日記/2011年12月20日/ニュース記事
2011-12-21



Winny開発者 無罪確定へ NHKニュース
ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20111220/t10014782281000.html

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Winny開発者 無罪確定へ
12月20日 17時33分
ファイル交換ソフト「Winny」を開発した東京大学大学院の元助手が、映画などの違法コピーを手助けした罪に問われた裁判で、最高裁判所は犯罪となる初めての基準を示して検察の上告を退け、逆転で無罪を言い渡した2審の判決が確定することになりました。

東京大学大学院の助手だった金子勇さん(41)は、ファイル交換ソフトの「Winny」を開発してホームページで公開したことで、映画やゲームソフトの違法なコピーを手助けしたとして著作権法違反のほう助の罪に問われました。1審は、罰金150万円の有罪判決を言い渡しましたが、2審は、「違法な使い方を勧めたわけではない」として無罪を言い渡し、検察が上告していました。これについて最高裁判所第3小法廷の岡部喜代子裁判長は、「ソフトの開発を萎縮させないためにも、犯罪の成立には著作権が侵害される具体的な状況を認識していることが必要だ」という初めての判断を示しました。そのうえで、「被告がそこまで認識していたとは言えない」と指摘し、20日までに検察の上告を退ける決定をしました。これによって、2審の無罪判決が確定することになりました。この事件を巡っては、「どのような場合に著作権法違反のほう助に当たるのか基準があいまいで、技術開発が萎縮しかねない」という批判の声が上がっていましたが、最高裁は今回の決定で一定の基準を示したことになります。無罪が確定することについて、最高検察庁の岩橋義明公判部長は、「今回の事件は社会に大きな影響を与えた事件で、検察の主張が認められなかったことは誠に遺憾だ」というコメントを出しました。一方、金子さんは、20日夜、東京都内で会見を開き「素直にうれしいです。ソフトの悪用という点ばかりが注目されてしまいましたが、私の開発態度が正しく認められたことはありがたいと思っています」と述べました。また、弁護士は「失われた7年は金子さんや日本のソフトウェア技術者にとって非常に大きな損失でした。最高裁が犯罪が成立する基準を示したことは技術の開発に向けて大きな意味があると思う」と述べ、今回の決定を評価しました。







広島の“黒い雨”分布図公表 NHKニュース
ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20111220/k10014786921000.html

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広島の“黒い雨”分布図公表
12月20日 21時7分
原爆投下直後に、放射性物質を含む、いわゆる「黒い雨」を浴びた1万3000人分のデータが、放影研=放射線影響研究所に保存されていることが明らかになり、放影研は、20日このデータをもとに作成した広島での「黒い雨」の分布図を公表しました。国が医療面で援護するとした地域の外側が多く含まれ、「黒い雨」の範囲を巡る議論に影響を与えそうです。

放影研は先月、終戦後の1950年代以降、広島と長崎の被爆者などを対象にした調査で、放射性物質を含む「黒い雨」を浴びたと回答したおよそ1万3000人のデータが、保存されていることを明らかにしました。このデータについて放影研は、20日、広島市で記者会見を開き、データを基に作成した広島での「黒い雨」の分布図を公表しました。それによりますと、広島で「黒い雨」が降ったとされる場所は、国が現在、医療面で援護するとしている地域の外側にも多くありました。「黒い雨」を巡って、広島市は去年、国が治療を援護する地域のおよそ6倍の範囲で「黒い雨」が降った可能性が高いとする調査結果をまとめ、国に援護の対象地域を広げるよう求めていて、今回、公表された分布図は、こうした「黒い雨」の範囲を巡る議論に影響を与えそうです。







後継者ジョンウン氏が哀悼の意 NHKニュース
ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20111220/t10014790011000.html

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後継者ジョンウン氏が哀悼の意
12月20日 21時30分
北朝鮮のキム・ジョンイル総書記の死去が伝えられてから一夜明けた20日、後継者のキム・ジョンウン氏が、キム総書記の遺体が安置されたピョンヤンの宮殿を訪れて哀悼の意を示しました。

20日午後8時、北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、ピョンヤンのクムスサン記念宮殿で行われたキム総書記に哀悼の意を示す式典の様子を放送し、後継者のキム・ジョンウン氏が参列しました。キム総書記の遺体は、赤い布をかけられて透明なケースの中に安置され、ジョンウン氏は涙をこらえるような表情で遺体に一礼したあと、別れを惜しむかのように遺体の周りをゆっくりと歩きました。ジョンウン氏とともに参列したチェ・ヨンリム首相や朝鮮人民軍のリ・ヨンホ総参謀長、それにキム総書記の妹のキム・ギョンヒ氏らも涙ぐみながら遺体に頭を下げていました。キム総書記の死後、ジョンウン氏の姿が国営メディアで伝えられたのはこれが初めてです。北朝鮮指導部としては、キム総書記の死去を発表した翌日という比較的早いタイミングでジョンウン氏が哀悼の意を示す姿を公にすることで、国民の動揺を抑え、ジョンウン氏の下での結束を呼びかけるねらいがあるとみられます。







政府 中国国債を初購入へ NHKニュース
ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20111220/k10014781541000.html

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政府 中国国債を初購入へ
12月20日 17時33分
政府は、中国が発行する人民元建ての国債を初めて購入する方針で、日本としては、外貨準備に人民元建ての資産を加えることで、人民元の国際化に協力するねらいもあるものとみられます。

政府は、中国との間で進めている戦略的互恵関係の一環として、経済面での連携強化を検討しており、外貨準備の資金を使って、中国政府が発行する人民元建ての債券=国債を購入する方針だということです。すでに中国は日本の国債を保有していますが、日本が中国の国債を購入するのは初めてです。日本としては、外貨準備の中に人民元建ての資産を加えることで、人民元を国際的な通貨にする取り組みに協力するねらいもあるものとみられます。政府はこうした方針を、今月25日に行われる予定の日中首脳会談で野田総理大臣が表明する方針です。これに関連して安住財務大臣は、20日の会見で「国債の購入を日中両国が双方向でできるようにしたほうが、お互いにメリットが大きい。お互いの国債の保有による関係強化ということは、外交上も必要だろうと思っている」と述べ、その意義を強調しました。






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最終更新:2011年12月21日 18:41