日記/2014年06月29日(SUN)/今日のまとめ
2014-06-30









【ニュース記事一覧】

日朝協議前に拉致被害者家族らが救出訴える NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140629/k10015597651000.html

日朝協議前に拉致被害者家族らが救出訴える
6月29日 19時24分


拉致被害者などの再調査を巡って日本と北朝鮮の政府間協議が開かれるのを前に拉致被害者の家族が集会に出席し「再調査が不十分な結果で終わらないよう肉親の確実な帰国につなげてほしい」と訴えました。

1日から中国の北京で開かれる日本と北朝鮮の政府間協議では、拉致被害者などの全面的な調査を行う「特別調査委員会」の組織や権限について、北朝鮮側が説明することになっています。
これを前に、福岡市で集会に出席した拉致被害者の家族会代表で、田口八重子さんの兄の飯塚繁雄さんは「解決の兆しが少し見えてきたかなと思っていますが、まだスタート地点です。北朝鮮はしたたかな交渉をしてくるので、中途半端な形で幕引きされないよう日本政府は徹底的に交渉していただきたい」と訴えました。
また、八重子さんが幼い子どもを残して拉致されてから今月下旬で36年がたったことについて「妹の写真を見ると『あんちゃん早く助けて』と訴えているように見えます。ことしこそ結果がほしい」と語りました。
松木薫さんの姉の斉藤文代さんは、ことし1月に母親が92歳で亡くなったことに触れ「母の月命日には『拉致被害者が全員帰国するまで見守って』と語りかけています。母にいい報告ができるよう政府は一生懸命やってほしい」と求めました。
このあと被害者家族は福岡市の中心部でデモ行進を行い肉親の早期帰国を訴えました。
集会に先立って家族と古屋拉致問題担当大臣との懇談会も開かれ、家族からは「今が正念場という覚悟で解決に向けて前進させてほしい」といった声が上がっていました。


田口八重子さんこれまでの経緯

田口八重子さんは、拉致されてしばらく北朝鮮当局から朝鮮語の指導を受けたあと、1981年から83年にかけて、当時工作員で、のちに日本人になりすまして大韓航空機爆破事件を起こしたキム・ヒョンヒ(金賢姫)元死刑囚の日本語教育係を務めました。
1984年には「チュンリョンリ(忠龍里)」と呼ばれるピョンヤン市南東の山あいの地区に移され、厳しい監視のもと、拉致被害者の横田めぐみさんとともに、別の女性工作員に日本語を教えていたことが分かっています。
北朝鮮は、八重子さんについて「1986年7月に自動車事故で死亡した」と説明しています。
しかし八重子さんは、その時期よりもあとの1986年夏以降、「敵工部」と呼ばれる軍の拠点に連れて行かれ、韓国人の拉致被害者と結婚した可能性があることが帰国した拉致被害者の証言などから明らかになっています。
また2010年には、当時の中井拉致問題担当大臣が、2000年に入って以降も八重子さんが元気でいるという情報が寄せられたことを明らかにしていて、「死亡した」とする北朝鮮の説明の信ぴょう性には多くの疑問が持たれています。
政府は、大韓航空機爆破事件への関わりを否定し続けている北朝鮮が、事件への関与を隠すため実行犯の教育係を務めた八重子さんについて「死亡した」と説明した可能性があるとみています。


ミサイル発射に拉致被害者家族は

北朝鮮が日本海に向けて複数の弾道ミサイルを発射したことについて、拉致被害者の家族会代表で田口八重子さんの兄の飯塚繁雄さんは「拉致問題は早期解決が必要であり、私たちとしては日朝協議の進展を望みたい」と話しました。
増元るみ子さんの弟の照明さんは「あさってからの日朝協議で政府は、まずミサイルについて厳しく問うべきだと思う。その上で拉致問題で一歩も引かない交渉をしてほしい」と話しました。






東日本~東北 激しい雷雨や浸水など注意 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140629/k10015597381000.html

東日本~東北 激しい雷雨や浸水など注意
6月29日 19時24分

上空の寒気の影響で、29日は東日本と東北を中心に大気の状態が不安定になり、各地で激しい雷雨となりました。
気象庁はしばらくの間、浸水や土砂災害などに十分注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、上空に寒気が南下したため、関東甲信や北陸、東北などで大気の状態が不安定になり、各地で雷を伴って激しい雨が降りました。
富山県立山町の天狗平では午後4時すぎまでの1時間に49.5ミリ、東京・練馬区では午後4時半すぎまでの1時間に45ミリ、秋田県の由利本荘市東由利では午後1時すぎまでの1時間に43.5ミリの激しい雨を観測しました。
各地の雨は次第に弱まっていますが、夜になってからも東日本や東北のところどころで雨雲が発達しています。
東北や北陸ではこれまでの雨で土砂災害の危険性が高くなっている地域があります。
29日の夜いっぱいは関東甲信を中心に大気の不安定な状態が続く見込みで、局地的に雷を伴って1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁はしばらくの間、低い土地の浸水や土砂災害、川の増水、落雷、突風などに十分注意するよう呼びかけています。






「私の男」ダブル受賞の快挙 モスクワ映画祭 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140629/k10015589091000.html

「私の男」ダブル受賞の快挙 モスクワ映画祭
6月29日 0時45分

世界的な映画祭の1つ、ロシアのモスクワ国際映画祭の授賞式が開かれ、日本から出品されていた熊切和嘉監督の映画「私の男」が最高賞のグランプリを受賞したほか、主演の浅野忠信さんが最優秀男優賞に選ばれました。
グランプリは15年ぶり、最優秀男優賞は31年ぶりの快挙です。

36回目を迎えたことしのモスクワ国際映画祭は、今月19日から開かれていて、日本時間の28日夜から29日早朝にかけて授賞式が開かれました。
このうち、最高賞のグランプリには、日本から唯一、ノミネートされていた熊切和嘉監督の「私の男」が選ばれました。
この映画は、人気作家の桜庭一樹さんが直木賞を受賞したベストセラー小説が原作で、10歳のときに震災孤児となった少女と、少女を引き取った男性との禁断の愛をテーマにした作品です。
また、最優秀男優賞には、この映画で主役の男性を演じた俳優の浅野忠信さんが選ばれました。
モスクワ国際映画祭で日本の作品がグランプリを受賞したのは、1999年の新藤兼人監督の「生きたい」以来、15年ぶりで、日本人が最優秀男優賞を受賞するのは、1983年の加藤嘉さん以来、31年ぶり2人目の快挙です。
モスクワの中心部にある映画館で行われた授賞式では、熊切和嘉監督と浅野忠信さんの代理として、日本大使館の職員がトロフィーを受け取りました。
続いて、熊切監督から寄せられた「映画に関わったすべての人たち、そして、モスクワの映画ファンの皆様に感謝いたします」というコメントが読み上げられると、出席した人たちから大きな拍手が上がっていました。


審査員「ぬきんでていた」

審査委員会は、グランプリに「私の男」を選んだ理由について、「男と若い女の間で、解決することのできない愛の問題に切り込んだ才能と大胆さ」を評価したと発表しています。
審査員の1人でグルジアの映画監督、レヴァン・コグアシビリ氏は「監督の力量が高く、腕前が感じられ、ほかの映画と比べてもぬきんでていた」と高く評価したほか、最優秀男優賞を受賞した浅野忠信さんの演技についても、「控えめさと力強さや、人が崩れていく様子がとてもうまく表現され、授賞に値する」と賞賛していました。


熊切監督「やりたい放題の映画」

熊切和嘉監督は、受賞を受けて、「神様もいたんだなぁと!最高です!映画監督になって15年になりますが、結果的に、『私の男』が今までで一番、『やりたい放題』やらせていただいた映画でした。映画を志していた少年時代に抱いていた思いが確信に変わりました。これからは、より気合いを込めて、『やりたい放題』やっていこうと思います。スタッフ、キャストはじめ、この映画に関わったすべての人に感謝致します!」というコメントを出しました。


独特の存在感浅野忠信さん

浅野忠信さんは神奈川県出身の40歳。
中学生のときに父親の勧めで民放のドラマに出演したあと、平成2年に松岡錠司監督の「バタアシ金魚」で映画デビューし、去年、俳優生活25周年を迎えたベテランです。
憂いのある表情と独特の存在感のある役者として数々の映画に出演し、3年前にはアメリカの映画「マイティ・ソー」でハリウッドデビューを果たすなど、国際的にも高い評価を受けてきました。
受賞した映画「私の男」では、震災孤児の少女を引き取る親戚の男性の役を演じています。
少女と2人で互いに孤独を抱えながら殺人やタブーを犯していく影のある男性の姿を、浅野さんらしい深みのある演技で巧みに表現しています。


浅野さん「作品に強い思い入れ」

浅野忠信さんは「とてもうれしいです!この作品に対しての意気込みや思い入れは、誰にも負けないものでしたし、役作りに関しても、与えられた時間を生かし、見えてくるものが大きかったため、力が入ってました。正直、思い入れが強すぎて、焦ってしまったり、熱くなりすぎてしまうことがありました。まさかこんな形で報われるとは思っていなかったので、今は素直に皆さんに感謝しております」というコメントを出しました。


二階堂さん「関われたことが誇り」

浅野さんと共に主演を務めた二階堂ふみさんは、受賞について、「熊切監督おめでとうございます。浅野さんおめでとうございます。映画『私の男』おめでとうございます。モスクワの地でこの作品が評価されたことを幸せに思います。この作品に関われたことを誇りに思います」というコメントを出しました。






米軍機墜落事故から55年 同窓会開かれる NHKニュース

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米軍機墜落事故から55年 同窓会開かれる
6月29日 20時10分

アメリカ統治下の沖縄で、小学校にアメリカ軍の戦闘機が墜落し、18人が犠牲になった事故から30日で55年になるのを前に、29日に事故当時の在校生が集まり、同窓会が開かれました。

1959年、沖縄の嘉手納基地を飛び立ったアメリカ軍の戦闘機が、今の沖縄県うるま市にある宮森小学校に墜落し児童を含む18人が犠牲になりました。
この事故から30日で55年となるのを前に、事故の記憶を風化させないようにしようと、29日に当時の全校児童を対象にした同窓会が初めて開かれ、およそ100人が出席しました。
初めに当時の証言を収集しているNPO「石川・宮森六三○会」の豊濱光輝会長が「沖縄で戦後に犠牲になった子どもたちのことを忘れず、この同窓会をきっかけに、それぞれが、あの日の記憶を語り継いでほしい」と呼びかけました。続いて学年ごとの代表が事故の記憶を語り、当時5年生だった佐次田満さんは「全身黒焦げになった子どもが運ばれる姿を見て、長い間事故の話はできなかったが、今は悲劇を繰り返さないために語り継いでいかなければと感じている」と話しました。
また当時5年生だった女性は「亡くなった子どもたちの無念さを思うと悔しい。子や孫には、できるだけ事故のことを伝えるようにしている」と話していました。






車暴走「ネットで再び脱法ハーブに興味」 NHKニュース

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車暴走「ネットで再び脱法ハーブに興味」
6月29日 4時33分

東京・池袋の繁華街で車が暴走し歩行者を次々とはねた事件で、逮捕された男が「脱法ハーブはしばらく吸っていなかったが、数日前にネットで見て、再び興味が出てきた」などと供述していることが、警視庁への取材で分かりました。男は当日、「スマートフォンで見つけた店で脱法ハーブを買った」とも供述していて、警視庁で詳しいいきさつをさらに調べています。

この事件は、今月24日、東京・池袋の繁華街で車が暴走して歩行者を次々とはね、中国人の飲食店店員、林雪琴さん(30)が死亡し、7人が重軽傷を負ったもので、警視庁は、埼玉県吉川市の名倉佳司容疑者(37)が、脱法ハーブを吸って意識がもうろうとした状態で車を運転したとして、危険運転致死傷の疑いで捜査しています。警視庁によりますと、名倉容疑者は事件直前に現場近くの店で脱法ハーブを購入していましたが、調べに対し、「脱法ハーブはしばらく吸っていなかったが、数日前にインターネットのサイトを見て、再び興味が出てきた」などと供述していることが、警視庁への取材で新たに分かりました。
名倉容疑者は「当日は池袋で買い物をしていたが、脱法ハーブのことを思い出し、スマートフォンで検索して見つけた店で買った」とも供述しているということです。警視庁は、名倉容疑者が脱法ハーブを購入して車を運転したいきさつをさらに調べています。






「原発の発電コストは火力上回る」試算 NHKニュース

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「原発の発電コストは火力上回る」試算
6月29日 5時59分

原子力発電のコストについて、来年、原発が再稼働し、運転開始から40年過ぎたら廃止すると想定した場合、東京電力福島第一原子力発電所の事故対策の費用を踏まえると、1キロワットアワー当たりのコストは、3年前に政府の委員会が試算した液化天然ガスや石炭による火力発電のコストを上回るとする新たな試算を専門家がまとめました。

試算は、東京電力の経営や賠償に詳しい立命館大学の大島堅一教授と大阪市立大学の除本理史教授がまとめました。
それによりますと、福島第一原発の事故対策の費用は、東京電力や国が公表した資料を分析すると、住民などへの賠償のほか、除染や中間貯蔵施設の整備、それに、廃炉などで、少なくとも合わせて11兆円余りに上るとしています。そのうえで、▽福島第一原発と、すでに廃炉が決まっている原発を除く、43基すべてが来年、再稼働して、▽国が定めた原則に合わせて運転開始から40年を過ぎたら廃止すると想定した場合、事故対策の費用を踏まえた原子力発電のコストは1キロワットアワー当たり11.4円と試算しています。3年前に発電コストを検証する政府の委員会が行った試算では、液化天然ガスや石炭による火力発電のコストを1キロワットアワー当たり10円前後としていて、今回、専門家がまとめた原子力発電のコストの試算は、これを上回っています。
試算を行った立命館大学の大島教授は「国としても、改めて原発の経済性について試算をまとめたうえで、将来的にそれぞれのエネルギーをどの程度使うのが最適か議論すべきだ」と話しています。






住宅全焼 死亡したのは仲よかった祖母と孫 NHKニュース

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住宅全焼 死亡したのは仲よかった祖母と孫
6月29日 19時24分

29日未明、大阪・箕面市で住宅が全焼し、この家に住む80歳の女性と1人で遊びに来ていた孫で小学6年生の男の子が死亡しました。
男の子は修学旅行のお土産を届けに祖母の家に泊まっていたところで、近所の人によりますと、2人はとても仲がよかったということです。

29日午前0時15分ごろ、大阪・箕面市白島の住宅から煙が出ていると近所の人から消防に通報がありました。
消防車など10台が出て火はおよそ4時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅およそ450平方メートルが全焼しました。
この火事で、この家に住む印藤シヅ子さん(80)と遊びに来ていた孫で兵庫県宝塚市の小学6年生の西山晴登くん(11)が1階の寝室で倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたが死亡が確認されました。
警察によりますと、印藤さんは会社員の52歳の長男と2人暮らしで、長男は出火当時、外出していたということです。
晴登くんの父親によりますと、晴登くんは28日、修学旅行で買った土産を届けるため1人で印藤さんの家を訪れ、そのまま泊まったということです。
これまでのところ火元ははっきりせず、警察は消防と合同で30日、現場検証をして火事の原因を詳しく調べることにしています。


「晴登くんをとてもかわいがっていた」

火事があった住宅の近くに住んでいる79歳の男性は「印藤さんは自宅の近くに畑を持っていて、晴登くんと一緒にイチゴやトマトを収穫しに行くのを楽しみにしていた。晴登くんは月に何度も週末に印藤さんの自宅に泊まりに来ていて、印藤さんは晴登くんのことを『かわいい、かわいい』と言ってとてもかわいがっていた」と話していました。


おばあちゃんを好きだった晴登くん

亡くなった西山晴登くんと娘が同じ小学校に通っているという女性は「晴登くんは料理が大好きで、お菓子やお姉さんのお弁当を作ってあげていました。おばあちゃんの家が好きで、よく家族で大阪に出かけていましたが、最近は電車で晴登くん1人でおばあちゃんの家に通うようになったと聞いて感心していました。本当に優しい子で、おとといも姿を見かけたのに信じられない気持ちでとても残念です」と話していました。
亡くなった西山晴登くんが通っていた宝塚市の中山桜台小学校の山下一校長は「今月、広島に修学旅行に行って、学校で平和についての発表会をしたばかりでした。ふだんは少しおとなしい子ですが、やるときはやるというタイプの子で発表会でも大きな声で自分の平和に対する考えを発表していました。亡くなったと聞いてショックを受けています」と話していました。






北海道で登山の女性滑落して死亡 NHKニュース

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北海道で登山の女性滑落して死亡
6月29日 21時35分

29日午後、北海道中部にある「芦別岳」の山中で、登山をしていた女性が滑落して死亡しました。

警察によりますと、29日午後2時半ごろ、北海道富良野市内の「芦別岳」で「妻が崖から滑落したようだ」と夫から通報がありました。
女性は富良野市清水山の臨床工学技士、垣内時子さん(57)で、警察や消防が調べたところ、崖から30~40メートル下の川の中で倒れていて、その後死亡が確認されました。
垣内さんは29日朝早く夫と別のルートで「芦別岳」を登り、山頂で待ち合わせする予定だったということで、時間になっても現れなかったため夫が登山ルートに沿って行方を捜していたということです。
警察は滑落した状況などについて調べています。






病院の温泉タンクで2人死亡 硫化水素が発生 NHKニュース

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病院の温泉タンクで2人死亡 硫化水素が発生
6月29日 19時24分

29日午後、北海道登別市の病院で、男性2人が温泉療法などに使う温泉をためたタンクの中で倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。
当時、タンクでは硫化水素が発生していたということで、警察が詳しい状況を調べています。

29日午後1時半ごろ、北海道登別市登別温泉町の独立行政法人地域医療機能推進機構「登別病院」の温泉をためるタンクの中で男性2人が倒れているのを病院の職員が見つけて警察に通報しました。
警察と消防がタンクの中から2人を引き上げましたが、死亡が確認されました。
タンクの深さはおよそ1メートル50センチで、中に温泉療法や病院の施設で使う温泉をためていて、警察や病院によりますと当時、タンクでは硫化水素が発生していたということです。
この病院は北海道内有数の温泉地・登別温泉にある病院で、温泉を利用したリハビリテーションや運動療法などを行っています。
病院では28日からボイラーを担当する男性職員2人の行方が分からなくなっていて、病院が2人を捜していたということで、警察は死亡したのはこの2人とみて身元の確認を進めるとともに詳しい状況を調べています。






日本人遺族 ピョンヤン郊外の埋葬地で慰霊 NHKニュース

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日本人遺族 ピョンヤン郊外の埋葬地で慰霊
6月29日 15時18分

終戦前後に現在の北朝鮮領内で亡くなった日本人を慰霊するため、北朝鮮を訪れている遺族たちが、29日に首都ピョンヤン郊外の埋葬地を訪れました。

終戦前後に現在の北朝鮮領内で亡くなり、現地に遺骨が残されたままになっている日本人の遺族9人は、今月26日から来月5日までの予定で北朝鮮を訪れています。9人は29日午前、同行した北朝鮮外務省の当局者の案内でピョンヤン郊外にある日本人の埋葬地を訪れ、遺影の前に線香を供えたり、日本から持ってきた木製の墓標を立てたりして、静かに手を合わせていました。
このうち、旧満州から引き揚げる途中で亡くなった母親が埋葬されているという宮城県登米市の後藤忠衛さん(78)は「ここに来られて感無量です。母には無事に生き延びて78歳になりましたと報告しました」と話していました。遺族たちはこのあと、29日朝に北朝鮮が短距離弾道ミサイルを発射したとみられる日本海側のウォンサンも訪れて慰霊を行う予定ですが、北朝鮮外務省は今回の発射による遺族の慰霊の日程に変更はないとしています。






海江田代表「閣議決定は容認できず」 NHKニュース

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海江田代表「閣議決定は容認できず」
6月29日 18時21分

民主党の海江田代表は札幌市で記者団に対し、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定が来月1日行われる見通しとなっていることについて、「国会で十分に議論しないまま、閣議決定が行われることは認められない」と述べ、容認できないという考えを重ねて示しました。

この中で海江田代表は、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に向けて、来月1日に与党合意が成立し、その日のうちに閣議決定が行われる見通しとなっていることについて、「国会で十分に議論しないまま、閣議決定が行われることは、あまりにも拙速で、認められない」と述べ、容認できないという考えを重ねて示しました。
そして海江田氏は「今の法制度の中で、抜け落ちているものが何なのかを検討し、まずは、個別的自衛権と警察権の範囲の中で、必要な法律を整備することから取り組むべきだ。党としても法案を提出していきたい」と述べました。
また記者団が「民主党として、集団的自衛権の行使を容認する可能性はあるのか」と質問したのに対し、海江田氏は、「可能性がゼロではない事例については、少し時間をかけて検討する。最終的には、私がどうするかを決める」と述べました。






防衛相「北朝鮮のためにならない」 NHKニュース

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防衛相「北朝鮮のためにならない」
6月29日 10時14分

小野寺防衛大臣は防衛省で記者団に対し、29日朝に北朝鮮の東岸から複数の弾道ミサイルが日本海に向けて発射されたとみられることについて、「日朝政府間協議で北朝鮮に対してさまざまな交渉ができつつある中での発射は、決して北朝鮮のためにならない」と述べて、強く批判しました。

29日午前5時ごろ、北朝鮮の東岸から複数の弾道ミサイルが日本海に向けて発射されたとみられることを受けて、小野寺防衛大臣は、29日朝、防衛省・自衛隊の幹部を集めて会議を開き、引き続き警戒・監視に万全の態勢を取るとともに、情報の分析を進めるよう指示しました。
このあと、小野寺大臣は記者団に対し、「自衛隊のレーダーなど、さまざまな情報でしっかり把握できているが、飛距離やミサイルの種類などの詳細な分析は、今後、さまざまな情報を総合して対応したい。日本の領土などに直ちに影響のあるような飛しょうではない」と述べました。
そして、小野寺大臣は、来月1日に中国・北京で開かれる局長級による日朝政府間協議への影響について記者団が質問したのに対し、「政府全体として判断されることだと思う」と述べました。
また、小野寺大臣は「7月1日に日朝の政府間の協議が行われるタイミングなので、なぜ、いつもこのようなタイミングで、このような実験を行うのか、率直な疑問がある」と述べました。
さらに、小野寺大臣は「国際社会の懸念を無視してミサイルの発射を繰り返すのは、周辺国を含めて、非常に大きな問題となる。せっかく日朝政府間協議で、北朝鮮に対してさまざまな交渉ができつつある中での今回の発射というのは、決して北朝鮮のためにもならない」と述べ、北朝鮮によるミサイルの発射を強く批判しました。






政府 関係省庁の局長ら集め対応を協議 NHKニュース

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政府 関係省庁の局長ら集め対応を協議
6月29日 11時08分

政府は29日午前6時半ごろから、谷内国家安全保障局長と西村内閣危機管理監が、外務省や防衛省など関係省庁の局長らを集めて会議を開き、情報の集約を行うとともに、政府としての対応を協議しました。
この中では、日本の船舶や航空機に被害がないことなどが報告され、防衛省が引き続き、警戒・監視に当たることや、外務省が外交ルートを通じて、北朝鮮に抗議することなどを確認しました。
谷内国家安全保障局長らは午前9時すぎに、東京・渋谷区の安倍総理大臣の私邸に入り、情報の分析結果や政府としての対応などを報告しました。






北朝鮮 日本海に複数の弾道ミサイル発射 NHKニュース

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北朝鮮 日本海に複数の弾道ミサイル発射
6月29日 12時22分

北朝鮮は29日午前5時ごろ、複数の弾道ミサイルを日本海に向けて発射しました。
航空機や船舶への被害は確認されておらず、岸田外務大臣は記者団に対し、1日の日本と北朝鮮の政府間協議の開催に変更はないとしたうえで、協議の中でミサイルの問題も取り上げ、国連安全保障理事会の決議などの順守を求めていく考えを示しました。

北朝鮮は29日午前5時ごろ、北朝鮮の東岸から複数の弾道ミサイルを日本海に向けて発射しました。
小野寺防衛大臣は29日午前、記者団に対し、弾道ミサイルは朝鮮半島の東岸のウォンサン(元山)付近から東に向けて複数発射され、最大でおよそ500キロ飛び、日本海に落下したと推定されることを明らかにしました。
そのうえで小野寺大臣は「スカッドの長距離タイプ、あるいはノドンを短い射程で撃つなど、いろいろなことが考えられるので、今の段階でミサイルの種類を特定することは難しい。今後の分析によって把握したい」と述べました。
政府は総理大臣官邸の危機管理センターに設置している「北朝鮮関連情勢に関する情報連絡室」で情報の集約と警戒に当たっていて、これまでに航空機や船舶への被害は確認されていないとしています。
これを受けて安倍総理大臣は、アメリカや韓国など関係諸国と連携し、緊張感を持って情報収集、分析に努めること、航空機、船舶などの安全確認を徹底すること、国民に対して、迅速、的確な情報提供を行うことを指示しました。
また政府は航空機や船舶の安全確保の観点から極めて問題のある行為だとして、北京の大使館ルートを通じて、北朝鮮側に厳重に抗議しました。
一方、岸田外務大臣は羽田空港で記者団に対し、1日の日本と北朝鮮の政府間協議の開催に変更はないとしたうえで「政府間協議でも、この問題をしっかり取り上げたい。協議は拉致問題を扱う場所だが、今回はミサイルや核の問題を取り上げる大切な機会であるとも考えている。北朝鮮に対し国連安全保障理事会の決議などの順守を求めていかなければならないと考えている」と述べました。


専門家「日本より米韓へのメッセージ」

北朝鮮情勢に詳しい関西学院大学の平岩俊司教授はNHKとのインタビューで、北朝鮮が発射した弾道ミサイルについて、「日本を射程圏に置く『ノドン』ではなく、もう少し射程が短い弾道ミサイルであり、日本に対するメッセージというよりは、アメリカや韓国に対するメッセージとして受け止めるべきだ」と述べ、関係が悪化したままとなっている米韓へのいらだちを表したものだという見方を示しました。
また来月3日に中国の習近平国家主席が韓国を訪問するのを前にしたタイミングであることについては「北朝鮮としては、最近の中国と韓国の接近は決しておもしろいものではない。それに対して一定の反発を示した可能性もある」として、韓国との関係を強化している中国をけん制する狙いも含まれているのではないかと分析しました。
一方、7月1日に開かれる日本との政府間協議との関係について、平岩教授は「日本政府がミサイル発射にどのような反応を示すかを見ることによって、日本側が国交正常化を目指す意思があるのかを見極めたいという意図もあると思う」と述べました。
そして「日本政府としては政府間協議で拉致問題の解決を目指すのと同時に、核とミサイルの問題も働きかけることで、国際社会と日本との連携を維持していくことが重要だ」と述べ、米韓などとの連携を維持しながら北朝鮮との協議を進める必要性を指摘しました。





ミサイル発射「政府間協議の場で厳しく糾弾」 NHKニュース

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ミサイル発射「政府間協議の場で厳しく糾弾」
6月29日 18時21分

古屋拉致問題担当大臣は、福岡市で開かれた拉致被害者の家族らを支援する団体の集会で、北朝鮮の弾道ミサイル発射について「厳しく糾弾する」と述べ、来月1日に開かれる北朝鮮との政府間協議の場で、今回の対応を非難する考えを示しました。

この中で、古屋拉致問題担当大臣は、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことについて「今、分析中で、あすにはしっかり関係閣僚会議で対処する。北朝鮮は節目で挑発的な行動をしてきたということが過去にあり、1日の交渉の時には厳しく糾弾する」と述べ、来月1日に開かれる北朝鮮との政府間協議の場で、今回の対応を非難する考えを示しました。
また、古屋大臣は「拉致されたすべての日本人を取り戻すことが解決だ。中途半端な解決はありえないわけであり、そういう姿勢でこの厳しい交渉に臨む」と述べ、すべての拉致被害者らの帰国を目指して、協議に臨む考えを強調しました。






官房長官「日朝協議予定どおり 発射に抗議も」 NHKニュース

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官房長官「日朝協議予定どおり 発射に抗議も」
6月29日 19時46分

菅官房長官は秋田市で講演し、7月1日の北朝鮮との政府間協議について、「現時点では予定どおり行ったほうがいいだろうという判断をしている」と述べたうえで、協議の場で弾道ミサイルの発射に抗議し、国連の安保理決議を順守するよう求める考えを示しました。

この中で菅官房長官は、北朝鮮が7月1日の日朝の政府間協議を前に弾道ミサイルを発射したことについて、「政府間協議は拉致問題や日本の特定失踪者の交渉ごとだ。極めて人道的なことであり、現時点においては予定どおり行ったほうがいいだろうという判断をしている」と述べました。
そのうえで菅官房長官は「すでにきょうの午前8時すぎには北朝鮮に厳重に抗議をしているが、政府間協議はしっかりと抗議して国連決議を順守するよう求める機会でもあると考えている」と述べました。
また菅官房長官は、集団的自衛権の行使容認について「憲法解釈の変更の閣議決定が終われば行使を可能にするための法案を国会に提出する。そして国会で慎重に議論したうえで法案を成立させる。そういう順番を1つずつ行うことをぜひ理解してほしい」と述べ、法案審議を通じて国民の理解を得ていきたいという考えを示しました。






北朝鮮外務省 「通常の軍事訓練」 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140629/k10015592531000.html

北朝鮮外務省 「通常の軍事訓練」
6月29日 11時08分

北朝鮮が日本海に向けて短距離弾道ミサイルを発射したことについて、北朝鮮外務省の当局者は「通常の軍事訓練で特段の影響はないだろう」と述べ、来月1日に中国の北京で開かれる日本と北朝鮮の政府間協議には影響を及ぼさないとの見方を示しました。

北朝鮮が29日朝、日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射したことについて、これまでのところ北朝鮮国内では報道されていません。
北朝鮮外務省の当局者は29日午前、首都ピョンヤンでNHKの取材に対し「ミサイルが発射されたことは今知ったが、通常の軍事訓練だろう」と述べました。
そのうえで「特段の影響はなく、日本との政府間協議も予定どおり行われるだろう」と述べ、あさって、北京で開かれる日本と北朝鮮の政府間協議に影響を及ぼさないとの見方を示しました。
また、かつて北朝鮮領内で亡くなった日本人を慰霊するため、北朝鮮を訪れている遺族たちはこのあと、今回、短距離弾道ミサイルが発射されたとみられるウォンサンを訪れる予定ですが、この日程についてもこれまでのところ変更はないとしています。
(※ウォンサン=元山)






イスラエル 着弾の報復でガザを攻撃 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140629/k10015592781000.html

イスラエル 着弾の報復でガザを攻撃
6月29日 11時26分

イスラエル南部で28日、塗料工場にロケット弾が着弾して激しく炎上し、イスラエル軍は報復として、パレスチナ暫定自治区のガザ地区を攻撃しました。

イスラエル南部の町スデロットで、28日夜、塗料工場にパレスチナ暫定自治区のガザ地区から発射されたロケット弾が着弾しました。この攻撃で、工場が激しく炎上したほか、従業員2人が軽いやけどを負いました。
イスラエル軍は報復として直ちに空から攻撃し、ガザ地区にあったロケット砲の発射台3台を破壊したと発表しました。
パレスチナ暫定自治区のヨルダン川西岸では今月、イスラエル人の少年3人が行方不明になったのを受けて、イスラエル軍が大規模な捜索作戦を展開し、これまでに400人を超えるパレスチナ人を拘束しており、反発したパレスチナ人と各地で衝突しています。
ガザ地区の武装勢力は、この動きに合わせてロケット砲による攻撃を頻繁に行うようになっており、双方の間で緊張が一段と高まっています。







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最終更新:2014年06月30日 10:03