日記/2014年04月19日(SAT)/今日のまとめ
2014-05-05









【ニュース記事一覧】

中国海警局 尖閣沖で漁船に立ち入りか NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140419/k10013874251000.html

中国海警局 尖閣沖で漁船に立ち入りか
4月19日 21時49分

19日午後、沖縄県の尖閣諸島沖の日本の排他的経済水域で、中国海警局の船が中国漁船に乗組員を乗り込ませ、海上保安本部は中国側が法律の執行にあたる立ち入りを行った可能性があるとして警告しました。

19日午後4時すぎ、尖閣諸島の大正島の北西およそ48キロの日本の排他的経済水域で、中国海警局の船1隻が中国漁船に横付けし、乗組員5人を乗り込ませたのを第11管区海上保安本部が確認しました。
海上保安本部は、中国側が法律の執行に当たる立ち入りを行った可能性があるとして、「漁業に関する管轄権を行使しているのであれば認められない」と警告しました。中国側からは応答はなく、およそ1時間40分後に、乗組員が漁船から海警に戻ったということです。この船を含む中国海警局の船3隻は、今月16日から尖閣諸島沖の日本の領海のすぐ外側の接続水域で航行を続けていましたが、19日夕方に水域を出て、その直後に漁船に乗組員を乗り込ませたということです。
3隻は、その後、尖閣諸島から離れる方向で航行したということで、海上保安本部は引き続き、島の周辺で警戒と監視に当たっています。






焼却灰処理施設の説明会 反発や不安の声 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140419/k10013871281000.html

焼却灰処理施設の説明会 反発や不安の声
4月19日 20時20分

福島県楢葉町に新たに建設が計画されている放射性物質を含む焼却灰の処理施設について、環境省による初めての住民説明会が始まり、住民からは「次から次へと計画が変わるのに翻弄されている」などという反発や不安の声が相次ぎました。

説明会は、環境省が多くの住民の避難先となっている福島県いわき市で初めて開きました。
政府は先月、楢葉町を除染で出た土などを保管する中間貯蔵施設の候補地から外し、代わりに震災で出たがれきなどを焼却したあとの放射性物質を含む灰をセメントで固める施設を設置したいとしています。
19日午前中の説明会には施設の候補地となっている波倉地区の住民およそ40人が集まりました。説明会では開始早々、説明が始まる前に住民から「次から次へと計画が変わるのについていけない」とか、「住民の代表への事前の説明がないまま違う計画が発表され翻弄されるばかりだ」などの反発の声が出されました。
その後、環境省の担当者が「まずはこちらの考えを聞いてほしい」と述べ、建設用地は借り上げにして、役目を終える7年後には施設を解体し土地を住民に返還することなどを説明しました。
ただ、住民からは「7年後に土地を返されても農業を再開できない」とか、「施設の必要性は分かるが、きょうの説明では納得できない」などの不安の声が出され、環境省側は「計画をごり押しすることはない。しっかり相談していきたい」などと答えていました。
楢葉町の住民を対象とした説明会は、20日も開かれます。


説明会に出席した住民は

説明会に出席した60歳代の女性は「なぜ自分たちの波倉地区ばかりが引き受けなくてはならないのか納得がいかない」と話していました。70歳の女性は「地元では、中間貯蔵施設の設置に協力しようかという話になっていたのに、それがなくなって今度はまた別の施設をお願いすると言われても困る」と話していました。
また、40歳の男性は「きょうは国の一方的な話だったが、何らかの条件が提示されお互いに議論を深めていくことで、歩み寄りができればいいと思う」と話していました。





再生可能エネルギー 福島県に研究施設 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140419/k10013871551000.html

再生可能エネルギー 福島県に研究施設
4月19日 17時01分

原発事故からの復興を進める福島県の産業の柱として再生可能エネルギーの研究を進める施設が、福島県郡山市に新たに開設され19日、開所式が行われました。

開設されたのは産業技術総合研究所の『福島再生可能エネルギー研究所』です。
19日は関係者およそ200人が出席して開所式が行われました。まず、産業技術総合研究所の中鉢良治理事長が「世界中の知恵を結集させ、世界的な課題の解決に取り組んでいきたい」と述べました。続いて、根本復興大臣が「この研究所が、福島県を再生可能エネルギー先駆けの地とするための大きな推進力になることを期待します」と述べました。
『福島再生可能エネルギー研究所』は、再生可能エネルギーの関連産業を原発事故からの復興を進める福島県の産業の柱に育てるための研究開発拠点として設置されました。
総工費はおよそ100億円で、5万5000平方メートルの敷地には、再生可能エネルギーの大量導入に向けて必要な実証実験を進めるため、およそ2500枚の太陽光パネルや高さ58メートルの風力発電の施設などが設置されています。
研究所では、気象条件などで出力が変動する太陽光や風力などを効率的に利用する技術の確立を目指して研究を進めていくことにしています。







“創建当時の姿”平等院の屋根飾り公開 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140419/k10013868781000.html

“創建当時の姿”平等院の屋根飾り公開
4月19日 13時49分

大規模な修復作業がほぼ終わった京都府宇治市の国宝、「平等院鳳凰堂」で、創建当時の姿をとどめている可能性がある屋根飾りが、19日から一般に公開されています。

19日から公開されたのは国宝、平等院鳳凰堂の左右の屋根の上にある「露盤宝珠」と呼ばれる飾りです。
今回、56年ぶりに行われた大規模な修復で取り外され、初めて本格的な調査が行われました。
その結果、金属に含まれる成分などから、この飾りは鎌倉時代以前のものであることが分かりました。また、表面に施された金の一部が残っているのも見つかり、平安時代の創建当時のきらびやかな姿をとどめている貴重な装飾品である可能性が高まっています。
屋根飾りは、19日から境内の資料館で一般に公開され、多くの人が興味深そうに見入っていました。平等院の神居文彰住職は「平安時代の特徴を色濃く残していて非常に貴重なものなので、たくさんの人に見てもらいたい」と話していました。
この「露盤宝珠」は、ことし9月まで平等院ミュージアム鳳翔館で公開されます。







石破幹事長 「TPPは党決議守り合意を」 NHKニュース

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石破幹事長 「TPPは党決議守り合意を」
4月19日 20時20分

自民党の石破幹事長は千葉市で講演し、TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡る日米2国間の協議に関連して、農産物5項目を関税撤廃の例外とすべきだとした党の決議を守ったうえで、合意を目指すべきだという考えを示しました。

この中で自民党の石破幹事長は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡って、日米両政府が、閣僚級協議に続いて週明けから事務レベルの協議を再開することに関連して、「これまで、いろいろな貿易交渉で、『日本のせいで交渉がつぶれたと言われたくない』と妥協した面もあったが、TPPでは、主張すべきは断固として主張しなければならない」と述べました。
そして石破氏は、「自民党は、『農産物5項目の関税を撤廃するような交渉は断じて行わない』と選挙で訴えた。もし公約をたがえたと有権者が判断することがあれば、政権の正当性そのものが揺らぐことを覚悟しなければならない」と述べ、アメリカとの協議では、農産物5項目を関税撤廃の例外とすべきだとした党の決議を守ったうえで、合意を目指すべきだという考えを示しました。







官房長官「行使容認の要件限定で理解を」 NHKニュース

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官房長官「行使容認の要件限定で理解を」
4月19日 21時17分

菅官房長官は、横浜市内で開かれた会合であいさつし、憲法解釈の見直しによる集団的自衛権の行使容認について、「あくまでも限定的ななかで、国民の生命や財産を守る仕組みを作っていく」と述べ、行使を容認する際の要件を限定する考えを強調し、理解を求めました。

この中で菅官房長官は、日本を取り巻く安全保障環境について、「極めて厳しい。名前は出さないが、日本の近くの国はこの10年で軍事費が4倍になっている。そうした国が、安倍総理大臣を『軍国主義者』と言っているが、日本は軍事費を拡大するようなことはせず、日米同盟をより強化していく」と述べました。
そのうえで菅官房長官は、憲法解釈の見直しによる集団的自衛権の行使容認について、「大型連休明けに大きな問題になってくると思うが、私たちの考え方は、あくまでも限定的ななかで、国民の生命と財産、国の安全を守る仕組みを作っていくことだ」と述べ、行使を容認する際の要件を限定する考えを強調し、理解を求めました。さらに菅官房長官は、「安倍総理大臣が『集団的自衛権を行使する』と言っても、すぐにはできない。日本は法治国家であり、1つ1つ法案を国会で審議していく」と述べました。






海江田代表「自衛隊の活動範囲あいまい」 NHKニュース

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海江田代表「自衛隊の活動範囲あいまい」
4月19日 21時17分

民主党の海江田代表は鹿児島市で記者団に対し、集団的自衛権の行使に要件をつけて限定的に容認すべきだとする政府・自民党内の意見について、「自衛隊がどこまで行けるのかという問題は残っている」と述べ、自衛隊の活動範囲があいまいだと批判しました。

この中で民主党の海江田代表は、政府・自民党内で、集団的自衛権の行使に要件を付けて限定的に容認すべきだという意見が出ていることに関連して、「民主党は、具体的なケースごとに個別的自衛権で対応できないかをチェックしている」と述べました。
そのうえで海江田氏は、「自民党内には『自衛隊が地球の裏側まで行ける』という議論がある。日本の安全保障に直接関係がある場合に限るというが、自衛隊がどこまで行けるのかという問題は残っている」と述べ、集団的自衛権の行使に要件を付けて限定的に容認すべきだとする意見は、自衛隊の活動範囲があいまいだと批判しました。
また海江田氏は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡る日米2国間の協議について、「オバマ大統領が来週、来日するからといって、安易に日本が妥協することは許されない。農産物5項目はしっかり守ってもらわなければいけない」と述べました。







中国念頭に南西地域の警戒監視強化の考え NHKニュース

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中国念頭に南西地域の警戒監視強化の考え
4月19日 20時20分

小野寺防衛大臣は、日本の最も西にある沖縄県の与那国島に初めて配備する自衛隊部隊の施設の起工式に出席し「南西地域の空白を埋める役割や意味は大きい」と述べ、海洋進出を活発化させている中国を念頭に警戒監視態勢を強化する考えを示しました。

小野寺防衛大臣は19日、沖縄県与那国町を訪れ、町に配備する陸上自衛隊の「沿岸監視部隊」の施設の起工式に出席しました。
「沿岸監視部隊」は150人規模で編成され、付近を航行する船舶や航空機の動きを24時間態勢で監視する任務を担うもので、防衛省は来年度、平成27年度末までに発足させたいとしています。
起工式で、小野寺大臣は「与那国島への部隊の配置は、南西地域の自衛隊配備の空白を埋めるもので、その役割や意味は大変大きい」と述べ、海洋進出を活発化させている中国を念頭に、南西地域の警戒監視態勢を強化する考えを示しました。
一方、起工式が行われた会場周辺では、部隊の配備に反対する住民らおよそ70人が抗議活動を行いました。
日本の最も西にある与那国島は、台湾までおよそ110キロ、尖閣諸島までおよそ150キロの距離に位置しており、防衛省としては、自衛隊の部隊を初めて配備することで、南西地域のうち尖閣諸島を含む八重山諸島の防衛態勢を強化するねらいがあります。







日米でASEAN支援 中国けん制 NHKニュース

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日米でASEAN支援 中国けん制
4月19日 4時12分

安倍総理大臣は、来週行われるアメリカのオバマ大統領との日米首脳会談で、日米同盟が地域の安定と繁栄に果たす役割を内外に示すため、両国が協力して海上安全保障などの分野でASEAN諸国を支援して行くことを確認したいとしています。

アメリカのオバマ大統領は来週23日から日本を訪れ、24日に安倍総理大臣との日米首脳会談を行うことにしていて、安倍総理大臣は「日米同盟がアジア太平洋地域の安定と繁栄に貢献していることをオバマ大統領と共に強調したい」としています。
安倍総理大臣は、オバマ大統領が日本を訪問したあと韓国に続いてマレーシアとフィリピンを訪問することも踏まえ、首脳会談では東南アジア地域の安定に日米両国が協力して取り組む姿勢を内外に示したいとしています。
具体的には、ASEAN=東南アジア諸国連合に対し、法の支配に基づく海洋の秩序や航行の自由を確保するための海上安全保障、地震や津波などの災害対策、それにサイバーテロ対策などの分野での各国の対応能力を高めるため、日米両国が支援を強化することを確認したいとしています。
こうした背景には、中国が南シナ海での海洋進出を活発化させるなど、この地域への影響力を強めていることから、日米両国の協力強化を打ち出すことで、中国をけん制するねらいもあるものとみられます。






文科相 中韓と文化交流の促進を確認 NHKニュース

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文科相 中韓と文化交流の促進を確認
4月19日 21時17分

下村文部科学大臣は、ベトナムで開かれたASEAN=東南アジア諸国連合と日本、中国、韓国の文化担当大臣の会合で、中国の蔡武文化相や韓国の高官とことばを交わし、関係が冷え込んでいる状況でも文化の交流は促進していく考えを確認しました。

ベトナム中部のフエで19日開かれた、ASEANと日本、中国、韓国の文化担当大臣の会合の場で、下村文部科学大臣は、隣に座った中国の蔡武文化相とにこやかな表情で握手を交わしながら、3分余りことばを交わしました。
下村大臣が、「いろいろと政治については課題はありますが、文化的には交流を促進するように頑張っていきましょう」と述べると、蔡文化相も、「両国国民、特に若い世代の間の文化交流を、現在の基本路線に基づいてさらに深めるようにまず、われわれが協調するべきだ」と応じ、両国の政治的な状況に関わらず、文化面の交流を促進していく考えを確認しました。会合のあと下村大臣は記者団に対し、「純粋に日本との文化交流を進めたいという思いを、中国側も持っていると感じた」と述べ、意思の疎通が図れたという考えを示しました。
さらに下村大臣は韓国の文化体育観光相に代わって会合に出席した高官とも、文化芸術や、スポーツの分野で連携を深めていくことを確認したということで、今後、文化面での交流が中国、韓国との政治面での関係改善にもつながるか注目されます。





旅客船沈没 船長ら逮捕 船内の捜索続く NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140419/k10013866251000.html

旅客船沈没 船長ら逮捕 船内の捜索続く
4月19日 4時42分

韓国南部の沖合で起きた旅客船の沈没事故は、ダイバーを船内に入れて行方不明者を捜索する活動が夜を徹して続けられていて、多くの乗客が残されているとみられる3階の客室付近にいつ到達できるかが焦点となっています。
一方、韓国の海洋警察は、船長や事故当時操船していた3等航海士ら3人を逮捕しました。

この事故は16日午前、韓国南部の海上を航行中だった旅客船「セウォル」号が大きく傾き、その後沈没したもので、ソウル郊外の高校の修学旅行生300人余りを含む乗客乗員合わせて476人のうち174人が救助されたものの、これまでに高校生など29人の死亡が確認され、273人の安否が分かっていません。
行方不明者を捜索しているダイバーたちは、18日午後に初めて船内の貨物室に入ることができました。
その後もダイバーが夜を徹して捜索を試みていますが潮の流れが速く、船内には短時間しかとどまれないことから、まだ不明者の確認はできていないということです。
旅客船を運航していた船会社によりますと、貨物室の上にあたる3階の客室にはおよそ90人の乗客がいたとみられ、ダイバーが3階付近にいつ到達できるかが焦点となっています。
一方、事故原因を調べている海洋警察などの合同捜査本部は、19日未明、旅客船の船長と事故当時船長に代わって操船していた3等航海士、それに、操だ手の合わせて3人を、乗客の救助を十分に行わなかったなどとして特定犯罪加重処罰法違反などの疑いで逮捕しました。
船長は逮捕された直後、報道陣に対して「ご遺族や国民に申し訳ない」と謝罪しました。
そして、操船を任せた3等航海士が急激な旋回をした時の状況については、「用事があったため、航路を指示して寝室に行っていた」と説明しました。
また操だ手は、「いつもよりもずっとかじが回った」と話しています。


引率教員の多くが逃げ遅れ

修学旅行中だった高校生とともに沈没した旅客船にのっていた教員たちは、生徒を脱出させようとして逃げ遅れたとみられ、これまでに救助されたのは14人のうち3人にとどまっています。
韓国のKBSテレビによりますと、救助された生徒の証言から36歳の男性教員は大きく傾いた船内で生徒1人1人に救命胴衣を投げ渡していました。
そして、一度は生徒とともに甲板まで脱出したものの、ほかの生徒を助けに行くといって再び船内に戻り、その後、遺体で見つかったということです。
また、25歳の女性教員は傾いた船内で、生徒から「怖い」というメッセージが届くと、「落ち着くように」と携帯電話でメッセージを送信して励ましていました。
この教員も遺体で見つかっています。
KBSテレビは教員の多くが生徒を脱出させようと船内に残った結果、船から逃げ遅れたのではないかと伝えています。


「逃げなければと思った」

修学旅行で旅客船に乗っていて、救助されたあと入院している女子高校生が、事故当時、船内放送の指示に従って中で待機していたものの、あっという間に水が満ちてきたためみずから避難する決断をしたなど、九死に一生を得た状況を語りました。
旅客船の4階部分にある大部屋で友人とゲームに興じていたという女子高校生は、事故が起きたあと動かずじっとしているよう求める船内放送を聞き、廊下で待機を続けたということです。
当時の状況についてこの生徒は、「船がほとんど垂直に傾いたあとも、壁を床と、床を壁と思って座っていた」と話しました。
船内はあっという間に水が満ちてきたたということで、「これは違う。逃げなければと思った」と述べ、瞬時に避難の判断を迫られた厳しい状況を語りました。
その後は船内放送で10分後に救助隊が来るので、救命胴衣を着用してじっとしているよう求められたということで、船の側が積極的な避難誘導を行わずにひたすら救助隊の到着を待つという無策ぶりだったことを改めて示しています。


首相「日本の支援を受けてくれたら」

安倍総理大臣は、18日夜、大阪市内で自民党の衆議院議員らと会食した際、韓国南部の沖合で起きた旅客船の沈没事故について、「早く子どもたちを助ける意味でも、日本の支援を受け付けてくれたらうれしい」と述べたということです。
政府は韓国側に対し救助に協力する用意があると伝えていて、安倍総理大臣も、18日の閣僚懇談会で、韓国側から協力要請があった場合に備え、態勢を整えておくよう各閣僚に指示しています。







旅客船沈没 貨物などの管理ずさん NHKニュース

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旅客船沈没 貨物などの管理ずさん
4月19日 6時56分

韓国南部の沖合で起きた旅客船の沈没事故で、船長が出航する前に当局に提出した貨物の積載量などを記した書類の内容が実際とは大きく異なり、ずさんな管理ぶりが今回の惨事につながったのではないかと指摘されています。

韓国のKBSテレビが18日夜に伝えたところによりますと、旅客船の船長が今月15日にインチョンを出港する直前に当局に提出した「安全点検報告書」と呼ばれる書類は、記載された内容が実際と大きく異なっていたということです。
書類では、乗客乗員の数が474人となっていますが、実際に乗っていたのは476人でした。
船長が把握しているはずの乗組員の数は24人と記されていますが、実際の29人と開きがあります。
さらに積み込む貨物のうち、150台と申告していた自動車の台数は実際には180台だったほか、記載がなかったコンテナは105個も積んでいました。
KBSは「税金対策のために過小申告したのではないか」という専門家の見方を紹介する一方、ずさんな管理が今回の惨事につながったのではないかと批判しています。






旅客船沈没 船内から3人の遺体見つかる NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140419/k10013867631000.html

旅客船沈没 船内から3人の遺体見つかる
4月19日 10時44分

韓国南部の沖合で起きた旅客船の沈没事故で、海洋警察は船内に取り残されている3人の遺体を船外から窓越しに見つけたと発表しました。
旅客船内で遺体が見つかったのは初めてで、海洋警察は船内に入って捜索を進めるための作業を急いでいます。

この事故は、今月16日午前、韓国南部の海上を航行中だった旅客船「セウォル」号(6825トン)が大きく傾いたあと、沈没したもので、ソウル郊外の高校の修学旅行生300人余りを含む乗客乗員合わせて476人のうち、174人が救助されたものの、これまでに高校生など29人の死亡が確認され、273人の安否が分かっていません。
韓国の海洋警察は、19日午前の記者会見で、行方不明者を捜索しているダイバーが、19日朝6時前、船の4階の客室付近に取り残されている3人の遺体を船外から窓越しに見つけたと発表しました。
旅客船の内部で遺体が見つかったのは初めてですが、潜水できる時間が限られることなどから、船内に入ることはできなかったということです。
海洋警察は遺体の収容とまだ安否の分からない人たちの捜索を行うため、ダイバーが船内に入るための作業を急いでいます。
一方、海洋警察などの合同捜査本部は、19日未明、旅客船のイ・ジュンソク船長と、事故当時、船長に代わって操船していた3等航海士、それに、操だ手の合わせて3人を、乗客の救助を十分に行わなかったなどとして特定犯罪加重処罰法違反などの疑いで逮捕し、事故原因の調べを本格化させることにしています。






沈没旅客船 速い速度で急激な方向転換 NHKニュース

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沈没旅客船 速い速度で急激な方向転換
4月19日 19時24分

韓国南部の沖合で起きた旅客船の沈没事故で、海洋警察などの合同捜査本部は、旅客船は速い速度で航行しながら急激な方向転換を行ったとして、逮捕した船長や3等航海士らの調べを行うなど事故原因の解明を進めています。

この事故は16日午前、韓国南部の海上を航行中だった旅客船「セウォル」号(6825トン)が大きく傾き、その後、沈没したもので、ソウル郊外の高校の修学旅行生300人余りを含む乗客乗員合わせて476人のうち、174人が救助されたものの、これまでに高校生など32人の死亡が確認され、270人の安否が分かっていません。
海洋警察と検察からなる合同捜査本部は19日未明、旅客船のイ・ジュンソク船長や事故当時、船長に代わって操船していた3等航海士、それに操だ手の合わせて3人を乗客の救助を十分に行わなかった疑いなどで逮捕しました。
合同捜査本部の当局者は、NHKの取材に対して、AIS=船舶自動識別装置のデータから旅客船がかなりの速度で航行中に急激に方向転換したことは間違いないと述べ、なぜ急激な方向転換を行ったのか3等航海士の調べなどから解明を進めていることを明らかにしました。
合同捜査本部は、このほか積み荷の重さや固定方法、それに客室を増築した影響など、さまざまな角度から事故原因を調べるとともに、乗客の避難が遅れた原因についても解明することにしています。
一方、行方不明者の捜索は現場海域の波が高いことなどから難航しており、これまでのところダイバーは船内に入ることができていないということです。
海洋警察などでは、引き続き捜索に全力を挙げることにしています。







沈没した旅客船 大量の燃料油が流出 NHKニュース

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沈没した旅客船 大量の燃料油が流出
4月19日 22時09分

韓国南部の沖合で起きた旅客船の沈没事故で、旅客船が沈没した現場では19日、旅客船から燃料の油が大量に流出しているのが確認されました。

韓国のKBSテレビによりますと、旅客船には重油などおよそ20万3000リットルの油が積まれており、流出が続いているということです。
現場の海面を映した映像では旅客船が沈没した地点の周辺で海水の一部が黒っぽくなっていることが分かります。
また、海面に浮いた油が広範囲にわたって、帯状に広がっている様子も確認できます。
油を取り除く作業は難航しているということで、KBSテレビは行方が分からない人たちの家族らが救助活動に影響が出ることを心配していると伝えています。






中越国境で中国人が発砲 7人死亡 NHKニュース

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中越国境で中国人が発砲 7人死亡
4月19日 1時10分

中国とベトナムの国境で、ベトナムに不法に入国した中国人が、ベトナムの国境警備隊員の銃を奪って発砲し、隊員2人と中国人5人の合わせて7人が死亡しました。

ベトナム北部のクアンニン省の発表によりますと、18日の早朝、こども2人を含む中国人の男女合わせて16人が、中国からベトナムに不法に入国しているのが見つかりました。
その後16人を中国に強制送還するため、国境にある出入国管理ビルで手続きが行われていたところ、中国人の男1人が国境警備隊員が携帯していた銃を奪って発砲し、国境警備隊が応戦しました。
この銃撃戦で隊員の2人が死亡し4人がけがをしたほか、中国人もビルの3階から飛び降りるなどして5人が死亡しました。
クアンニン省は中国人が不法に入国した理由や、銃を奪うに至った経緯は現時点では分からないとしています。
今回の事件を受けてベトナム政府は中国政府と協力して国境地帯の監視を強化し、入国管理を徹底するとしています。








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最終更新:2014年05月05日 02:52