日記/2013年08月19日(MON)/麻生ナチス報道記事まとめ
2013-08-20



世間が忘れかけた頃に記事まとめ。

自分としては、発言を撤回せず国会で審議して欲しかった。
こんな事で国会の時間を無駄に使いべきではないと思うが、
この件をこのまま風化させてしまうと、ずっとナチス絡みの発言はタブーになってしまう。
話題を引っ張る事で、発言内容と報道とが違う事を伝える機会も増え、
発言内容をよく知らずに麻生批判した人等を晒す事もできると思う。

「また言葉使いが悪い麻生が変な事言って騒がした」という印象だけ残ってしまう事が残念で。
新聞の論説でもナチスを肯定する発言があったとして書いている人もおり、
それを見た読者は「新聞に論説書く人が言うのだから、そうなんだろう」と受け取ってしまう。
事実と異なる内容が周知の事実として一般に認識されていく様を見ているようで、不満が募る。


2013年8月15日福井新聞







ついでに書くと、新聞の論説や風刺画って真に受けたらダメよね。
上手い事表現していたとしても、上手い=正しいではないので。
これだけ見て、記号的に良し悪しを決めないようにしたい。


2013年8月15日福井新聞





2013年8月17日福井新聞









騒ぎとなった麻生太郎副総理の講演の全文棒読み 発言字幕・反日メディア報道に怒り心頭「麻生ナチス発言」 麻生「あの(ナチスの)手口を学んだらどうかね」(ロング版)

【新音源追加】麻生副総理のいわゆる”ナチス発言”まとめ+NEWS23編集部分 麻生副総理ナチス発言の文脈の何処が議員辞職に値する事なの? 青山繁晴、麻生太郎副総理ナチス発言撤回にについて

全文読んでの批判なのか?帰ってきた麻生バッシング 麻生副総理はナチスを賛美している? 憲法論議の喩え話でナチスの手法を否定したのに塵が麻生叩きを再起動

総統閣下は麻生ナチス騒動にお怒りのようです 麻生太郎 財務大臣兼金融担当大臣 閣議後会見 平成25年8月2日 麻生氏のナチス発言、宮台真司はどうみたのか?

「麻生氏の議員辞職、閣僚辞職は当然」志位・共産委員長 全文読んだら言えない批判w全文読んでも分らず批判w 麻生副総理のナチス発言について

社民党・又市と共産党・志位が行う麻生副総理への言論封殺と人権侵害 小西克哉の麻生発言解釈 ヒトラー総統の物凄い演説(1933年)





【ニュース記事一覧】




麻生副総理・財務相 ナチス発言撤回 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20130801/k10013456601000.html

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麻生副総理・財務相 ナチス発言撤回
8月1日 13時6分

麻生副総理兼財務大臣は、憲法改正に関連して「ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口、学んだらどうか」などと述べたことについて「真意と異なり、誤解を招いたことは遺憾だ」と述べ、発言を撤回しました。

麻生副総理兼財務大臣は、先月29日、東京都内で開かれたシンポジウムで、憲法改正に関連して「憲法の話は狂騒の中でやってほしくない。ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気付かないで変わった。あの手口、学んだらどうかね」などと述べました。
この発言に対し、アメリカのユダヤ系の人権団体や野党側から「ナチス政権を称賛する発言だ」などとして批判が出ていました。
これについて、麻生副総理兼財務大臣は、1日午前、記者団に対して「私の発言が真意と異なり、誤解を招いたことは遺憾だ。私は憲法改正について、落ち着いて議論することが極めて重要であると考えている。この点を強調する趣旨で、けん騒に紛れて十分な国民的理解や議論のないまま進んでしまった悪しき例として、ナチス政権下のワイマール憲法の経緯を挙げた。私がナチスおよびワイマール憲法にかかる経緯について、極めて否定的に捉えていることは、私の発言全体から明らかだ」と述べました。
そのうえで、麻生大臣は「この例示が誤解を招く結果となったので、ナチス政権を例示として挙げたことは撤回したい」と述べ、発言を撤回しました。


「ナチス肯定断じてない」

菅官房長官は、午前の記者会見で「安倍内閣、政府の立場はナチスを肯定的に捉えるようなことは断じてない。わが国は戦後一貫して平和と人権を徹底的に擁護する社会を築き上げ、国際社会に貢献してきた。今後もその方向性はまったく変わらない」と述べました。
また、菅官房長官は「麻生副総理には、きのう電話で『誤解を受けている』と伝え、本人は『趣旨と違うので撤回したい』ということだった」と述べました。
さらに、菅官房長官は記者団が「野党側からは麻生氏の議員辞職を求める声が出ているが、この問題はこれで終わりか」と質問したのに対し「今、申し上げたことに尽きる」と述べました。


米ユダヤ系団体が批判

麻生副総理兼財務大臣が憲法改正に関連して、ナチス政権に言及した発言に対して、アメリカのユダヤ系の人権団体は「ナチス・ドイツの台頭が世界を恐怖に陥れたことを忘れたのか」と批判しました。
アメリカ・ロサンゼルスに本部を置くユダヤ系の人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」は、30日、麻生副総理兼財務大臣が憲法改正に関連して「ドイツのワイマール憲法も、いつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口、学んだらどうか」などと述べた発言に対して声明を発表しました。
声明は「ナチスのどのような手口に学ぶ価値があるというのか。ひそかに民主主義を損なうことか」と疑問を投げかけ、「ナチス・ドイツの台頭が世界を第2次世界大戦の恐怖に陥れたことを麻生副総理は忘れたのか」と批判しています。
そのうえで「麻生副総理は発言の真意を明らかにすべきだ」と主張しています。







「閣僚は自戒しながら発言を」 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20130801/k10013469001000.html

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「閣僚は自戒しながら発言を」
8月1日 19時53分

麻生副総理兼財務大臣は、憲法改正に関連して「ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口、学んだらどうか」などと述べたことについて「真意と異なり誤解を招いたことは遺憾だ」と述べ、発言を撤回しました。
菅官房長官は、午後の記者会見で「私ども国務大臣は、みずからの思いと違うように受け取られる発言は極力避けるべきだと思う。麻生副総理だけでなく、私自身も含めて、常に自戒しながら発言していくべきだと考えている」と述べました。







<麻生副総理>ナチス発言、官邸火消しも後手…政権に痛手 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

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<麻生副総理>ナチス発言、官邸火消しも後手…政権に痛手
毎日新聞 8月1日(木)20時51分配信

麻生太郎副総理兼財務相=藤井太郎撮影
麻生太郎副総理兼財務相は1日、憲法改正に関連しドイツのナチス政権を引き合いに「あの手口、学んだらどうかね」と講演で述べたことについて「誤解を招く結果となった」として撤回した。批判が海外に広がり首相官邸は火消しに動いたが、後手に回った感は否めない。菅義偉官房長官は1日の記者会見で「(麻生氏の)辞任にはあたらない」と強調したが、野党は徹底追及の構えで、安倍政権にとって痛手となった。

【遅いが、まだ遅すぎない…】ナチス戦犯の情報提供を…独でキャンペーン

菅氏は会見で「安倍内閣としてナチス政権を肯定的にとらえることは断じてない。わが国は戦後一貫して、平和と人権を徹底して擁護する社会を築き上げ、国際社会に貢献してきた」と沈静化に努めた。

首相官邸は当初、「麻生副総理が答えるべきこと」(菅氏)と静観していたが、米国のユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」が抗議声明を出し、中国、韓国両政府も批判のコメントを発表したことから、動かざるを得なくなった。菅氏は7月31日、福岡県内にいた麻生氏に電話で「誤解を受ける状況になっている」と対応を促し、菅氏から報告を受けた安倍晋三首相も「(撤回は)早い方がいい」と語った。

参院選での自民党大勝を受け、首相が7月23日の閣僚懇談会で、「これから引き締めて頑張っていこう」と指示した直後の麻生氏の発言。首相には、第1次安倍内閣で閣僚の不祥事が相次ぎ、政権が失速した苦い経験もある。自民党幹部は「言っていいことと悪いことがある」と不快感を示し、公明党の山口那津男代表も1日の会見で、「枢要な立場にある政治家は発言に重々配慮することが重要だ」と苦言を呈した。

麻生氏は発言を撤回したコメントで「喧騒(けんそう)に紛れて十分な国民的理解及び議論のないまま進んでしまったあしき例として挙げた」と釈明したが、「手口を学んだら」という発言と「あしき例」は矛盾しており、国際的な理解が得られる保証はない。韓国外交筋は「波紋が広がったので撤回したのだろうが、どこにも通じない発言だ」と指摘した。

野党は一斉に反発している。民主党の海江田万里代表は1日の党役員会で、「発言を撤回して済む問題ではない。首相の任命責任を厳しく追及したい」と強調。共産党の志位和夫委員長は会見で「ナチス独裁政権の誕生とワイマール憲法の機能停止は無法な暴力と弾圧の嵐の中で強行された。民主主義否定の暴論」と厳しく批判した。日本維新の会の小沢鋭仁国対委員長は1日、自民党の鴨下一郎国対委員長に国会で麻生氏に説明させるよう求めた。【鈴木美穂、光田宗義】

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<不用意な発言は…>志半ばで大臣の座を去った政治家たち(12年3月掲載)
<今日も大量被弾なう…>復興庁幹部の暴言ツイッター 関係者「本気で取り組んでるのか」
<復興庁>被災者支援、先送り密議…暴言ツイート裏付けた
最終更新:8月1日(木)22時37分







<麻生氏講演>米のユダヤ系人権団体が抗議 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

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<麻生氏講演>米のユダヤ系人権団体が抗議
毎日新聞 7月31日(水)20時26分配信

麻生太郎副総理兼財務相=藤井太郎撮影
麻生太郎副総理兼財務相が29日、東京都内で憲法改正に関し「ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気が付かなかった。あの手口に学んだらどうか」と憲法論議は静かな環境で進めるべきだとの認識を、講演で示した問題で、ユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(本部・米ロサンゼルス)は30日、「一体どんな手口をナチスから学べると言うのか」と題した抗議声明を発表し、麻生太郎副総理がすぐに発言の真意を明確に説明するよう求めた。

声明では、「どんなナチスの統治が学ぶに値するのか。人目を盗んで民主主義を駄目にすることか」と皮肉った上で、「ナチス政権の台頭が世界を急速に深淵(しんえん)へと追いやり、人類を計り知れない第二次世界大戦の恐怖に陥れたのを、麻生副総理は忘れたのか」と批判。その上で「世界が学ぶべき教訓は、権力の座にある者はナチスのように振る舞うべきでないということだけだ」と結論づけた。

同センターは反ユダヤ主義を監視し、ホロコースト(ナチスによるユダヤ人大虐殺)の教訓を伝える活動を続けている。【坂口裕彦】

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最終更新:8月1日(木)2時9分







麻生氏「ナチス発言」、揺れる大手新聞報道 最初は問題視せず、後から大きく取り上げる- 最新ニュース|MSN トピックス

ttp://topics.jp.msn.com/wadai/j-cast/article.aspx?articleid=1991796

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2013年8月2日 19:55 (J-CASTニュース)

麻生氏「ナチス発言」、揺れる大手新聞報道 最初は問題視せず、後から大きく取り上げる

麻生太郎副総理の「ナチス発言」をめぐる騒ぎが止まない。2013年8月1日、発言は撤回されたものの、以後も国内、さらには海外メディアなどからも非難が殺到している。

一方で橋下徹・大阪市長など、「全体の文脈を通して読めば、それほど問題発言ではない」という指摘も出始めた。また騒動の影で、第一報を伝えた新聞記事の「ナチス」見出しが、いつの間にか訂正されるなど、マスコミの「揺れ」も目立つ。

■読売新聞の記事の見出しが訂正される

麻生副総理は2013年7月29日、民間シンクタンク「国家基本問題研究所」主催の講演会に出席、その中で憲法改正について「ナチスに学べ」などと発言した――とされている。

一方でこの講演会の模様は、30日の時点で毎日新聞を除く主要各紙(ウェブ版含む)がそろって報じたものの、朝日新聞、産経新聞では「ナチス」の部分は問題視しなかったのか、記事では一切触れていなかった。対して読売新聞および共同通信は「ナチス発言」を大きく取り上げ、

「ナチスの手口学んだら…憲法改正で麻生氏講演」(読売新聞ウェブ版、30日配信)
などと報じ、騒動の引き金を引いた。その後、各社はこれを後追いする形で発言を報道、海外メディアも巻き込んでの「総攻撃」を浴びる羽目になった。特にユダヤ人人権団体などが批判を始めると、各紙は大々的に「麻生叩き」に出た形だ。

ところが、騒動が広がった31日深夜ごろ、いち早く発言を報じた読売新聞の上記記事の見出しが訂正されていた。8月2日現在、問題の記事にアクセスすると、

改憲「狂騒、狂乱の中で決めるな」…麻生副総理
と、「ナチス」を外した見出しとなっている。記事の内容には大きな変更はないようだが、これはどうしたことだろうか。

これについて公式のアナウンスはなく、J-CASTニュースの取材に対しても、「個別の記事に関する取材活動や編集についてのご質問には、従来お答えしていません」(読売新聞グループ本社広報部)とだけ回答した。

こうした報道の「ぶれ」に、ネット上では辛辣な声も少なくない。

「しかし慰安婦問題と言い、麻生のナチス発言と言い『海外の批判がないと対応が鈍い』日本マスコミには呆れる」
「呆れた 煽れるだけ煽ったタイトルつけて国際問題化って きっちり責任とれよな」
■橋下市長から擁護の声も出始めた

実際、麻生副総理の発言の詳細が伝えられ始めると、「ナチスに学べ」という取り上げられ方は恣意的なものではないか、という声も出始めている。同日の講演で麻生副総理は確かに「(ワイマール憲法はナチス体制に)誰も気が付かないで変わったんだ。あの手口学んだらどうかね?」と発言しているものの、しかしその前段では、

「きちんと、ワイマール憲法という当時ヨーロッパで最も進んだ憲法下にあって、ヒトラーが出てきたんですから。常に憲法は良くても、そういったことはありうるということですよ」
と述べており、麻生副総理の言うとおり「悪しき例」として言及しているとも取れるためだ。発言の解釈をめぐってはさまざまな見方があるものの、橋下市長は1日、
「(発言全体としては)憲法という中でね、ナチス・ドイツというものが生まれてきた民主主義の経緯ってものがあるわけだから、きちんと憲法改正論議、心してやらなければいけないんじゃないか、というところが趣旨だったんじゃないですか。だからナチス・ドイツを正当化したなんて趣旨はなかったと思う」
と擁護、メディアの報道姿勢にも暗に釘を指した。

もっとも、こうした橋下市長発言にもユダヤ人団体幹部からさらなる批判が寄せられている。麻生発言への風当たりはまだまだ激しさを増しかねない。

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朝日新聞デジタル:麻生副総理の憲法改正めぐる発言の詳細 - 政治

ttp://www.asahi.com/politics/update/0801/TKY201307310772.html

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麻生副総理の憲法改正めぐる発言の詳細

麻生太郎副総理が29日、東京都内でのシンポジウムでナチス政権を引き合いにした発言は次の通り。
ナチスの憲法改正「手口学んだら」麻生氏発言に関する記事はこちら
僕は今、(憲法改正案の発議要件の衆参)3分の2(議席)という話がよく出ていますが、ドイツはヒトラーは、民主主義によって、きちんとした議会で多数を握って、ヒトラー出てきたんですよ。ヒトラーはいかにも軍事力で(政権を)とったように思われる。全然違いますよ。ヒトラーは、選挙で選ばれたんだから。ドイツ国民はヒトラーを選んだんですよ。間違わないでください。

そして、彼はワイマール憲法という、当時ヨーロッパでもっとも進んだ憲法下にあって、ヒトラーが出てきた。常に、憲法はよくても、そういうことはありうるということですよ。ここはよくよく頭に入れておかないといけないところであって、私どもは、憲法はきちんと改正すべきだとずっと言い続けていますが、その上で、どう運営していくかは、かかって皆さん方が投票する議員の行動であったり、その人たちがもっている見識であったり、矜持(きょうじ)であったり、そうしたものが最終的に決めていく。

私どもは、周りに置かれている状況は、極めて厳しい状況になっていると認識していますから、それなりに予算で対応しておりますし、事実、若い人の意識は、今回の世論調査でも、20代、30代の方が、極めて前向き。一番足りないのは50代、60代。ここに一番多いけど。ここが一番問題なんです。私らから言ったら。なんとなくいい思いをした世代。バブルの時代でいい思いをした世代が、ところが、今の20代、30代は、バブルでいい思いなんて一つもしていないですから。記憶あるときから就職難。記憶のあるときから不況ですよ。

この人たちの方が、よほどしゃべっていて現実的。50代、60代、一番頼りないと思う。しゃべっていて。おれたちの世代になると、戦前、戦後の不況を知っているから、結構しゃべる。しかし、そうじゃない。

しつこく言いますけど、そういった意味で、憲法改正は静かに、みんなでもう一度考えてください。どこが問題なのか。きちっと、書いて、おれたちは(自民党憲法改正草案を)作ったよ。べちゃべちゃ、べちゃべちゃ、いろんな意見を何十時間もかけて、作り上げた。そういった思いが、我々にある。

そのときに喧々諤々(けんけんがくがく)、やりあった。30人いようと、40人いようと、極めて静かに対応してきた。自民党の部会で怒鳴りあいもなく。『ちょっと待ってください、違うんじゃないですか』と言うと、『そうか』と。偉い人が『ちょっと待て』と。『しかし、君ね』と、偉かったというべきか、元大臣が、30代の若い当選2回ぐらいの若い国会議員に、『そうか、そういう考え方もあるんだな』ということを聞けるところが、自民党のすごいところだなと。何回か参加してそう思いました。

ぜひ、そういう中で作られた。ぜひ、今回の憲法の話も、私どもは狂騒の中、わーっとなったときの中でやってほしくない。

靖国神社の話にしても、静かに参拝すべきなんですよ。騒ぎにするのがおかしいんだって。静かに、お国のために命を投げ出してくれた人に対して、敬意と感謝の念を払わない方がおかしい。静かに、きちっとお参りすればいい。

何も、戦争に負けた日だけ行くことはない。いろんな日がある。大祭の日だってある。8月15日だけに限っていくから、また話が込み入る。日露戦争に勝った日でも行けって。といったおかげで、えらい物議をかもしたこともありますが。

僕は4月28日、昭和27年、その日から、今日は日本が独立した日だからと、靖国神社に連れて行かれた。それが、初めて靖国神社に参拝した記憶です。それから今日まで、毎年1回、必ず行っていますが、わーわー騒ぎになったのは、いつからですか。

昔は静かに行っておられました。各総理も行っておられた。いつから騒ぎにした。マスコミですよ。いつのときからか、騒ぎになった。騒がれたら、中国も騒がざるをえない。韓国も騒ぎますよ。だから、静かにやろうやと。憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね。

わーわー騒がないで。本当に、みんないい憲法と、みんな納得して、あの憲法変わっているからね。ぜひ、そういった意味で、僕は民主主義を否定するつもりはまったくありませんが、しかし、私どもは重ねて言いますが、喧噪(けんそう)のなかで決めてほしくない。







朝日新聞デジタル:「国際社会、敵に回す」 政権に麻生ショック - 政治

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2013年8月2日5時16分

「国際社会、敵に回す」 政権に麻生ショック

歴史認識をめぐる安倍政権要人の言動

安倍政権は麻生太郎副総理による「ナチス発言」で早期の幕引きを図ったものの、政権ナンバー2が抱えるリスクだけに収束するかは不透明だ。安倍晋三首相が進めようとする「安倍色」の政策実現にも影を落としかねない。

麻生氏の発言撤回を受けて、政権幹部らは一斉に幕引きムードを演出した。

菅義偉官房長官は1日の記者会見で「本人も発言を撤回したし、安倍内閣としてナチス政権を肯定的にとらえることは断じてない。私の会見で、みなさんにご理解いただきたい」と理解を求めた。古屋圭司国家公安委員長は東京都内で記者団に「副総理もピシッと正式に撤回したから、これで一件落着じゃないか」と述べ、政府高官も「今日で幕引きだ」と強調した。







朝日新聞デジタル:「麻生家のご先祖の歴史認識に反する」渡辺・みんな代表 - 政治

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2013年8月2日18時21分

■渡辺喜美・みんなの党代表

麻生太郎副総理の「ナチス発言」は歴史認識としてお粗末で、麻生家のご先祖様の歴史認識にも反する。麻生さんのおじいちゃんの吉田茂さんは日独伊の三国同盟に猛反対した。日米開戦は避けなければならないという主張を貫いた外交官だった。そのお孫さんがナチス賛美。一体どういう感受性でご先祖様の教訓を学ばれたのか。(国会内の記者会見で)







朝日新聞デジタル:「麻生副総理はすさまじい緩み方」小沢・維新国対委員長 - 政治

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2013年8月2日18時22分

「麻生副総理はすさまじい緩み方」小沢・維新国対委員長

■小沢鋭仁・日本維新の会国対委員長

参院選が終われば、これだけ一気に緩むものか。ナチスのやり方は相手をどんどん非合法化していくものだが、麻生太郎副総理はそこまで知らないのだろう。全体のことを言って「手口に学ぶべきだ」と言ったのではないと思うが、すさまじい緩み方だ。

これで野党が求める質疑を受けず、麻生氏に何も処分しなければ、安倍内閣と自民党は国際社会から相当糾弾されるのではないか。どこかでこういうおごり、緩みのような話になるのだろうなとは思っていたが、「もう来たか」という感じだ。(国会内で記者団に)







朝日新聞デジタル:「麻生氏の議員辞職、閣僚辞職は当然」志位・共産委員長 - 政治

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2013年8月2日18時22分

「麻生氏の議員辞職、閣僚辞職は当然」志位・共産委員長

■志位和夫・共産党委員長

麻生太郎副総理がどう言い訳しようと、ヒトラーがナチス独裁政権を樹立し、ワイマール憲法を機能停止させたことについて、「あの手口を学んだらどうかね」と述べたことは、ナチスを肯定し、民主主義を否定する許し難い暴言であることは論を待ちません。戦後の国際秩序というのは、日本とドイツとイタリアが行ったファシズムと侵略戦争は不正不義のものであって、二度と繰り返してはいけないという断罪の元に築かれております。その土台を否定する者は、日本の政治にも、国際政治にも参加する資格はない。麻生氏の議員の辞職、閣僚の辞職は当然だ。(国会内での国会議員団総会で)







朝日新聞デジタル:麻生氏「真意、理解してもらえた」 辞職を否定 - 政治

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2013年8月2日12時11分

麻生氏「真意、理解してもらえた」 辞職を否定

麻生太郎副総理兼財務相は2日、憲法改正をめぐりナチス政権を引き合いに「手口に学んだらどうか」などと発言したことについて「誤解を招いた点は撤回すると言ったので、真意を十分に理解してもらえたと思う」と述べ、国際社会から理解を得られるとの認識を示した。

麻生氏は1日に発言を撤回。この日の会見では「狂騒の中でナチスが出てきた悪(あ)しき例として我々は学ばないといけないと言った」と改めて釈明した。批判声明を発表した米国のユダヤ人人権団体に陳謝する考えは「ない」とも強調。野党からの閣僚・議員辞職要求についても「辞職するつもりはない」と否定した。

閣僚らは会見で発言撤回に理解を示した。甘利明経済再生相は「物事をやさしく説明しようとして誤解を招いてしまったのではないか」。他の閣僚も「憲法議論は平静にやってほしいという趣旨。賛成だ」(谷垣禎一法相)、「麻生氏の説明を信じたい」(山本一太沖縄・北方相)と語った。







朝日新聞デジタル:首相「撤回、早い方がいい」 麻生氏ナチス発言 - 政治

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2013年8月2日8時46分

首相「撤回、早い方がいい」 麻生氏ナチス発言

麻生太郎副総理の「ナチス発言」に、安倍政権は早期の幕引きを図った。主導したのは首相官邸だった。
麻生副総理の発言
7月29日夜。麻生氏は東京都内のシンポジウムで憲法改正についてナチス政権を引き合いに出した。「ある日気づいたらワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていた。あの手口に学んだらどうかね」

翌朝に一部メディアが報じると、官邸内に「日本として恥ずべき発言だ」(首相周辺)との懸念が噴出。米国の代表的なユダヤ人人権団体の反発が伝わると、「できるだけ早く収束させた方がいい」(政府高官)という雰囲気が広がった。







朝日新聞デジタル:社説 麻生氏の発言―立憲主義への無理解だ

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2013年 8月 2 日(金)付
麻生氏の発言―立憲主義への無理解だ

憲法改正論議にからみ、ナチスを引き合いに出した麻生財務相の発言が波紋を広げている。

麻生氏はきのう、「誤解を招く結果となった」と発言を撤回した。だが、明確に謝罪はしていないし、発言の核心部分の説明は避けたままである。

欧米では、ナチスを肯定するような閣僚の発言は即刻、進退問題につながる。麻生氏は首相や外相を歴任し、いまは副総理を兼ねる安倍政権の重鎮だ。その発言によって、侵略や大虐殺の歴史を忘れず、乗り越えようとしてきた人たちを傷つけ、これに対する日本人の姿勢について大きな誤解を世界に与えた責任は、極めて大きい。

麻生氏は先月29日のシンポジウムで、日本の憲法改正論議を「狂騒の中でやってほしくない」としたうえで、以下のように述べた。

「ある日気づいたら、ワイマール憲法がナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口に学んだらどうかね」

普通に聞けば、ナチスの手法に学ぶべきだと言っているとしか受け止められない。事実認識にも問題がある。

ヒトラーは巧みな演説で国民を扇動し、まさに狂騒の中で台頭した。首相に就任すると、国会の同意なしに法律をつくる権限を政府に認める全権委任法を制定。これでワイマール憲法は実質的に停止されたが、「ナチス憲法」なるものができたわけではない。

いずれにせよ、だれも気づかないうちに憲法が変えられることなど、絶対にあってはならない。ましてやヒトラーを引き合いに出し、その手法を是と思わせるような麻生氏の発言は、撤回ですむものではない。

当時のドイツでは、ワイマール憲法に定める大統領緊急令の乱発が議会の無力化とナチスの独裁を招き、数々の惨禍につながった。こうした立憲主義の骨抜きの歴史を理解していれば、憲法論でナチスを軽々しく引き合いに出すことなど、できるはずがない。

自民党は憲法改正草案をまとめ、実現に動こうとしている。だが議論にあたっては、歴史や立憲主義への正しい認識を土台にすることが大前提だ。

安倍首相は、「ナチスの手法に学べ」と言わんばかりの今回の発言を、どう整理するのか。前言撤回で幕引きをはかるのではなく、きちんとけじめをつけなければ、まともな憲法論議に進めるとは思えない。

これは、安倍首相の認識が問われる問題である。







余録:「医者は社会常識を欠く人が多い」…- 毎日jp(毎日新聞)

ttp://mainichi.jp/opinion/news/20130802k0000m070121000c.html

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余録:「医者は社会常識を欠く人が多い」…

毎日新聞 2013年08月02日 00時51分

「医者は社会常識を欠く人が多い」−−誰かの酒場での鬱憤(うっぷん)晴らしか。いやこれが首相発言だから騒ぎになった。麻生太郎(あそう・たろう)副総理は首相時代にたびたび放言で物議を醸(かも)したが、さて4日前のこれだ▲「だから、静かにやろうやと、憲法は。ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。誰も気づかないで変わった。あの手口、学んだらどうかね」。憲法改正は喧騒(けんそう)の中で決めたくはないというシンポジウムでの発言の一部だ▲ちなみにワイマール憲法は第一次大戦後のドイツの民主的憲法、ナチス憲法というのは何かの誤りで、ナチスは憲法を変えることなく全権委任法によって権力を掌握した。ヒトラーの独裁が民主的憲法下で生まれたという歴史の皮肉については麻生氏も言及している▲で、「あの手口」発言はたちまち地球上を駆けめぐり、ユダヤ系人権団体は「一体どんな手口を学ぶのか、人目を盗んで民主主義をだめにすることか」と抗議声明を出した。首相を経験した政治家ならば自らの冗舌(じょうぜつ)が巻き起こした国際的な波紋の重大さを理解したろう▲結局は「真意と異なり誤解を招いた」と発言を撤回するはめになった麻生氏である。ナチスの件は喧騒にまぎれた「あしき例」として挙げたというが、はて、誰にも気づかれぬ静かな喧騒というものがあるのか。ここは海外の人にも分かる論理的な説明が必要である▲日本の副総理ならば発言にはすべての世界の人を相手にしているとの緊張感がなければ困る。でないとナチの同調者と思われずとも、こう評判が立とう。「日本の政治家は国際常識を欠く人が多い」







「米のユダヤ人人権団体 “麻生発言”改めて反発」 News i - TBSの動画ニュースサイト

ttp://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5399018.html

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米のユダヤ人人権団体 “麻生発言”改めて反発

麻生副総理が憲法改正をめぐり、ナチス政権を引き合いに出して発言した問題で抗議声明を出したアメリカのユダヤ人団体がJNNの取材に応じ、「麻生氏がなぜあのような発言をしたのか理解できない」と、改めて反発しました。

「発言の翻訳を見たとき、正直とてもショックでした。そして友好関係にある民主国家の有力な政治家が憲法改正に関してナチスの手法を引き合いに出した動機を理解しようとしました」(サイモン・ウィーゼンタール・センター、エイブラハム・クーパー副代表)

ロサンゼルスに本部があるユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」は先月30日、麻生副総理の発言に抗議する声明を発表しています。

今のところ、麻生副総理や日本政府に対し直接の抗議はしていないということですが、団体の副代表が1日、JNNの取材に応じ、麻生氏がナチス政権を引き合いに出したことに改めて反発しました。

「1933年以降ドイツで何が起こったのかを理解している人ならヒトラーが麻生氏の発言とは正反対の行動をしてきたのがわかるでしょう。ナチスやヒトラーに関して持ち出すのであれば、麻生氏は発言の意図をきちんと説明すべきでした。ヒトラーは民主主義のプロセスを経て権力を得ました。そしてその権力で民主主義と憲法と法律を壊し、さらに民主主義のために生きた人々を刑務所にいれて殺害したのです」(サイモン・ウィーゼンタール・センター、エイブラハム・クーパー副代表)

麻生副総理は「発言の撤回」に至りましたが、団体のクーパー副代表は「なぜあのような発言をしたのか未だに理解できない」と不満を示しました。(02日14:01)







時事ドットコム:民主政体でなぜ独裁?=「ナチス憲法」Q&A

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民主政体でなぜ独裁?=「ナチス憲法」Q&A

演説するナチス・ドイツ総統ヒトラー=撮影日・場所不明(EPA=時事)

-麻生太郎副総理兼財務相のいわゆる「ナチス憲法」発言が物議を醸している。
ドイツは第1次世界大戦(1914~18年)の敗北に伴って帝政が崩壊し、当時の欧州の中で最も進歩的な民主政体とされるワイマール共和国が成立した。その進んだワイマール憲法下で実施された選挙で、ヒトラー率いるナチス党(国家社会主義ドイツ労働者党)が第一党の座を獲得し、独裁体制へ突き進むわけだが、麻生氏が言うような「ナチス憲法」といったものは存在しなかった。ナチス政権の下でも、ワイマール憲法は形骸化しながらも残っていたのであって、「ナチス憲法」に取って代わられたわけではない。
-どうしてヒトラーはそんな民主的な憲法の下で、独裁体制を構築できたのだろうか。
1933年1月のヒトラー内閣成立直後の3月、国会で「全権委任法」が可決された。これは政府に立法権を委ねる法律で、ヒトラーはこれによってワイマール憲法を無視し、大統領の承認や国会の制約も受けずに国を支配することが可能になった。当初は時限立法だったが、更新が繰り返され、ナチス独裁に正当性を与える法的根拠となった。全権委任法は、国会議席の3分の2以上の賛成がなければ成立できない法律だったが、ヒトラーの政治工作によって圧倒的賛成多数で可決された。
-ナチスはユダヤ人迫害も法律にのっとって実行していったのか。
その通り。全権委任法成立後、ナチスはユダヤ人迫害のための法律を次々に施行した。同法成立直後の4月には、非アーリア系(ユダヤ人)の公務員らを強制的に退職させる法律も制定された。ユダヤ人の社会権・生存権を否定する立法・政令は枚挙にいとまがないほどだ。反ユダヤ立法の最たるものは35年のニュルンベルク法で、ドイツ人との結婚を禁じるなどユダヤ人からあらゆる権利を剥奪した。
-全権委任法がヒトラーの暴走を許したわけだね。戦後のドイツはこの教訓をどう生かしているのだろうか。
ワイマール憲法は実質的に、全権委任法の成立を可能にしていたと同時に、危機に際して国家元首の権限を拡大する緊急命令発布権を認めていた。これらがナチス独裁に道を開いたワイマール憲法の大きな弱点だった。その反省から、戦後のドイツ基本法(憲法)は為政者への全権委任を認めていない。また、改憲は連邦議会の3分の2以上の賛成で可能と規定されているが、基本的人権や三権分立の保障を定めた条文の改正は決して認められていない。(2013/08/02-17:05)







日本国民は一流のはずなのに...麻生氏が「ナチス」発言撤回、謝罪も辞任もせず―中国メディア (XINHUA.JP) - Yahoo!ニュース

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日本国民は一流のはずなのに...麻生氏が「ナチス」発言撤回、謝罪も辞任もせず―中国メディア
XINHUA.JP 8月2日(金)22時47分配信

日本の麻生太郎副総理兼財務相は1日、憲法改正にからんでドイツのナチス政権を引き合いに、「あの手口を学んだらどうか」と講演で述べたことについて「誤解を招く結果となった」として撤回した。ただ、間違いは認めず、謝罪もせず、辞職もしない。中国・新京報が2日伝えた。

麻生副総理は1日、発言撤回の声明の中で「私の真意と異なり誤解を招いたことは遺憾」「私がナチス及びワイマール憲法に係る経緯について、極めて否定的にとらえていることは、私の発言全体から明らかだ」と表明した。

麻生副総理の「ナチス」発言に対しては日本の内外で批判の声が上がり、大臣と議員を辞職すべきとの意見も出た。公明党の山口那津男代表は「枢要な立場にある政治家は発言に重々配慮することが必要だ」と指摘した。

麻生副総理の発言について菅義偉官房長官は1日午前の記者会見で、「安倍晋三内閣としてナチス政権を肯定的にとらえるようなことは断じてない。日本は戦後、一貫して平和と人権を徹底的に擁護する社会を築き上げた」と述べた。

麻生氏の発言をめぐりドイツ紙ディー・ツァイトの電子版は7月31日、「ナチスを肯定する発言が世界で怒りを買っている」と指摘。また米国のユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」も30日、「ナチスに学ぶべき『手口』はあるのか? 密かに民主を壊す手口のことか?」と批判している。

このほか、中国・新華社によると韓国の朝鮮日報は「日本の国民の素養は世界で一流で、公民教育が徹底されているため、子どもたちは小さい頃から『他人に迷惑をかけてはいけない』と教えられる。しかし植民統治と侵略戦争など、歴史上の過失について、日本は心から罪を認めることをしない。日本の教育の中では国民に他国の痛みを教えることがないのだ。日本人は『他国に迷惑をかけてはいけない』ということを習っていない」と指摘する記事を掲載した。

(編集翻訳 恩田有紀)

最終更新:8月2日(金)22時47分







「安倍右翼内閣」のイメージ回避狙う、麻生氏のナチス発言で火消し―中国メディア (XINHUA.JP) - Yahoo!ニュース

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「安倍右翼内閣」のイメージ回避狙う、麻生氏のナチス発言で火消し―中国メディア
XINHUA.JP 8月3日(土)7時35分配信

日本の麻生太郎副総理兼財務相は1日、憲法改正にからんでドイツのナチス政権を引き合いに、「あの手口を学んだらどうか」と講演で述べたことについて、「誤解を招く結果となった」として撤回した。菅義偉官房長官は同日、「安倍晋三内閣としてナチス政権を肯定的にとらえるようなことは断じてない」と表明しながらも、麻生氏が辞職する必要はないとの考えを示した。国内外の強烈な批判の中、安倍内閣は火消しを図り、国際社会に「安倍右翼内閣」の悪いイメージがつくことを回避しようとしている。中新網が2日伝えた。

麻生副総理は7月29日、ジャーナリストの桜井よしこ氏が理事長を務める「国家基本問題研究所」が開いたシンポジウムで、「ある日気づいたらワイマール憲法がナチス憲法に変わっていた。あの手口に学んだらどうか」と発言。日本メディアが報じ、国内外で批判の声が上がった。

報道によると、安倍首相は参院選の大勝後、憲法改正への準備を積極的に進めている。ただ憲法改正には公明党や社民党、共産党が反対しており、国民の賛成の意見も40%にとどまる。麻生氏の発言は安倍内閣の憲法改正への戦略を示しているとの指摘があり、安倍内閣が憲法改正によってかつての軍国主義への道を再び歩むのではないかとの懸念がぬぐえない。

麻生氏の発言と菅官房長官の釈明からは安倍内閣の「ナチス発言」への誠意が見えない。「右翼内閣」の色を薄めることは難しく、より多くの人が「安倍政権は次第に右に向かっている」と感じることとなるだろう。

(編集翻訳 恩田有紀)

最終更新:8月3日(土)7時35分







(朝鮮日報日本語版) 【社説】欧米が動かなければ過ちを認めない日本 (朝鮮日報日本語版) - Yahoo!ニュース

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(朝鮮日報日本語版) 【社説】欧米が動かなければ過ちを認めない日本
朝鮮日報日本語版 8月3日(土)9時25分配信

日本の麻生太郎副総理兼財務相は1日「ナチスによる憲法改正の手口を学ぶべき」とする自らの発言について「誤解を招いたことは遺憾に思う。ナチス政権の例を挙げたことは撤回する」と弁解したが、その一方で「ユダヤ人への謝罪や副総理を辞任する意向はない」と明言した。麻生氏は先月29日「ドイツのヒトラーは当時、欧州で最も先進的だったとされるワイマール憲法に基づく選挙で当選した。(ところが)ワイマール憲法はいつの間にか、誰も分からないうちにナチス憲法に変った。この手口を学ぶのはどうか」と発言した。

麻生氏が「ヒトラーに学ぶ」と語ったその意味は、国民が問題の深刻さを理解する前に、民主主義憲法を一気に無力化するという手口であり、これは、どのような手口を使ってでも日本の平和憲法を見直し、軍事大国に突き進む道を一気に切り開きたいとする考えがにじみでている。「ナチスの手口を学ぶ」という発言など、人権と民主主義を尊重する世界各国では絶対に口にすることはできない。ナチスはワイマール憲法を無力化することで周辺国を侵略し、世界大戦を引き起こしただけでなく、ユダヤ人大虐殺という悲劇を招いた歴史的背景があるからだ。このような発言を平気で行うのが、安倍内閣と日本の極右政治家のレベルだ。

安倍内閣は麻生氏の発言が外部に知られ、韓国や中国がその没歴史性を指摘したにもかかわらず、何もなかったかのように振る舞い、しかも反省の一言さえない。ところが欧米のメディア各社や、ナチス戦犯の追跡で知られるユダヤ人団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター(SWC、本部・米国)などが強く反発すると、麻生氏は直ちに自らの発言を撤回し、日本政府も遺憾の意を表明した。これは日本のいつもの行動パターンだ。米国や欧州などが騒ぎ立てればすぐに頭を下げる一方、かつて日本の侵略により直接の被害を受けた韓国や中国などアジア諸国に対しては心から謝罪していない。

日本のもう1人の極右政治家、橋下徹日本維新の会代表は、5月に従軍慰安婦関連の妄言を相次いで発した。性的奴隷として強制的に動員された慰安婦の女性たちに謝罪するどころか、逆に侮辱するような態度と発言を繰り返したのだ。しかし「在日米軍も風俗店を積極的に利用すべき」とする自らの発言に米国が不快感を示すと、橋下氏は緊急の会見を行いこれを謝罪した。1995年に日本の文藝春秋社が発行していた月刊誌「マルコポーロ」は「ホロコースト(ナチスによるユダヤ人大虐殺)は捏造」とする記事を掲載し、これにユダヤ人団体が反発すると、最終的に廃刊へと追い込まれた。

ナチスドイツと手を結び、第2次世界大戦を引き起こした日本帝国主義の最大の被害者は、アジア諸国とその国民だ。日本はこの最大の被害者に謝罪し、反省するどころか、逆に侮辱するような発言と行動を繰り返している。ところが、これに欧米諸国が反発すればすぐに頭を下げる態度を今回も示した。このままでは国家としての日本の道徳性は、間違いなくさらに崩壊するだろう。

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最終更新:8月3日(土)9時25分







(朝鮮日報日本語版) 日本メディア、麻生氏発言を強く批判 (朝鮮日報日本語版) - Yahoo!ニュース

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(朝鮮日報日本語版) 日本メディア、麻生氏発言を強く批判
朝鮮日報日本語版 8月3日(土)9時27分配信

(写真:朝鮮日報日本語版) 麻生太郎副総理のナチス発言を強く批判した2日付の日本の各紙。/車学峰記者
麻生太郎副総理が「ナチスの改憲手法に学んだらどうか」と妄言を発したことをめぐり、朝日新聞は2日付の社説で「明確な謝罪をせずに発言撤回だけですむものではない。安倍晋三首相は麻生副総理の発言に対してきちんとけじめをつけるべき」と主張した。

同紙はまた、2020年夏季五輪の招致委員会の評議会で特別顧問を務める麻生氏の発言が、五輪招致活動にも影響を与えかねないと報じた。同紙は「海外メディアの掲示板に『日本はナチスの同盟国だった』『(戦争責任者である)東条英機がまた誕生したみたいだ』などの批判的なコメントが書き込まれている」と伝えた。

毎日新聞も同日の社説で「麻生副総理は『真意と異なり誤解を招いた』と釈明したが、まるで説得力がない。先の大戦をどうみるか、安倍政権の歴史認識の問題とも関連がある」などと指摘した。安倍総理が別の歴史認識を持っているのだとすれば、麻生副総理の更迭は避けられないという意味だ。

最終更新:8月3日(土)9時27分







(朝鮮日報日本語版) ナチス発言の麻生氏「謝罪も辞任もしない」 (朝鮮日報日本語版) - Yahoo!ニュース

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(朝鮮日報日本語版) ナチス発言の麻生氏「謝罪も辞任もしない」
朝鮮日報日本語版 8月3日(土)9時27分配信

日本の麻生太郎副総理兼財務相は2日、東京都内で記者会見を行い「私の発言は(ドイツの)ナチス政権を正当化するものではない。(発言を撤回し釈明したことで)私の真意は十分に理解されたと思う」として「辞任するつもりはない」と述べた。また、自らの発言に反発する米国のユダヤ人団体や韓国、中国に対し謝罪する考えがあるかという記者たちの質問にも「(謝罪する考えは)ない」と答えた。

麻生氏は憲法改正問題をめぐり「ナチスのやり方を学んだらどうか」と発言し、諸外国の政府や世界の有力メディアから批判を浴びた。これを受け、今月1日「憲法改正をめぐるあしき例としてナチスに言及したことで誤解を招いただけに、これについての発言を撤回する」と述べた。

安倍内閣の閣僚たちは麻生氏を擁護した。日本政府のスポークスマンに相当する菅義偉官房長官は、野党が国会で麻生氏の発言について追及する姿勢を示していることに対し「麻生副総理が自らの信念とは異なる方向で誤解を招いたと釈明しているだけに、国会で議論するような問題ではない」と語った。また、甘利明経済再生相は「麻生副総理が簡潔に説明しようとしたことで生じた誤解だと思う。国際関係に影響を与えないよう、きちんと説明すべきだ」と述べた。

だが、日本の野党やメディアは「麻生氏が謝罪することなく、ただ発言を撤回するだけで済むような問題ではない」と批判している。朝日新聞は「問題の発言全体を見ると、麻生氏の釈明は苦し紛れな言い訳だ」と報じた。

一方、米国ホワイトハウスは、韓日両国の摩擦を引き起こしている従軍慰安婦問題について、事実上韓国側を支持する意向を表明した。ホワイトハウスのシドニー・サイラー補佐官(韓半島〈朝鮮半島〉担当)は1日(現地時間)、在米韓国人たちを招いて行った国政懇談会の席上「米国は常に真実を支持する。性的奴隷(慰安婦)のようなデリケートな問題については特にそうだ」と語った。

最終更新:8月3日(土)9時27分







【産経抄】8月3日+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

ttp://sankei.jp.msn.com/politics/news/130803/plc13080303080004-n1.htm

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8月3日
2013.8.3 03:08 (1/2ページ)[産経抄]

憲法改正とナチス政権に関する発言で報道陣の取材に釈明する麻生太郎氏=1日午前、財務省(平尾孝撮影)
久々にぎょっとした。朝日新聞など一部メディアが繰り広げている「麻生太郎副総理ナチス発言」祭りに、である。きのうの朝日新聞を見ると、1、2面と政治、社会面、それに社説まで動員しての大騒ぎである。

▼麻生氏は7月29日、都内で開かれたシンポジウムで「ワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気がつかないで変わった。あの手口を学んだらどうかね?」と発言した。確かに字面だけをみれば、あたかもナチスの手法を称揚しているようにみえる。

▼在米のユダヤ系人権団体が「どのような手法がナチスから学ぶに値するのか」と非難したのもうなずける。しかも、ナチスは憲法を改正も制定もしておらず、形の上でワイマール憲法は戦後まで存続していた。

▼首相経験者であり、しかも政権の柱である副総理として軽率極まりない。ただ、彼の肩を持つ義理はないのだが、前後の発言を詳しく点検し、当日会場にいた記者や傍聴者の話を聞くと、だいぶ様子が違う。



2013.8.3 03:08 (2/2ページ)[産経抄]

憲法改正とナチス政権に関する発言で報道陣の取材に釈明する麻生太郎氏=1日午前、財務省(平尾孝撮影)
▼討論者の一人として参加した麻生氏は「(憲法改正は)喧噪(けんそう)の中で決めないでほしい」と改正積極派が多い聴衆に向かって何度も繰り返している。「ナチス発言」も彼特有の皮肉な口調で語られ、場内に笑いも起きたという。ある傍聴者は、「ナチスをたたえているようにはとても聞こえなかった」と話す。

▼朝日新聞などが、シンポジウム翌日に一行も報じていないのが何よりの証拠である。野党は召集された臨時国会で追及する構えだが、麻生氏はすでに発言を撤回している。麻生発言を奇貨として「改憲派=ナチス支持者」の印象操作をしようとしているのは誰か? ナチスが得意だったプロパガンダ(宣伝戦)に乗せられてはならない。







首相「ナチス肯定は断じてない」 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20130804/k10013532301000.html

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首相「ナチス肯定は断じてない」
8月4日 17時3分

安倍総理大臣は、視察先の島根県津和野町で、記者団に対し、憲法改正に関連してナチスを引用した麻生副総理兼財務大臣の発言について「麻生氏はすでに発言を撤回しており、安倍政権として、ナチスを肯定的に捉えるということは断じてない」と述べました。

麻生副総理兼財務大臣は、先月29日に開かれたシンポジウムで、憲法改正に関連して、「ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口、学んだらどうか」などと述べ、その後、「真意と異なり、誤解を招いたことは遺憾だ」として、発言を撤回しました。
これについて、安倍総理大臣は、4日、視察先の島根県津和野町で記者団が「野党側が今の国会での審議を求めているが、麻生氏の発言をどう考え、対応するのか」と質問したのに対し「麻生氏はすでに発言を撤回している。安倍政権として、ナチスを肯定的に捉えるということは断じてなく、あってはならないと思っている」と述べ、野党側の要求には応じられないという考えを示しました。







山口代表「閣僚の発言は慎重に」 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20130805/k10013551151000.html

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山口代表「閣僚の発言は慎重に」
8月5日 15時18分

公明党の山口代表は、5日開かれた政府与党連絡会議で、憲法改正に関連してナチスを引用した麻生副総理兼財務大臣の発言を念頭に、「発言は慎重にしてもらいたい」と述べ、閣僚や与党幹部は言動に十分注意するよう求めました。

麻生副総理兼財務大臣は、先月29日に開かれたシンポジウムで、憲法改正に関連して、「ドイツのワイマール憲法も、いつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口、学んだらどうか」などと述べ、その後、「真意と異なり、誤解を招いたことは遺憾だ」として、発言を撤回しました。
山口代表は、この発言を念頭に、5日の政府与党連絡会議で、「先の参議院選挙を経て、自公両党が衆参両院で多数を占めることになったが、その責任の重さを自覚し、謙虚な政権運営に当たることが国民の信頼を増すことにつながる。みじんもおごりがあってはならず、閣僚の発言は慎重にしてもらいたい。与党幹部も、そうした自覚をしっかりと確認し合いたい」と述べ、閣僚や与党幹部は言動に十分注意するよう求めました。
会議のあと、山口代表は記者団に対し、「閣僚も与党幹部も、謙虚に、丁寧に、言動に注意を払っていこうということを確認し合った」と述べました。







与党 予算委開催応じられない NHKニュース

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与党 予算委開催応じられない
8月6日 14時37分

与野党の国会対策委員長らが会談し、与党側は、野党側が、憲法改正に関連してナチスを引用した麻生副総理兼財務大臣の発言を巡って予算委員会の集中審議を開くよう求めていることについて、「すでに発言を撤回し、決着している」などとして、受け入れられないという考えを示しました。

麻生副総理兼財務大臣が、先月開かれたシンポジウムで、憲法改正に関連して「ドイツのワイマール憲法も、いつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口、学んだらどうか」などと述べ、その後、発言を撤回したことを巡って、民主党など野党6党は、今の国会で、安倍総理大臣の出席も求めて予算委員会の集中審議を行うよう求めています。
これについて、与野党の国会対策委員長らが会談し、自民党の鴨下国会対策委員長は「麻生副総理はすでに遺憾の意を表して発言を撤回しており、この問題は決着していると考えている」などとして、要求には応じられないという考えを示しました。
これに対し、野党側は「麻生副総理の発言は許し難く、早急に真意を聞き、内閣の見解をたださなければならない」などとして、改めて今の国会で予算委員会の集中審議を行うことや、閉会中審査を行うことなどを求め、会談は平行線のまま終わりました。







野党5党 麻生副総理は辞任を NHKニュース

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野党5党 麻生副総理は辞任を
8月7日 15時5分

野党5党は、麻生副総理兼財務大臣が憲法改正に関連してナチスを引用した発言をしたことについて、「国際社会での日本の信頼を大きく傷つけた」として、辞任を求める声明をまとめました。

民主党やみんなの党などの野党5党は、国会対策委員長が会談し、麻生副総理兼財務大臣が憲法改正に関連してナチスを引用した発言をしたことを受けて、各党の党首が署名した声明をまとめました。
それによりますと、「発言は、ナチズムを肯定するまったく誤った認識に基づく釈明の余地のない暴言であり、国際社会における日本の信頼を大きく傷つけた」としています。
そのうえで、「麻生副総理の責任、さらには任命権者である安倍総理大臣の責任は極めて重大だ」として、麻生副総理の辞任、または罷免を求めています。
この後、国会対策委員長は、声明を手渡すため総理大臣官邸を訪れ、菅官房長官に面会を求めましたが、官邸側は、「面会の約束がない」として、応じませんでした。
民主党の高木国会対策委員長は、総理大臣官邸前で、記者団に対し、「数の力を背景に、野党には聞く耳を持たないという与党の強硬な姿勢に屈するわけにはいかない」と述べました。


発言で辞任の必要なし

菅官房長官は、記者会見で、野党側から、憲法改正に関連してナチスを引用する発言をした麻生副総理兼財務大臣の辞任を求める意見が出ていることについて、「麻生副総理は発言を訂正をしている。政府としての方針は明快になっているので、問題にすべきことではない」と述べ、野党側が求める麻生副総理の辞任などは必要ないという考えを示しました。







発信箱:過剰なサービス=榊原雅晴- 毎日jp(毎日新聞)

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発信箱:過剰なサービス=榊原雅晴

毎日新聞 2013年08月08日 大阪朝刊

あるイベントを取材するようPR会社から依頼書が届いた。そこには「差し出がましいのですが……」とただし書きがあり、“記事案”が同封してあった。つまり「こんなふうに書いてみたら」というお手本。それが私が書くより上手なので、プライドが少々傷ついた。

ある外国要人が来日した。招請した団体から記者会見の案内が届き、その人物の経歴や業績紹介が添えてあった。行き届いた配慮に大いに感謝。だが末尾に「資料は必ず事前に目を通しておくように」と強い調子で注意してあるのに驚いた。確かに最低限のマナーだけれど、それって駆け出し記者にデスクが言うセリフでしょ。

がんを放射線で効果的にやっつける医療機器が開発され、メーカーが発表した。プレゼンを聞きながら「医学の進歩はたいしたもんだ」と感心していたら、最後に広報担当者が「念のため注意しておきますが、放射線の『ひばく』は被曝と書いてください。被爆ではありません。くれぐれもお間違えのないように」。心配は分かるけど、こちらの日本語力がそんなに頼りなく見える?

どれもこれも、ものごとを正確に伝えてほしいという熱意の表れであり、目くじら立てることではあるまい。サービスが少し過剰だっただけ。

でもね、と思う。そうした過剰サービスなら、ほかに必要な人がいるんじゃない?

こういう言葉遣いなら誤解なく真意が伝わりますよ。ナチス問題は特にデリケートなので発言前に資料で事実確認しましょうね。未曽有は「みぞうゆう」ではなく、「みぞう」と読みましょう。

こんなアドバイスをしてくれるスタッフがいればよかったのにね、麻生さん!(京都支局)






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最終更新:2013年08月20日 16:22