日記/2014年06月22日(SUN)/都議会のヤジの件
2014-06-22









【ニュース記事一覧】

<都議会ヤジ>女性蔑視、海外に波紋 五輪イメージダウンも (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

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<都議会ヤジ>女性蔑視、海外に波紋 五輪イメージダウンも

毎日新聞 6月21日(土)10時58分配信

東京都議会本会議でみんなの党の塩村文夏(あやか)議員(35)に女性蔑視のヤジが浴びせられた問題が海外で広く報じられている。2020年東京五輪・パラリンピックで世界に東京の魅力をアピールする絶好の機会となるはずが、イメージダウンにつながりかねない状況だ。

米CNN(電子版)は「性差別は日本企業では一般的」と報道。女性の社会進出を経済成長へつなげようとする安倍政権の「ウィメノミクス」政策に言及しながら、「依然として男性が社会的地位の大半を占め、高所得を得ている」と日本社会の現状を批判的に伝えた。

ロイター通信も「女性議員が独身で子供がいないことにヤジ。批判が噴出」と速報。日本企業の慣例として「女性は結婚・出産後に退職を勧められることも多く、働く女性はお茶くみなど、さまつな仕事をさせられる」と労働環境を批判。「ヤジで20年にオリンピックを開催する東京都にクレームが殺到した」と伝え、五輪開催地としての自覚も疑問視した。

また、共同通信によると、フランス公共ラジオは「日本は職場への女性の進出が先進国で最も低い国の一つ」と指摘。政府の子育て支援が乏しく、性差別も根強いため、女性が働きにくいとの見方を示した。

こうした中、東京五輪の準備作業を監督する国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会のメンバーが来日し、25日から3日間の日程で都内の五輪施設の視察などに臨む。「欧州の貴族のサロン」とも評されるIOCの委員の来日に対し、舛添要一知事は「東京の魅力を世界に発信する」と強い意欲を示しており、東京産の食材をふんだんに使った知事主催の昼食会が企画されている。

その直前に降って湧いたヤジ問題に、舛添知事は20日の定例記者会見で「一生懸命、東京の食材を使っておいしいものを食べさせたって、『何だ、片一方でこんなことをやってるじゃないか』って言われるのは非常に心外だ」と悔しさをにじませ、「報道の皆さんにもしっかり、そういう監視役を続けていただきたい」と訴えた。【竹内良和、中西啓介】

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最終更新:6月21日(土)13時8分







名前挙がった都議「私ではない」…セクハラヤジ (読売新聞) - Yahoo!ニュース

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名前挙がった都議「私ではない」…セクハラヤジ

読売新聞 6月21日(土)14時45分配信

名前挙がった都議「私ではない」…セクハラヤジ

要求書を手に取材に応じる塩村都議(20日)

東京都議会(定数127)の本会議で、晩婚化や妊娠、出産などで質問に立った塩村文夏(あやか)都議(35)に対し、男性都議が「早く結婚した方がいい」などとヤジを飛ばした問題で波紋が広がっている。

激しいヤジは議場の“華”とも言われるが、これが民間企業での出来事だったら、一発退場の「レッドカード」。ヤジの主は自民都議とみられ、石破幹事長は21日、「わが党の都議だったとしたら、党としておわびをしないと」と事態の沈静化に乗り出した。

◆自民都議?

問題のヤジは今月18日に飛び出した。都の少子化対策について尋ねた塩村都議に対し、「早く結婚した方がいい」と大きな声でヤジが飛んだ。声が上がったのは、本会議場で議長に向かって右側。59人を擁する最大会派の都議会自民党側で、複数の都議からだったとみられる。「子供を産めないのか」という発言も出たといい、その後は、笑い声などで議場がざわついた。

塩村都議は本会議終了後、「私も結婚や出産に悩む一人。女性の声を代弁して質問したのに……」と怒りをあらわにした。20日には都議会議長に対し、発言者の処分を求める要求書を提出したが、「発言者が特定されていない」として不受理に。所属会派の「みんなの党 Tokyo」は、議場での録音の「声紋鑑定」を行って発言者を特定するという。

◆悪質な「セクハラ」

矢面に立つ都議会自民党の執行部は、対応に苦慮している。都議会内では発言主だとして名前が挙がっている都議もいるが、本人は「私ではない」と全面否定。会派幹部も「うちの会派からとは断定されていない。発言者の特定は困難」という立場だ。

党内から批判の声が上がっており、田村厚生労働相は「人として、ちょっと大問題なヤジ」と発言。地方議会にも波紋が広がっており、北海道議会は20日、女性議員8人が再発防止を求める要請文を都議会議長に送付した。

ただ、今回の発言について識者は、「明確で悪質なセクハラ」と断じる。「職場のハラスメント研究所」(東京)の金子雅臣所長(70)は「企業で同じようなことが起きたら、厳しい処分になる。セクハラをなくそうという国際的な機運からも大きく逸脱しており、五輪開催も決まり、これで国際的な話題になれば、東京というよりは日本の恥」。

最終更新:6月21日(土)14時45分







みんなの党が声紋解析で「セクハラやじ犯人特定」へ 「徹底的にやれ!」「辞職に追い込め!」激励相次ぐ (J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

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みんなの党が声紋解析で「セクハラやじ犯人特定」へ 「徹底的にやれ!」「辞職に追い込め!」激励相次ぐ

J-CASTニュース 6月21日(土)15時51分配信

みんなの党 東京都議会の塩村文夏議員(35)が、議会での質問中に「お前が結婚しろ!」「産めないのか?」とのやじを浴びた問題で、インターネット上ではこれら「セクハラやじ」への非難がやまない。

みんなの党は独自に「犯人探し」を行う意向を明かしているが、これに対し「徹底的にやれ」「特定して辞職に追い込め」など、激励が多数寄せられている。

■発言者特定・処分の要求は都議会に受理されず

やじが飛んだのは2014年6月18日に行われた都議会の一般質問の場で、自民党の議席周辺から聞こえたとの報道がある。都議会自民党の吉原修幹事長が「誰が言ったのか特定することは難しい」と話したことで、ネット上では「隠ぺいだ」などと非難が相次いでいた。

みんなの党が6月20日に開いた記者会見では、この日の朝9時に塩村議員本人が「発言者の特定」「発言者の処分」「再発防止策」を都議会に申し入れたが、昼過ぎに「受理ができない」との回答があったことが明かされた。理由は「被処分要求義務の氏名の記載がない。処分要求書としての要件が不十分であり、その後の手続きを進めることができない」ということらしい。

浅尾慶一郎代表はこの会見で、「もしやじを出した人間が特定できないということであれば、残されている音声から声紋解析をし、当人を特定していこうということをたった今決めさせていただいた」と明かした。すでに業者に目星を付けていて、「できるだけ速やかにお願いをして氏名の特定につなげていきたい」と話した。

「頑張って!」「引き下がらないで!」塩村氏にリプライも

会見の内容を受け、ツイッターでは

「徹底的にやればいい」
「これはとことんやってください」
「特定してほしいですね。ここまで事態が大きくなってるのに名乗り出ないのは、どれほど女性の心を傷付ける発言をしたのかすら分かってないんじゃないか。。」
「調査で特定して辞職に追い込むこと希望。議員数減らしてほしい、金の無駄だ!」

など、みんなの党への激励が相次いで投稿された。

塩村議員のツイッターあてにも、「応援します。自民党を徹底的に追及していくべきだと思います」「心ない野次は許せません。頑張って下さい」「引き下がらないで下さいね!」などの応援が続々と寄せられている。

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最終更新:6月21日(土)18時8分






セクハラやじ「自らおわびを」=石破自民幹事長 (時事通信) - Yahoo!ニュース

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セクハラやじ「自らおわびを」=石破自民幹事長

時事通信 6月21日(土)17時19分配信

自民党の石破茂幹事長は21日の読売テレビ番組で、東京都議会で女性都議が「早く結婚しろ」などとセクハラに当たるやじを受けた問題について、「決して良いことではない。速やかに『私です』と言っておわびをすることが必要だ」と述べ、自ら申し出て謝罪するよう求めた。
やじを飛ばしたのが自民党都議ではないかとの指摘については、「今の時点で自民党と決まったわけではないが、仮にわが党であったら党としておわびをしなければいけない」と語った。 

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最終更新:6月21日(土)17時24分







<都議会ヤジ>議員の特定と処分求める署名6万8000人超 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

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<都議会ヤジ>議員の特定と処分求める署名6万8000人超

毎日新聞 6月21日(土)20時10分配信

東京都議会で塩村文夏都議(35)が、女性を蔑視するヤジを浴びせられた問題で、自民党東京都連に、ヤジを飛ばした議員の特定と処分を求めるインターネット上の署名の賛同者が21日、6万8000人を超えた。

呼びかけているのは「東京都議会における差別発言を許さない市民一同」。「名乗り出られないなら(その議員は)議会に必要ない」「一緒に笑っていた都議たちや都知事も許せません」などの声が寄せられている。
一方、短文投稿サイト「ツイッター」上では、「女性として残念なヤジが飛びました」とする塩村都議のツイートが21日までに、3万件以上リツイート(転載)されている。【奥山智己】

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最終更新:6月22日(日)0時44分







<都議会ヤジ>1人分特定可能か 「みんな」音声データ入手 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

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<都議会ヤジ>1人分特定可能か 「みんな」音声データ入手

毎日新聞 6月21日(土)21時26分配信

東京都議会で塩村文夏(あやか)議員(35)が女性蔑視のヤジを浴びせられた問題で、塩村氏の所属するみんなの党会派は、ヤジを飛ばした議員を特定するため、議会局から音声データを入手し、声紋分析を依頼する専門家の選定準備を始めた。ヤジは複数回にわたり、少なくとも1回は明瞭に聞き取ることができる。識者によると特定できる可能性があるという。

問題のヤジは18日、本会議の一般質問で、女性の妊娠・出産を巡る都の支援体制を取り上げた塩村氏に対して浴びせられた。自民党席付近からだったといい、塩村氏側によると4回以上あった。

このうちテレビ放送などで、比較的明瞭に聞こえるのは「早く結婚した方がいいんじゃないか」という男性の声。「まずは自分が産めよ」「産めないのか」などのヤジもあったとされるが、声が重なるなどして聞き取りにくい。みんなの党側は今後、入手したデータを分析するという。

比較的明瞭に聞こえたヤジについて、日本音響研究所の前所長で、声紋分析専門家の鈴木松美氏は「ニュースで聞いた。声の特徴を分析することで、発言者の年齢や体格などをある程度絞り込むことは可能」と話す。特定するには、議員の音声サンプルが必要で、問題のヤジと同じフレーズであれば、より正確な分析ができる。しかし実際に協力を得るのは難しい状況で、みんなの党側は、疑わしいとみる都議について、過去の議会での音声データを議会局から入手する方針。鈴木氏によると、別のフレーズ同士でも一定の時間があれば、特定できる可能性があるという。

自民党の石破茂幹事長は21日の読売テレビの番組で「誰であれ『自分でした』と言っておわびすべきだ」と述べた。塩村氏は同日、取材に対し「犯人捜しはしたくないが、誰も名乗りでないので複雑な気持ち」と話した。【和田浩幸、山田奈緒】

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最終更新:6月22日(日)6時27分









セクハラ野次を飛ばした議員を特定せよ マスコミが取るべき3つの方法(水島宏明) - 個人 - Yahoo!ニュース

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セクハラ野次を飛ばした議員を特定せよ マスコミが取るべき3つの方法

水島宏明 | 法政大学教授・元日本テレビ「NNNドキュメント」ディレクター
2014年6月21日 8時19分

6月18日に東京都議会で飛び出したセクハラ野次。

ブラック企業問題などを追及している弁護士の佐々木亮さんが以下のように書いているが、まったく同じ意見だ。


今回の件は、絶対に曖昧にすべきではありません。 なぜなら、現実の職場ではこういった類のセクハラ言動が多くあるからです。 労働局の雇用均等室に寄せられたセクハラに関する相談件数は約1万件です(2012年度)。これはほんの氷山の一角でしょう。 こういう現状があるのに、都民の代表である都議が無神経にこのような発言をしたことは、オリンピックが開かれるとか、国際都市だとか、そういうことと無関係に大問題なのです。 ですので、都議会は、単なる野次だとして不問にすることなく、発言者を特定すべきです。 こういう言動がセクハラとして許されないことを都民に示すべきでしょう。
出典:ヤフーニュース個人(佐々木亮)
しかし、数日たった今になっても発言者が特定されないのはなぜなのか?

それには、テレビや新聞の「本気度」がかかわっている気がしならない。

つまり、大手マスコミはSNSなどで問題になったからニュースとして流しているものの、追及に本気ではないのでは?と感じるのだ。

都議会における塩村あやか議員の一般質問中のヤジの問題は、同じ会派の同僚議員、おときた駿議員の以下のネット記事で火がつき、各マスコミが取り上げるようになったらしい。


まず始めに書きますが、怒っています。 すごく。
出典:BLOGOS(おときた駿)
このネット記事を詳細に読めば流れが分かるが、野次を飛ばされた当事者である塩村議員がツイッターで発信し、それを引用した「みんなの党Tokyo」の同僚のおときた議員のネット記事で反響が広がる、という展開だった。

SNS時代の象徴するようなニュースの流れの典型だといえる。

ところが、テレビや新聞などの大手マスコミはこの流れを「後追い取材」する程度。

テレビ番組のスタジオで「けしからん」などと言いながらも、本気でヤジを飛ばした議員を特定して真偽を追及するつもりがどこまであるのか、疑問なのだ。


ここまで大きな問題になったのなら、野次を飛ばした議員は堂々と名乗り出て「釈明」するのが筋。

都民の代表として選ばれた者としての最低限の義務だろう。

また、所属議員を抱える政党・党派も真偽を調査すべきだと考える。

都議会という地方行政の意思決定にかかわる重要な場で起きた事件をあいまいに終わらせてはならない。

だが、塩村議員らによる、発言者への処分を求める都議会議長への要請は、結果的に拒絶された。



議員本人が名乗り出ない以上、大がかりに取材する能力を持っている「大手マスコミ」こそがもっとこの問題を追及すべきだ。

今の段階で大手マスコミがとりうる方法は3つある。

いずれもマスコミ各社が本気で取り組む気があればできる方法だ。

(1)ひとつは、「声紋分析」だ。

当日の議場の音声を専門の研究者や業者などに「声紋分析」させれば、かなりの精度で発言者を絞り込むことができる。

ふつう、テレビの報道番組などは、こうした分析が必要な場合に備えて専門家や業者をリストアップしている。

マスコミが抱える専門家は、たとえば口の動きの映像を分析して相手の発言を特定することができる専門家、服装やしぐさで相手の心理を読み取る専門家、未解決事件の犯人像を絞り込むプロファイルの専門家など、多岐にわたっている。

当然ながら「声紋分析」の専門家も把握している。

現在の声紋分析の技術では、たとえば、発言者の身長や顔のかたち、年齢などの特徴はおおよそ分かる。



そうした専門家に議場の音声を分析させて、野次を飛ばした議員について、特徴を明らかにすることはさほど難しいことではない。



特定するには最新のテクノロジーを利用するのが一番早い。

もし、当日の議場での音声がまだマスコミ各社に公開されていないのなら、記者クラブを通じて公開させることも大手マスコミならばできる。

(2)もうひとつは、一人ひとりの都議会議員に対して「個別取材」をすることだ。

議員個人がその野次を飛ばしたのか。あるいは他の議員の野次を聞いたのか。誰が言ったと思ったのか。



それに対して取材相手の議員は同調したのか。その議員は同調したのは誰だと思ったのか。

野次を飛ばした本人が答えずとも、近くにいた議員がそれを聞こえなかったというならば、それは「グルになっている」というのと同じだ。

「取材」には答えない、という姿勢だったら、その事実も個々の議員名と合わせてまとめて発表すればよい。

読者や視聴者は、「取材拒否」の議員集団に、ある種の憶測を持つだろうが、それは取材拒否をする側の選択である。

個別面接での質問というのが難しければ、都議の全員アンケート、という形式でもよい。

(1)の声紋分析で分かった特徴について、議員本人にぶつけて反応をみるという取材もあってよい。

もちろん、この場合には議員やその同僚議員が「ウソをつく」可能性は残る。

だが、仮にマスコミの取材に「ウソをつき」、後からその事実がバレた場合、その議員は辞職も含めた大きなリスクを背負うことになる。

現状では、議員や政党とマスコミとの関係が、どうも「なあなあ」な感じで「緊張関係」がないことが問題なのだ。

都庁記者クラブに席を置く各社の記者たちも「議員」の目星はついているはずだ。

それなのに「あえて特定しない」のか。今後のつきあいなども考慮しているのか?

だとすれば記者たちも同罪になってしまう。 

(3)さらに・・・それぞれの議員の後援会の「女性役員」の意見や評価を取材する、という方法がある。

今回のセクハラ野次について女性としてどう考えるか。



発言したのに名乗り出ない都議がいることをどう考えるか。

もしも自分が応援する都議だったら、どうするべきと考えるか。

それを一斉に調査してまとめて記事にするのだ。



また、議場での野次の声や声紋分析で分かった野次の特徴を、都議をよく知る人間として判断してもらうという取材も「あり」だろう。

今回の問題を振り返ると、前述したように大手マスコミはあまり関心がなかった問題だったのが、SNSでの発信からニュースになっていったという流れがある。

そのせいなのか、大手マスコミも徹底追及しよう、というよりは、スタジオなどで「けしからん!」と言って溜飲を下げて終わり、という印象が見え隠れする。

それで終わりにしてしまうのなら、大手マスコミも下品な野次を飛ばした議員に同調したり、黙認したりした議員たちとさほど変わりはない。

今回の野次は、内容だけが問題なのではない。

今もって発言者が名乗りを上げないという点が、何より「卑劣」だ。

大勢の議員集団のなかに紛れ込んで、自分の野次に責任を持とうとしない「後ろ黒さ」を感じる。

早い段階で名乗り出て、反省の弁を口にして謝罪したならば、世間の批判は一時的に浴びたとしても「潔さ」には共感する声も集まるだろうと思う。

だが、今回の野次の主たちは「潔く」はない。

その一点だけ考えても、議員でいる資格はないと私は思う。

いったい誰なのか?

それを特定する仕事は、ジャーナリズムとして「要の軽重が問われる」ことだ。 

そのままで終わらせてしまったら、民主主義もマスコミのチェック機能も「絵に描いた餅」にすぎない。

議会という公的な場の問題は、できるだけオープンにすべきだ。



今回のセクハラ野次を「言語道断」「許せない」と感じるのなら、マスコミ関係者はあいまいに終わらせずに徹底的に追及してほしい。

発端でSNSが火をつけたニュースだとしても、最終的に大がかりな取材を展開したり、検証したりできるのは大手マスコミしかないのだから。

心ある記者たちの奮起を期待したい。







セクハラ野次@都議会事件に関する一般論による解説(山本 一郎) - 個人 - Yahoo!ニュース

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セクハラ野次@都議会事件に関する一般論による解説

山本 一郎 | 個人投資家
2014年6月20日 18時57分

山本一郎です。汚い野次ってほんと許せませんよね。

このたび、東京都議会でセクハラ野次を自民党都議がみんなの党の塩村文夏女史に飛ばしたというので、騒ぎになっているようです。

「セクハラヤジ」飛ばした都議はだれ? 塩村文夏議員「『結婚しろ』と言った議員ほぼ分かる」(J-CAST 14/6/20)

“セクハラ野次”はどのような質問の最中に起きたのか―塩村あやか都議・一般質問書き起こし(BLOGOS 14/6/19)

そのセクハラ野次を書き起こされた内容がBLOGOSにも晒されていまして、これはまったくもって品位に欠ける、議員として相応しくないものだと思います。これは激しく断罪して社会的制裁を行わなければ世論が収まらないものなんじゃないかと感じるわけです。

なかでも「はやく結婚したほうがいいんじゃないか」とか「子供は産めないのか」などといった野次はもちろん許されるものではなく、一般論ではありますが当該議員だけでなくそのような不規則発言を許してきた都議会全体、あるいは党全体が真摯に反省するべきものだと考えます。

一般論ではありますが、例えば私が日常的に赴く神宮野球場におきましては、酒の入った一部のファンによる心ない野次が飛び交うのを耳にします。私も稀にですが相手チームが点を入れると『野球は静かに観ろ!』とか、中継ぎが四球連発すると『お客様のなかにストライクの入る方はいらっしゃいませんか!』などと大声で野次ることはあります。

決して畠山に対して『豚は働け!』とか『痩せろ!』といった直接的な暴言を浴びせることはありません。

一般論ではありますが、このような野次について、一部議員から「野次は論戦の華」といった発言も出ているようですし、国民からも”議会の品格”について改めて議論となっているのは、やはり野次で罵倒される対象が広すぎるからだと思われます。なぜなら、問題となったセクハラ野次は、当該女性議員だけでなく一般の女性や、不妊治療に悩む男女間・夫婦の悩みにも直結しているからです。広く国民一般の苦悩をも揶揄したと思われる発言では炎上しても仕方がありません。

やはり、このような場所で飛ばすべき野次というのは、誰がどう見ても正論であり、かつ本人に対してのみ効果的な文言に限定するべきだ、というのが一般論としての私の意見であります。

つまり、塩村女史に対して『結婚しろ!』と野次ることは、結婚できないことに悩む一般国民の多くに対しても罵声を浴びせることと等しく、塩村女史だけでなく一般国民をも公職にある議員が馬鹿にした、と受け取られることになります。

同様に、塩村女史に対して『子供は産めないのか』と野次りますと、結婚したけれど子宝に恵まれず辛い不妊治療に挑む夫婦や、晩婚や体質の問題などで産むことができない人にも悪辣な言葉を投げつける形になるわけです。

一般論ではありますが、このようなことにも思い至らないようでは困ってしまいます。やはり品位品格に欠けた野次を飛ばした議員はよろしくないという結論に達するのは当然でしょうし、世論が反発するのもそのような文脈だからだろうと思います。

ところで、塩村女史について調べてみますと、ご存知のとおりタレント活動をしていた時期があり、オフィス・トゥ・ワン所属の元放送作家であることが分かります。

塩村文夏(wikipedia)

wikipediaなどでの掲載内容を見るに、タレント活動時代には自身の美貌で周辺の男性を振り回していたことを体験談として『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系)で開陳して人気を集めていたようです。さらにさまざまな男性を渡り歩いて、好き放題にやってきた経歴なども相当浮かび上がってきます。

塩村女史に関する記述が彼女の経歴や本質のすべてではないのは当然理解した上ではありますが、週刊文春は今年4月に塩村女史と、同党みんなの党の三谷英弘氏との不倫疑惑を報じています。事実関係は定かではありませんが、抗議はしたものの、名誉毀損での裁判等は行われておらず、それ以上のことは第三者的には分かりません。

当時の『恋のから騒ぎ』において塩村女史の発言をまとめたyoutubeがアップされているようですが、動画のアップロード自体は適法かどうかは分かりません。とりあえずリンクだけ置いておきますね。

恋のから騒ぎ 塩村(youtube) 

一般論ではありますが、この内容を上から下までざっと眺めるだけでも、この塩村女史については野次とは別の意味で品格の問題があるのではないかと思われても仕方のない経歴や発言を多々テレビ等で行ってきたことはわかります。
面白おかしく語られるが倫理的に重大な問題を抱えていそうな塩村文夏女史面白おかしく語られるが倫理的に重大な問題を抱えていそうな塩村文夏女史
男と別れた慰謝料1,500万を使って留学しました、といったエピソードも含めて、経歴やテレビ出演動画を観る限りこの塩村女史に対する不審な感じはさすがに拭えません。

一般論ではありますが、人によっては塩村女史のことを「女性の風上にもおけないビッチだ」と思われるかもしれませんし、あるいは「男の下半身を要領よく渡り歩いてきた人間のクズ」という風に感じられることもあろうかと思います。ただ、美貌と性を売りにして名声を博し、それを足がかりに政治の世界へ打って出た以上、本件セクハラ野次の品格の件とは別に、この塩村女史の議員としての品格、資質もまた問題にするべきではないかと思うのです。

そのような女性が、都議会において受動喫煙や動物擁護はともかく子育て支援の政策についても質問し、セクハラとは別に「貴殿がそのような質問をするのは適切か?」という疑問は抱いてもおかしくはありません。

翻って、そもそも野次の目的は何であるかというと、当事者によって行われていることに対する感情を示すための大声の不規則発言によるリアクションであり、場の雰囲気を作りあげ、本来の当事者の気後れや苛立ち、困惑を誘発することで本来のパフォーマンスや効果が出にくくすることです。それは、質問や答弁、プレイなどに集中しようとする本人に対してしっかり聴こえ、かつ、本人にとって気になるものでなければいけません。

例えば、己の美貌や男性遍歴について極めて強い自負と自信を持っていると思われる塩村女史に対して『ブス!』と野次ったところで、まったく効果がないばかりか、ブスな国民も全員そろって敵に回す品格にかける不規則発言となってしまい、野次った側にメリットがありません。

一般論ではありますが、このような場合は塩村女史に対してピンポイントに効果のある、一般国民に対して嫌悪感の抱かれない正論を軸に野次る必要があるのです。

上記のような経歴を持つ塩村女史が晩婚化や出産関連の都政に冠する質問をする場合に、例えば『晩婚以前に他人の家庭を壊すな不倫女!』『みんなの党は他に適任いないのか!』というようなピンポイントに正論を語る野次や、『お前が言うな!』『どの口が言うか』『自分が何してきたのかよく考えろ!』といったボカした野次のほうが、一般論ではありますが正論となり品位も保たれ世論も反発せず本人に然るべきダメージが届くのではないでしょうか。

確かに問題の表層としては女性に対する蔑視が色濃く出た野次であったため大変に望ましくないことだと感じる一方、一般論ではありますが政治家としての品格や資質については塩村女史に取り組むべき大きな課題を抱えているのも厳然とした事実であるとも感じます。その意味では、小保方晴子的とまではいいませんが、国民として見た目に騙されて本質を見誤ることのないようにしたいというのは一般論ではありますが自らの戒めとして日々を生き抜いていきたいと思います。

野次は用法用量を守って正しくお使いください。













新聞だと扱いが控え目ですが、今日のテレビやネットではそれなりに注目のあるニュースになっているようです。
もしイラク情勢より報道が優先されたりすると個人的には嫌なんですが、この件はマスコミ頑張れ超頑張れと思っております。



ヤジを飛ばすのが普通の事になってて感覚が麻痺してるんだろうなぁ。
同レベルのヤジを飛ばして問題にならないから、次も同じようなヤジを飛ばす事に抵抗がなくなる。
どうせ追及されない、個人を特定できなければ白を切れると思っているから、そういうヤジを平気でできてしまう。
そもそも問題ある発言だと自覚せずに言ってる可能性が多分にあるしな。
指摘されて「あー、そういや問題にされるかー、しまったなぁ(保身的)」とそこで初めて気付くっていう。

ここまで騒がれて「私が言いました」「あの人が言っていました」と言えないのも、政治家というか人間的に信用できない。
少なくとも周囲や横でそれを聞いていた人はいるだろうから、その人はちゃんと「あの人が言っていた」と証言しないと。
黙っているのは嫌な事からの逃げているだけ。時間が経てば忘れるだろうって。ウヤムヤにやり過ごそうと。
ヤジはしたいが責任は問われたくないとか、犯罪者みたいな思考じゃないか。
(または事件に関係の無い人のブログを炎上させて、それが関係ない人だと分かった後の炎上加担者にもどこか似ているかも知れない)

発言者が分かったら、その人はヤジをした上に、問題になった後も自ら名乗り出ないような人だって報道されるといい。
その人の横にいた人も知ってて言わなかったんだよね?って事になるし、
「その発言があった時は寝ていた」「聞いていなかった」みたいな言い訳をしたところで、それはそれで問題だし。

問題のあるヤジをした人の党派に連帯責任を取らせるようにすればそれなりに自重するんじゃなかろうか。
自分の発言で党全体に迷惑が掛かれば党の中でも批判されるだろう。自浄作用。


やじる【野次る/弥次る】の意味 - 国語辞書 - goo辞書
ttp://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/221814/m0u/

[動ラ五(四)]《名詞「野次」の動詞化》他人の言動に、大声で非難やひやかしの言葉を浴びせかける。「演説者を口ぎたなく―・る」

[可能]やじれる

やじるとは - Weblio辞書
ttp://www.weblio.jp/content/%E3%82%84%E3%81%98%E3%82%8B

やじ・る [2] 【野次る・弥次る】

( 動ラ五 )

〔「野次」の動詞化〕
他人の動作や発言などに,からかいや非難の言葉を浴びせる。 「反対党の演説を-・る」 〔「野次る」 「弥次る」は当て字〕

[可能]やじれる


この件に限らず、的を射ていなかったり、程度の低いヤジ自体が要らないんだなぁ。
“ヤジは議場の華”とは言うが、汚い、有毒、生態系を壊す華を咲かせるのも許容して良いのかっていう。
華とか、都合の良い言葉を見つけて正当化しているだけじゃないかと。
“浮気は男の甲斐性”“女遊びは芸の肥やし”とかと同種のものを感じる。
まぁ個人的に“牛歩”よりはマシかとは思うが。








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最終更新:2014年06月22日 22:53