日記/2014年07月19日(SAT)/今日のまとめ
2014-07-20









【ニュース記事一覧】

不明の小5女児保護 男を監禁容疑で逮捕 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140719/k10013146481000.html

不明の小5女児保護 男を監禁容疑で逮捕
7月19日 22時59分

岡山県倉敷市で今月14日から行方が分からなくなっていた小学5年生の女子児童が、19日夜、岡山市内で無事保護されました。
警察は、一緒にいた40代の男を監禁の疑いで逮捕し、詳しい経緯を調べています。

岡山県倉敷市徳芳の小学5年生の11歳の女子児童は、今月14日の午後4時ごろ小学校を1人で出るところを同級生が見て以降、行方が分からなくなっていました。
女子児童は学校から帰るときに、母親に電話で「これから帰る。迎えに来てほしい」と連絡してきたということですが、母親は病院に行く用事があって迎えに行けなかったということです。
その後、14日の午後4時半ごろに女子児童とみられる女の子が自宅近くで30代から40代くらいの男性に話しかけられ、そばにシルバーの車が止まっていたのを近所の人が目撃していたということです。
この際、そばに止まっていたシルバーの乗用車と特徴の似た車は、ことし5月と先月にも母親に目撃されていて、母親はその車のナンバーを警察に伝えていました。
警察は、事件に巻き込まれた可能性もあるとみて調べていましたが、19日午後10時すぎ、岡山市北区の住宅で女子児童を見つけ無事保護するとともに、一緒にいた40代の男を監禁の疑いで逮捕しました。
保護された住宅は男の自宅だということで、警察は詳しい経緯を調べています。
無事保護された女子児童の祖父(65)は自宅前で報道陣に対し、「ありがとうございます」と話し、ほっとした表情を浮かべていました。






被災した気仙沼の観光施設 全店が営業開始 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140719/k10013141741000.html

被災した気仙沼の観光施設 全店が営業開始
7月19日 15時32分

東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市の沿岸の観光施設で19日、すべての店が営業を始め、施設の再開を記念して式典が開かれました。

気仙沼市魚市場前にある観光施設「海の市」は、東日本大震災の前は年間100万人余りの観光客が訪れていたということですが、津波で建物が全壊したため復旧工事が進められてきました。
19日にこの施設のすべての店が営業を始め、記念式典で気仙沼市の菅原茂市長は「震災から3年4か月たち、再開が待ち遠しかった人も多いと思います。ここからまた気仙沼の食を発信していってほしい」と述べました。
施設を訪れた人たちは、さっそく飲食店や海産物を売る店などに入って買い物を楽しんでいました。
また、気仙沼で水揚げされたマグロの解体ショーも行われ、訪れた人たちが新鮮なマグロを味わっていました。
大崎市から来た男性は「きょうから再開と聞いて買い物に来ました。地方が元気にならないと景気もよくならないのでみんなで応援していきたい」と話していました。







福島第一原発5号機 燃料プールから水漏れ NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140719/k10013137411000.html

福島第一原発5号機 燃料プールから水漏れ
7月19日 10時19分

東京電力福島第一原子力発電所5号機で、使用済み燃料プールの放射性物質を含む水およそ100リットルが漏れているのが見つかりました。
今のところ、プールの水温や水位に今回の水漏れによる影響は見られないということですが、東京電力は漏れた原因の特定を急ぐことにしています。

東京電力によりますと、19日午前1時半ごろ、福島第一原発5号機の原子炉建屋5階で、使用済み燃料プールにつながる配管の弁をおさめる2つの箱に、合わせておよそ100リットルの水が溜まっているのが見つかりました。
この配管は使用済み燃料を冷やす水を送り込むためのもので、漏れた水から燃料プールと同じレベルの濃度の放射性物質が検出されたということです。
5号機では今月6日、別の配管で水漏れが見つかって燃料プールの冷却を停止するトラブルがあり、原子炉の冷却に使っていた水を原子炉と燃料プールの冷却に交互に使う対応をとっています。
東京電力は今のところ、5号機の燃料プールの水位に大きな変化はなく、プールの水温も午前5時現在で25度余りと運転上の制限の65度に達するまで8日程度あり、今回の水漏れの影響は見られないとしています。
しかし、水が漏れた詳しい原因は分かっておらず、東京電力は特定を急ぐことにしています。







教員免許無いまま14年指導 中学教諭が死亡 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140719/k10013139391000.html

教員免許無いまま14年指導 中学教諭が死亡
7月19日 12時36分

京都市の中学校で14年間にわたって保健体育を指導した男性教諭が、教員免許を持っていなかった疑いがあることが分かりました。男性教諭が教員免許の更新手続きをしないため、教育委員会が事情を聞こうと呼び出した当日に、電車にはねられて死亡したということです。

教員免許を持っていなかった疑いがあるのは、京都市右京区の中学校で保健体育を担当していた45歳の男性教諭です。
京都市教育委員会によりますと、男性教諭は京都市内の複数の中学校で保健体育の非常勤講師や正式な教員などとして、ことし3月まで14年間勤めました。
しかし、教員免許の更新手続きの期限をすぎても書類を提出しなかかったため、ことし3月に教育委員会が事情を聞こうと呼び出したところ、当日、電車にはねられて死亡したということです。
その後、教育委員会で改めて調べたところ、男性教諭が教員免許を取得した記録が確認できず、免許がないまま勤務していた疑いがあると判断しました。
男性教諭に目立ったトラブルはなく授業にも熱心に取り組んでいたということです。
これまで採用の時には教員の免許状のコピーを提出すればよかったということで、京都市教育委員会は「今後は原本を確認するなど再発防止に努めたい」としています。







オスプレイ活動範囲拡大 北海道上空を初飛行 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140719/k10013142911000.html

オスプレイ活動範囲拡大 北海道上空を初飛行
7月19日 16時53分

アメリカ軍の新型輸送機オスプレイ2機が、航空イベントでの展示のため、19日午後札幌市の丘珠空港に飛来しました。
北海道の上空をオスプレイが飛行したのはこれが初めてです。

沖縄県のアメリカ軍普天間基地所属のオスプレイ2機は19日午後、札幌の上空に姿を見せました。
そして水平に向けていたプロペラをヘリコプターのように垂直にして、午後2時20分すぎ相次いで滑走路に着陸しました。
オスプレイが北海道の上空を飛行したのはこれが初めてです。
2機は20日に丘珠空港で開かれる航空イベントで、自衛隊機や民間の航空機とともに展示され一般に公開されます。
イベントでのオスプレイの飛行予定はないということです。
一方、空港周辺ではオスプレイの飛来に反対する人たちが騒音を測ったり、プラカードを掲げてシュプレヒコールをあげたりして抗議しました。
オスプレイはおととし沖縄県のアメリカ軍普天間基地に配備され、本土での飛行は主に山口県の岩国基地を拠点に行われていますが、今回初めて東京の上空を飛んで横田基地を経由するなど、全国に活動範囲を広げています。







男性が血を流しコンビニに 殺人事件で捜査 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140719/k10013144311000.html

男性が血を流しコンビニに 殺人事件で捜査
7月19日 18時26分

19日未明、埼玉県八潮市のコンビニエンスストアに上半身から血を流した男性が突然入ってきて倒れ、病院に運ばれましたが死亡しました。
警察は男性に刺し傷があったことなどから殺人事件として捜査しています。

19日午前3時半ごろ、八潮市八潮のコンビニエンスストアの店員から、「店に来た男性が血を流して倒れている」と消防に通報がありました。
救急隊員が駆けつけたところ、男性は意識がすでになく、病院に運ばれましたがまもなく死亡しました。
警察によりますと、死亡したのは近くに住む自営業、清田広大さん(24)で、上半身には刃物で刺されたような痕があったということです。
店の近くには清田さんの弟と友人の男性もいたということで、清田さんは店に入ってきたときに金属の棒を持っていたということです。また、事件の直前数人の男が大声で言い争う声を近所の人が聞いていたということで、警察は清田さんがなんらかのトラブルに巻き込まれたのではないかとみて、殺人事件として捜査しています。







パン工場で異臭 従業員32人搬送 福岡 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140719/k10013144441000.html

パン工場で異臭 従業員32人搬送 福岡
7月19日 18時47分

19日午後、福岡県新宮町のパン工場で異臭がし、従業員30人余りが体調不良を訴えて病院に運ばれました。
症状はいずれも軽く、警察は工場内で何らかのガスが漏れたとみて調べています。

19日午後2時ごろ、福岡県新宮町緑ヶ浜にあるパンなどを製造しているフランソア福岡工場から、「異臭がして従業員が気分が悪いと訴えている」と消防に通報がありました。
消防によりますと、従業員32人が病院に運ばれましたが、いずれも意識はあり症状は軽いということです。
警察によりますと、この工場では19日は400人以上が働いていて、このうち体調不良を訴えたのは、パンを焼く工程と冷凍する工程で働く従業員だったということです。
警察は工場内で何らかのガスが漏れたとみて詳しい原因を調べています。







「170万円ほど借金」金欲しさに顧客情報売却か NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140719/k10013138811000.html

「170万円ほど借金」金欲しさに顧客情報売却か
7月19日 11時40分

「ベネッセコーポレーション」の顧客の個人情報が流出した事件で逮捕されたシステムエンジニアが「家族の入院費やギャンブルで170万円ほどの借金があり、金が欲しくてやった」などと供述していることが警視庁への取材で分かりました。
システムエンジニアはこの1年間に延べ1億件以上の情報を持ち出していたということで、警視庁は金欲しさに顧客情報を繰り返し売却していたとみて調べています。

この事件は、ベネッセコーポレーションの通信教育サービスの顧客の情報が大量に流出したもので、外部業者のシステムエンジニアの松崎正臣容疑者(39)が先月17日に、個人情報1000万件余りを名簿業者に売却する目的で記憶媒体にコピーしたとして、不正競争防止法違反の営業秘密の複製の疑いで警視庁に逮捕され、19日に検察庁に送られました。
その後の調べに対し、松崎容疑者が「家族の入院費のほか、パチンコや競馬といったギャンブルなどで、170万円ほどの借金があり、金が欲しくてやった」などと供述していることが警視庁への取材で分かりました。
松崎容疑者はこの1年間に延べ1億件以上の個人情報を名簿業者に持ち込んでいたほか、ベネッセ内部で問題が発覚した翌日の先月27日にも、さらにおよそ2000万件の情報をコピーしていたということです。
警視庁は、金欲しさに繰り返し顧客情報を持ち出し、売却していたとみて調べています。







「本能寺の変」直前の書状を初公開 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140719/k10013140311000.html

「本能寺の変」直前の書状を初公開
7月19日 13時45分

織田信長が明智光秀に討たれた「本能寺の変」の直前、光秀の重臣と四国の大名、長宗我部元親が交わしたとされる書状が、岡山市の美術館で初めて一般に公開されました。

初公開されたのは、「本能寺の変」の直前に四国の統治を巡って長宗我部元親が光秀の重臣、斎藤利三に宛てた書状です。
すでに四国への出兵を決めていた信長に対する恭順の意を示していて、元親が戦いを避けようとしたことがうかがえます。
本能寺の変を巡っては、光秀が利三を通して元親に四国全体を領有させようと交渉したものの、信長が元親を討とうとしたため、光秀が反旗を翻したとする「四国説」があります。
今回の書状は本能寺の変が起きた理由を探るうえで貴重な発見とされ、開館直後から多くの人が訪れていました。
林原美術館学芸課の浅利尚民課長は「四国説を補強する史料でぎりぎりの状況になっても交渉を続けたいという長宗我部元親の必死な気持ちが伝わる書状だ」と話しています。
この展示会は、岡山市の林原美術館で9月15日まで開かれています。







首相 地域の再生 特色引き出し活性化を NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140719/k10013145461000.html

首相 地域の再生 特色引き出し活性化を
7月19日 20時44分

安倍総理大臣は山口県下関市で講演し、政権の重要課題と位置づけている「地域の再生」について「地方の可能性を再発見し、最大限開花させることが地方創生の唯一の道だ」と述べ、それぞれの地域の特色を最大限引き出すことで活性化につなげたいという考えを示しました。

この中で安倍総理大臣は、みずからが掲げる経済政策に関連して「第2次安倍政権発足から1年半、とにかく『経済第一』で取り組んできたが、雇用の拡大や所得の上昇につながる好循環のなかに日本は入りつつある。ただ全国の隅々に行き渡っているとは言えず、景気回復の実感を全国津々浦々に広げることがアベノミクスの使命だ」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は、政権の重要課題と位置づけている「地域の再生」について「地方の可能性を再発見し、最大限開花させることが地方創生の唯一の道だ」と述べ、それぞれの地域の特色を最大限引き出すことで活性化につなげたいという考えを示しました。また安倍総理大臣は、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定について「現在の憲法解釈の基本的考え方は何ら変わることはない。すでに法案の作成作業を開始しており、準備ができしだい国会に法案を提出し、ご審議をいただきたい」と述べました。






首相 アスパラガス農園視察「農業改革着実に」 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140719/k10013140181000.html

首相 アスパラガス農園視察「農業改革着実に」
7月19日 13時28分

安倍総理大臣は山口県下関市にあるアスパラガスの農園を視察し、「地域の名物を世界に発信していくための手伝いを国ができるような仕組みも作っていきたい」と述べ、地方の活性化に向けて成長戦略に盛り込んだ農業改革などを着実に進めていく考えを強調しました。

18日から半年ぶりに地元の山口県を訪れている安倍総理大臣は19日午前、下関市内にあるアスパラガスの農園を視察しました。
安倍総理大臣は農業用ハウスに入ってみずからアスパラガスを収穫し、関係者らに対して、「地域の名物をもっともっと日本全国に発信していきたい。地域の名物を世界に発信していくための手伝いを国ができるような仕組みも作っていきたい」と述べ、地方の活性化に向けて、成長戦略に盛り込んだ農業改革などを着実に進めていく考えを強調しました。
これに先立って安倍総理大臣は、幕末の志士、高杉晋作の墓のある「東行庵」を訪れ、高杉晋作の銅像の前で支援者らと記念撮影したり焼香したりしました。
安倍総理大臣は、記者団から「墓参りを終えて今の心境は」と質問されたのに対し、「まさに志が定まった感じです」と述べました。







首相「国際法に基づき外交的に解決を」 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140719/k10013145021000.html

首相「国際法に基づき外交的に解決を」
7月19日 19時34分

安倍総理大臣は山口県下関市で講演し、ウクライナ東部でマレーシア航空の旅客機が撃墜されたことについて、原因究明に向けて国際社会と協力していく方針を示すとともに、いかなる紛争も国際法に基づいて外交的に解決すべきだという考えを強調しました。

この中で安倍総理大臣は、ウクライナ東部でマレーシア航空の旅客機が撃墜されたことについて「犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするとともに、ご家族の皆様に心からお悔やみを申し上げたい」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は「今回の原因究明にあたって、日本としても国際社会とともにできるかぎりの協力を行っていく考えだ。いかなる紛争も力ではなく、国際法に基づき、外交的に解決すべきだ」と述べました。
また安倍総理大臣は、ロシアとの関係について「プーチン大統領とは1年半で5回首脳会談を行った。ロシアには責任ある国家として、国際社会のさまざまな問題に建設的に関与してもらわなければならない。そのためにも私はプーチン大統領との対話を続けていく」と述べました。
さらに安倍総理大臣は、中国との関係について「中国とは経済的にも切っても切れない関係にある。しかし1年半がたっても首脳会談が実現していない。11月に北京で開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の際にはぜひ首脳会談を行いたい」と述べ、日中首脳会談の実現に意欲を示しました。






マレーシア首相が遺族と面会 政府機関は半旗 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140719/k10013144941000.html

マレーシア首相が遺族と面会 政府機関は半旗
7月19日 19時34分

マレーシア航空機の撃墜で44人が犠牲になったマレーシアでは、ナジブ首相が犠牲者の家族と面会して慰めのことばをかけたほか、街にはあちこちに犠牲になった人たちに弔意を表す半旗が掲げられ悲しみに包まれています。

撃墜されたマレーシア航空機には、乗員15人を含む44人のマレーシア人が搭乗していました。
みずからの親族も犠牲になったと伝えられているマレーシアのナジブ首相は19日、首都クアラルンプール近郊のホテルで犠牲者の家族と面会し慰めのことばをかけました。
首相府などの政府機関が集まる地区では、旅客機の撃墜で犠牲になった人たちに弔意を表すため、マレーシアの国旗の半旗があちこちに掲げられ悲しみに包まれています。
ことし3月マレーシア機が行方不明になったことに続いて再び起きた惨事に、マレーシア社会は衝撃を受けていて、22歳の男性は「私たちにとって本当に悲劇だ。今回の撃墜が起きたことを受け入れたくない。なぜこうしたことが起きたのか、はっきりさせてほしい」と話していました。






旅客機撃墜の真相は 米ロ対立深まる NHKニュース

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旅客機撃墜の真相は 米ロ対立深まる
7月19日 19時34分

ウクライナ東部でマレーシア航空の旅客機が撃墜されたことを巡って、ウクライナ政府やアメリカは、現場周辺の地域を掌握する親ロシア派が関与しロシアが支援したと批判を強めているのに対し、ロシアはウクライナ側に責任があると反論するなど対立が深まっています。

ウクライナ東部で17日、オランダからマレーシアに向かっていたマレーシア航空の旅客機が撃墜され、乗客と乗員合わせて298人は全員死亡したとみられています。
旅客機の撃墜について、ウクライナ政府やアメリカは、現場周辺の地域を掌握する親ロシア派の武装集団が旧ソビエト製の地対空ミサイルを発射して撃ち落としたとしたうえで、このミサイルが高度な技術を必要とする武器であることからロシアの支援があったとロシアに対する批判を強めています。
これに対し、ロシア国防省のアントノフ次官は19日放送の国営テレビのインタビューで、「この数か月間、ロシアに対する情報戦が繰り広げられており、マレーシア機の墜落に関してもすでにロシア軍と、ウクライナ東部の親ロシア派の責任を問う声が聞かれる」と述べ、旅客機の撃墜に親ロシア派やロシアが関与したという見方に反論しました。
そのうえで、墜落の原因について詳細に調査する必要があるとして、ウクライナ軍に、親ロシア派の仕業だとする根拠や、ウクライナ軍が東部に配備していた地対空ミサイルについての情報を示し、現場周辺を飛行していたウクライナの軍用機の飛行データも提供するよう求めました。
また、ウクライナ側はなぜ軍事作戦を行っている地域の上空の飛行許可を民間機に出したのかについても説明する必要があるとしています。
アントノフ次官は「ウクライナ側は、ロシアだけでなく、欧米やアジア諸国にも説明すべきだ」と述べるなど、多くの犠牲者を出した今回の事件の真相を巡って対立が深まっています。






マレーシア航空 二重の悲劇に直面する人も NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140719/k10013144201000.html

マレーシア航空 二重の悲劇に直面する人も
7月19日 18時13分

撃墜されたマレーシア航空の旅客機に搭乗していた乗員乗客298人の親族の中には、ことし3月から行方が分からなくなっている別のマレーシア航空機にも親族が搭乗し、短期間に娘夫婦など合わせて4人を失う二重の悲劇に直面している人もいます。

オーストラリアの地元紙によりますと、東部ブリスベンに暮らすケイリーン・マンさんは、ウクライナ東部で撃墜されたマレーシア航空の旅客機に、血のつながりのない娘とその夫が搭乗していました。2人はヨーロッパ旅行から帰る途中だったということです。
マンさんは、ことし3月に乗員乗客239人を乗せたまま行方が分からなくなった別のマレーシア航空機にも兄弟とその妻の合わせて2人が搭乗していて、この4か月余りで親族4人を失いました。
悲しみに暮れるマンさんの自宅には、友人や親族が集まりマンさんを励ましているということです。母親のアイリーン・バロウズさん(84)は地元メディアの取材に対し、「私たち家族の気持ちはとても言い表せるものではありません。娘はショックを受け、心をかき乱されています」と話しています。






ウクライナ大統領 各国に調査協力を要請 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140719/k10013140161000.html

ウクライナ大統領 各国に調査協力を要請
7月19日 13時45分

ウクライナ東部でマレーシア航空の旅客機が撃墜されたことを受けて、ウクライナのポロシェンコ大統領は18日、オーストラリアとドイツ、それにイギリスの首相と相次いで電話会談し、原因究明のための調査に協力を求めました。

ウクライナ大統領府によりますと、ポロシェンコ大統領は原因究明のための調査チームを設置したことを明らかにし、各国の首相に専門家の参加を要請しました。
これに対してオーストラリアのアボット首相は、透明性の高い国際的な調査の重要性を強調したうえで、遺体の収容や機体の回収が安全に行われるよう協力する考えを示しました。
またドイツのメルケル首相は、客観的な調査が行われるよう協力する姿勢を示したほか、イギリスのキャメロン首相は、可能な限り証拠を集めて国連の安全保障理事会に提出することが不可欠だと強調したということです。
さらにポロシェンコ大統領は、今回の調査に、ICAO=国際民間航空機関やヨーロッパの航空管制を調整するユーロコントロールのほか、EU=ヨーロッパ連合の執行機関であるヨーロッパ委員会、それにアメリカのNTSB=国家運輸安全委員会を招へいしたことを明らかにしました。






旅客機撃墜で各国が調査団 実施可能かが焦点 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140719/k10013139251000.html

旅客機撃墜で各国が調査団 実施可能かが焦点
7月19日 12時19分

ウクライナ東部でマレーシア航空の旅客機が撃墜されたことを受けて、各国から調査団が入ることになっていますが、現場ではOSCE=ヨーロッパ安全保障協力機構の監視団が武装集団の妨害に遭うなど混乱が起きており、原因究明に向けた十分な調査が実施できるかどうかが焦点となっています。

ウクライナ東部のドネツクでマレーシア航空の旅客機が撃墜されたことを受けて、18日に国連で緊急の安全保障理事会が開かれましたが、親ロシア派が撃墜に関与しロシアが後ろ盾になっていると批判する欧米各国と、ウクライナ政府の責任だと反発するロシアとの間で意見が真っ向から対立しています。
こうしたなか、原因究明に向けた国際的な調査を実施するため、マレーシアやアメリカ、それにイギリスなどの政府は、調査団をウクライナへ派遣すると発表しました。しかし墜落現場周辺は親ロシア派の武装集団が掌握しており、18日現地入りしたOSCEの監視団が武装集団による妨害に遭い、活動の中断に追い込まれました。
また、親ロシア派が現場で遺体を収容し、ウクライナ政府の調査本部が設置された東部のハリコフではなく南部のマリウポリに運んでいるとの情報もあります。
このため、今後安全を十分に確保しながら原因究明に向けた十分な調査が実施できるかどうかが焦点となっています。


支援チームを派遣

ウクライナ東部でマレーシア航空の旅客機が撃墜されたことを受けて、民間航空機の安全を扱うICAO=国際民間航空機関は18日に声明を発表し、ウクライナの航空当局が中心となって行う原因究明の調査に支援チームを派遣することを明らかにしました。
チームの派遣はウクライナ政府の要請に基づいて行われるもので、国際民間航空条約では、原因究明の調査は旅客機が墜落した国が責任を持って行い、乗客や飛行機の製造元などの国も加わることができるとされています。
ICAOは声明で、「民間機に対する武器の使用を強く非難する。チームはまもなく現地に向けて出発し、速やかに支援を開始したい」とコメントしています。


オバマ大統領が哀悼の意

アメリカのオバマ大統領は18日、マレーシア航空の旅客機の撃墜で27人の犠牲者を出したオーストラリアのアボット首相と電話で会談し、大切な人を失った家族に対し、哀悼の意を表したということです。







撃墜現場 監視団が武装集団から妨害 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140719/k10013136381000.html

撃墜現場 監視団が武装集団から妨害
7月19日 7時21分

ウクライナ東部でマレーシア航空の旅客機が撃墜されたことを受けて、OSCE=ヨーロッパ安全保障協力機構の監視団は、国際的な調査に向けて現場に入りましたが、親ロシア派とみられる武装集団による妨害に遭い、今後、十分な調査を実施できるか懸念も出ています。

ウクライナ東部で治安状況の監視を続けているOSCEは、マレーシア航空の旅客機が撃墜された現場周辺を支配している親ロシア派から協力を取りつけ、18日午後、監視団のメンバー17人を現場に派遣しました。
監視団は、旅客機が撃墜された原因を究明する国際的な調査の実施に向けて現場の状況を確認したり、周辺の住民から話を聞いたりして、情報収集に当たる予定でしたが、親ロシア派とみられる武装集団による妨害に遭い、1時間余りしか活動できなかったということです。
OSCEの議長国、スイスのグレミンガー大使は、本部のオーストリアで取材に応じ「安全上の理由から一度、引き上げた。自由に移動することができず、調査を十分に行える環境ではなかった」と武装集団の対応を批判しました。
そのうえで、監視団が19日に再び現場を目指すことを明らかにしました。
旅客機の撃墜を巡っては、ウクライナ政府と親ロシア派が互いに非難を続けるなか、各国から国際的な調査を求める声が高まっていますが、OSCEの活動が早速妨害を受けたことから、今後、十分な調査を実施できるか懸念も出ています。






ガザ地区侵攻で安保理緊急会合 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140719/k10013136871000.html

ガザ地区侵攻で安保理緊急会合
7月19日 9時29分

イスラエル軍がパレスチナ暫定自治区のガザ地区に地上部隊を侵攻させたことを受け、国連の安全保障理事会では緊急の会合が開かれ、パレスチナ側が市民の犠牲が増え続けていると訴えたのに対し、イスラエル側は国民をテロから守るための作戦だと侵攻を正当化しました。

イスラエル軍によるガザ地区への地上部隊の侵攻を受け、国連の安保理では18日午後、日本時間の19日朝早くから、先週に続き緊急の会合が開かれました。
会合ではまず、パレスチナ暫定自治政府のマンスール国連大使が、「イスラエルは市民の犠牲が急激に増えることを承知で、ガザ地区への侵攻に乗り出した。この1日で、多くの子どもを含む40人が死亡した」と述べ、イスラエル軍による地上作戦を強く非難しました。
これに対して、イスラエルのプロソール国連大使は、この2週間でガザ地区からイスラエル側に1500発のロケット弾が飛来し500万人を脅かしたとしたうえで、「国民への攻撃を容認する国など世界にない。絶えることのないテロの脅威を前にイスラエルは単独でも行動を取る」と述べ、ガザ地区への侵攻を正当化しました。
国連の外交筋によりますと、アラブ諸国は安保理でイスラエルを非難する声明をまとめることを目指していますが、イスラエルを擁護するアメリカなどが慎重な姿勢を崩していません。







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最終更新:2014年07月20日 15:14