日記/2014年01月02日(THU)/今日のまとめ
2014-01-12









【ニュース記事一覧】

尖閣諸島沖に中国人が乗った気球が着水 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140102/k10014231831000.html

尖閣諸島沖に中国人が乗った気球が着水
1月2日 2時31分

沖縄県の尖閣諸島沖に中国人が乗った気球が着水し、付近で警戒に当たっていた海上保安庁の巡視船が救助しました。
乗っていた中国人は洋上で中国当局の船に引き渡されました。

海上保安庁によりますと、1日午後2時半ごろ、台湾当局から日本側に尖閣諸島の周辺海域で気球が行方不明になったと連絡があり、付近で警戒に当たっていた巡視船が捜索を開始しました。
そして午後3時前、魚釣島の南およそ22キロ沖合で着水した気球を発見し、近くで漂流していた男性1人を日本の領海内で救助しました。
命に別状はなく船で事情を聞いたところ、男性は35歳の中国人で「尖閣諸島に行こうと1人で中国を出発した」と話したということです。
このため、日本と中国の間で外交ルートなどを通じて調整した結果、男性は1日午後8時前、洋上で海上保安庁の巡視船から中国海警局の船に引き渡されました。
中国海警局の船は日頃、尖閣諸島沖の領海に侵入し、日本の巡視船が警告するなどしていますが、今回は双方が協力する形となりました。






尖閣沖に気球で着水の中国人は「愛好家」 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140102/k10014238591000.html

尖閣沖に気球で着水の中国人は「愛好家」
1月2日 19時26分

1日、沖縄県の尖閣諸島沖で中国人の男性が気球に乗って着水し、付近で警戒中の海上保安庁の巡視船に救出されたことについて、中国外務省の報道官は、「この中国人は気球の愛好家だと強調しておく」と述べるにとどめ、日中間の詳しいやり取りなどは明らかにしませんでした。

海上保安庁によりますと、1日午後、台湾当局から日本側に、尖閣諸島の周辺海域で気球が行方不明になったという連絡があり、付近で巡視船が捜索に当たったところ、魚釣島の南およそ22キロ沖合で、着水した気球と漂流していた男性1人を発見し、日本の領海内で救助しました。
男性は35歳の中国人で、「尖閣諸島に行こうと、1人で中国を出発した」と話したということで、日本と中国の間で、外交ルートなどを通じて調整した結果、男性は、1日夜8時前、洋上で、海上保安庁の巡視船から、中国海警局の船に引き渡されました。
これについて、中国外務省の秦剛報道官は、2日の記者会見で、「中国海警局の船がすぐに付近の海域で捜索に全力を挙げた。男性は近くにいた日本の船に救助され中国側に引き渡された」と、事実関係を一部認めました。
ただ、秦報道官は男性の動機や引き渡しの経緯などについて、「この中国人は気球の愛好家だと強調しておく」と述べるにとどめ、日中間の詳しいやり取りなどは明らかにしませんでした。






「核のゴミ」処分 国が候補地選定へ NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140102/k10014231401000.html

「核のゴミ」処分 国が候補地選定へ
1月2日 4時8分

原子力最大の課題とも言われる、いわゆる「核のゴミ」について、国はこの春にも基本方針を改定したうえで、これまでより前面に出て処分場の候補地を選ぶ新たな取り組みを始めます。
ただ、専門家からは拙速に進めればかえって解決を難しくするとして、慎重な対応を求める声が出ています。

原発から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のゴミ」について、国は地下深くに埋めて処分する計画で14年前に法律を定め公募を行ってきましたが、処分場の候補地は決まっていません。
このため、経済産業省は専門家会議での議論を基に、この春にも法律に基づく基本方針を改定したうえで、これまでより前面に出て処分場の候補地を選ぶ新たな取り組みを始めます。
具体的には、国が科学的に処分場に適した地域を示したうえで、その後、複数の候補地を選んで地域に申し入れることにしていて、「核のゴミ」の処分にことし道筋をつけることができるかが焦点となります。
しかし、「核のゴミ」の処分への国民の理解は十分でなく、拙速に進めればかえって原発の運転再開のために急いでいるという疑念を招き解決を難しくするとして、慎重な対応を求める声が出ています。専門家会議の委員で東京電機大学の寿楽浩太助教は「核のゴミの処分に社会的な合意があったかと言えば、疑問が残る。原子力への信頼を取り戻し社会の支持を得るには相当の時間が必要で、国はその間に真摯(しんし)に社会の声に耳を傾け、処分の進め方を柔軟に変えることが必要だ」と話しています。




「はやぶさ」の後継機を打ち上げへ NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140102/k10014231421000.html

「はやぶさ」の後継機を打ち上げへ
1月2日 4時18分

日本の宇宙開発はことし、小惑星探査機「はやぶさ」の後継機の打ち上げが予定されるほか、若田光一さんが国際宇宙ステーションの船長に日本人として初めて就任するなど、新たな挑戦の年となります。

4年前に地球に帰還した日本の小惑星探査機「はやぶさ」の後継機「はやぶさ2」は、ことし12月の打ち上げを目指してJAXAが開発を進めています。
「はやぶさ」が着陸した「イトカワ」とは別の水や有機物を含む小惑星に向かい、東京オリンピックが開かれる2020年ごろ、石や砂を採取して持ち帰る計画です。このほか、基幹ロケットH2A、H2Bの打ち上げは、ことしから来年3月にかけて6回程度予定され、雨を観測する衛星や、災害時などに地上をレーダーで調べる衛星、それに、宇宙ステーションに物資を運ぶ輸送船「こうのとり」も打ち上げられる予定です。
また、ことしは次世代の基幹ロケットH3の開発も始まることになっていて、6年後の2020年の1号機打ち上げが計画されています。
一方、国際宇宙ステーションに長期滞在している若田光一さんは、ことし3月中旬から2か月間ほど日本人として初めて船長を務めます。
船長は同僚の宇宙飛行士の作業量や体調を把握してスケジュール調整を行うほか、緊急事態では大きな権限を持つことになり、若田さんは指揮官として重責を担います。




皇居で新年の一般参賀 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140102/k10014234621000.html

皇居で新年の一般参賀
1月2日 18時52分

正月二日、皇居で一般参賀が行われ、天皇陛下が「わが国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります」とあいさつされました。

2日の東京は、快晴の穏やかな天気となり、午前9時半に皇居の正門が開くと、待っていたおよそ1万2000人が二重橋を通って宮殿の前に向かいました。
天皇皇后両陛下は、皇太子ご夫妻や秋篠宮ご夫妻など皇族方と共に、午前中3回、宮殿のベランダに立ち、訪れた人たちに笑顔で手を振って応えられました。
そして、天皇陛下が、「新しい年を共に祝うことを誠に喜ばしく思います。本年が国民一人一人にとり、安らかな穏やかなものであることを願っています。年の初めにあたり、わが国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります」と新年のあいさつをされました。
両陛下と皇族方は、午前3回、午後2回の合わせて5回、宮殿のベランダに立たれ、2日一日で平成に入って2番目に多い8万1000人余りが皇居を訪れて新年を祝いました。





冷凍食品に農薬 成分など捜査 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140102/k10014235871000.html

冷凍食品に農薬 成分など捜査
1月2日 13時50分

食品大手「マルハニチロホールディングス」の子会社の群馬県の工場で生産された冷凍食品から農薬が検出された問題で、警察は、農薬が混入されている疑いのある商品の提供を受け成分を分析するなどして捜査を進めています。

マルハニチロホールディングスの子会社「アクリフーズ」の群馬県大泉町の工場で生産されたピザやコロッケなどの7種類の冷凍食品から、殺虫剤などとして使われる農薬の一種「マラチオン」が検出されたことが、先月、明らかになりました。
群馬県の調査で、農薬は工場内で使用されず通常の製造過程で農薬が混入した可能性が低いことから、警察は、何者かが意図的に農薬を商品に入れた疑いもあるとみて、捜査しています。
これまでに、商品の製造工程や工場の内部の構造などについて関係者から話を聞くとともに「異臭がする」として返品され農薬が混入されている疑いのある商品について、会社から提供を受けて分析を始め、農薬の成分などについて捜査を進めています。
また、マラチオンは、園芸に使う殺虫剤として購入に許可の必要がないままホームセンターなどで広く販売されているということで、警察は、購入元についても調べています。







拉致被害者家族「交渉の糸口を」 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140102/k10014236141000.html

拉致被害者家族「交渉の糸口を」
1月2日 14時33分

政府が認定している北朝鮮による拉致被害者のうち、安否が分かっていない12人の平均年齢はことし65歳を超えます。
その一方で、日朝の政府間協議はおととしを最後に開かれておらず、被害者の家族は、北朝鮮との交渉の糸口を探り、一刻も早い解決につなげるよう政府に求めていくことにしています。

拉致問題を巡っては、おととし11月を最後に日本と北朝鮮の政府間協議は開かれておらず、去年も被害者の帰国に結びつく具体的な進展はありませんでした。
その一方で、政府が認定している被害者のうち、安否が分かっていない12人の平均年齢はことし65歳を超え、最も若い横田めぐみさんも10月で50歳になります。
帰国を待ち続ける家族の高齢化も進み、被害者の親の平均年齢はことし87歳を超えます。
こうしたなか、先月のチャン・ソンテク前国防委員会副委員長の粛清を受け、北朝鮮が体制の引き締めを図るため対外的に緊張を高めることも予想されていて、外交交渉への影響を懸念する声も出ています。
北朝鮮の権力構造が変化するなか、交渉の糸口をどう探り、拉致被害者の帰国につなげていくのか、家族は、一刻も早い解決を図るための戦略的な取り組みを政府に求めていくことにしています。


「もう待てない」

拉致被害者の家族会代表の飯塚繁雄さんは「これ以上我慢できない、もう待てないという気持ちだし、これからも同じような状況が続くとすれば、拉致問題が相当、先に追いやられてしまうのではないかと懸念している。なんとか2014年に解決の兆しや具体的な進展を見せてもらいたい」と話しています。
そのうえで、「解決のためには、交渉の場に北朝鮮を引き出して、最終的には首脳どうしで話をしないとだめだと思う。なんとか交渉のきっかけを見つけてトップ会談に持っていってもらいたい」と政府に求めました。





餅やおせち詰まらせ2人死亡 栃木 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140102/k10014234771000.html

餅やおせち詰まらせ2人死亡 栃木
1月2日 12時16分

栃木県内で、お年寄り2人が餅やおせち料理をのどに詰まらせて死亡し、消防では注意を呼びかけています。

消防や警察によりますと、2日午前7時ごろ下野市に住む85歳の男性が自宅で朝食の雑煮を食べているときに、餅をのどに詰まらせ、意識不明になりました。男性は救急車で病院に運ばれましたが、午前9時半ごろに亡くなりました。
また、那須塩原市でも85歳の女性が1日、自宅でおせち料理を食べていたところ、食べ物をのどに詰まらせ、病院で手当てを受けていましたが、2日午前1時すぎに亡くなったということです。
消防では、餅などは小さく切ってよくかんで食べるよう注意を呼びかけています。





住宅火災で帰省中の孫が死亡 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140102/k10014235381000.html

住宅火災で帰省中の孫が死亡
1月2日 16時22分

2日朝、滋賀県彦根市の住宅から火が出て、大阪から帰省していた20歳の大学生が死亡したほか、3人がけがをしました。

2日午前7時半ごろ、彦根市長曽根南町の村田昭代さん(85)の住宅から火が出たと帰省していた家族から消防に通報がありました。
消防車4台が出て消火に当たり、火はおよそ50分後に消し止められましたが、鉄筋コンクリート2階建ての住宅、およそ240平方メートルがほぼ全焼しました。
この火事で、村田さんの孫で、大阪・和泉市に住む大学生の村田諭弥さん(20)が全身にやけどを負って死亡しました。
また、村田さんと息子夫婦の合わせて3人が、のどや腕にやけどをするなど、軽いけがをしました。
警察によりますと、村田さんは1人暮らしで、年末から息子夫婦と孫が帰省していたということです。
警察と消防が火事の詳しい原因を調べています。





帰省中の家族の車が横転 母親死亡 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140102/k10014235891000.html

帰省中の家族の車が横転 母親死亡
1月2日 13時50分

2日午前、愛媛県大洲市の松山自動車道の上り線で、帰省中の家族5人が乗った車が横転し、35歳の母親が死亡したほか夫と子ども3人の合わせて4人がけがをしました。警察は車線を変更しようとしてハンドル操作を誤ったとみて詳しい原因を調べています。

2日午前10時50分ごろ、大洲市松尾の松山自動車道の上り線で家族5人が乗った車が横転しました。
この事故で、後部座席に乗っていた京都府亀岡市に住む山松智子さん(35)が頭を強く打って死亡しました。また、車を運転していた夫の信昭さんと、4歳から12歳までの3人の子どもの合わせて4人が軽いけがをしました。
警察によりますと、この家族は、亀岡市から愛媛県宇和島市にある智子さんの実家に帰省中で、松山市内に買い物に行く途中だったということです。
現場は片側2車線の直線道路で、警察は、車線を変更しようとしてハンドル操作を誤り道路の側壁に衝突して横転したとみて詳しい原因を調べています。






古紙にGPS取り付け 持ち去り確認 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140102/k10014231291000.html

古紙にGPS取り付け 持ち去り確認
1月2日 4時18分

自治体の収入になる家庭から出た古紙が無断で持ち去られるのを防ぐため、去年から古紙にGPS装置を取り付ける取り組みを導入した関東地方の24の自治体で、先月(12月)までに、およそ40回の持ち去り行為が確認されたことが分かりました。

各地の自治体では、家庭から出た古紙をリサイクル資源として売却し収入にしていますが、委託を受けていない業者が無断で持ち去る行為が後を絶たないということです。
こうした行為を防ごうと、古紙回収業者などで作る団体は、位置と時間を発信するGPS装置を取り付けた古紙をごみの集積場に置き、その動きを追跡する取り組みを去年から始め、関東地方では24の自治体が導入しています。
団体によりますと、関東地方で、先月までに、無断で持ち去った行為は合わせて38回確認されました。
これらの古紙は東京や埼玉の8つの業者に持ち込まれていたため、正式に委託を受けた業者以外から買わないよう注意したということです。
この取り組みを導入したあと、古紙の回収量が増えた自治体もあり、東京・東久留米市では導入して3か月で、前の年の同じ時期に比べて15トン増えたということです。東久留米市ごみ対策課の佐川公行課長は、「悪質な業者に厳しく対応するとともに、効果があることが分かったので今後も続けたい」と話しています。







深海の“ダンゴムシ”絶食5年 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140102/k10014235401000.html

深海の“ダンゴムシ”絶食5年
1月2日 13時6分

三重県鳥羽市の水族館で飼育されている深海に住むダンゴムシの仲間、「ダイオウグソクムシ」が、絶食を始めてから2日でちょうど5年になり、水族館には、その姿を見ようという大勢の人が訪れています。

ダイオウグソクムシは、メキシコ湾などの深海600メートルから700メートルに生息するダンゴムシの仲間で、体長が30センチほどあり、鳥羽水族館では10匹を飼育しています。
このうちの1匹が、平成21年1月2日に、あじを食べて以来、餌を食べなくなり、絶食期間は、2日でちょうど5年になります。
水族館では数か月に1回程度、魚やえびなどの餌を与えていますが、一向に興味を示さないため、2日は、5年前に餌を食べた同じ時間帯の午後6時ごろに、初めての試みとして、鶏肉を与えるということです。
水槽の前では、大勢の人がこの不思議な生き物を鑑賞していました。
飼育員の森滝丈也さんは「深海に住む生き物なので、通常でも頻繁に食べることはないが、なぜ5年も絶食しているのか分からない。ただ、元気に動き回ることもあるので、健康状態は問題ないと思う」と話していました。




“よろい着た人骨”の遺跡 保存へ NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140102/k10014231321000.html

“よろい着た人骨”の遺跡 保存へ
1月2日 4時18分

古墳時代の鉄製のよろいを着た男性の骨が見つかった群馬県渋川市の遺跡で全国的にも珍しい発見が相次いでいることから、群馬県は現地で建設する予定だった道路計画を変更し、遺跡を保存することを決めました。

群馬県渋川市の「金井東裏遺跡」では、おととし11月、鉄製のよろいを着た男性の骨が見つかったほか、先月は骨から1メートルほど離れた別のよろいから動物の骨で作られた「小札」が見つかるなど、全国で初めてとなる発見が相次いでいます。
この遺跡は発掘調査が終われば埋め戻され、長野県までつながる高規格道路が作られる予定でしたが、群馬県は全国的に注目を集めているとして遺跡を保存して上に橋を通すなど計画を変更することを決めました。
よろいを着ていた男性は近くの榛名山の噴火による火砕流に巻き込まれたと考えられていますが、近くからは鉄製のかぶとや青銅製の鏡、さらに馬具などが出土していて、全国の考古学ファンから男性が当時何をしていたのかや人物像などについて関心が高まっています。






首相 米との信頼維持に努力 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140102/k10014238251000.html

首相 米との信頼維持に努力
1月2日 17時58分

安倍総理大臣は、中国が海洋進出を強めるなど、日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増すなか、みずからの靖国神社参拝に対して、同盟国アメリカからも懸念が示されたことから、オバマ大統領のことし4月ごろの日本訪問を実現するなどして、信頼関係の維持に努めることにしています。

安倍政権は去年、外交・防衛の基本方針となる初めての「国家安全保障戦略」を決定し、中国が海洋進出を強め、北朝鮮情勢が不透明化するなど、日本を取り巻く厳しい安全保障環境の下、強固な日米同盟を背景に、「積極的平和主義」の立場から国際社会の平和と安定に寄与していく方針を打ち出しました。
こうしたなか、中国と韓国は、安倍総理大臣が、靖国神社に参拝したことに、「国連憲章を基礎とする戦後の国際秩序への挑戦だ」などと強く反発し、中国は、各国に、参拝を批判するみずからの立場に理解を求める、いわば「日本包囲網」を築こうとする動きを見せています。
さらに、この問題では同盟国アメリカからも、国務省が「アメリカ政府は失望している」という声明を出すなど、安倍総理大臣の対応に懸念を示す意見が出ています。
安倍総理大臣としては、中国、韓国との関係改善には、なお時間がかかるものの、「参拝は、戦没者を追悼し、不戦を誓うものだ」として、各国に粘り強く説明を重ね、理解を求めていくことにしています。
そして、この問題が、日米同盟を揺るがす要因になってはならないとして、オバマ大統領のことし4月ごろの日本訪問を実現させるとともに、それに向けて、日米両政府の合意に基づき普天間基地の移設などを着実に進めることや、オバマ大統領が強い意欲を示しているTPP=環太平洋パートナーシップ協定の早期合意を目指すなど、日米間の懸案に積極的に取り組むことで、信頼関係の維持に努めることにしています。


ことしの主な外交日程

安倍総理大臣のことし1年の主な外交日程です。
来週9日から中東・アフリカ各国を訪れ、首脳外交をスタートさせます。
今月下旬には、スイスで開かれる世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」に出席するほか、インドを訪れシン首相と会談を行う予定です。
また、4月にアジアを歴訪する見通しのアメリカのオバマ大統領の日本訪問に向けて調整を進めています。
さらに、6月にはロシアのソチで開催されるG8サミット=主要国首脳会議に出席し、各国首脳と会談する予定です。
10月には、中国の北京でAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議、11月には、オーストラリアのブリスベンでG20サミットが開かれることになっています。







山下徳夫元官房長官が死去 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140102/k10014235361000.html

山下徳夫元官房長官が死去
1月2日 13時6分

自民党の元衆議院議員で、官房長官や厚生大臣などを務めた山下徳夫氏が1日、老衰のため、佐賀県伊万里市内の自宅で亡くなりました。
94歳でした。

山下徳夫氏は佐賀県伊万里市の出身で、佐賀県議会議員を4期務め、昭和44年の衆議院選挙で旧佐賀全県区から立候補して初当選し10回連続で当選しました。
この間、第2次中曽根内閣で運輸大臣として初入閣し、昭和60年に起きた日航ジャンボ機の墜落事故などの対応に当たったほか、第3次中曽根内閣で総務庁長官、第1次海部内閣で官房長官、宮沢内閣で厚生大臣を務めました。
山下氏は、旧三木派やその後身の旧河本派で、会長の三木元総理大臣や河本元通産大臣の側近として活躍し、当時、同じ派閥に所属していた海部俊樹氏の総理大臣就任に尽力しました。
その後、平成12年の衆議院選挙に立候補せず政界を引退していましたが、1日未明、老衰のため、伊万里市内の自宅で亡くなりました。
94歳でした。






イラクで死亡した市民 過去5年で最悪 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140102/k10014232361000.html

イラクで死亡した市民 過去5年で最悪
1月2日 7時36分

イラクで去年1年間に宗派対立によるテロや襲撃などで死亡した市民が、民間団体の集計で前の年より2倍以上増えておよそ9500人に上り、過去5年間で最悪となりました。

イギリスの民間団体「イラク・ボディー・カウント」の発表によりますと、イラクで去年1年間に爆弾テロや襲撃事件に巻き込まれて死亡した市民は9475人で、前の年より4900人余り増えました。
この1年間で急速に治安が悪化したことになり、死者数は過去5年間で最悪となりました。
治安悪化の主な原因は、イラクで多数派のイスラム教シーア派と少数派のイスラム教スンニ派による宗派対立の激化で、「イラク・ボディー・カウント」はシーア派が主導する政府に対して、スンニ派の人々が不満を募らせ治安部隊と衝突しているとしています。
さらに、隣国シリアで3年近く続く内戦の影響で、イラク国内にスンニ派の過激派が多数入り込み、シーア派の市民や警察官を標的にしたテロや襲撃を繰り返しているとも分析しています。
イラクでは2年前にアメリカ軍が撤退しましたが治安は一向に改善せず、去年はむしろ悪化の一途をたどっていて、イラク戦争で混乱した社会や経済を立て直すうえで最大の障害になっています。







南極海 ロシア調査船から52人救出 NHKニュース

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南極海 ロシア調査船から52人救出
1月2日 22時36分

南極海の厚い氷に航路を阻まれ、先月24日から立ち往生しているロシアの大型調査船の救助活動がヘリコプターを使って行われ、日本時間2日夜、研究者や観光客など合わせて52人が救出されました。

この調査船は、先月上旬に研究者や観光客、乗組員の合わせて74人を乗せてニュージーランドを出発し南極海を航行していましたが、先月24日、厚い氷に航路を阻まれて航行できなくなり、救助を要請していました。
オーストラリアの海上保安当局は、救助のために大型砕氷船を現地に向かわせましたが、強い風と雪に阻まれ、調査船に近づくことが困難となっていました。しかし、2日になって、現地の天候が安定したことから、この船からおよそ10キロ離れた中国船に搭載されたヘリコプターによる救出活動が始まりました。
オーストラリアの海上保安当局によりますと、日本時間2日午後8時すぎまでに、船に残る乗組員を除く研究者や観光客など合わせて52人が救出され、オーストラリアの大型砕氷船に移ったということです。
救出された52人は、このあとオーストラリアに向かい、船に残った22人の乗組員は氷が薄くなるのを待って、船と共に現場海域を離れる予定だということです。







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最終更新:2014年01月12日 21:50