日記/2014年02月05日(WED)/今日のまとめ
2014-02-21









【ニュース記事一覧】

「全聾の作曲家」佐村河内守氏、別人が作曲:朝日新聞デジタル

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「全聾の作曲家」佐村河内守氏、別人が作曲

2014年2月5日12時18分

「全聾(ろう)の作曲家」「現代のベートーベン」として知られる佐村河内守(さむらごうちまもる)さん(50)が、十数年前から別人の男性に頼んで作ってもらった曲を自分単独で作ったと発表してきたことがわかった。代理人の弁護士が5日、明らかにした。レコード会社は、CDの出荷停止を決めた。

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CD出荷停止、公演も中止

佐村河内さんは、著書や取材では、広島生まれの被爆2世で、35歳で聴力を失って以来、絶対音感を頼りに作曲活動をしてきた、と説明していた。

だが、代理人によると、十数年前から、佐村河内さんが提案したイメージを基に、別人の男性が旋律や和声を含め作曲していたが、自身の単独作品として発表していた。代理人は「具体的な楽曲の作成を行っていた人物の側にも、作曲者として表に出づらい事情があると聞いていた」などと説明し、「ファンの方々を裏切り、関係者の方々を失望させるものであることについては、言い訳のできないことであると深く反省している次第です」とのコメントを出した。






原発、狭まる情報公開 新規制基準のテロ対策影響:朝日新聞デジタル

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原発、狭まる情報公開 新規制基準のテロ対策影響

大内奏、渋井玄人、奈良部健

2014年2月5日18時23分

電力会社が、原子力発電所の情報の公開範囲を狭めている。東京電力福島第一原発事故の教訓を踏まえてつくられた新規制基準にテロ対策が盛り込まれたためだが、規制当局が非公開を求めていない範囲まで制限する動きもある。テロ防止を念頭におく特定秘密保護法の運用内容が決まっていないだけに、電力会社はどこに公開と非公開の線を引けばいいのか迷っている。

【特集】原発・エネルギー

■東電、ベント非公開を決定

東電は昨年末、柏崎刈羽原発(新潟県)の原子炉格納容器につながる排気設備「フィルター付きベント」の非公開を社内で決めた。工事中の様子を報道に公開したことはあるが、今後は原則として取材や視察にも応じないことにした。

ベント設備は、東電福島第一原発の水素爆発を踏まえ、昨年7月に施行された新規制基準で設置が義務づけられた。事故で発生する放射性物質の拡散を抑える重要な設備だ。

東電が非公開にしたきっかけは、昨年12月18日の原子力規制委員会の会議。電力会社が行う安全対策を審査する際、「機器の配置場所などは非公開にする」との方針を示した。原子力規制庁の幹部は「図面などを公開すると、テロリストの情報源になりえるため」と説明する。

東電は、非公開はこの方針を踏まえたとしている。ただ、同庁幹部は、詳しい資料が出てくる審査と、取材や視察で公開する範囲は異なるとして、「方針は審査での情報の取り扱いを定めたもの。取材や視察に情報隠しのような対応をすることは想定していなかった」と見解が食い違う。






自衛艦・釣り船衝突事故、両船の傷は互いの塗料と同種:朝日新聞デジタル

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自衛艦・釣り船衝突事故、両船の傷は互いの塗料と同種

2014年2月5日20時42分

広島県大竹市の阿多田(あたた)島沖で先月15日、海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」と釣り船「とびうお」が衝突した事故で、第6管区海上保安本部は5日、おおすみの左舷側に残る白色の傷痕がとびうおの塗料と、とびうおの右舷側に残る灰色の傷痕がおおすみの塗料と同種のものだった、と発表した。

6管によると、おおすみの左舷中央部分と後方寄りの計2カ所に衝突時にできたとみられる傷痕があった。鑑定の結果、いずれもとびうおの塗料と同種だったという。6管は両船が並走し、側面衝突したことを裏付けるものとみている。






骨量の減少抑える遺伝子発見 骨粗鬆症の治療に期待:朝日新聞デジタル

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骨量の減少抑える遺伝子発見 骨粗鬆症の治療に期待

土肥修一

2014年2月5日18時53分

加齢にともなう骨量の減少を抑える遺伝子を、東京医科歯科大の野田政樹教授(分子薬理学)らの研究グループなどがマウスの実験で見つけた。骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の新たな治療法の開発につながる可能性があるという。もともとある遺伝子を使うので副作用の少ない薬が期待される。米科学アカデミー紀要(電子版)で発表した。

骨粗鬆症は「RANKL(ランクル)」というたんぱく質の働きで、骨を吸収する破骨(はこつ)細胞の働きを促進して起こるとされるが、年をとると骨量が減る仕組みはよくわかっていなかった。

グループは、「Cnot(シーノット)3」という遺伝子がこのたんぱく質の受け皿になる受容体の増加を抑えることを確認した。この遺伝子が減ると破骨細胞が活発になり、骨量も減ると考えられる。高齢のマウスは生後4カ月のマウスに比べ、この遺伝子が半分以下だった。この遺伝子を一部なくした高齢マウスの骨量は、正常の高齢マウスに比べほぼ半減していた。

骨粗鬆症の患者は国内に約1300万人いるとされる。骨がもろくなって背骨や太ももの付け根の骨が折れやすくなり、寝たきりにもつながる。(土肥修一)






集団的自衛権「改憲は不要」 首相、新解釈で可能と強調:朝日新聞デジタル

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集団的自衛権「改憲は不要」 首相、新解釈で可能と強調

2014年2月5日12時13分

安倍晋三首相は5日午前の参院予算委員会で、集団的自衛権について「行使が認められる判断も、政府が適切な形で新しい解釈を明らかにすることで可能だ。憲法改正が必要という指摘はあたらない」と述べ、憲法9条を改正しなくても政府解釈の変更で行使が可能との考えを改めて示した。

首相は解釈変更での行使に向けて「3段階がある」とも答弁。①「憲法上の解釈で権利として持つ」②「行使する法的な根拠を作る」③「政策的な判断をする」との段階を示した。

首相は私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」で議論中の行使事例として、ミサイル発射を警戒している米イージス艦が攻撃された場合を挙げ、「近傍の(自衛隊の)イージス艦がそれを守ることができなくていいのか」とも述べた。

民主党の羽田雄一郎氏の質問に答えた。






最古の日本語新聞を確認 「1862年元日」付、京都で:朝日新聞デジタル

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最古の日本語新聞を確認 「1862年元日」付、京都で

佐藤剛志

2014年2月5日07時41分

本草学の私塾「山本読書室」跡(京都市下京区)で見つかった数万点の史料の中に、江戸末期の「文久二(1862)年正月元日」と印刷された新聞が確認された。調査した松田清・京都外大教授(日本洋学史)によると、日本語で書かれた新聞としては最古の日付という。

タイトルはオランダ語で「新聞紙の写し」。「1862年1月1日、ミヤコ(京都)で」との記述もあり、日本語で「本邦新聞紙ノ起源トセン乎」と宣言している。

縦24センチ、横33センチの和紙1枚。漢字仮名交じり文が木製の活字で印刷され、縦1段組みで38行ある。中国の第2次アヘン戦争などの海外事情や、異常気象の話題が記されていた。






和製エスプレッソ、守り続け80年 丸福珈琲店:朝日新聞デジタル

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和製エスプレッソ、守り続け80年 丸福珈琲店

五十嵐聖士郎

2014年2月5日13時16分

金縁の高級カップに2センチ角の砂糖二つ、そして濃い味わいのコーヒー。大阪・千日前に本店を置く「丸福珈琲(コーヒー)店」が今年、創業80年を迎える。時代とともに大阪の街が変わる中、創業者が作りあげた変わらぬ味を、代々守り続けている。

1934(昭和9)年5月、伊吹貞雄さん(故人)が通天閣の近くに開いたのが始まりだ。大阪で育った貞雄さんは上京後、20代で洋食店を構える。ところが、銀座ではやり始めたコーヒーのとりこになった。数年後、大阪の友人を亡くしたのを機に帰阪し、コーヒー店を開いた。

貞雄さんはコーヒーのドリッパーを独自で開発。外来の抽出器「パーコレーター」を研究したり、外国語の機械工学の本を読み解いたり。町工場の職人に頼み、試行錯誤しながら完成させた。独自の器具で作った雑味のない濃いコーヒーは、「和製エスプレッソ」と言われるほどだ。






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最終更新:2014年02月21日 18:44