命がなくなった重みを感じていなかったのではないか」と憤った。

9日にも市教委にアンケート結果の開示を求めたが、応じなかったという。

【 2012年07月11日 16時00分 】







加害生徒の親族情報まで出回る いじめ事件対応と何か関係しているのか (J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120711-00000007-jct-soci

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加害生徒の親族情報まで出回る いじめ事件対応と何か関係しているのか
J-CASTニュース 7月11日(水)20時42分配信

滋賀県大津市立中学2年の男子生徒が自殺した問題で、いじめたとされるクラスメートら3人の親族が「地域の有力者」と報じられた。ネット上で様々な憶測が出ているが、真相はどうなっているのか。

「母がPTA会長」「父が京大医学部卒」

いじめたとされる男子生徒3人の一部親族について、週刊新潮は2012年7月11日発売号でこう報じた。

■週刊誌・テレビ報道で憶測広まる

いじめを巡っては、学校が行った全校生徒へのアンケートには、男子生徒を日常的に殴っていたり、死んだハチを食べさせたりするなどの3人の行為が書かれていた。さらに、「自殺の練習」「葬式ごっこ」などの記述もあり、度を超した内容が物議を醸している。

これに対し、大津市教委は、いじめの調査報告書を作成せず、文科省にまで情報が十分に伝わっていなかった。また、「自殺の練習」などの記述について、当時は気づかず事実確認していなかったとし、調べた結果、それが事実であるという判断にはならなかったと説明した。

新潮の記事では、親族にPTA会長らがいたことと、学校や教委の対応との関係にまでは触れていない。一方で、10日夜に放送されたテレ朝系「報道ステーション」では、因果関係をほのめかすような解説がなされた。

被害生徒側からのSOSが市教委に届かず、アンケート結果は隠されていたとして、こう指摘した。

 「遺族が口にする不信感 加害者とされる生徒の一部の親族は地域の有力者だった」

ネット上でも、加害生徒の親族について、県警OBがいたといった、真偽の不明な「独自情報」が出回り、様々な憶測がなされている。タレントのデヴィ夫人も、後に削除したものの、こうした情報を元に義憤をぶつけるブログを書いている。

■滋賀県警は「親族にOB」を否定

前出の「報道ステーション」では、夜回り先生として知られる水谷修さんがコメンテーターとして出演し、こう市教委を批判した。

 「『万引きしろ』というのは、犯罪の教唆でしょう。あるいは、叩く殴る、もう傷害じゃないですか。警察に通報すら怠って、これはもう隠蔽としか取りようがないですね」

加害生徒の親族に地域の有力者がいたかどうかなどについて、大津市教委に取材すると、担当者が協議中として話が聞けなかった。滋賀県教委の学校教育課では、「親族関係などについては、分かりませんし、個人情報に関わることはお答えできないです」と言うのみだった。

滋賀県警の少年課では、取材に対し、親族に県警OBがいることを否定した。

 「ネット上には、OBの名前が挙がっていますが、それは加害生徒の祖父などではなく、まったくの事実無根です。いろいろな電話がかかってきて、本人も迷惑しています。親族に警察関係者はおらず、ですから、圧力などはあるわけがありませんよ」

被害届を受理しなかったことについては、こう説明する。

 「処罰できるような明確な資料が整っておらず、関係者から事情聴取しないといけませんので、受理に至っていなかったということです。きょう11日から25人の捜査班を作って動いており、受理するかどうかは言えませんが、遺族の方が来られれば対応したいと考えています」

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最終更新:7月11日(水)20時42分







ナポリでゴキブリが大量発生、暑さと不適切なごみ処理が原因か (AFP=時事) - Yahoo!ニュース

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ナポリでゴキブリが大量発生、暑さと不適切なごみ処理が原因か
AFP=時事 7月11日(水)11時36分配信


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ドイツ西部フランクフルトで開かれたペット関連の見本市で、養殖された食用ゴキブリを肩に乗せるゴキブリ養殖会社のオーナー(2011年6月17日撮影、本文とは関係ありません)。
【AFP=時事】イタリア南部のナポリ(Naples)で、季節外れの温暖な気候と不衛生が原因で体長が7センチにもなるという大型の赤いゴキブリが大量発生し、公衆衛生当局は昼夜兼行で下水に殺虫剤を散布するなどの対応に追われている。

ナポリではごみが社会問題になった

同市のごみ処理事業はマフィアが関与しており、これまでにも頻繁に問題を起こしてきた。今回の事態を受け、同市ではあらためてごみ処理をめぐる議論が巻き起こっている。

市の公衆衛生責任者は、暑さに加え早朝の回収に間に合わせるために前夜から屋外に放置されるごみがゴキブリ大量発生の原因だとみている。

一部の専門家は腸チフスやA型肝炎がまん延する恐れがあると警告しているが、市の広報担当者はその可能性を否定した。またゴキブリが街を「侵略」していると言うのは大げさだとしつつも、今年の夏は前年と比べて大幅に数が多いことは認め、以前の市当局が下水道の清掃を怠ったのが原因だと語った。

イタリア語で「船のゴキブリ」とも呼ばれるこのゴキブリは、世界中の熱帯地域に生息する一般的な種で、国際船舶に紛れ込み世界各地の港に広がっている。【翻訳編集】 AFPBB News

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最終更新:7月11日(水)11時36分







【赤ちゃんパンダ死ぬ】動物園会見(1)「シンシン、子供を気にしていたようだ」+(1/3ページ) - MSN産経ニュース

ttp://sankei.jp.msn.com/life/news/120711/trd12071116550015-n1.htm

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動物園会見(1)「シンシン、子供を気にしていたようだ」
2012.7.11 16:52 (1/3ページ)[動物園・水族館]

上野動物園のジャイアントパンダ「シンシン」の赤ちゃんが死亡し、土居利光・上野動物園園長らが東京都庁で会見=11日午後、東京都庁(小野淳一撮影)
赤ちゃんパンダが死んだことを受けて11日午後2時半から都庁で行われた上野動物園の会見の詳報は次のとおり。

土居利光園長 「10日午後3時30分に、状況がよかったため、(保育器から赤ちゃんを出して)親子を一緒にした。その後、順調で観察を続け、今朝(11日)の午前6時45分には赤ちゃんの鳴き声も確認した。午前7時30分に子供がぐったりしているのを発見した。職員が預かってみたところ、心肺停止の状態だった。心臓マッサージなどを行ったが午前8時30分、死亡が確認された」

「午前10時半から午後12時前までかけて解剖したところ、結果として、死因は呼吸器系に乳が入って、呼吸不全での肺炎と判明した。非常に残念だと思っている」

--赤ちゃんが死んだことについての思いは

福田豊副園長 「ただただ残念のひとこと。昨日(10日)の夕方には母子ともに良好な状態で、赤ちゃんを母親に預けられる状態だった。11日の午前6時45分にも声が聞こえており、一晩無事に過ごせたと思ったが、そのあとの出来事とあって、ただただ残念」

--子供がお腹の上で仰向けになっていたときのシンシンの様子は

福田副園長 「赤ちゃんが動かなくなったときには、シンシンは座っていたようだ」



【赤ちゃんパンダ死ぬ】動物園会見(1)「シンシン、子供を気にしていたようだ」+(2/3ページ) - MSN産経ニュース
ttp://sankei.jp.msn.com/life/news/120711/trd12071116550015-n2.htm

動物園会見(1)「シンシン、子供を気にしていたようだ」
2012.7.11 16:52 (2/3ページ)[動物園・水族館]

上野動物園のジャイアントパンダ「シンシン」の赤ちゃんが死亡し、土居利光・上野動物園園長らが東京都庁で会見=11日午後、東京都庁(小野淳一撮影)
--子供の状態に気づいている様子は

福田副園長 「普段、シンシンは右側の脇の下に子供を抱えて授乳していた。そのときは、子供が脇に入り込んでいて見えないが、子供がお腹に出て仰向けになっているのに職員が気づいた。シンシンの反応は分からない」

--乳を呼吸器に詰まらせたということだが、そういう事例は一般的か

福田副園長 「多いかどうかは分からないが、パンダの赤ちゃんは小さく産まれ、特に初産の場合はうまく育たなくて、早期に死ぬことが結構ある」

--午前6時45分に鳴き声が確認されてから、午前7時30分に見つかるまでの間は。抱えていた赤ちゃんがどのように出てきたのか詳しい経過は

福田副園長 「午前6時45分には子供の声が聞こえていた。子供が生きていることが確認されているが、子供を右脇に抱えていて、子供の様子は見えない。分かるのは声がするとか、シンシンが動いた時に見えるときでないと分からず、しばらくは子供の姿は確認できていなかった。午前7時半にお腹に出て、仰向けになっていた」

--抱えている時は隠れているが、午前7時30分にどのように出てきたのか、状況は

福田副園長 「脇の下からお腹まで落ちたのかどうか、確認はできていない。吸い付き具合が悪くなって移動したこともあったかと思うが、そのときにシンシンが抱え込む動作もあったかもしれないが」

--乳が詰まったのは、たくさん飲ませ過ぎたからという可能性は

福田副園長 「それはあまりない」



【赤ちゃんパンダ死ぬ】動物園会見(1)「シンシン、子供を気にしていたようだ」+(3/3ページ) - MSN産経ニュース
ttp://sankei.jp.msn.com/life/news/120711/trd12071116550015-n3.htm

動物園会見(1)「シンシン、子供を気にしていたようだ」
2012.7.11 16:52 (3/3ページ)[動物園・水族館]

上野動物園のジャイアントパンダ「シンシン」の赤ちゃんが死亡し、土居利光・上野動物園園長らが東京都庁で会見=11日午後、東京都庁(小野淳一撮影)
--お腹のどのあたりに仰向けになっていたのか。シンシンはそのときどうだったのか

福田副園長 「お腹というより、胸のすぐ下付近と考えてもらった方がいい。シンシンの表情は分からないが、おそらく子供を気にしていたと思われる」

--心臓マッサージなどの処置をしたということだが、誰が行ったか

福田副園長 「24時間体制で、飼育職員と獣医さんにみてもらっており、当番の獣医師が心臓マッサージなどを行った」

--どんな風に

原樹子動物病院係長 「人の蘇生と一緒で気道を伸ばして、心臓を押さえる。停止した直後なら復活することが多いが、間に合わなかった」

--モニターで観察されていたわけだが、鳴き声が聞こえてから、仰向けになるまでの間は

福田副園長 「モニターを見てはいるが、転がってくるとか、その瞬間は分からない。午前6時45分に声がしていて、胸にいることも分かっていたが、子供を懐深くに抱えているので、姿は確認できない。その後、胸の下に子供がいるのを確認した。片時も離さずにモニターを見ているわけではなく、ほかの仕事もしながら見ている。たまたま目を離したとか、トイレに行くとかもあり、その瞬間は見ていない」

--パンダの赤ちゃんは小さく産まれて初産は早く死ぬ場合があるということだが

福田副園長 「正確な統計はないが、初産の場合は1週間で6~7割、死んでしまうことがある」



【赤ちゃんパンダ死ぬ】動物園会見(2)「献花台設ける…非常に残念…」+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
ttp://sankei.jp.msn.com/life/news/120711/trd12071117000017-n1.htm

動物園会見(2)「献花台設ける…非常に残念…」
2012.7.11 16:56 (1/2ページ)[動物園・水族館]

哺乳瓶から母乳を飲むジャイアントパンダ、シンシンの赤ちゃん(東京動物園協会提供)
--生まれてすぐ死ぬ確率が高いということだが、繁殖の難しさをどう感じたか

福田副園長 「本当に残念な気持ちの一方、繁殖の難しい動物だということをつくづく感じた。いくつものハードルがあった。交尾に成功しても、妊娠しているかどうかは分かりにくく、出産にこぎ着けても、ひやひや過ごすという状況だった。シンシンの方が育児疲れになり、子供を取り上げたが、母親に戻すこともでき、ひとつ峠は越えたかな、というところだった。死んでしまったことは非常に残念で仕方がない」

--今後、動物園の対応として決まっていることは

土居園長 「お客さんにも知ってもらうためにお知らせを出す。なるべく早く献花台も設けたい」

--過去には死んだ赤ちゃんに名前をつけたケースがあるが、名前はつけるか。また、最後の体重などは

福田副園長 「つけるかどうかも何も、今日の出来事なので考えていない。体重は125グラム、身長は15センチだと思う」

--母親の今後の展示の予定は

福田副園長 「それについてもまだ、特に決まっているわけではなく、考えていない。いずれは展示はするが、まだ予定はない」

--シンシンから離したとき、乳を吸う力が弱いなどの傾向は

福田副園長 「赤ちゃんの吸う力が弱いということはあったが、母親に戻す時は回復していた。昨日(10日)も母親に戻してチェックしたが、そのときにも勢いよく鳴いていたので、健康上問題があることはなかった」

--赤ちゃんを取り上げて、死んだあとのシンシンの様子は

福田副園長 「今は見ていないので何とも言えない。探し回っているとかはなく、おそらく休んでいるのではないか」

--午前中に母子の様子を何回か尋ねたが、子供がすでに死んでいた段階でも、母子一緒にいるという回答だった。朝の段階で公表すべきだったのではないか



【赤ちゃんパンダ死ぬ】動物園会見(2)「献花台設ける…非常に残念…」+(2/2ページ) - MSN産経ニュース
ttp://sankei.jp.msn.com/life/news/120711/trd12071117000017-n2.htm

【赤ちゃんパンダ死ぬ】
動物園会見(2)「献花台設ける…非常に残念…」
2012.7.11 16:56 (2/2ページ)[動物園・水族館]

哺乳瓶から母乳を飲むジャイアントパンダ、シンシンの赤ちゃん(東京動物園協会提供)
福田副園長 「我々の方にもすぐに連絡があったが、広く知らせてはいなかった。状況、原因を見極める時間が必要だった。時間的な行き違いはあった」

土居園長 「特定の人にしか知らせていなかった。死亡の原因も確定しないといけなくて、余裕もなかった。変な情報が流れても困る」

--赤ちゃんが死んだとき、中国の専門家はその場にいたか、コメントは

福田副園長 「そばにいて、大変残念だと言っていた。中国でもこういうことはあるということだった」

--赤ちゃんパンダが生まれ、国民的な関心も高かったが

土居園長 (声を詰まらせながら)「ちょっと待ってください… 非常に残念だと思っているし、動物園ではいろんな動物が亡くなるが、そのときどきで悲しい思いをする。今回は職員も徹夜で頑張り、そんな彼らの顔を思い浮かべると… 非常に残念だと思っています」

--繁殖の難しい動物だが、どういう基準で、どういう方針で臨んだのか

福田副園長 「シンシンは初産で、何が起きるか分からない。注意した方がいいだろうということで、慎重に準備した。先ほど話した通り、生まれても1週間ぐらいは死んでしまうことがある。過去、上野でもチュチュという個体が死んだ経験がある。何かあった時には飼育側が親のパンダから子供を預かれるような、介添え保育、中国でもやっているものだが、それを取り入れてやっていこうと考え、育児疲れで子供を離したときにはうまく使って、母親の役割を飼育係がやり、またシンシンに戻すこともできた。残念ながら子供が肺炎ということで死んだが、24年前の事故というか、悲劇を十分踏まえた上で、それをいかに回避するかということで、そういう方法(介添え保育)をとった」



【赤ちゃんパンダ死ぬ】動物園会見(3)「短い時間だった…」園長、声にならず(完) +(1/2ページ) - MSN産経ニュース
ttp://sankei.jp.msn.com/life/news/120711/trd12071117070019-n1.htm

動物園会見(3)「短い時間だった…」園長、声にならず(完) 
2012.7.11 17:01 (1/2ページ)[動物園・水族館]

上野動物園のジャイアントパンダ「シンシン」の赤ちゃんが死亡し、園長らが東京都庁で会見した。土居利光・上野動物園園長は涙をためながら質問に答えた =11日14時55分、東京都庁 (小野淳一撮影)
--園長に。短い間だがどういう赤ちゃんでしたか。死んだことが分かった瞬間の気持ちは

土居園長 「短い時間だったが、正直言うと、携帯電話が鳴るのはずっと…」(言葉にならず)

福田副園長 「私が代わって話します。短い間だった。ただ、育ってほしいと願っていた。死んでしまったが、この経験を次に生かしていきたい。死んだことが分かった瞬間は、とても驚いた。昨日(10日)の状態がよかったし、シンシンが子供を大事そうに抱えてもいた。本当に驚いた」

--動物病院係長の原さんに、今の思いは

原病院係長 「私だけでなく、代わりばんこで面倒を見てきた。日々、子供の乳を吸う力も強くなり、シンシンも体力が回復し、授乳しているのも確認した。昨日(10日)も体重が1グラム増えていたし、まったく(死ぬことなど)想像がつかなかった。子供というのは母親が育てるのが一番だと思って、中国スタッフの指導の下で、シンシンに戻せると思っていた。保育器ではあげる鳴き声と、母親に戻した途端の鳴き声はまったく違うし、動きも違う。このまま大きくなるのを見守っていければと思っていた。頭の中が真っ白。ただ、中国のスタッフの指導の下、繁殖や育て方を、体で覚えた。今回は失敗したが、この失敗に学んで、次の繁殖はきちっとできると思います。今は辛い、とても残念で言葉にならない。それでも気持ちを入れ替えて、明日から前向きにやっていきたい」

--死亡時の体重は前日から減っているが

福田副園長 「昨日(10日)の午後3時20分には144グラムだったので、19グラムほど減っているが、もしかすると、乳を飲めなかった可能性がある。ただ、7~8グラム飲むこともあるし、おしっこしたり、排泄したりもするので、プラスマイナス10グラムは出るので、何とも言えない」



【赤ちゃんパンダ死ぬ】動物園会見(3)「短い時間だった…」園長、声にならず(完) +(2/2ページ) - MSN産経ニュース
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動物園会見(3)「短い時間だった…」園長、声にならず(完) 
2012.7.11 17:01 (2/2ページ)[動物園・水族館]

上野動物園のジャイアントパンダ「シンシン」の赤ちゃんが死亡し、園長らが東京都庁で会見した。土居利光・上野動物園園長は涙をためながら質問に答えた =11日14時55分、東京都庁 (小野淳一撮影)
--母親の元に戻すという判断は正しかったのかどうか

福田副園長 「正しかったと思っている。昨日(10日)の夕方の状況が良好だった。小さく弱い動物で、保育器で面倒をみるといっても、母親のようにはできない。人間が子供の様子をみながら哺乳瓶でやっても、母親のようにはできない。母親が一番面倒をよく見るので、間違いではない」

--シンシンの過失ではなく事故だと考えているか

福田副園長 「事故だと考えている」

--乳を詰まらせることへの対策はあったのか

福田副園長 「1週間で死ぬ原因には、いろいろある。おっぱいが出ない、子供が小さい、未熟児だったり、感染症にかかるなどさまざまな要因がある。なんとも言えないが、母親と子供がいい状態でうまくいっていれば安定的に進む。子供がのどに詰まらせて肺炎になったが、なかなか対策とるのは難しい。これからの課題になる」

--繁殖が難しい動物である一方、和歌山のアドベンチャーワールドではたくさん繁殖している。そこから学ぶことは?

福田副園長 「和歌山のパンダは本当に素晴らしい。父も母も子育てが上手。だが、シンシンもリーリーも交尾ができたし、出産もできた。初産なので一時的に子供を離したが、戻したときにはすぐに抱えて授乳した。今後、上野の2頭も繁殖期にはまた繁殖が望めるのではないか。今回、失敗してしまったが、教訓を生かしていけるのではないか」

--また来年もトライするか

福田副園長 「来年の繁殖期がきて、発情もすると思いますが、それがくればトライしていきたい」

--お乳が呼吸器に入ったということだが、これは元気な子供でも起こりえるのか、先天的なものではないのか

原病院係長 「健康な人でもむせるときがある。未熟な赤ちゃんなら、避けることは難しい。危険性をゼロにすることは無理だろう」(会見終了)



【赤ちゃんパンダ死ぬ】繁殖の難しさ痛感 生後1週間以内に死ぬ確立6~7割 - MSN産経ニュース
ttp://sankei.jp.msn.com/life/news/120711/trd12071119370025-n1.htm

繁殖の難しさ痛感 生後1週間以内に死ぬ確立6~7割
2012.7.11 19:35 [動物園・水族館]

哺乳瓶から母乳を飲むジャイアントパンダ、シンシンの赤ちゃん(東京動物園協会提供)
生後1週間で死んだ赤ちゃんパンダ。24時間体制で見守ってきた上野動物園スタッフらの落胆も大きい。妊娠、出産自体が“奇跡”ともされるジャイアントパンダだが、赤ちゃんは小さく、未成熟な状態で生まれるため、早期の死亡率も高い。繁殖の難しさが改めて浮かび上がった。

発情期は年1回、そのうち妊娠可能なのは数日というパンダ。奇跡の母子を見守り続けてきた同園の福田豊副園長は会見で「正確な統計はないが、初産の場合は1週間以内に死ぬ確率が6~7割」と説明した。

北海道大学大学院獣医学研究科の坪田敏男教授(51)は「残念だが驚くことではない」と語る。坪田教授によると、ひとつの原因は未成熟な状態で生まれてくることだ。「イヌやネコの場合、子供の体重は母親の約30分の1だが、パンダは600分の1から700分の1」といい、生後3カ月までがヤマだという。

上野動物園では、自然交配での誕生が初めての上、シンシンが初産ということもあり、24時間体制で飼育係と獣医が観察。中国では「介添え保育」として、母親から子供を預かって人工保育をする手法がとられるが、これも取り入れた。中国の専門家も常駐する中、育児疲れのシンシンから子供を保育器に移し、哺乳瓶で母乳を与えるなど成果を上げていた矢先だった。

坪田教授は「パンダ専用の繁殖センターがなく、人員などの問題から人工保育の体制が十分にとれない日本では、自然保育が主流。シンシンが子育てに慣れれば、次はうまくいくかもしれない」と話している。




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最終更新:2012年07月12日 17:43