日記/2014年04月26日(SAT)/今日のまとめ
2014-05-05









【ニュース記事一覧】

中華航空機事故から20年 慰霊の式典 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140426/k10014056171000.html

中華航空機事故から20年 慰霊の式典
4月26日 20時22分

264人が犠牲となった中華航空機事故から26日で20年になります。
事故現場に近い愛知県春日井市では遺族たちが慰霊の式典を開き、「空の安全」を改めて祈りました。

平成6年4月26日の夜、台湾を出た中華航空機が名古屋空港の滑走路脇に墜落し、乗客と乗員合わせて264人が犠牲となりました。事故から20年がたち、遺族たちは26日午後、名古屋空港に隣接する慰霊の施設「やすらぎの園」で式典を開き、冒頭、事故現場に向かって黙とうをささげました。続いて遺族から寄せられた手紙が朗読され、「もう一度会いたい、声が聞きたい」とか、「残された人の人生も変えてしまう」などと、いまだに癒えない悲痛な思いが紹介されました。
そして犠牲者の名前が一人一人読み上げられるなか、献花が行われました。
このあと遺族などは、ふだん入ることができない滑走路脇の墜落現場に近い慰霊碑を訪れ、事故の犠牲者をしのび、「空の安全」を祈っていました。
事故で祖父母を亡くし、5か月の娘がいる31歳の女性は、「20年がたち、私にも娘が生まれました。今後も慰霊式には毎年出席し、なぜここに来ているか娘に伝えていきたい」と話していました。
遺族会の羽深渉副会長は「遺族には今も事故への怒りが残っている。悲惨な事故を繰り返さないためにも、遺族の思いを資料に残し、若い人たちにしっかり伝えられるよう活動を続けていきたい」と話していました。





中国海警が尖閣沖領海に一時侵入 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140426/k10014053591000.html

中国海警が尖閣沖領海に一時侵入
4月26日 16時34分

26日、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船2隻が2時間にわたって日本の領海に侵入しました。
中国当局の船が尖閣諸島沖の領海に侵入したのは今月12日以来のことで、ことしに入ってこれで9日となります。

第11管区海上保安本部によりますと26日正午ごろ、尖閣諸島の魚釣島の沖合で、中国海警局に所属する海警2隻が日本の領海に相次いで侵入しました。
海上保安本部は、直ちに領海から出るよう警告しましたが、2隻は2時間にわたって航行し、午後2時ごろ領海を出たということです。
2隻は26日午後2時半現在、尖閣諸島の南小島の沖合の領海のすぐ外側の接続水域を航行しているということで、海上保安本部では、再び領海に近づかないよう監視を続けています。
中国当局の船が尖閣諸島沖の日本の領海に侵入したのは今月12日以来のことで、ことしに入って9日となります。





富岡製糸場 世界遺産に登録の見通し NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140426/k10014047271000.html

富岡製糸場 世界遺産に登録の見通し
4月26日 5時46分

世界文化遺産への登録を目指している群馬県の「富岡製糸場」について、ユネスコの諮問機関は「世界遺産に登録することがふさわしい」とする勧告をまとめ、ことし6月にも世界遺産に登録される見通しとなりました。

群馬県にある日本で初めての官営の製糸工場、「富岡製糸場と絹産業遺産群」は、製糸技術の革新を進め世界の絹産業の発展に重要な役割を果たしたとして、去年1月、国が世界文化遺産に推薦し、去年9月にはユネスコの諮問機関、イコモスが現地調査を行うなどして検討してきました。
この結果、イコモスは「富岡製糸場」について、「世界遺産に登録することがふさわしい」とする勧告をまとめました。
これは勧告の中でも最も評価の高い「記載」と呼ばれるもので、これまで日本が推薦した候補のうち「記載」の勧告を受けたケースは16回あり、いずれも正式に世界遺産に登録されています。
このため「富岡製糸場」もことし6月に中東のカタールで開かれるユネスコの世界遺産委員会で登録される見通しとなりました。
「富岡製糸場と絹産業遺産群」は明治5年に作られた富岡製糸場に加え、養蚕農家の原型となった住宅など4つの資産で構成されていて、今回の勧告では、フランスから技術や知識を導入して短期間に生産システムを作り上げ養蚕と生糸産業の革新に決定的な役割を果たしたと評価されました。
一方で、構成資産の1つで蚕の卵のふ化の時期を調整した施設、「荒船風穴」に保全のための屋根をかけることの利点と欠点を検討することや、構成資産の管理体制をより強化することなどが求められました。
文化庁の担当者は「パーフェクトに近い勧告ではないか。地元の皆さんが保全に取り組み、何が世界遺産にふさわしいか推薦の段階でしっかり絞り込んだ成果だと思う」と話しました。


イコモスの勧告は最終判断に影響大

ユネスコの諮問機関、イコモスの勧告は、世界遺産に登録するかどうかの最終判断に大きく影響します。
勧告は「普遍的な価値の証明が十分か」、「保全状況は十分か」といった観点から4段階の評価を示します。
最も評価が高いのは「記載」で、世界遺産にふさわしく世界遺産の一覧表に載せるべきだというものです。
日本が推薦した候補のうち「記載」の勧告を受けたのは過去16回あり、その年の世界遺産委員会でいずれも正式に世界遺産に登録されています。
次が「情報照会」で、追加で情報を提出させ翌年以降に再度審査するよう求めるものです。
ただ最近では、「情報照会」とされてもその年の世界遺産委員会で登録が認められるケースが目立っています。
3つめが「記載延期」で、現段階では本質的な改定が必要だとして登録を見送るべきという勧告です。
政府の推薦の段階からやり直しが必要で、再審査を受けられるのは早くても2年後以降になります。
過去には岩手県の「平泉」が「記載延期」の評価を受けたあと、コンセプトを見直し3年後の再審査で世界遺産に登録されています。
一方、同じ「記載延期」とされた島根県の「石見銀山遺跡」は、勧告の内容に事実誤認があると主張した結果、勧告を覆す形でその年に世界遺産に登録されました。
最後が「不記載」で、世界遺産としてふさわしくないという判断です。
世界遺産委員会でもこの勧告内容が確定すれば原則、再度推薦することもできなくなります。
去年、『鎌倉』が日本から推薦した候補としては初めて「不記載」の勧告を受け、国が推薦を取り下げました。


日本の世界遺産は17件

日本の世界遺産は現在、文化遺産に13件、自然遺産に4件の合わせて17件が登録されています。
平成5年、文化遺産に奈良県の「法隆寺」と兵庫県の「姫路城」が、自然遺産に鹿児島県の「屋久島」と青森県と秋田県の「白神山地」が登録されたのが最初でした。
その翌年以降も、京都府と滋賀県の「古都京都の文化財」、広島県の「原爆ドーム」など文化遺産の登録が続きました。
最近では去年、山梨県と静岡県の「富士山」が日本からは2年ぶりに世界遺産に登録されています。


日本初の官営製糸場

富岡製糸場は明治5年、日本で最初の官営の製糸場として建てられました。
当時、明治政府は「殖産興業」を目指す国家プロジェクトを進めていて、生糸の生産が盛んな群馬県の富岡地区にその中心となる施設を建てたのです。
敷地は5.5ヘクタール余り。
木の枠組みにレンガを積み上げるという日本と西洋の建築技術を融合させた造りで、建設費は現在の価格で計算すると33億円と推定されています。
製糸場には若い女性が全国から集まり住み込みで働きました。
女性たちによって生産された高い品質の生糸は外貨を稼ぐ貴重な輸出品となりました。
製糸場には最新式の機械が導入され、最盛期の昭和49年には年間におよそ370トンの生糸が生産されました。
富岡製糸場は昭和62年に操業を終え、平成18年には一部の建物が国の重要文化財に指定されるなど日本の近代化の歩みを伝える文化財としての役割を担ってきました。






羽生選手のパレードに9万2000人 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140426/k10014054641000.html

羽生選手のパレードに9万2000人
4月26日 17時58分

ソチオリンピックで金メダルを獲得したフィギュアスケート、羽生結弦選手のパレードが出身地の仙台市で行われ、沿道を埋め尽くした市民やファン9万人余りが快挙を祝いました。

羽生選手のパレードは仙台市中心部の東二番丁通の880メートルのコースで行われました。
パレードに先立って宮城県の村井知事から「震災から立ち上がろうとしている被災地に大きな希望を与えた」として県民栄誉賞が贈られ、羽生選手は「数え切れない人にパレードに来ていただいて光栄です。これからも世界で戦って結果を残すことで被災地が忘れられないようにしたい」と応えていました。
羽生選手は金メダルを首にかけて母校の東北高校のフィギュアスケート部の後輩たちと一緒に用意された車の荷台に上がり、沿道を埋め尽くした市民やファンに手を振りながら30分ほどかけてパレードしました。
実行委員会によりますと、沿道にはおよそ9万2000人が集まったということで、目の前を通りすぎる羽生選手に「おめでとう」と声をかけたり、大きな拍手をしたりして快挙を祝っていました。


東北での練習環境の充実訴え

パレードを終えた羽生結弦選手は仙台市役所で記者会見し、「地元の方々や遠くから来てくれた方々に、すばらしい舞台で報告することができて本当に幸せだと思います」と述べました。
金メダルの獲得については「応援してくれた皆さんやサポートしてくれた方々のおかげです。金メダルを見るたびにたくさんの方々と一つになれた証しだと思っています」と述べました。
そのうえで、「東北には年間を通して使えるスケートリンクがまだ一つしかありません。少しでも多くのリンクができればスケート人口も増え、才能が埋もれることもなく、日本のスケート界が発展していくと思うので、リンクが増えることを願っています」と述べ、フィギュアスケートの練習環境の充実を訴えていました。


さらに高みを目指したい

パレード終了後に仙台市役所で行われたNHKなどのインタビューで、羽生結弦選手は「地元仙台の人たちに金メダルを報告し、たくさんの人たちから『ありがとう』と声をかけてもらい、本当にうれしかったです。
仙台にこんなに人が多かったのかという感覚です。
県外からもたくさんの人が集まってくれたと思うので、これをきっかけに仙台のことをもっと知ってもらえればと思います」と話していました。
また4年後に韓国で行われるピョンチャンオリンピックに向けて、「自分の可能性を最大限に生かせるよう、さらに高みを目指したい」と語っていました。





天安門事件記念館が香港に開館 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140426/k10014056511000.html

天安門事件記念館が香港に開館
4月26日 21時38分

25年前、中国の北京で民主化運動が武力で鎮圧され大勢の死傷者を出した、天安門事件の資料を集めた記念館が、26日、香港で開館し、事件の情報が統制されている中国本土の観光客なども見学に訪れました。

天安門事件は1989年6月、北京で民主化を求める学生たちの運動が武力で鎮圧され、大勢の死傷者が出たもので、当時香港で活動した人たちが事件の記憶を風化させまいと、資料を集めた記念館を開きました。
26日ははじめに開館を祝う式典が開かれ、当時天安門広場の近くにいたという活動家があいさつし、「事件で犠牲になった学生たちは真実を伝えてほしいと望んでいた。こうした記念館が北京にも設置されるべきだ」と述べ、中国政府に対し、事件を一部の学生による「暴乱」とした評価を見直すよう訴えました。
中国本土では事件に関する情報が厳しく統制されていますが、26日は中国本土の観光客なども見学に訪れ、当時の写真などに見入っていました。
中国の湖北省から訪れたという女性は、「中国では何が起きたかよく分かりませんでした。家族や友人にも記念館に来てもらいたい」と話していました。
一方、記念館の入るビルの外では、中国政府を支持するおよそ20人のグループが集まり、鎮圧は正しかったなどと訴えて記念館に抗議し、参観に来た人と激しく言い争い、警察が出動する騒ぎになりました。





中国駐米大使 尖閣諸島の安保適用を非難 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140426/k10014053471000.html

中国駐米大使 尖閣諸島の安保適用を非難
4月26日 16時34分

中国の崔天凱駐米大使は、先の日米首脳会談を受けて発表された共同声明に日米安全保障条約が沖縄県の尖閣諸島に適用されると明記されたことについて、「アメリカは日本の挑発を支持し、とても危険なことだ。考え直すべきだ」と述べて非難しました。

中国の崔天凱駐米大使は、25日、北東部のマサチューセッツ州にあるハーバード大学のケネディ行政大学院で講演しました。
この中で崔大使は、尖閣諸島を巡る日本と中国の対立について、「アメリカは立場を示さないとしているが、実際にははっきりと立場を示している。おそらく間違ったほうの味方をしている」と述べ、日米首脳会談を受けて発表された共同声明で、日米安全保障条約が沖縄県の尖閣諸島に適用されると明記されたことに不快感を示しました。
そのうえで、「日米両国の軍事同盟は冷戦時代にさかのぼるもので、21世紀の難問の解決には適さない」と主張しました。
さらに、崔大使は「アメリカが日米安全保障条約を中国の領土に適用すると表明したことは、日本の挑発を支持し、とても危険なことだ。考え直すべきだ」と述べて非難しました。
日米の共同声明発表に対して、中国外務省は、25日、北京に駐在する日米両国の大使をそれぞれ呼び、抗議しています。





中国副首相 首相靖国参拝を批判 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140426/k10014053901000.html

中国副首相 首相靖国参拝を批判
4月26日 17時00分

中国の北京を訪問している東京都の舛添知事は26日、汪洋副首相と会談し、汪副首相が安倍総理大臣の靖国神社参拝を批判して「日中の協力関係を阻害するような動きは慎まなければならない」と語ったことを明らかにしました。

24日から北京を訪れている東京都の舛添知事は滞在最終日の26日、中国の要人の執務室などがある「中南海」で汪洋副首相と会談しました。
舛添知事は、会談の中で汪副首相が安倍総理大臣の靖国神社参拝を批判し「日中の協力関係を阻害するような動きは慎まなければならない」と語ったことを明らかにしました。
これに対して舛添知事は、「帰国後安倍総理大臣に伝える」と答えたということです。
一方、舛添知事が今回の北京訪問について「自治体間の協力の積み重ねが必ずよい成果を生む」と述べたのに対して、汪副首相は「日中の自治体間の協力を中国政府も強く支援し、その基盤を作っていく」と述べ、今後とも互いにさまざまなレベルで日中友好の促進に取り組んでいくことを確認しました。
北京での日程を終えた舛添知事は記者会見を開き、「すべての都市に先駆けて北京を訪問したことを中国側が評価してくれ、首都の間の関係改善、長期的には日中の関係改善のキックオフができたと思う」と述べ、訪問の成果を強調しました。




沈没船捜索難航 入院中の船員にも事情聴取 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140426/k10014054861000.html

沈没船捜索難航 入院中の船員にも事情聴取
4月26日 18時15分

韓国の旅客船沈没事故で海洋警察などの合同捜査本部は、すでに逮捕している船長などのほかに、病院に入院している操だ手など残る4人の船員についても、乗客の避難誘導を適切に行わなかった可能性があるとみて事情を聞き始め、多くの乗客が逃げ遅れた原因について解明を急いでいます。

韓国南部で旅客船セウォル号(6825トン)が沈没した事故では、これまでに高校生など187人の死亡が確認され、まだ115人の安否が分かっていません。
海洋警察と検察の合同捜査本部は、事故当時乗船していて生存している15人の船員のうち、病院に入院している操だ手などまだ逮捕されていない4人についても、乗客の避難誘導を適切に行わなかった可能性があるとみて、事情を聞き始めています。
船長や1等機関士など11人はすでに逮捕されており、捜査本部では、船員全員の証言を突き合わせることで、多くの乗客が逃げ遅れた原因の解明を急いでいます。
一方、海洋警察などによりますと、26日も3階と4階の中央にある客室を中心に捜索が行われています。
しかし、旅客船は左舷側を下にして海底に完全に横たわった状態で、布団やテーブルがドアをふさいでいるため捜索の範囲を拡大できず、26日未明に2人が遺体で収容されて以降、新たに見つかった人はいません。
さらに、現場海域はここ数日に比べて潮の流れが強まり、午後からは風が強まっていて、捜索活動は難航しています。




沈没事故 さらに4人の船員逮捕 NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140426/k10014057111000.html

沈没事故 さらに4人の船員逮捕
4月26日 23時00分

韓国の旅客船沈没事故で、海洋警察などの合同捜査本部は、すでに逮捕している船長など11人のほかに、病院に入院している操だ手など4人の船員についても、26日、乗客の避難誘導を適切に行わなかった疑いなどで逮捕しました。

韓国南部で旅客船セウォル号(6825トン)が沈没した事故では、これまでに高校生など187人の死亡が確認され、まだ115人の安否が分かっていません。
海洋警察と検察の合同捜査本部は、事故当時乗船していて生存している15人の船員のうち、病院に入院している操だ手など、まだ逮捕されていなかった4人についても、乗客の避難誘導を適切に行わなかった疑いなどで逮捕しました。
船長や1等機関士など11人はすでに逮捕されており、捜査本部では船員全員の証言を突き合わせることで、多くの乗客が逃げ遅れた原因の解明を急いでいます。
一方、海洋警察などによりますと、26日も3階と4階の中央にある客室を中心に捜索が行われています。
しかし旅客船は左舷側を下にして海底に完全に横たわった状態で布団やテーブルがドアを塞いでいるため、捜索の範囲を拡大できず、26日未明に2人が遺体で収容されて以降、新たに見つかった人はいません。
さらに現場海域はここ数日に比べて潮の流れが強まり、午後からは風が強まっていて、捜索活動は難航しています。




米大統領の発言 日韓の歩み寄りは NHKニュース

ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140426/k10014047021000.html

米大統領の発言 日韓の歩み寄りは
4月26日 4時07分

アメリカのオバマ大統領は、いわゆる従軍慰安婦の問題について、「甚だしい人権侵害」と厳しい表現を使ったうえで、日本と韓国の両国に対してそれぞれ歩み寄りを求め、今後、日韓の関係改善を後押しすることにつながるのか注目されます。

韓国を訪れているアメリカのオバマ大統領は25日、パク・クネ大統領との首脳会談のあと共同記者会見で、いわゆる従軍慰安婦の問題について「甚だしい人権侵害で、衝撃的なものだ。安倍総理大臣も日本国民も、過去は誠実、公正に認識されなければならないことは分かっていると思う」と述べ、異例の厳しい表現で日本側に歩み寄りを求めました。
その一方で、オバマ大統領は「過去を振り返りながらも、前に進まなければならない」と述べて、韓国に対しても歴史認識にとらわれるばかりでなく、北朝鮮の脅威に対応するためにも未来志向で日本との関係改善に向けて対話を深めるよう促しました。
今回のオバマ大統領の発言について、外交に詳しい韓国のヨンセ大学のムン・ジョンイン教授は、「安倍総理大臣に対して厳しい姿勢を明確に示したが、一方で韓国と日本は結局、未来を見るべきであり、過去にとらわれるべきではないというメッセージをパク大統領に強く伝えた」と指摘しています。日韓の間では、日米韓首脳会談に続いて外務省の局長級協議が行われるなど関係改善の機運が作られつつあり、今回、オバマ大統領が慰安婦を巡って発したメッセージがそうした機運を後押しする効果を生むか、注目されます。





米大統領“孤立化招くだけ”北朝鮮に警告 NHKニュース

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米大統領“孤立化招くだけ”北朝鮮に警告
4月26日 14時14分

アメリカのオバマ大統領は訪問先の韓国で演説し、核実験の準備とも受け止められる動きを見せている北朝鮮に対して「孤立化を招くだけだ」と警告するとともに、韓国に対しては防衛義務を果たす決意を強調しました。

アメリカのオバマ大統領は26日午前、韓国の首都ソウルにあるアメリカ軍基地で兵士らを前に演説しました。
このなかで、オバマ大統領は「韓国と北朝鮮の間に歴然とした違いがあるのは、戦争の結果からではない。北朝鮮が挑発的な道を取り、世界で最も危険な兵器を手に入れようとしている結果だ」と述べました。
そのうえで、核実験の準備とも受け止められる動きを見せている北朝鮮に対して「核兵器を追求し続けるなら、さらなる孤立化を招くだけだ」と警告し、追加制裁を検討する構えを示して強くけん制しました。
そして「アメリカと韓国の同盟関係は揺るぎないものだ。われわれは、同盟国を守るために軍を使うことをためらわない」と述べ、韓国に対しては防衛義務を果たす決意を強調しました。
アジア4か国を歴訪しているオバマ大統領は26日午後、次の訪問地マレーシアを訪れて、27日にナジブ首相と会談し、TPP=環太平洋パートナーシップ協定などを巡って意見を交わすことにしています。





ウクライナ ヤヌコービッチ氏所有の品を展示 NHKニュース

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ウクライナ ヤヌコービッチ氏所有の品を展示
4月26日 21時38分

大統領職を追われたウクライナのヤヌコービッチ氏が所有していた美術品の展示会が行われ、自己顕示欲の強さをうかがわせる数々の肖像画や華美な暮らしぶりを示す大量の美術品に、市民からも驚きの声が上がっています。

首都キエフの国立美術館で25日に始まったこの展示会には、ことし2月に政権を追われたヤヌコービッチ氏が邸宅などで所有していた絵画や彫刻品が展示されています。
なかでも目立つのはヤヌコービッチ氏自身を描いた作品の数々で、カーレーサーのような格好で車の傍らに立ち、ヘルメットを見つめている肖像画や、ロックスターのような白い上下の服を着た人形など、権勢を振るったヤヌコービッチ氏の自己顕示欲の強さをうかがわせています。
このほかにも、キリスト教の宗教画や古代の神々を描いた絵画や彫刻など、華美な暮らしぶりを示す大量の美術品が展示されています。展示を見学したウクライナ人のジャーナリストの女性は、「貧しい国の大統領がこれほどたくさんの立派な肖像画を所有していたことに驚きました」とあきれた様子で話していました。






親ロシア派武装集団 徹底抗戦の姿勢 NHKニュース

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親ロシア派武装集団 徹底抗戦の姿勢
4月26日 19時09分

ウクライナの暫定政権は、親ロシア派の武装集団の拠点となっている東部の街を包囲する作戦に乗り出していますが、武装集団側はヨーロッパ各国で作る監視団のメンバーを拘束して連行するなど徹底して抵抗する姿勢を見せています。

ウクライナ東部では、親ロシア派が今もおよそ10の市や町で地方政府の庁舎や警察署の占拠を続けていて、中心都市のドネツクでは、26日も覆面姿の男らが州政府の庁舎前で警戒に当たっていました。
一方、親ロシア派の武装集団の拠点となっているスラビャンスクでは、暫定政権側の特殊部隊が武装集団を強制排除するための作戦を行っており、内務省はすでに街を包囲し、周辺の道路で警備を強化したと発表しています。
これに対し、武装集団側は25日、スラビャンスクでヨーロッパ各国で作る監視団のメンバーらを拘束して連行するなど徹底して抵抗する姿勢を見せています。
こうしたなか、ウクライナとの国境付近ではロシア軍が軍事演習を行っていて、アメリカの国防総省はロシア軍の航空機が複数回、領空侵犯したことを明らかにしました。
暫定政権側はスラビャンスクの包囲網を狭めていますが、武装集団による監視団のメンバーの拘束が続いているうえに、本格的な強制排除に乗り出せばロシア軍に介入の口実を与えかねず、緊迫した状態が続いています。


監視団の解放を働きかけ

ウクライナ東部のスラビャンスクで親ロシア派の武装集団に拘束されている監視団は、ロシアも加盟しているOSCE=ヨーロッパ安全保障協力機構の加盟国の一部が暫定政権との合意に基づいて派遣しているものです。
OSCEのロシアの代表を務めるケリン大使は、ロシアの通信社に対し、「監視団の拘束は、ウクライナの状況を一段と悪化させるだけだ」述べ、拘束を非難しました。
そのうえで、「監視団は直ちに解放されるべきで、ロシアは解放に向けてできるだけの支援をする」と述べ、親ロシア派の武装集団に対し、ロシアとして監視団の解放を働きかける考えを示しました。








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最終更新:2014年05月05日 02:55