日記/2013年01月12日(SAT)/今日のまとめ
2013-01-14



天気:はれくもり。

ダラダラと過ごしました。
なんか怖い夢を見たが…どんなんだっけ?






【ニュース記事一覧】

事件直前 携帯で“別人襲撃に行く” NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20130112/k10014762801000.html

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事件直前 携帯で“別人襲撃に行く”
1月12日 11時57分 K10047628011_1301121217_1301121226.mp4
東京・六本木のクラブで客の男性が殴られて死亡した事件で、逮捕された男とみられる人物が、事件の直前に現場近くに向かうタクシーの中で、被害者とは別の男性を襲撃しに行くと携帯電話で話していたことが分かり、警視庁は人違いで襲撃した疑いが強いとみて調べています。

去年9月、東京・六本木のクラブで客の藤本亮介さん(31)が目だし帽をかぶった男らに金属バットのようなもので殴られて死亡した事件で、警視庁は、凶器を持って集まった疑いで、解散した暴走族グループ「関東連合」の元リーダー石元太一容疑者(31)ら15人を逮捕し、このうち6人が12日午前中に検察庁に送られました。
警視庁によりますと、男らの一部は逮捕される前の任意の調べで、「藤本さんとは面識がなく、別の男性と間違えて襲った」などと話していたということです。
さらにその後の調べで、逮捕された男とみられる人物が、事件の直前に現場近くに向かうタクシーの中で、別の男性の名前を挙げてこの男性を襲撃しに行くと携帯電話で話していたことが警視庁への取材で分かりました。
元メンバーらは別の男性と以前からトラブルになっていて、藤本さんはこの男性と顔や体格が似ていたということです。
警視庁は元メンバーらが人違いで襲撃した疑いが強いとみて、事件のいきさつなどをさらに詳しく調べています。







橋下市長が遺族に謝罪“行政の責任” NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20130112/k10014766691000.html

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橋下市長が遺族に謝罪“行政の責任”
1月12日 19時19分 K10047666911_1301121923_1301121928.mp4
大阪の市立高校で、バスケットボール部の顧問の教師に体罰を受けていた男子生徒が自殺した問題で、大阪市の橋下市長は12日午後、遺族のもとを訪れ、「釈明の余地はなくすべて行政側の責任です」と謝罪しました。

大阪市立桜宮高校のバスケットボール部のキャプテンだった2年生の男子生徒は、顧問の教師から体罰を受け、去年12月23日に自殺しました。
大阪市の橋下市長は、12日午後、遺族の自宅を訪れたあと記者団の取材に応じ、遺族に対し「命を奪ってしまったことに釈明の余地はなく、すべて行政側の責任です」と謝罪したことを明らかにしました。
遺族は「今回のことをきっかけに、学校現場や保護者が『スポーツの指導ではある程度の体罰は必要だ』という意識を改めてほしい」と要望したということです。
また橋下市長は、男子生徒の遺書を遺族から見せてもらったことを明らかにしたうえで、「生徒は相当追い込まれていてつらかっただろう。最後の言葉をつづっている姿を想像するだけでも耐えられない」と述べました。
さらに橋下市長は、「私自身もスポーツの指導で手をあげることはあり得るという認識があったが甘かった。『スポーツの指導で手をあげることは全く意味がない』という専門家の意見に触れて、正していくべきではないかと感じている」と述べました。
一方、この問題で、学校側は、大阪市教育委員会に提出するために部員の保護者に行ったアンケートの結果を、回答した保護者の了解を得ずに先月30日に遺族に見せ、今月9日の保護者説明会で保護者に謝罪していたことが分かりました。
教育委員会は、男子生徒が自殺した経緯などについて、引き続き調査を進めることにしています。







ことしの天体ショー 注目は2つのすい星 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20130112/k10014766461000.html

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ことしの天体ショー 注目は2つのすい星
1月12日 19時3分 K10047664611_1301121940_1301121941.mp4
去年は、国内では25年ぶりとなる「金環日食」が話題を集めましたが、ことしは2つの大きなすい星が太陽に近づく天体ショーがあり、どちらも肉眼でも観察できることが期待されています。

この2つのすい星は、3月から4月にかけて観測できる「パンスターズすい星」と、11月から12月にかけての「アイソンすい星」です。
このうち、「パンスターズすい星」はおととし発見され、今は火星とほぼ同じ距離にありますが、徐々に太陽に近づいています。
そして、ことし3月から4月にかけて最も太陽に接近し、3月10日ごろから夕方の西の空などで、条件がよければ肉眼でも見ることができると期待されていますが、望遠鏡や双眼鏡があった方が、より見やすいということです。
また「アイソンすい星」は、去年9月に発見されたばかりで、今は木星より離れた位置にありますが、ことし11月から12月にかけて太陽に接近します。
こちらは、「パンスターズすい星」より明るく、12月上旬には明け方の東の空に長い尾を引く姿が観察できるということです。
国立天文台の渡部潤一副台長は、「おととし、去年と続けざまにすい星が発見されたため、ことしは急きょ『すい星の年』になった。1年に2つのすい星が肉眼で観察できるチャンスはめったにないことなので、多くの人に注目してほしい」と話しています。







北海道 凍った湖に「キノコ氷」 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20130111/k10014746041000.html

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北海道 凍った湖に「キノコ氷」
1月11日 16時16分 K10047460411_1301111631_1301111632.mp4
氷点下20度を下回る厳しい寒さのなか、北海道上士幌町では凍った湖の上にキノコの形をした氷が姿を現しています。

上士幌町にある人工のダム湖、糠平湖では、この時期、湖が凍結して水位が下がると、ダムを建設する際に伐採された木の切り株の上に氷の一部が残って、まるでキノコのように見えます。
上士幌町ぬかびらの11日朝の最低気温は、氷点下21度1分と平年を3度8分下回り、厳しい寒さが続いています。
この寒さで、湖にはこれまでに10個余りの「キノコ氷」が現れ、湖の水位が下がるとともに氷がきしむパチパチという音が出ていました。
地元のガイドセンターによりますと、「キノコ氷」は厳しい寒さが続けばさらに多く見られるようになり、例年だと3月いっぱいまで楽しめるということです。







安倍首相 石巻の被災造船所を視察 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20130112/k10014762951000.html

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安倍首相 石巻の被災造船所を視察
1月12日 12時12分 K10047629511_1301121216_1301121226.mp4
安倍総理大臣は、12日、東日本大震災で被災した宮城県石巻市を訪れ、津波で工場が壊れるなどの被害を受けた造船所を視察し、復興庁の機能を強化して雇用の確保などに重点的に取り組む考えを示しました。

安倍総理大臣は、政権の最重要課題の1つに震災からの復興を掲げており、総理大臣に就任後被災地を訪れるのは、先月の福島県に続いて2回目です。
安倍総理大臣は、まず宮城県石巻市を訪れ、津波で被害を受けた東北で最大規模の造船会社を視察し、会社側から復興の状況などについて説明を受けました。
この中で造船会社の社長は、船を建造する事業は再開できたものの、修繕する事業は設備が壊れたままで再開のめどが立っていないことなどを説明したうえで、「地域の再建には安定した仕事の確保が急務だ。経済的な支援をお願いしたい」と要望しました。
これに対し安倍総理大臣は、「働く場所がないと地域を再建できない。今後は復興庁に権限を集約し、速やかに物事が決まっていく仕組みに変えたい」と述べ、復興庁の機能を強化して雇用の確保などに重点的に取り組む考えを示しました。
安倍総理大臣は、午後は津波で被害を受けた沿岸部の住民が、内陸に集団移転するために進められている造成工事の現場などを視察することにしています。







安倍首相と橋下氏の会談に警戒の見方も NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20130112/k10014759951000.html

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安倍首相と橋下氏の会談に警戒の見方も
1月12日 4時11分 K10047599511_1301121007_1301121013.mp4
安倍総理大臣が11日、日本維新の会の橋下代表代行と会談したことについて、民主党やみんなの党など、ほかの野党からは、ことし夏の参議院選挙をにらんで野党側の分断を図るねらいがあると警戒する見方や、維新の会の動向によっては選挙協力に影響が出かねないという指摘が出ています。

安倍総理大臣は11日、視察のために訪れた大阪市内で、日本維新の会の橋下代表代行や松井幹事長と会談し、政府が閣議決定した緊急経済対策の内容を説明したうえで、その裏付けとなる今年度の補正予算案の早期成立に協力を求めました。
これについて、維新の会をはじめ、ほかの野党と国会対応などで共闘することを目指している民主党の海江田代表は「それぞれの政党がいろいろな話し合いをすることは別にかまわない」と述べました。
その一方で、党内からは「自民党に野党側が分断されて、気がついたら民主党だけが孤立している状況になりかねない」として、ことし夏の参議院選挙に向けて野党間の連携強化を急ぐべきだという意見が出ています。
また、参議院選挙で維新の会との選挙協力を目指しているみんなの党からも、「維新の会が自民党に接近すれば、みんなの党は非自民の色を濃くするだけだ」として、今後の維新の会の動向によっては選挙協力に影響が出かねないという指摘が出ています。
こうしたことから、維新の会が、安倍政権の提出する予算案や法案などにどう対応するのかが、焦点の1つになりそうです。







岸田外相 ブルネイ外務貿易相と会談 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20130112/k10014767601000.html

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岸田外相 ブルネイ外務貿易相と会談
1月12日 21時36分岸田外務大臣は、ASEAN=東南アジア諸国連合の議長国を務めるブルネイで、モハメッド外務貿易相と会談し、沖縄県の尖閣諸島を巡る問題や南シナ海の島々の領有権問題について、中国と平和的な解決を図ることが重要だという認識で一致しました。

会談では、海洋進出の動きを活発化させている中国を巡って意見が交わされました。
この中で岸田外務大臣は、沖縄県の尖閣諸島の周辺で中国当局の船が日本の領海を頻繁に侵犯していることなどを説明し、「最近は航空機による領空侵犯もあるなど、事態はエスカレートしているが、大局的な見地から対処する方針だ」と述べました。
そのうえで岸田大臣は、ブルネイが、ことしASEANの議長国を務めていることを踏まえ、「ほかの国にとっても、中国の力による拡張に、どう対応するかは共通の課題だ。議長国としてのブルネイの役割に期待したい」と述べました。
これに対しモハメッド外務貿易相は、「中国とは南シナ海でも島々の領有権を巡る対立があるが、いずれも平和的に話し合うことが重要だ」と述べ、中国と平和的な解決を図ることが重要だという認識で一致しました。
このあと岸田大臣は記者団に対し、「尖閣諸島を巡る状況について、理解してもらえたと思う。ASEANとの関係強化の基盤を構築できた」と述べました。







政府 韓国の大陸棚拡大申請に反論 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20130112/k10014760021000.html

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政府 韓国の大陸棚拡大申請に反論
1月12日 6時3分 K10047600211_1301121005_1301121013.mp4
日本政府は11日、韓国が先に国連に提出した、東シナ海の大陸棚の拡大申請について、「日本と韓国の合意によって境界を確定する必要がある」として、国連に対して、審査しないよう求める、反論の文書を提出しました。

韓国政府は先月26日、国連の大陸棚限界委員会に申請書を提出し、この中で、韓国の大陸棚は、日本の南西諸島に近い東シナ海の沖縄トラフまで延びているとして、これを基準に海底資源の開発が可能な大陸棚の外側の限界線を認めるよう求めています。
これに対して日本政府は11日、反論の文書を国連に提出しました。
政府はこの中で、東シナ海の大陸棚は、国連海洋法条約に従って、まず日韓両国が境界を画定する必要があり、さらに、大陸棚の拡大の申請は、すべての沿岸関係国の事前の同意がなければ検討できない決まりがあるとして、大陸棚限界委員会に対して、韓国の拡大申請を審査しないよう求めています。
東シナ海を巡っては、中国も先月、国連に対して沖縄県の尖閣諸島が自国の領土だと主張して、大陸棚拡大を申請する文書を提出し、日本はこれについて、反論する文書を提出しています。







ネパール バス崖下に転落30人死亡 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20130112/k10014767641000.html

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ネパール バス崖下に転落30人死亡
1月12日 21時36分ネパール西部の山間部で、地元の人たちを乗せたバスが道路脇の崖の下に転落して、乗客ら30人が死亡し、警察が事故の原因について調べています。

ネパール西部にあるドティ地区で12日未明、地元の人たちを乗せたバスが山間部の道路を走っていたところ、突然、路肩を越えて崖の下に転落しました。
警察によりますと、バスは道路からおよそ200メートル下の谷に転落して、乗客ら30人が死亡し、13人がけがをしたということです。
首都カトマンズにある日本大使館によりますと、これまでのところ日本人が事故に巻き込まれたという情報はないということです。
ネパールの山間部では、バスは住民の生活を支える重要な交通手段になっていますが、舗装されていない道路が多く、さらに定員を超える人数の客を乗せるケースも後を絶たず、一度に多くの犠牲者が出る事故が相次いでいます。







中国で大規模地滑り 死者は46人に NHKニュース

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中国で大規模地滑り 死者は46人に
1月12日 21時36分中国南西部にある雲南省の山間部で、11日に起きた大規模な地滑りで、さらに4人の遺体が見つかり、子ども19人を含む46人が死亡しました。

中国・雲南省の昭通市の山間部にある集落で、11日、突然大規模な地滑りが起きました。
地元当局によりますと、この地滑りで42人が死亡し、警察や消防などが夜を徹して行方不明者の捜索を行いましたが、12日の昼までにさらに4人の遺体が見つかり、子ども19人を含む46人の死亡が確認されました。
現場は、少数民族が多く住む地区で、地元当局では、10日間余り降り続いた雨や雪で地盤が緩んだため地滑りが起きたと説明しています。
昭通市では、去年10月にも山間部で大規模な土砂崩れが起きて、小学校の児童18人が巻き込まれて犠牲になっています。







中国 NHKの海外向けTV放送中断 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20130112/k10014767691000.html

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中国 NHKの海外向けTV放送中断
1月12日 21時36分中国国内で、NHKの海外向けテレビ放送「ワールドプレミアム」が、日本時間の12日午後7時すぎに「南方週末」の記事が地元当局に書き換えられたとされる問題を伝えたところ、映像と音声がおよそ5分間にわたって中断されました。

放送が中断されたのは、抗議活動を抑え込むため「南方週末」の本社前で大勢の警察官が警戒に当たった様子や、「南方週末」を支援する動きが水面下で広がっていることなどに触れた部分です。
この問題を巡って、NHKのニュースの放送が中断されたのは、これで3日連続となります。
今回の問題が波紋を広げていることについて、中国当局は、外部の人間があおっていることも原因の1つだと主張していて、中国国内で事態がこれ以上拡大しないよう神経をとがらせていることがうかがえます。







英元司会者“50年余にわたり性的暴行” NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20130112/k10014760171000.html

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英元司会者“50年余にわたり性的暴行”
1月12日 6時3分 K10047601711_1301121011_1301121013.mp4
イギリスの公共放送BBCが番組に起用していた元人気司会者が、少女らに性的な暴行を繰り返していたとされる事件で、警察は、50年余りにわたって性的暴行などが行われたとする捜査報告書を発表し、国民の間に衝撃が広がっています。

かつてBBCの音楽番組の司会者などとして国民的な人気を集め、おととし84歳で死亡したジミー・サビル氏については、去年、イギリスの民間のテレビ局が少女らに対する性的な暴行を告発する番組を放送したのをきっかけに、被害者が次々と名乗り出たため、警察が捜査に着手しました。
警察は11日、捜査の状況について報告書を発表し、この中で、サビル氏は2009年までの50年余りにわたって少女らに対し性的暴行など214件の犯罪行為を繰り返していたと認定しています。
そのうえで、サビル氏は有名人としての地位を利用し、ボランティア活動で訪れた病院やテレビ番組の司会者を務めていたBBCの建物の中でも事件が起きたとしています。
これについてBBCは声明を発表し、「事件がBBCの施設で起きたことに驚いており、被害者に心よりおわびを申し上げる」と謝罪したうえで、独立の調査委員会を通じ調査を進めるとしています。
国民の間では、50年余りにわたって性的暴行などが繰り返されたという発表に衝撃が広がっており、なぜ食い止めることができなかったのか、真相の解明を求める声が高まっています。







「私は、体罰を受けなかった高校時代に一番成長しました」 元巨人・桑田の体罰否定論に多数の共感コメント (J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130112-00000005-jct-soci

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「私は、体罰を受けなかった高校時代に一番成長しました」 元巨人・桑田の体罰否定論に多数の共感コメント

J-CASTニュース 1月12日(土)17時23分配信

大阪市立桜宮高2年のバスケットボール部主将の男子生徒が顧問教諭(47)から体罰を受けて自殺した問題で、元プロ野球選手の桑田真澄さん(44)がNHKや朝日新聞などのインタビューで語った「体罰否定論」に多くの共感が寄せられている。

「小中学校時代は練習で毎日殴られていた」と話す桑田さんは、その経験を踏まえて「体罰に愛情を感じたことはない」「体罰は安易な指導方法」と訴える。ネットには「非常に論理的な体罰批判」「一流選手の言葉は重みがある」などのコメントが相次いでいる。

■「体罰の背景は指導者の勝利至上主義」

大阪府出身の桑田さんはPL学園時代に甲子園大会で2度優勝し、巨人入団後は通算173勝を挙げた。2008年の現役引退後は大学院でスポーツ科学を学び、2013年1月からは東京大学野球部の特別コーチに就任。精神論によるスポーツ指導の問題点などに関する講演活動も行っている。

体罰が引き金となった今回の自殺問題に関し、桑田さんは2013年1月11日のNHKインタビューでまず「よく体罰は愛情だと言いますが僕は愛情だと感じることはなかった」と強調した。

その上で、体罰は手っ取り早い安易な指導法であり、「いろんな角度から説明する指導方法のほうが難しい」「僕は体罰には反対です」と明言した。時代に合わせてビデオを使うなどの指導法に変わっていかなくてはならない、とも主張した。

体罰を生む背景として、「指導者は優勝しないと周りに示しがつかないとか、首になるとか」の理由から「勝利至上主義になっている」と指摘する。「プロはそれでいいが、アマチュアは育成主義でないとダメだと思っています」と語った。

また「往々にして昔ながらの指導をしている人が結果を出しやすいのがスポーツ界」と認めたうえで、体罰をなくすため「勇気を持って今の時代にあった指導法を実践する指導者が1人でも多く出てきてもらいたい」と訴えた。

「服従で師弟が結びつく時代は終わった」

朝日新聞が1月12日付朝刊に掲載したインタビュー記事では、「体罰がなぜいけないのか」について説明している。

大学院生時代の2009年、桑田さんがプロ野球選手と東京六大学の野球部員550人を対象に行ったアンケートでは「体罰は必要」「ときとして必要」という回答が83%に達したという。

こうした実態を踏まえながらも、「指導者や先輩の暴力で選手生命を失うかもしれないのに、それでもいいのか」「殴られるのがいやで野球をやめた仲間を何人も見てきた。スポーツ界にとって大きな損失だ」と反論する。

加えて、「絶対に仕返しされない」という上下関係の中で起きるのが体罰だとし、「監督が采配ミスして選手に殴られますか」「体罰は暴力で子供を脅して思い通りに動かそうとする卑怯な行為」と強調した。

「体罰を受けた子は、どうしたら殴られないで済むのかという思考に陥ります。それでは子供の自立心が育たず、自分でプレーの判断ができません。殴ってうまくなるなら誰もがプロになります。私は、体罰を受けなかった高校時代に一番成長しました」

記事の最後で桑田さんは「アマチュアスポーツにおいて『服従』で師弟が結びつく時代は終わりました」と断言した。

体罰による自殺問題はテレビや新聞で連日大きく取り上げていることもあって、桑田さんの「体罰否定論」への反響は大きく、11日からツイッターやネットには共感のコメントなどが多く投稿されている。

「体罰を肯定する指導者のうち、桑田氏の主張に論理的に反論できる人はどの程度いるのか」「一流のスポーツ選手によるこのような発言が持つ意味は大きい」「経験を踏まえた冷静な正論」「早く指導者の道を歩んでいただきたい」

大半はこうした賛同のコメントで、

「優れたコーチング技術はスポーツも会社も同じ。コーチや上司は『統治』ではなく『支援』に徹するべき。もちろん教える側は『叱る』や『体罰』より遥かに大変です」といった意見もあった。

その一方、少数ながらも

「体罰そのものではなく、体罰の仕方を間違った教師を問題にすべき。可能性の芽を摘まない体罰もある」「今回のはただの暴力だが、成長のための負荷やストレスは子供にとって必要で正しい体罰もある」

といった意見もあった。





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最終更新:2013年01月14日 22:50