日記/2014年02月10日(MON)/今日のまとめ
2014-02-21









【ニュース記事一覧】

STAP細胞「ノウハウ教えて」 山中教授が会見で称賛:朝日新聞デジタル

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STAP細胞「ノウハウ教えて」 山中教授が会見で称賛

鍛治信太郎、野中良祐 野中良祐

2014年2月10日23時44分

大リーグだけじゃなく、サッカーのワールドカップも狙える――。理化学研究所の小保方晴子さん(30)らが作製したSTAP(刺激惹起(じゃっき)性多能性獲得)細胞について、2012年にノーベル医学生理学賞を受けた京都大iPS細胞研究所の山中伸弥教授(51)が10日、京都市内で記者会見を開き、賛辞を贈った。

同じ万能細胞のiPS(人工多能性幹)細胞を先駆けて作製した山中さんは京大でもSTAP細胞をつくる意向を示し、「小保方さんにノウハウを教えていただきたい」と述べた。

山中さんは今回の成果について「若い日本の研究者からの発信で、本当に誇りに思う」と評価。「iPS細胞と同じ仕組みでできているのかもしれない。研究者として非常にワクワクする」と話した。iPS細胞で培った経験を理研に提供するなど、最大限協力して研究を進め、「ぜひ一緒に頑張っていきたい」という。

また、STAP細胞は、体内で臓器を再生するなどiPS細胞には難しいことができる可能性があると指摘。「iPSにとっては大リーグがゴールだが、STAPはもっとほかの可能性があると思う。必ずしも大リーグを目指すのではなく、サッカーでワールドカップも狙える」と例えた。

その一方で「iPS細胞がSTAP細胞に比べてがんになりやすいといった誤解が広まり、心を痛めている」と語った。iPS細胞は発見から8年でつくり方も変わり、安全性が大きく高まり、人間への臨床試験が可能な一歩手前まできていることを説明。その上でSTAP細胞の安全性評価については「まだこれから」とも指摘した。(鍛治信太郎、野中良祐)





集団的自衛権行使、「北朝鮮」名指し 首相が具体例:朝日新聞デジタル

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集団的自衛権行使、「北朝鮮」名指し 首相が具体例

2014年2月10日21時35分

安倍晋三首相は10日の衆院予算委員会で、集団的自衛権を行使するケースについて①北朝鮮に武器弾薬を運ぶ船舶への検査②米国に向かって発射されたミサイルの迎撃、を例示し、憲法解釈変更による行使容認に改めて意欲を示した。首相は具体的な事例を列挙して、容認に理解を得たい考えとみられる。ただ、「全体的に認めますということはない」とも述べ、全面的な容認ではなく、一定の制約を設ける考えも示した。

首相は「北朝鮮が米国を攻撃した際、北朝鮮に武器弾薬が運ばれているのを阻止できるのに、阻止しなくていいのか」と答弁。北朝鮮へ向かう船舶を強制的に検査することも可能にすべきだとの見解を示した。集団的自衛権行使に絡み今国会で初めて「北朝鮮」と名指しし、首相は「国の固有名を挙げない方がいいが、多少わかりやすく話をするために北朝鮮という例を挙げた」と述べた。民主党の岡田克也氏への答弁。

首相は「将来、技術的に可能となった場合、グアム、ハワイに向かっていくミサイルを撃ち落とす能力があるのに、撃ち落とすことができないのか」とも答弁した。現在の自衛隊のミサイル防衛では米国へ向かうミサイルの迎撃は技術的に困難とされるが、将来的に迎撃を可能にすることに前向きな考えを示したもので、これも北朝鮮を念頭に置いたとみられる。首相は「(行使)できないということの中で日米同盟が危うくなる」とも強調した。民主党の海江田万里氏への答弁。





イルカ追い込み漁、米国なぜ問題視? 地元漁協は困惑:朝日新聞デジタル

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イルカ追い込み漁、米国なぜ問題視? 地元漁協は困惑

木原貴之、小林哲

2014年2月10日20時38分

キャロライン・ケネディ駐日米大使がツイッターで批判したイルカの追い込み漁。どんな漁なのか。米国はなぜ問題視するのか。

イルカ漁懸念ツイート「政策示すこと大事」

国内で唯一、追い込み漁が行われる和歌山県太地町。夜明けとともに約30キロ沖を目指し扇状になって出港した小型船団が、「カンカンカン」という音をたてながら戻ってきた。数十メートル先には、海面に背びれを出しながら数頭の群れが泳いでいる。崖が囲む小さな入り江に群れが入ると、外側に素早く網が張られた。

船は群れの沖側に並び、海面にさした金属棒をトンカチでたたく。音を怖がり陸側に向かうイルカやクジラを、捕獲しやすい浅瀬がある入り江まで追うのが追い込み漁だ。毎年9月から約半年間、1千頭前後を捕獲する。

大使は1月18日、「米国政府はイルカの追い込み漁に反対します。イルカが殺される追い込み漁の非人道性について深く懸念しています」とツイートした。






スイスの国民投票、移民制限に賛成多数 EU側「遺憾」:朝日新聞デジタル

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スイスの国民投票、移民制限に賛成多数 EU側「遺憾」

前川浩之

2014年2月10日10時27分

スイスで9日、外国人移民の数を制限するかどうかを問う国民投票が行われ、賛成が多数となった。今後、法律で国籍ごとに移民数の枠を定めることになった。欧州連合(EU)非加盟ながらも、EUとの間で人の移動を自由にし、人口の2割超を占める移民はスイス経済に不可欠な存在だが、国民には反移民感情が根強いことが露呈した。

憲法に「滞在する外国人の上限と割当数を毎年決める」という条文を加えることの是非が、投票にかけられた。スイス政府発表によると、賛成50・3%、反対49・7%。20州と6準州のうち、12州と5準州で賛成が上回り、州の数でも過半数が賛成となったため、結果は拘束力を持つ。投票率は55・8%だった。

投票は与党の右派・国民党が、法定の10万人分の署名を集めて実現。スイスはこれまで、外国人の滞在許可について個別に審査し、人数の制限はなかった。






日ロ領土問題―地域の安定が前提だ:朝日新聞デジタル

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日ロ領土問題―地域の安定が前提だ

2014年2月10日00時59分

ロシアとの領土問題は重要な課題である。だが、その解決に向けては、北東アジア全体を見渡す視座が欠かせない。

冬季五輪が始まったロシア南部ソチで日ロの首脳会談があった。プーチン大統領による秋の日本公式訪問が決まった。

安倍首相の就任後、5回目の会談だ。プーチン氏は、多忙な開会式翌日ながら、昼食会まで用意して迎えた。やはりソチを訪れた中国の習近平(シーチンピン)国家主席にもなかった歓待ぶりだ。

ロシアの人権状況を懸念する米欧首脳の多くが五輪の開会式を欠席した。期せずして主要先進国の代表となった安倍氏を厚遇したということだろう。

記者会見で安倍氏は、「強固なものとなった個人的信頼関係をもとに」プーチン氏と領土問題を解決し、平和条約を結ぶことに強い意欲を示した。

領土問題をめぐる日ロ外務次官級協議は、ロシア側が「(北方領土)四島は第2次大戦の結果、ソ連領となった」との立場を繰り返し、停滞感が漂う。首脳間の信頼強化が打開へ向けて効果を持つのは確かだろう。

会談ではほかに、昨年から外務・防衛担当閣僚会合(2プラス2)が始まった安全保障や、エネルギー、経済など広く話し合われた。領土問題の解決には国民の交流も含む重層的な関係の底上げが必要だからだ。

だが、日本と中国、韓国との関係が悪化の一途をたどる北東アジア情勢には、ほとんど触れなかったのは疑問が残る。

ロシアは、極東とシベリアの開発にアジア太平洋諸国から投資や技術を引き入れようとしている。米国のシェールガス革命で輸出が減った天然ガスを、この地域に売り込む必要もある。

それには、大経済圏をつくる日中韓各国と等しく協力関係を保ちたい。また、北朝鮮の核開発問題など安保上の懸案でも、ロシアは日中韓との連携をめざしている。

その思惑の中で、領土や歴史をめぐり日本と中韓が緊張する状況は、ロシアにもマイナスとなる。地域の不安定化は外交の予測と計算を難しくする。

もし安倍氏が対ロ関係の強化を中韓への牽制(けんせい)に使うようになれば、プーチン氏は安倍氏と交渉する動機を弱めるだろう。

日ロ間の領土問題の解決も結局は、北東アジア全体の安定が前提となる。その現実を見失ってはならない。

日本はロシアとの関係と並行して、どうやって中韓との関係改善を実現するのか。プーチン氏訪日に向け、安倍首相はきちんと構想を描く必要がある。






フィギュア団体、日本は5位 初代王者はロシア:朝日新聞デジタル

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フィギュア団体、日本は5位 初代王者はロシア

2014年2月10日03時24分

ソチ五輪のフィギュアスケート団体は9日行われ、日本は計51点で5位となり、メダル獲得はならなかった。男子フリーは町田樹(関大)が165・85点の3位、女子フリーは鈴木明子(邦和スポーツランド)は112・33点で4位、最終のアイスダンスフリーダンスはキャシー・リード、クリス・リード組(木下ク)が76・34点で5組中5位だった。

金メダルは75点のロシア、銀メダルが65点のカナダ、銅メダルが60点の米国。4位は52点のイタリアだった。






上村支えた特注ブーツ 外反母趾克服、快進撃の原動力に:朝日新聞デジタル

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上村支えた特注ブーツ 外反母趾克服、快進撃の原動力に

矢吹孝文

2014年2月10日00時36分

モーグル女子代表の上村愛子選手(34)は、大阪市中央区の電子部品メーカー「レクザム」の特注ブーツを使っている。足の痛みに苦しんできた上村選手の足形を丹念に調べ、最良のブーツを届けてきた。

きっかけは2001年。同社のイベントに招かれた上村選手の痛みは深刻だった。足の親指が内側に入り込み、付け根の骨が張り出す外反母趾(ぼし)だ。足を引きずるように歩き、競技前には痛み止めの注射を欠かせなかった。引退報道も飛び交った。

「私たちにブーツを作らせてほしい」。スポーツ事業部長の林末義さん(58)が声をかけた。「足に優しいブーツ」が信条だ。足への負担を減らし、しかもしっかり固定する工夫を重ねた。外装のプラスチックを熱で変形させるなどして足の形に合わせ、足首への締め付けを強くして密着度を高めた。そのかいもあって、上村選手は02年のソルトレーク五輪で6位入賞。03年のワールドカップ(W杯)で初優勝を果たした。






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最終更新:2014年02月21日 18:47