日記/2013年04月07日(SUN)/テレビについての雑記
2013-04-19



4月改編ってのもあって、テレビ番組の雑記でも書いてみよう。





アイアンシェフ


【リンク】


3月22日で『アイアンシェフ』のレギュラー放送が終了しました。
視聴率が低迷したために打ち切られた訳ですが、数字が取れなかった理由を
『料理の鉄人』時代をリアルタイムで知っていて『アイアンシェフ』を毎週観ていた自分が挙げてみたいと思います。



まず、20時台で1時間の枠というのが合わないと思う。
ゴールデンタイムに調理場面を1時間観たい層がどれ程いるか。
実際の放送では調理時間は1時間どころか30分も無い訳だが、視聴者の先入観として1時間観るのは簡便となる。
20時は大抵の人が晩御飯を食べた後で、そこに豪華料理どうぞーと出されても、見る側からすれば負担があるだろう。
同じ食を扱うにしても、よくある有名店のレポート・紹介バラエティとは違い、
視聴者が実際に行って食べる機会が無い、食材が豪華で参考になりにくい等の問題もあって
料理を扱う番組において、見る側に得の無い内容になってしまったのではないかと思う。
基本的に料理を扱う番組は視聴者に得する内容でなければならない。

『料鉄』にあった得とは何か。
過剰な演出の元で料理人が真剣に料理対決をする、冗談と硬派な空気を交えたエンターテインメント性だろうと思う。
『アイアンシェフ』では毎回調理開始まで15分程ノミニー(挑戦者のポジション)の紹介があるのだが、もうそれだけで見るのが面倒になる。
この演出で盛り上げつつ調理にもって行きたかったのだと思うが、それまでに視聴者離れを起こすのはマズかった。
ノミニーを紹介するにしても『料鉄』のように5分以下にまとめ、加えてそれを主宰のナレーションでやっていれば全然印象は違ったはず。
そう、『料鉄』は主宰の存在が大きなエンターテインメントになっていた。
挑戦者の紹介だけでなくテーマ食材について独特な語り口を披露する事で主宰の造詣深さをアピールし、
同時にこの番組や美食アカデミーと呼ばれる謎の組織が主宰の手の内にあるような印象も与えた。
衣装や通常の所作も派手だが、オープニングでパプリカをかじったり、
「私の記憶が確かならば」「よみがえるがいい、アイアンシェフ!」の決め台詞、
また記憶している人もいるだろうが日産のCMでナレーション及び自身が出演したりと、
強烈な個性と露出回数の多さが、鬱陶しいを通り越して愛着が湧いたものだ。



『アイアンシェフ』の主宰は大人し過ぎたと思う。
個人的に玉木主宰の印象は悪くないが、番組の尺の長さもあって存在感が薄い。ただ単に司会をやってるだけの存在に終わっている。
鹿賀主宰の路線を受け継ぎ強烈な個性を放つ事に成功していれば、それだけで番組の特色が出ただろうに。
また鹿賀主宰は実食にも参加していた。一人分多く作らなければならない事に加え、
玉木さんは偏食らしいので仕方なかったのだろうが、『料鉄』で主宰自らが食している姿は地味に味わい深かった。
もし主宰が鹿賀丈史のままだったなら、『アイアンシェフ』の方向性も変わっていたのかも知れない。

ノミニーが対戦する鉄人を選べないのも残念だった。
『鉄人』では、
主宰「さぁ、誰と戦いますか?」
挑戦者「○○さん、お願いします!」
実況「おおーっと、○○です。○○を指名してきました!」
のようなバトル漫画のノリがその後の調理を盛り上げ、この指名場面が一番ドキドキした時さえもあった。
毎回鉄人3人全てを収録に呼ぶのは難しいから、審議委員会の推薦という形(建前?)で鉄人を選ぶようにしたのだと思われるが、
例えやらせでもノミニーに指名させて盛り上げないといけなかった。
鉄人全員を収録に呼ばずに指名制にするには
ノミニー「○○さん、お願いします!」
主宰「…わかりました。よみがえるがいい、アイアンシェフ!」
実況「さぁ、今宵の相手は○○、○○です!」
料理対決である前に“料理人”の対決なのだから、そのぶつかり合いを強調するためにも指名制は残すべきだった。
かつてフジでは格闘技『K-1』で対決色を上手く出していたが、そのノウハウが少し活かされていれば…と考えてしまう。
なお放送前から対戦カードがバレてしまうのは特別な場合を除き、論外。

放送の時間帯も影響して、他番組の宣伝を兼ねていたのも興醒めだった。
半ば必然的に宣伝にきた芸能人が2人程審査員に加わり、それで味の評価をしようというのは頂けない。
普通の料理番組ならそういったゲストも受け入れられるが、
『料鉄』では料理よりも料理人の対決が主軸であって、
そこに「おいしい」「うまい」程度の事しか言えない素人が介入すると対決に水を差され、番組の品格にも影響してくる。
『料鉄』も料理に詳しくなさそうな審査員が出る事もあったが、ここまで出しゃばる事は無かったと記憶している。

2012年10月26日~2013年3月22日までの間に13回しか放送していないのも気になる。
通常のペースなら、年末年始を考慮しても20回は放送できたはずなのに。
数字がとれないから放送回数を減らしたのかも知れないが、観る機会すら奪ってしまっているのでは話にならない。
週刊誌の新連載も休載が重なると見放され易いが、テレビ番組も同じ事が言えるのではなかろうか。
『アイアンシェフ』がいつ放送されている番組なのかが余り定着せずにレギュラー放送を終えてしまった感が悔やまれる。
初回を2時間SPにせず通常放送にしていれば若干でもマシだったか(まぁ2時間にする事で注目度は増すため悪いとも言えないんだが)。
その初回放送も宮川大輔さんのリポートが番組に合わなかったのは言わずもがな、
新潟総合テレビ・長野放送・石川テレビ・関西テレビでは1時間に短縮放送され、
ゴールデンの全国放送ながら地域格差を生んでしまったのは残念だ。

あと、ノミニー。【nominee】=指名された人。被推薦者。被任命者。
挑戦者という肩書が対決色を煽ったのに、その言葉を変えてしまったのは失敗だったのではなかろうか。
4人目の鉄人候補ということなら別に呼称は挑戦者のままでも成立すると思うのだが。
推薦や指名よりは、道場破りのように対戦相手が出てくれた方が対決も観てて楽しめる。
料理人を選ぶ上でも「こんな人を推薦したのかよ」との苦情を避けられる口実ができるし。
結果、仲間内でワイワイやっているだけの印象を持ってしまった。

不満ばかり書いているが、鉄人3人については自分としては良かったと思う。
対決の回数自体が少なく放送も飛び飛びになった事で、余り印象に残らなかったかも知れないが、
料理・調理共に『料鉄』と遜色は無かったと思う。(実際の調理時間とかは知らない。)
料理人としての評価や腕が低いなんて指摘もあるようだが、
仮にそうだとしても、鉄人としてのカリスマ性を表現できていればそれで良い。
もしミシュラン三ツ星さんが鉄人であっても、道場六三郎並みのキャラクターや存在感を演出できなければ意味はない。
つまり制作側の腕次第なんだろう。




…なので、現状のままなら特番が無難かな。それすらやらないってなると本当にいわゆる只の黒歴史になるので。
レギュラー放送の再開は、23時から30分の放送にして貰えるとありがたいですね。
今の鉄人達の対決はまだ観たりないですから何とか頑張っていただきたいと思います。







NHKの連続テレビ小説


【リンク】

自分はテレビドラマ自体あまり観ず、連続テレビ小説もほぼ観てきませんでした。
福井が絡んだ『ちりとてちん』を多少観ていたくらいで、後はまぁ適当に流すみたいな。

『純と愛』が終わり、気持ちが楽になっています。
毎日あの内容を放送されると、結構シンドイ。
何か周りに気を遣って変な汗が出たりとかありましたから、救われた気分です。

ドラマとしては良いと思うんですよ。
面白いと感じた部分はあったし、続きが観たい気にはなった。
問題は、一人でこっそり観たい作品だということ。
例えるならアニメかなぁ。
好きなアニメも家族で観ると変な汗をかくというか。
一人で楽しむ分には良いんだけど誰かとってなると辛くなるという。

ちなみに一番きつかったのが最終回。
申し訳ない、ちょっとひいてしまいました。
内容については、どこかの動画か再放送かで。下記のブログの方がまとめていらっしゃるのでそちらでも。

【純と愛】最終週感想(3/25月~3/30土)と総評 - ショコラの日記帳 - 楽天ブログ(Blog)
ttp://plaza.rakuten.co.jp/tamirion/diary/201303300000/


NHKの朝に毎日ってのは、自分には厳しかった。
民放の昼か夜に週1なら作品としてそんなに嫌いではなかったんだろうなぁ。

『あまちゃん』の印象は…OP曲が頭に残るのと、ウニ喰いてぇって感じです。今のところ。





NHK連続テレビ小説「純と愛」を1分間で振り返る動画クソワロタwwwwww:ハムスター速報
ttp://hamusoku.com/archives/7816019.html

“ミタの亡霊”に取り憑かれたNHK、「純と愛」視聴率15・9%の期待外れ (産経新聞) - Yahoo!ニュース
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130406-00000509-san-soci

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“ミタの亡霊”に取り憑かれたNHK、「純と愛」視聴率15・9%の期待外れ
産経新聞 4月6日(土)10時47分配信


収録を終え、笑顔をみせた夏菜さんだったが…=今年2月、NHK大阪放送局(写真:産経新聞)
先月30日に放送を終えたNHKの連続テレビ小説「純と愛」。期間平均視聴率が、関西地区で15・9%と、過去5作品に比べ低調だった。脚本は、「家政婦のミタ」の最終回で40%という驚異的な数字をたたき出した遊川和彦さんだっただけに、関係者の思いは複雑だ。(横山由紀子)

〔フォト〕苦しかった…夏菜号泣 「純と愛」クランクアップ

■高齢者の支持は得られなかったが…

期間平均視聴率が15・9%(関西地区)というのは、実は歴代朝ドラの中では、驚くほど低い数字というわけではない。関西地区の史上最低は平成21年度の「ウェルかめ」の10・8%、次いで同年度「つばさ」が11・3%を記録している。

その翌年度、転機が訪れた。てこ入れのため、放送時間が従来の午前8時15分から同8時に変更されたのだ。第1作の「ゲゲゲの女房」は関西地区で15・9%、「てっぱん」16・2%、「おひさま」16・5%、「カーネーション」19・6%、「梅ちゃん先生」18・5%と、順調に数字を伸ばしてきた。しかし、「純と愛」は“改革後”の5作品の中では「ゲゲゲの女房」に並ぶ最低となったのだ。

15・9%という視聴率に対し、NHK大阪放送局幹部は「高いとも、低いとも言えない数字」とした上でこう評価する。

「年代別視聴率をみると、前作『梅ちゃん先生』と比べ、今作は70代以上の高齢者層の支持が低かった。だが、もともと朝ドラを見ない30、40代の男性の支持は多かった。トータルでは前作や前々作と比べて下がったが、挑戦的な意味合いの作品でもあり、これからNHKが取り込んでいきたい若い世代の支持が得られた」

■“脱清純派” ユーモラスなキャラ設定

脚本家の遊川和彦さんは、鳴り物入りで朝ドラに迎えられた。平成23年、読売テレビ系のドラマ「家政婦のミタ」の最終回で、関西地区の平均視聴率36・4%(関東地区40・0%)という高視聴率をマークしている。「清純でひたむきな従来のヒロイン像を覆す」という発言に、ますます期待が高まった。

そして生まれたのが、理想のホテルづくりを目指して奮闘するヒロイン・純だ。一本気で無鉄砲。思ったことはすぐ口に出す性格で、ホテル客から殴られたり、同僚から疎まれたり、周囲からどこか浮いた存在だ。

異色のヒロインに加え、相手役の風間俊介さんが演じる愛(いとし)は、人の本性が見えるという超能力の持ち主。さらにその妹は、相手の本性が「匂う」ため、常にマスクをつけているという、どこかSFっぽくもあり、荒唐無稽な設定だった。

■視聴者から「愛のムチ」

NHKに寄せられる意見も、「面白いからがんばって」という意見の何倍も「なんでこんなドラマをやるんだ」という声が多かったという。山本敏彦チーフプロデューサーは、「番組を見ていてくれるからこその意見で、エールでもあると思っている。遊川さんが、ある意味大胆にドラマの新しい世界観を切り開くために書いてくれた作品だった」と話す。

一方、コラムニストの青木るえかさんは、「ストーリーにリアリティーが感じられなくて、作り込んだキャラクター設定に違和感を覚えた」と話す。小説や漫画の世界ではよくある設定で、成功するパターンもあるが、「朝ドラにぶつけるのはいかがなものかと思いました。長年、朝ドラを見続けている保守層には、最後まで伴走できない人もいたのではないでしょうか」と分析する。

■何を“ミタ”のかNHK

NHKの朝ドラといえば、「大河ドラマ」「紅白歌合戦」と並んで歴史を背負う看板番組。テレビドラマに詳しい影山貴彦・同志社女子大教授(メディア論)は、「制作サイドは、オーソドックスにいくのか、従来型を打ち破ろうとするかのどちらかになる。前々作の『カーネーション』では、ヒロインの不倫など朝ドラらしからぬ題材が、逆にスパイスとして功を奏した。今回は、荒唐無稽なストーリーに加え、空元気で叫んだりする、ヒロインの大仰な芝居など、奇をてらいながら家族愛を描こうとしたが、そのメッセージがうまく視聴者につたわらなかったのではないか」と分析する。

また、影山さんは「NHKサイドは、“ミタの亡霊”に取りつかれていたのではないか」とも。「高視聴率をとった『家政婦のミタ』の脚本家の遊川さんを起用して、『ミタ』の恩恵を期待したのか、『ミタ』にないものを作ろうとしたのか。いずれにしても“ミタの亡霊”だった気がする。ただ、驚異的な数字の後のドラマを書くのはとてつもなく難しいものだ」と話している。(視聴率はビデオリサーチ調べ)

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最終更新:4月6日(土)12時53分








ボカロ歌謡祭


いや別に言う事はないんですが、記事と動画を載せておこうと思いまして。



フジテレビが「ボカロ歌謡祭」放送 ドワンゴとコラボ、初音ミクと杏梨ルネが共演か | ニコニコニュース
ttp://news.nicovideo.jp/watch/nw569260

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フジテレビが「ボカロ歌謡祭」放送 ドワンゴとコラボ、初音ミクと杏梨ルネが共演か

ねとらぼ:記事一覧2013年4月2日(火)16時30分配信

フジテレビとドワンゴが、初のコラボレーション番組「ボーカロイド歌謡祭2013(春)〜初音ミクから生まれた新たな音楽の世界〜」を制作した。4月6日深夜(7日午前)2時10分〜3時10分にフジテレビで放送する。ボーカロイドに特化した音楽番組(1時間)は地上波で初めて。

【拡大画像や他の画像】

番組では、「初音ミク」を中心としたボーカロイドカルチャーを紹介し、さらにボーカロイドのオリジナルライブを放送する。現在のボーカロイド音楽シーンをフジテレビ独自の視線で切り取ったという。MCをニッポン放送の吉田尚記さんが務め、アシスタントにフジテレビのバーチャル女子アナ「杏梨ルネ」を迎える。ナレーション担当はやまだひさしさん。

ニコニコとフジテレビは、この番組制作にでインターネットと地上波放送の連携を更に強化することが狙い。フジテレビ編成部の立松嗣章部長は「ネットから発生した大きなムーブメントである、ボーカロイドの世界を改めて知ることで、テレビとの化学反応を起こしてみたい」とコメント。ドワンゴの横澤大輔執行役員は「これからのリアルとデジタルとのコンテンツの可能性をこの番組をきっかけに発信していければ」と意気込んでいる。





初音ミクみく 「ボカロ歌謡祭2013(春)」が放送されたらしい件

ttp://vocaloid.blog120.fc2.com/blog-entry-15056.html

【Part1/5】ボーカロイド歌謡祭 2013(春)~初音ミクから生まれた新たな音楽の世界~ 【非公式】 - YouTube

【Part2/5】ボーカロイド歌謡祭 2013(春)~初音ミクから生まれた新たな音楽の世界~【非公式】 - YouTube

【Part3/5】ボーカロイド歌謡祭 2013(春)~初音ミクから生まれた新たな音楽の世界~【非公式】 - YouTube

【Part4/5】ボーカロイド歌謡祭 2013(春)~初音ミクから生まれた新たな音楽の世界~【非公式】 - YouTube

【Part5/5】ボーカロイド歌謡祭 2013(春)~初音ミクから生まれた新たな音楽の世界~【非公式】 - YouTube






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最終更新:2013年04月19日 23:36