日記/2014年02月17日(MON)/今日のまとめ
2014-02-21









【ニュース記事一覧】

バリ島不明 5人の生存確認 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140217/k10015313791000.html

バリ島不明 5人の生存確認
2月17日 23時59分

インドネシア・バリ島の沖合で今月14日にダイビング中に行方が分からなくなった日本人女性7人のうち、インストラクター1人の無事が確認されたのに続いて、17日夜、新たに4人が救助され、これで7人のうち5人の生存が確認されました。

バリ島の南東にあるレンボンガン島の近くで今月14日に行方が分からなくなった日本人女性7人の捜索は17日も救難当局の船や航空機に加え、バリ島に住む日本人も船を出して、これまでより範囲をさらに南に広げて行われました。
日本総領事館によりますと、7人のうちインストラクターの古川さおりさんがバリ島の病院に運ばれて無事が確認されました。
一方、古川さんとは別に、4人の女性が、行方不明になったレンボンガン島の沖合から南東におよそ20キロ離れたペニダ島近くの岩場にいたところを救助され、日本時間の17日午後9時すぎ、船でバリ島の港に運ばれ、救急車で病院に搬送されました。
病院の関係者や警察によりますと4人は、▽山本栄美さん(33)、▽吉留温美さん(29)、▽冨田奈穂美さん(28)、▽森園彩さん(27)だということです。
日本総領事館によりますと、4人は体は衰弱しているものの、意識ははっきりしているということです。
これで、行方が分からなくなっていた7人のうち5人の生存が確認されました。
一方、▽宮田律子さん(59)と▽インストラクターの高橋祥子さん(35)の2人は、依然として行方が分かっておらず、救難当局は、18日も朝から捜索を続けることにしています。


バリ島の救難当局の会見

バリ島の救難当局は、日本時間の17日夜9時前から記者会見をして、4人を見つけた時の状況を明らかにしました。
それによりますと、救難当局のヘリコプターが、岩場の上で、黒いウエットスーツ姿の4人が、肩を抱き合うようにして救助を求めているのを発見したということです。
ただ、4人の健康状態については明らかにしませんでした。
一方、救難当局は、7人のうち、今も行方が分からない2人の捜索を、18日朝から再開するとしています。


森園さんの父親の話

生存が確認された森園彩さんの父親の兵庫県上郡町に住む森園正彦さん(60)は、「午後9時50分ごろ、現地の領事館から連絡があり、娘が無事だと聞きました。けがもしていないということで、ホッとしています。あすにも現地に向かいたいと思っています」と話していました。






砕氷艦「しらせ」南極沖で座礁 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140217/k10015313061000.html

砕氷艦「しらせ」南極沖で座礁
2月17日 21時54分

南極での観測活動を支援する海上自衛隊の砕氷艦「しらせ」が、南極沖を航行中に暗礁に乗り上げ座礁しました。
防衛省などによりますと、乗組員にけがをした人はなく、今後、満潮に合わせて移動を試みることにしています。

防衛省や文部科学省によりますと、日本時間の16日午後、南極の昭和基地の北東およそ300キロにあるロシアのマラジョージナヤ基地の沖合およそ700メートルを航行していた海上自衛隊の砕氷艦「しらせ」が暗礁に乗り上げて座礁しました。
この座礁で船内の一部が浸水しましたが、二重になっている船底のうち内側の部分に損傷はないため沈没のおそれはないということで、燃料などの流出もないということです。
また、乗っている240人にけがをした人はいないということで、今後、満潮に合わせて暗礁からの移動を試みることにしています。
「しらせ」は、去年11月に東京港を出港し、16日はマラジョージナヤ基地周辺の物資の輸送ルートなどを確認するため付近を航行していたということです。






1都10県で一時、7000世帯近くが孤立 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140217/k10015308991000.html

1都10県で一時、7000世帯近くが孤立
2月17日 19時29分

NHKが午後5時現在でまとめたところ、先週以降の大雪のため、関東甲信や東北などの1都10県では、道路の寸断などによって一時、少なくとも138か所の集落の6704世帯が孤立した状態になっていたことが分かりました。

このうち、山梨県早川町や鳴沢村、埼玉県秩父市、東京都奥多摩町、静岡県の浜松市、それに宮城県丸森町など8つの都県の116か所、合わせて4966世帯では今も集落の孤立が続いています。
また、雪のため、多くの車が立往生した道路は一時、10つの県の少なくとも22か所に上り、このうち、群馬県安中市と長野県軽井沢町の間の国道18号では、現在もおよそ30台の車が残っているほか、山梨県内では国道20号など3つの国道の一部の区間で現在も解消できていません。





山梨県 物流への影響懸念 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140217/k10015312381000.html

山梨県 物流への影響懸念
2月17日 20時46分

大雪の影響で、全域がほぼ孤立した状態になっていた山梨県では、午後7時すぎ、JR中央線が一部区間で運転を再開しましたが、県内に入る道路のほとんどが依然通行できず、引き続き物流などへの影響が懸念されています。

JR中央線は、甲府駅と山梨県北杜市の小淵沢駅の間の上下線で、午後7時15分、3日ぶりに運転を再開しました。
しかし、甲府駅からの上りは、一部の区間で引き続き運転を見合わせていて、甲府市と東京の間は、行き来できない状態が続いています。
また、長野や埼玉など周辺の県から山梨県内に入る中央自動車道や国道などのほぼすべての道路は、依然通行できない状態で、引き続き物流などへの影響が懸念されています。
今回の大雪の影響で、山梨県では、富士吉田市の青果の卸売市場で東京の市場などから野菜が届かず、17日朝の入荷は、ふだんの30分の1以下にとどまりました。
また、県内のコンビニエンスストアも品薄の状態が続き、大手コンビニチェーンでは、ヘリコプターでパンを緊急輸送したということです。
このほか、県内のガソリンスタンドでは、ガソリンや灯油、軽油の在庫がほぼ底をついたところも出ているということで、道志村では、このままでは生活に支障が出るとして、県を通じて自衛隊に支援を要請しました。






埼玉7市町で1400世帯孤立 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140217/k10015313711000.html

埼玉7市町で1400世帯孤立
2月17日 21時54分

埼玉県内によりますと、17日午後4時現在、秩父市や飯能市など県内7つの市や町でおよそ1400世帯が、大雪の影響で道路が通行できないため孤立した状態となっているということです。

埼玉県によりますと、17日午後4時現在、大雪の影響で道路が通行できないため孤立した状態となっているのは、秩父市の7地区741世帯、飯能市の2地区54世帯、小鹿野町の14地区381世帯、横瀬町の4地区95世帯、皆野町の3地区48世帯、長瀞町の2地区24世帯、神川町の1地区84世帯の合わせて7つの市や町の33地区1427世帯となっています。






除染作業終了の住宅半数超に 福島除く NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140217/k10015287591000.html

除染作業終了の住宅半数超に 福島除く
2月17日 5時43分

原発事故を受けて福島を除く東北や関東で行われている除染で、作業が終わった住宅はおよそ8万戸と、初めて全体の半数を超えたことが環境省のまとめで分かりました。

環境省は、国が費用を負担してそれぞれの市町村が除染を行う「汚染状況重点調査地域」に指定された自治体のうち、岩手、宮城、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉の合わせて7県の58市町村について、去年12月末時点での除染の進捗(しんちょく)状況をまとめました。
それによりますと、作業が終わった住宅は7万9540戸で、発注が増え作業が本格化していることから、前回4か月前の調査に比べて1万3000戸余り増えました。また、除染の前に放射線量を測定する「モニタリング」で除染の必要がないと判断された住宅が増えたこともあって、進捗率は59%と初めて全体の半数を超えました。
県別に見ますと、群馬県が99%、千葉県が98%まで除染が進んでいる一方、宮城県が30%、茨城県が34%にとどまっています。
福島県以外の自治体の多くは来月末までを当面の除染の期間としていて、環境省は「自治体によっては期間中に除染が終わらず、計画の見直しを迫られるところも出てくる可能性がある」としています。







汚染水タンク囲うせきで水漏れが相次ぐ NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140217/k10015287601000.html

汚染水タンク囲うせきで水漏れが相次ぐ
2月17日 4時49分

東京電力福島第一原子力発電所で16日、山側にある汚染水のタンクを囲うせきの1つで、合わせて7か所の水漏れが相次いで見つかり、東京電力が詳しい原因を調べています。

東京電力によりますと、福島第一原発で16日、汚染水のタンクを囲っているせきのうち、4号機の山側ある「H5」と呼ばれるせきで、たまっていた水が合わせて7か所から漏れ出しているのが見つかりました。
東京電力が調べたところ、漏れ出した水はおよそ19.2トンに上り、周辺の地面にしみこんだとみられますが、せきに残っていた水からは放射性物質のストロンチウム90が1リットル当たり23ベクレルの濃度で検出されました。この値は、国の海への放出基準は下回っていますが、福島第一原発で認められているせきからの放出基準の2.3倍に当たります。
福島第一原発では去年10月の大雨で、繰り返しせきから水があふれたため、せきの高さをかさ上げする対策が取られました。
今回の7か所の水漏れは、敷地内に30あるせきのうち、いずれも「H5」のせきに集中し、かさ上げで設置された鉄板のつなぎ目や鉄板に通した配管の貫通部で見つかったということで、東京電力がこのせきに水漏れが集中した原因などを調べています。






女子大学生刺傷事件で男を逮捕 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140217/k10015312201000.html

女子大学生刺傷事件で男を逮捕
2月17日 21時01分

先月、神戸市で、帰宅途中の女子大学生が何者かに刃物のようなもので刺されて大けがをした事件で、警察は21歳の無職の男を殺人未遂の疑いで逮捕しました。
男は女子大学生と面識がなく、警察の調べに対して「刺したのは間違いないが殺すつもりはなかった」と容疑の一部を否認しているということです。

先月27日の夜、神戸市長田区の路上で、近くに住む21歳の女子大学生が帰宅途中に何者かに刃物で右の腰の辺りを刺されて大けがをしました。
現場周辺の複数の防犯カメラには、犯人とみられる男が女子大学生を刺して走り去る姿などが写っており、警察は映像と写真の一部を公開するなどして殺人未遂事件として捜査を進めていました。
その結果、神戸市須磨区に住む21歳の無職の男が事件に関わった疑いが強まったとして、17日、殺人未遂の疑いで逮捕しました。
警察の調べに対して、男は「女子大学生と面識はない。刺したのは間違いないが殺すつもりはなかった」と供述し、容疑の一部を否認しているということです。
警察は男から凶器とみられる包丁を押収して鑑定を進めるとともに、動機などについて調べを進めています。






平田被告 拉致は「事前に知らされず」 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140217/k10015307721000.html

平田被告 拉致は「事前に知らされず」
2月17日 18時42分

オウム真理教の平田信被告の裁判は17日から被告人質問が始まり、被告は謝罪のことばを述べたうえで公証役場事務長の拉致事件について「事前に知らされず、現場で男性が連れ去られるところを見てぼう然とした」などと話しました。

オウム真理教の平田信被告(48)は、東京・品川区で起きた公証役場事務長の假谷清志さん(当時68)の拉致事件など3つの事件で起訴されていて、東京地方裁判所で17日から被告人質問が始まりました。
平田被告は最初に「被害者やご遺族、社会全体に心よりおわび申し上げます」と謝罪のことばを述べました。
一方で、拉致事件については「信者の女性を助けに行くと聞かされていた。現場でも説明は聞いておらず、男性が車で連れ去られるところを見て、全く理解できずにぼう然とした」と話しました。
さらに「男性は自宅に帰されたと思っていたが、その後の報道で死亡したと知った。本当に申し訳ない」と述べ、被害者参加制度で審理に加わっている假谷さんの遺族に頭を下げました。
被告人質問は、合わせて5日間行われる予定で、教団による一連の事件や17年に及ぶ逃亡生活などについてどのような説明を行うか注目されます。






京大の元教授に懲役2年の実刑判決 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140217/k10015303541000.html

京大の元教授に懲役2年の実刑判決
2月17日 16時32分

京都大学大学院薬学研究科の元教授が、物品納入業者から賄賂を受け取った罪に問われた裁判で、東京地方裁判所は「研究の第一人者として多額の予算を獲得できる立場を悪用した悪質な犯行だ」と指摘し、懲役2年の実刑判決を言い渡しました。

京都大学大学院薬学研究科の教授だった辻本豪三被告(61)は、東京の医療機器販売会社の社長、木口啓司被告(64)から大学への物品納入に便宜を図った見返りとして、海外旅行の費用など合わせて940万円余りを受け取った収賄の罪に問われています。
17日の判決で、東京地方裁判所の吉村典晃裁判長は「辻本元教授はゲノム創薬科学分野の第一人者として多額の予算を獲得できる立場を悪用した。賄賂は自分の遊興費などに見境なく使っていて分別が感じられない。国立大学の機器調達の適正さを大きく損ねる悪質な犯行だ」と指摘し、辻本元教授に懲役2年の実刑を言い渡しました。
また、贈賄側の木口社長に懲役1年6か月、執行猶予4年を言い渡しました。






羽生選手に県民栄誉賞 パレードも調整 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140217/k10015299911000.html

羽生選手に県民栄誉賞 パレードも調整
2月17日 15時02分

宮城県は、ソチオリンピックのフィギュアスケート男子シングルで金メダルを獲得した仙台市出身の羽生結弦選手に県民栄誉賞を贈ることを決めました。

これは宮城県の村井知事が記者会見で明らかにしました。
この中で村井知事は「本当にすばらしいステージで羽生選手が金メダルを獲得し、県民と共に喜びを分かち合いたい。県民に大きな夢と希望を与えたという功績をたたえ、羽生選手に県民栄誉賞を授与することを決定した」と述べました。
また村井知事は、羽生選手の快挙を祝うため、仙台市内でパレードを行う方向で調整したいという考えを示しました。
宮城県の県民栄誉賞は文化やスポーツなどの分野で輝かしい功績を挙げた人や団体に与えられ、個人ではこれまでトリノオリンピックのフィギュアスケート女子シングルで金メダルを獲得した荒川静香さんなど5人に贈られています。






女子ハーフマラソンで世界新記録 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140217/k10015290381000.html

女子ハーフマラソンで世界新記録
2月17日 6時39分

16日、スペインのバルセロナで行われた陸上女子のハーフマラソンでケニアのフローレンスジェベット・キプラガト選手が1時間5分12秒の世界新記録をマークしました。

キプラガト選手は26歳。
去年9月のベルリンマラソンで優勝し、4月に出場を予定しているロンドンマラソンに向けた調整として16日、バルセロナで行われたハーフマラソンの大会に出場しました。
キプラガト選手は、ペースメーカーと共に最初の10キロを31分8秒、15キロを46分35秒と、3年前に同じケニアのメリージェプコスゲイ・ケイタニー選手が世界記録を出した際よりも速いペースでレースを進めました。
キプラガト選手はペースメーカーが離れたあともリズムを崩さず、自己ベストよりも1分以上速い1時間5分12秒でゴールし、これまでの記録を38秒更新し世界新記録をマークしました。






沖縄県知事 普天間基地運用停止を要望 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140217/k10015300021000.html

沖縄県知事 普天間基地運用停止を要望
2月17日 15時02分

沖縄県の仲井真知事は、防衛省の西事務次官と沖縄県庁で会談し、アメリカ軍基地の負担軽減に関連して、普天間基地の5年以内の運用停止に向けて、着実に取り組むよう求めました。

防衛省の西事務次官は、沖縄県で開催される国際会議に出席するのに合わせて、17日、沖縄県庁を訪れ、仲井真知事と会談しました。この中で仲井真知事は、沖縄のアメリカ軍基地に関連して「基地から派生する事件・事故の防止や基地の負担軽減は県民の大きな願いだ。一つ一つ具体的に取り組んでいただきたい」と述べました。
そのうえで仲井真知事は「特に安倍総理大臣から昨年末に直接話をいただいた普天間基地の5年以内の運用停止などは、委員会を作っていただいていると聞いている。県民の強い要請でもあるので、しっかり頑張っていただきたい」と述べ、普天間基地の5年以内の運用停止に向けて、着実に取り組むよう求めました。
これに対し西次官は「沖縄で局長を経験した者としては、基地問題は、ずっとしょって歩く課題だ。引き続き取り組ませていただきたい」と述べました。
会談のあと西次官は記者団に対し「基地負担の軽減は、総理大臣官邸からも方向性が示されており、誠心誠意進めていくということに尽きる」と述べました。






政務官が山梨の大雪被害を視察 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140217/k10015307821000.html

政務官が山梨の大雪被害を視察
2月17日 19時05分

山梨県の大雪の被害を視察した政府の調査団の団長を務める内閣府の亀岡政務官は、孤立集落の解消などに向けて国として全力で支援する考えを示しました。

内閣府の亀岡政務官を団長とする政府の調査団は17日午後、山梨県の上空をヘリコプターでおよそ1時間半、視察したあと、県庁で山梨県の横内知事と今後の対応を協議しました。
この中で、亀岡政務官が「国として全面的に支援態勢を取るので要望を聞かせてほしい」とあいさつしたのに対し、横内知事は、県全体がいわば陸の孤島になっていて、幹線道路の除雪を進めるため自衛隊の隊員を増員することや農業用ハウスの被害が深刻なことから、財政的な支援などを盛り込んだ要望書を手渡しました。
亀岡政務官は「孤立している集落が多く、早急な支援態勢の構築が必要だと考えている。除雪の対応で国から経験豊富な職員を派遣するなど山梨を支援する態勢を取っていきたい」と話していました。





道徳を「特別の教科」に 中教審に諮問 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140217/k10015304611000.html

道徳を「特別の教科」に 中教審に諮問
2月17日 16時59分

小中学校で道徳を「特別の教科」とすることについて、下村文部科学大臣は指導方法や評価の在り方など、ことしの秋をめどに方針をまとめるよう中教審=中央教育審議会に諮問しました。

道徳の授業は、現在、小中学校で週に1回程度、教科とは別の枠組みで行われていますが、いじめが相次いだことなどをきっかけに道徳教育の充実が議論されるようになり、去年12月、文部科学省の有識者会議が道徳を「特別の教科」と位置づけ、国の検定を受けた教科書を導入することなどを求める報告書をまとめました。
これを受けて、下村文部科学大臣は17日に開かれた中教審=中央教育審議会の総会に出席し、「可能なかぎり速やかに道徳教育の充実を進めたい」と述べて「特別の教科」とした場合の指導方法や評価の在り方などについて、ことしの秋をめどに方針をまとめるよう諮問しました。
道徳を「特別の教科」とすることに出席していた23人の委員から大きな反論はなく、「子どもたち一人一人の考える力を大切にするような授業をするべきだ」といった意見が出ていました。
中教審は今後、分科会で検討を行い、文部科学省は早ければ再来年度から道徳を「特別の教科」にすることを目指しています。






米外交委員長 拉致対応強化へ NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140217/k10015303601000.html

米外交委員長 拉致対応強化へ
2月17日 16時48分

アメリカの外交政策に影響力を持つ下院のロイス外交委員長は、古屋拉致問題担当大臣や拉致被害者の横田めぐみさんの両親と内閣府で会談し、拉致問題の解決に日本と共同で取り組み、拉致被害者全員の解放に向けて国際社会への働きかけを強める考えを示しました。

この中で古屋拉致問題担当大臣は、北朝鮮による人権侵害を調べている国連人権理事会の特別委員会が日本時間の17日夜に公表する報告書に関連して「北朝鮮に対して厳しい内容になると聞いており、今後、各国が連携して北朝鮮に圧力をかけていくことが人権問題や拉致問題の解決につながる。アメリカ議会にも支援をお願いしたい」と要請しました。
また、会談に同席した拉致被害者の横田めぐみさんの母親の早紀江さんは「私たちの苦しみ、悲しみを同じように背負って努力していただいていることに感謝します。今回の報告書の公表によって、事態が進展し、拉致問題が平和裏に解決することを願っています」と述べました。
これに対し、ロイス外交委員長は「アメリカは最も近しい同盟国の日本と共同で拉致問題の解決に取り組むことを約束する。北朝鮮は拉致被害者全員を解放しなくてはならない時期が到来したことを、断固として国際社会に訴えていきたい」と応じました。






「参拝は中国利する」と懸念 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140217/k10015308681000.html

「参拝は中国利する」と懸念
2月17日 19時29分

アメリカの外交政策に影響力を持つ下院のロイス外交委員長は、日米国会議員連盟の会長を務める中曽根元外務大臣らと会談し、安倍総理大臣の靖国神社参拝について「中国を利することになるのではないかと心配している」と懸念を示しました。

日米国会議員連盟の会長を務める自民党の中曽根元外務大臣ら超党派の国会議員は、17日午後、アメリカの外交政策に影響力を持つ下院のロイス外交委員長と東京都内のホテルで会談しました。
この中で、中曽根氏は、去年暮れの安倍総理大臣の靖国神社参拝について「2度と戦争をしないという不戦の誓いや、戦争で亡くなった人たちの冥福を祈るために参拝した」と述べ、理解を求めました。
これに対し、ロイス外交委員長は「安倍総理大臣が今、靖国神社に参拝することは、かえって中国を利することになるのではないかと心配している」と述べ、懸念を示しました。






日韓関係早期改善へ努力で一致 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140217/k10015314711000.html

日韓関係早期改善へ努力で一致
2月17日 23時43分

外務省の斎木事務次官は17日、外務省で韓国のイ・ビョンギ駐日大使と会談し、冷え込んでいる日韓関係の早期改善に向けて双方が努力していくことで一致しました。

アメリカは北朝鮮情勢などを念頭に、冷え込んでいる日韓関係の早期改善を促しています。
こうしたなか、外務省の斎木事務次官は17日夕方、外務省で韓国のイ・ビョンギ駐日大使とおよそ30分間、会談しました。
この中で、イ大使は歴史認識の問題などで、去年末に安倍総理大臣が靖国神社に参拝したことが、韓国国内の対日感情にさらに悪い影響を与えていると説明しました。
そのうえで、イ大使は「両国は地域の平和と繁栄のために力を合わせるべきパートナーだ。関係改善に向けて互いに努力していかなければならない」と述べました。
これに対し、斎木次官は「韓国は基本的な価値や利益を共有する大切な隣人だ。しっかりと意思疎通を図りながら関係を前に進めていきたい」と述べ、日韓関係の早期改善に向けて、双方が努力していくことで一致しました。






中国養鶏業 鳥インフルでデモ NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140217/k10015312321000.html

中国養鶏業 鳥インフルでデモ
2月17日 23時16分

中国でH7N9型の鳥インフルエンザウイルスのヒトへの感染が相次ぎ、市場の閉鎖などが行われるなか、南部の都市では養鶏業者などおよそ500人が政府に対する抗議活動を行い、補償が不十分だと訴えました。

H7N9型の鳥インフルエンザウイルスは中国の東部や南部を中心に、ヒトへの感染が相次ぎ、感染者はことしに入って200人を超え、およそ50人が死亡しており、各地で市場が閉鎖されるなど、影響が広がっています。
こうしたなか、南部の広東省広州では17日朝、地元の養鶏業者、およそ500人が集まり、補償が行われないなど、政府の対策が不十分だとして抗議活動を行いました。
参加者は「政府は何もしていない」などとシュプレヒコールを上げながら地元政府の建物までデモ行進し、70人ほどの警察官と1時間あまりにわたってにらみ合いを続け、参加者の中には警察に拘束された人もいました。
広東省では、17日の抗議活動は先月に続いて2回目で鳥インフルエンザウイルスの感染拡大に歯止めがかからないことに対し、養鶏業者だけでなく市民の間でもいらだちの声が上がっていて、中国政府は一層の対策を求められています。






新疆ウイグル自治区の警察襲撃は「組織的テロ」 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140217/k10015289851000.html

新疆ウイグル自治区の警察襲撃は「組織的テロ」
2月17日 6時39分

先週、中国の新疆ウイグル自治区で、警察車両が襲われたとされる事件について、現地の警察は、首謀者としてウイグル族とみられる人物の名前を挙げ、訓練を受けた13人による「組織的で計画的なテロ」と断定しました。

中国国営の新華社通信は今月14日、新疆ウイグル自治区のアクス地区ウチトルファン県で警察車両が襲われて、住民や警察官合わせて4人がけがをし、事件に関わった8人が警察に射殺され、3人が自爆したなどと伝えていました。
これについて、新華社通信は16日、現地の警察が事件の全容を解明したと報じました。それによりますと、首謀者としてウイグル族とみられる1人の名前を挙げ、この人物が3年前から過激な宗教思想を広め、去年9月以降、その影響を受けた者が集まってテロに関する動画を視聴したり、訓練を行ったりするようになり、13人からなるグループが作られたとしています。
そして、このグループは、先月以降、犯行に使われた車両を購入したほか、爆発物などを製造し、爆発のテストも繰り返したうえで、襲撃の機会をうかがっていたと指摘し、今回の事件を「組織的で計画的なテロ」と断定しました。
イスラム教を信仰する人が多いウイグル族は「中国政府の宗教政策が抑圧的だ」などと反発していますが、政府は自治区の独立を主張するテロリストが活動しているとして、ウイグル族への締めつけを強めています。





エジプトで爆弾テロ 韓国人観光客ら死亡 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140217/k10015290361000.html

エジプトで爆弾テロ 韓国人観光客ら死亡
2月17日 5時53分

エジプト東部のシナイ半島で、韓国人の観光客を乗せたバスが爆発して、これまでに少なくとも4人が死亡し、治安当局はイスラム過激派による観光客を狙った爆弾テロの可能性があるとして警戒を強めています。

シナイ半島のイスラエルとの国境の町ターバで16日、韓国からの観光客を乗せたバスが国境の検問所付近で突然爆発しました。
エジプトの治安当局によりますと、この爆発でこれまでに韓国人観光客3人とエジプト人運転手1人の合わせて4人が死亡したほか、15人がけがをしました。韓国外務省によりますと、バスには韓国中部の教会の信者とガイド合わせて32人の韓国人が乗っていたということです。
また、現地のメディアは、観光客らはバスでシナイ半島南部にある預言者モーゼが神から「十戒」を授かったとされるシナイ山を観光したあと、国境を越えてイスラエルに向かうところだったと伝えています。治安当局は、バスの車体に仕掛けられた爆弾が爆発したテロ事件とみて調べています。
エジプトで去年7月、軍による事実上のクーデターによってイスラム組織出身の大統領が政権を追われて以降、シナイ半島ではイスラム過激派が軍や警察の建物などを狙って襲撃や爆弾テロを繰り返しています。
治安当局は今回の爆発にもイスラム過激派が関わっているとみており、テロの対象を観光客にまで広げてきた可能性があるとして警戒を強めています。






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最終更新:2014年02月21日 18:51