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09/09/27 nagata こちらにもうpります。一部くずれているとこ=エクセルとか別のもの使ってたりするののコピペなんでゆるしてください 長くてすみません。 抽象化の作業がめんどくさそうだ… 豊後高田現地調査まとめ(永田) 1、はじめに 今回の調査において当方がテーマとして掲げたのは「合併と住民サービス」である。平成の大合併の際に大きな問題となったのは、市民にとって一番身近な行政単位である市町村が拡大・効率化を目指すことにより細やかなサービスが行き届かなくなるのではという懸念であり、それが一定程度現実のものとなったのは否定しがたい事実である。今回の調査を通し市町村合併の具体例としての「豊後高田市」を見つめ、今後の住民サービスのあるべき姿について展望したい。 2、証明書の自動交付機について 合併に伴うサービス低下を避けるためさまざまな措置が講じられているが、そのなかで高田庁舎前に設置されている「証明書の自動交付機」(右下図)を取り上げたい。これは日本都市センターによる市町村合併の実態調査に対し豊後高田市が「合併による効果」として挙げた3点の内「住民の利便性向上」の項目の中で具体的対策として提示したものであり、「周辺部対策」として設置されたものして象徴的なツールであると考えるからである。 まず前提として、当方としては「3、庁舎の維持/これから」の中で述べる事柄と関連し、市の庁舎・出張所を削減せざるを得ない状況になった際、自動交付機のようなツールは非常に有用であり、であればこそ地理的利便性の高い高田庁舎前だけでなく旧市の庁舎があった場所や山奥など交通の便が悪い場所にこそ設けるべきではないかと考えた。また、住基カードは他の自治体においては図書館カードとしての利用、公共施設の予約などでの利用がなされていることを踏まえ、このような機能の拡充は予定されているのかを疑問に思った。 (1)交付機の詳細 この証明書の自動発行機の利用には住民基本台帳カードを事前に発行しておく(手数料500円)ことが必要である。 住基カードは自治体によりさまざまな機能が付加されているが、豊後高田市で利用できるのは交付機による住民票、世帯票、印鑑証明、納税証明、所得・課税証明の発行機能である。利用可能なのは朝7:30~20:00までであり、年末年始以外は休みなく利用できる。 (2)インタビューを通じてわかった利用の現状 まず平成21年4月における、豊後高田市での住基カードの発行枚数は584枚である。 そして自動交付機の利用状況は、平成17年度以降20年度まで(件数/部数)、95/108、351/412、574/651、854/992、となっており、年々浸透し利用率が上がっている状況が確認できるものの、カードの発行枚数と照らし合わせると限られた範囲の住民による利用が多いことが推察される。 また、平日以外の利用が多く、高齢者の利用が少ない現状があると言う。 これらの理由として、次の事が考えられる。 まず、(これは現地でお話をうかがって初めてわかったことだが)豊後高田市内の郵便局 (簡易郵便局を除く)では5年前から上述の自動交付機の機能(住民票、世帯票、印鑑証明、納税証明、所得・課税証明の発行)に加え戸籍の取り扱いも可能であり、ファックスを利用して即日対応がなされている。郵便局と連携したこの取り組みは全国的に見てもかなり早くから行われていると言え、取り扱いを始めて以降平成17年度から20年度まで順に、年間200、533、386、675件の取り扱いが行われてきている。庁舎まで出向くことの難しい市民は市内に点在している郵便局を利用していることがうかがわれる。自動交付機の利用が休日に集中するのはおそらくこのことも寄与しているだろう。また、高齢者が機械を利用することを避け、窓口で手続きできる郵便局を選択する傾向にあるものと推察される。 (3)住民からの要望 我々は豊後高田市内において市民へのアンケート調査を行い、①自動交付機を利用したことがあるか(aある、b利用したことはないが今後利用してみたい、c利用したことはないし今後利用するつもりもない、d無回答)②交付機の機能について(a簡単/便利だと思う、b今後他の機能も拡充して欲しい、cそのほか、d無回答)③交付機の設置場所について(a高田のみでよい、bそのた分庁舎・郵便局前などにも設置して欲しい、cb以外のそのほかの場所に設置して欲しい、d無回答)(②のb,cについては複数回答可)についての意見を募った(実際に使用したアンケート用紙は別紙に掲載)。 尚、このアンケートを実施するにあたり上の(2)でのべたような郵便局の利用を念頭に置いていなかったため③の項目が形骸化してしまったことに関してはご海容いただきたい。 調査結果は下記の通りである。 *****先輩!年代分布とかの基本データは再掲必要でしょうか?ていうか私、持ってませんでした!すみません!**** ① ② ③ a 0 5 14 b 10 1 13 c 37 6 2 d 4 39 25 この結果からは、自動交付機に関してあまり浸透しているとは言えない現状が推測される。実際にお話をうかがうと、やはり交付機の存在そのものを知らない人が多く、そのためその先の話をしてもいまひとつ回答をいただきづらいという状況があった。 (4)考察 交付機の存在がじわじわと市民権を得ている状況は察せられるものの、実際に街に出てみると「機械は扱いづらい」「やはり窓口で」といった意見が圧倒的だった。高齢化が進む市内で、一人ひとりの対応に時間がかかりがちである現状を考えると自動交付機の機能自体は魅力的だが、その一方で交付機を利用したがらない層が多いこともまた事実である。 市として、自動交付機と郵便窓口での対応による今後の安定稼働に自信が感じられたが、先に述べた状況や郵便局が民営化を受けて縮小傾向にあること等を考え合わせるとさらなる工夫が必要なようである。どのような市民ががどのような窓口を使って行政にアクセスするのか、ある程度のソージングを行ったうえでの効率化が必要になるものと思われる。 3、庁舎の維持/これから 今回の調査での二つ目の大きな柱として、「合併を挟んで旧市の庁舎を廃止することはなかったが、今後どのような展開を考えているか」という疑問があった。これは2の自動交付機の件とパラレルな関係にある疑問であると思われるが、「合併による効率化」と言えば、管轄組織が大きくなったことでそれまで機能が重なりあい無駄が発生していた部分を省略し、よりタイトな運営が行えるということである。この点を考えるとまず思い浮かぶのは庁舎の削減であり、豊後高田市では真玉庁舎・香々地庁舎を今後どのように運営していくかという問題に行き当たるが、これについて高田庁舎・香々地庁舎のそれぞれで総務課にお話を伺い、また市民へのアンケートを調査を行った。 これにあたりまず現状の把握として以下の点を前提として掲げる。(実際に現地に行って初めて知った事柄も含む) i)合併にあたり庁舎の廃止は行わなかった。これは「窓口」としての機能を保つためである。合併に伴いあらゆる手続きのたびに本庁に行かなければならなくなることに対しては当初から反対の声が上がっており、この対応はこうした意見に堪えたものである。ただし、旧3市に2か所ずつあった支所(計6つ)は平成20年に廃止されている。 ii)高田・香々地・真玉の3つの庁舎の間で、機能の分担(分庁舎化)が行われることになった(総合的な機能を高田庁舎に、水産は香々地、農業は真玉といったように)。 iii)豊後高田市では、合併後の庁舎間の融和として職員の交流を行った。合併後一年目は人事はそのままに運営を行ったが、二年目以降は互いの地域についてより詳しく知るため相互に職員を入れ替える人事交流を行った。 (1)庁舎でのインタビューから 高田庁舎でお話をうかがっている限り、「周辺部対策」として出来る限りのことを行っている姿勢をつよく感じた。職員の方がおっしゃっていた通り高田の中心市街地が空洞化することは周辺市街地の衰退を招く。よって、市が行っているコンパクトシティ計画にしても周辺部との格差を助長するものであると断じることはできないし、豊後高田市の命運が高田地域にかかっていることは否定すべくもない。それを踏まえても尚中心エリアと周辺部を行政・交通ともに緊密につなぎ、総合的な発展を目指す姿勢は極めて理想的なあり方に思われた。 しかし香々地庁舎でのインタビューによればやはり住民の不満が募っている部分はあるのだと感じさせられた。それまでは陳情を行うにしても顔なじみの職員相手に気軽に行えていたものが、人事交流により高田から派遣された職員が増え、また職員の絶対数が減ったこともあって「話を聞いてくれなくなった」という印象を持たれているのだと言う。現在では香々地庁舎には一人を除いて旧香々地市職員しかいない状態まで戻っているが、それでも財政の緊縮化を目指す市の方針のもとでは当然ながら、これまでのような草刈り・イベントなどへの財政的融通は利きにくくなっている。このことにより「行政が冷たくなった」という印象を持たれてしまっているところがあるという。 (2)市民へのアンケート調査から 市内で行ったアンケートからも同様の結論に至る。 上のii)で述べたような分庁舎化について、a便利になった、b不便になった、cどちらでもないのいずれかを尋ねたところ、a=1人、b=22人、c=28人と言う結果になった。とくに、高田以外の地域では「(合併をして、)いいことなんて一つもない」というフレーズがたびたび聞かれ、合併そのものへの不満がくすぶっているのを感じた。 (3)考察 このように市民からの不満は多くみられるが、交通面など行政サービスによらなくてはどうしようもないところ(これについては大下さんに語っていただくことに・・・)はともかくとして、これまで行政に過度に依存していた体質も見出せるのではないだろうか。これまで市が受け入れていた陳情も本当に行政の手で行うべきものだったのか再考の余地がある。実際、市の財政の苦しさを前に「自分たちでできることは自分でしなければ」という自覚がみられるようになり、それまで年に50~100万円ほどの助成金を出していた盆踊りを市民によカンパで運営するようになった、などの前進も起ったという。 市職員と住民の間が遠ければいいというのではないが、行政で扱うべきことと市民の手、個人の手で扱っていくべきこととを正しく棲み分ける試みは必要とされるはずであり、合併はその適切な距離感を測るいい機会だったということもできるだろう。 また庁舎についてもこれまでと比べて取り扱う機能の減っている現状では今ほどの大きさの庁舎は必要ではなく、かわりに建物に入る企業などが現れるのを待って香々地庁舎を公民館内に移植するという計画も練られているのだと言う。また地理的に高田庁舎に近い真玉庁舎を廃止することも可能なのではとの見方もあり、市民との真摯な対話を経た上でならばより引き締まった行政運営をすることも可能なのではないかと感じさせられた。 市民と行政がお互いを切り離して考えるのではなく、必要に応じて互いに支え合い、皆の手で市を作り上げていくのだという意識が市をより良い方向に向かわせるのではないかと感じた。 ---- 09/08/19 oshita 乗り合いタクシー内で聞いてほしいこと To 利用者 ・乗り合いタクシーについての感想 「この時間帯がほしい」「このぐらいの本数が良い」「乗り心地について」 「この地域に行ってほしい」 ただ、会話の流れもあると思うので、臨機応変にがんがってください! 雑談とか愚痴を聞いていると、思わぬ発見があるかも!? 運転手さんへの聞き取り調査は、運行終了後にしましょう。 スマイルいかがですか? 13時からの田染方面は結構混むようです。いっぱいになってきたな、と感じたら、降りたほうが良いかもしれません。 15時45分からの都甲方面は、空いているようです。 ---- 09/08/15 nagata タクシー会社補足 全4社ですな 宇佐参宮タクシー     ※豊後高田市乗合タクシー 高田太陽交通       ※豊後高田市乗合タクシー 桂タクシー        ※豊後高田市乗合タクシー 香国タクシー       ※豊後高田市乗合タクシー ---- 09/08/04 nagata 自分の調査したい内容についてコメントです。 住民へのアンケート①:合併をはさんで庁舎機能の移管が(高田→真玉など)一部行われたが、それによる不都合を感じたことはないか? (コメント:庁舎の数は減ってはいないものの、機能の分化は行われている。表面上はわかりにくいデメリット、不便を聞き出せたら。交通機能の担保とも絡む) アンケート②:豊後高田は合併による目玉メリットの一つとして各種証明の自動発行機設置(=利便性向上の例)を挙げている。ただしこれは高田庁舎前のみであるが(下参照)、ほかの庁舎前にも置いてほしい・機能を増やしてほしいなど要望はないか。郵便局の利用と合わせて聞きたい。(コメント:自動発行機をわざわざ庁舎前に置く意図がわからない。その他利便性の低い場所に置いてほしいと考えるのが普通ではないのかと思う。合併に伴うこの変化を「便利になった」と感じることはできているのか。また、全国のほかの市町村の発券機(※住基ネットを利用したもの)と比較してさほど機能の高い発券機ではない。これを今後改善してほしいという思いはあるのか。) 庁舎へのインタビュー①:合併を挟み庁舎を減らすことはなかったが、今後どのような展開を考えているか。(コメント:実際のところ真玉庁舎と香々地庁舎は近い。交通のアクセスも悪くない。「もしかして片方しかいらないんじゃないの?」という方向から攻めたい。(目指せ本音ポロリ)) インタビュー②:自動発券機は利用されているか(おもにto高田庁舎)。(庁舎の真ん前にある以上、実際の機能としては「庁舎が閉まってからPM8時まで」という非常に限られた時間にしか利用されないのではないか(高齢者には操作も難しく感じられてしまいそう。))また他の場所への設置要求、設置予定はあるか。 また、発券機の機能拡充予定はあるか。 インタビュー③:その他、合併をはさんで大きく変化を感じること(働いている者として)があれば話を伺いたい。(コメント:思いつかないことがあったら他にもお願いしたい) ---- 住基カード公式HP(総務省)http://juki-card.com/use/index.html 住基カード多目的利用市町村一覧http://juki-card.com/use/juki-tamokuteki-shichouson-hyou.pdf ---- 09/07/20 oshita 合併特例債の対象事業となるには、「市町村建設計画(まちづくり計画)」に登載されなければならない。 →あの青い冊子の中に合併特例債の対象事業が必ず書かれている。 ---- 09/07/20 nagata 【合併と住民サービス】 調査したいこと ●日本都市センターのまとめの中で豊後高田市が合併の効果として挙げた「住民の利便性の向上」の項目では、「各種諸証明が、どの庁舎及び支所でも使えるようになり、地域イントラネットの整備により、指定した郵便局で発行可能となった」点、また高田庁舎前に証明書自動交付機などを設置したことを挙げている。 ・まず、各庁舎で受けられるサービスはどの程度のレベルなのか。   ・「各種諸証明が…」となっているが、各出張所の機能としてそれ以外に求められているものはないのか。とくに「合併以前は香々地・真玉庁舎それぞれで行っていたのに現在は高田支所でのみ行われ、かつ、より広範な展開を住民に求められているものとは?   ・http://www.city.kunisaki.oita.jp/gappeikyou/pdf/kaigi/15th.pdfこの資料(PDF)の9ページで「とりあえず今のまんま行くわ」的なことが書かれているが、物凄く「とりあえず」臭がただよっているのが気になる・・。   ・参考までに由布市の庁舎問題http://202.143.251.238/localNews/2008_121789697915.html「本庁舎式」「分庁舎式」の2システムがあるらしく、まあなんとなく意味はさっせるけど調べても出ない。なんで。 ・証明書自動発行機はどの程度使用されているのか。夜8時までとの事だが、何故限定されている?(自販機みたいなもんじゃないの?)ていうか自動なのはいいけど、それ高田庁舎だけだよね。広い市内で1か所だよねそれ。人件費かからないんだからそういうものこそ全域に散らばして欲しいんじゃないの? ・各庁舎の利用状況はどうか。(市長の言うように)仮に香々地庁舎閉鎖を想定するとして、①なぜそのような案が出されたのか、②閉鎖したとして住民生活への影響はどうか。(→真玉支所もさほど遠くないように思われ、もしかしたらそんなに困らないんじゃという気も。アクセスの確保次第かもしれないが) ・例にもれず高齢化の波に晒されている豊後高田だが、ホームページサービスやブロードバンドサービスなどは受け入れられ利用されているのか。 ---- 09/07/20 調査内容案から移設 oshita 夏合宿における豊後高田市の調査内容 【合宿のテーマ】  市町村合併が住民の生活にどのような影響を与えたか、という問題を公共交通の観点から調査・検証し、実状を認識すると共に住民のニーズに即した提案を行う。 【動機】  豊後高田市は「中心市街地活性化基本計画」を策定し平成19年に内閣総理大臣の認定を受けたが、これは市でも特に中心となる部分(=昭和の街周辺部)に市の機能を集約させ開発などの施策を行っていくものであり、これは「平成の大合併」の目指す地域全体の総合的発展という目的に合致するのか、という点が気になった。 【調査内容総論】  土地の半分以上が山地である、電車が無い、バスは1日2本しかない、と豊後高田市は交通の便に乏しいという特徴を持っている。 そこで、  公共交通関係の施策が合併の前後でどのように変化したのか  新市の施策が住民からどのような評価を受けているのか  市内の人の交通手段  の3点を明らかにし、可能であるならば住民のニーズを満たす案を提示したい。 【調査内容各論】 以上に挙げた内容を調査するにあたり、以下の項目の調査を行う。  公共交通関係の施策が合併の前後でどのように変化したのか  合併以前の各市町における公共交通に関する施策  合併してからの公共交通に関する施策  市民乗合タクシーの運行状況  ダイヤ改正の内容とその方針・方法  合併協議会が掲げた「豊後高田市まちづくり計画」における『コミュニティバスの導入を検討』のその後  新市の施策が住民からどのような評価を受けているのか  利用者に対するインタビュー  運転手に対するインタビュー  利用してみての自己評価  市内の人の交通手段  市内のマイカー保有率  山奥に住んでいる人でマイカーがない人の主な交通手段 【参考資料】 豊後高田市今日の出来事10月2日(乗合タクシー試験運行) http://www.city.bungotakada.oita.jp/dekigoto/noriaitakusi-sikenunkou.jsp 豊後高田市今日の出来事3月28日(地域公共交通会議) http://www.city.bungotakada.oita.jp/dekigoto/tiikikoukyoukoutuukaigi.jsp 豊後高田市今日の出来事3月30日(中心市街地活性化基本計画認定) http://www.city.bungotakada.oita.jp/dekigoto/bungotakadashininteishinsei.jsp 中心市街地活性化基本計画 http://www.oita-u.ac.jp/10renkei/jichitai-18.html 中心市街地活性化基本計画に係るご提案 http://www.keieiken.co.jp/services/community/img/3_shinkihonkeikaku.pdf 【保有している資料】 新旧乗合タクシー時刻表 豊後高田市中心市街地活性化基本計画(新都市 vol.61) そのほか 大分大学連携事業(豊後高田市e-むらづくりの策定) http://www.oita-u.ac.jp/10renkei/jichitai-18.html 豊後高田 おまち再生計画 http://www.dbj.jp/reportshift/area/kyusyu_s/pdf_all/kyusyu4.pdf ---- 永田です。 ↓勝手なメモですすみません! 特例債の使い方、行きつかなかったんですけどぉおおおおおぅおう なんなのっ反抗期なのっ! 支所  旧豊後高田市:合併前は支所を1か所、出張所を1か所設置→合併後も継続  旧真玉町:合併前は出張所を2か所設置→合併後も継続  旧香々地町:同上 0各種諸証明がどの庁舎でも発行できる:イントラネット整備→郵便局でも発行可能に  高田庁舎玄関前には証明書自動交付機があり、PM8時まで利用可能 o高田庁舎/真玉庁舎/香々地庁舎 http://www.mapion.co.jp/phonebook/M13001/44209/ o支所の数には問題はないのか?(住民) o交付機や郵便局での発行機能は活用されているのか(総務課or市民課?住民、郵便局) o郵便局:全14か所(※&bold(){位置確認済み}!) o出張所 豊後高田市田染出張所 豊後高田市田染相原810番地1 田染横嶺 田染小崎 田染真中 田染真木 田染平野 田染池部 田染相原 田染上野 田染蕗 豊後高田市東都甲出張所 豊後高田市新城1885番地3 新城 梅木 加礼川 一畑 豊後高田市臼野出張所 豊後高田市臼野3077番地 臼野 豊後高田市上真玉出張所 豊後高田市城前1544番地2 城前 大岩屋 黒土 豊後高田市三浦出張所 豊後高田市堅来1363番地 小畑 堅来 羽根 豊後高田市三重出張所 豊後高田市上香々地4816番地2 上香々地 夷 「中心市街地活性化計画」策定→認定を受ける http://www.city.bungotakada.oita.jp/syoukoukankou/bungotakadashicyushinshigaitikeikaku.jsp ●豊後高田市の特例債の使い道 発行9000百万円(限度額は97.3億円) http://www2.city.bungotakada.oita.jp/catv/otoiawase/catvqa1.html 合併特例債をケーブルテレビ整備に使用する :ケーブルネットワーク事業特別会計
09/10/03 oshita はじめに  2009年のゼミ合宿で訪れることになった豊後高田市。その町の現状で、沿岸部を除き市の大部分が山間地である、山間地において民間のバスは撤退している、JR路線が市内に無い、ということが特に気になった。そして、1市2町が合併した直後にそれをカバーするために運行が開始された「乗り合いタクシー」とはどのようなものなのか。どのような評価を受けているのか。合併との関連性も含め、現地でその調査を試みた。 1.調査方法  乗り合いタクシーの制度については、インターネットでの調査に加え、豊後高田市市役所企画情報課と株式会社高田太陽交通に対してヒアリングを行った。  乗り合いタクシーの評価については、乗り合いタクシーの運転手へのインタビューと市民アンケートを行った。 2. ヒアリング結果  1.乗り合いタクシーの概要 乗り合いタクシーとは、豊後高田市における新たな交通体系を構築するため、路線バスの代替として路線及び空白地域のうち特に必要と認められた地域に設定されたバス路線である。通常のバスやコミュニティバスの主体が企業であるのに対して、乗り合いタクシーの主体は自治体となっている。また、タクシーであるため市街地を除いて降りる場所は自由であり、運賃は乗った場所・距離に関わらず一律の料金となっている。  2.現状   ①路線 すべてが山間部を始発駅または終着駅としている。これは市役所の方で、乗り合いタクシーは公共交通としてより、交通手段を持たない人へのアクションである、というスタンスを取っているためである。そのため利用者と非利用者ははっきりしている。 また、定期的に乗降データをもとにして路線や時間の見直しを行っているとのことである。 ②便数  地域によって多少のばらつきがある。週1日~4日であり、土日は運行していない。1日あたりの本数は上下7便がいくつかあるものの、上下2・3便が主流のようである。  ちなみに宇佐の方は週に1~2便であり、一般の人は利用できていない状態であるという。それと比べるとバスとして機能しており「今」を考えると充分だと思う、との回答をタクシー会社のほうから頂いた。   ③運賃 平成17年当初は300円(宇佐は100円)だった。この数値は豊後高田市における運賃の近似値、全国的な負担の平均を算出し、他自治体とのすり合わせを経て算定された結果である。  この運賃で平成19年5月まで運行していたが、国や県・警察や事業者や市民代表を構成員とする公共交通会議や運行事業所との話し合い、担当窓口や自治員からの要望により200円に設定された。利用者数が平成18年は8900人/半年であるのに対し、平成19年5月からは23000人/年となっていることから、運賃引き下げは大きな効果を発揮したと考えているとのことである。  3.委託状況 豊後高田市においては田染・都甲・真玉・香々地方面で運行されている。香々地方面は香国タクシーが市の委託を受けて単独で行っているが、その他の地域は高田太陽交通・桂タクシー・宇佐参宮タクシーが2ヶ月を一区切りとして各地域を持ち回りで運行している。 委託料は 経費-運賃 で算出されている。委託料は約1440万円/年であり、以前に大型バスへ支払っていた補助金(1900万円/年)と比較すると市の負担は軽くなっている。委託料(補助金)はタクシー会社が月単位で報告している乗降データをもとに算出している。高田太陽交通の平成21年6月分の請求額は304420円となっている。  4.合併との関連性 市役所職員によると、合併が施行自体の契機となったわけではなく、時期が偶然重なっただけであるとのことである。しかし、「まちづくり計画」中のコミュニティバスの変化形として導入されたものであるということと、新市の一体的な交通として財源的に合併前に不可能であったことが実現できたということを考えると、直接的ではないにしろ合併が関係しているものであると言える。 3.運転手・利用者の感想  運転手と利用者からのヒアリング調査は8月21日の13時発陽平線と15時45分発並石線で行った。以下はその内容である。 利用目的は病院・買い物であり、利用者は地元の人間だけである。車内では世間話をしており、乗り心地は快適である。しかし、老人が多いため乗り降りに苦労するのとバス停が見づらいため右側でタクシーを待っている利用者がおり、それが非常に危ない。 陽平線では運賃・便数に対しての不満はなく「もっと払っても良い」という人もいた。しかし並石線では曜日と時間帯に若干の不満が見られた。また、市役所の指示で数度ルートを変更したが、陽平での乗降はなく、別方向への「もっと奥へ」の要望もあった。 4.市民アンケート  計51人からアンケートを取り、各庁舎周辺で乗り合いタクシーの使用頻度と便数・運賃に対する感想を調査した。以下はその結果である。  私の班は班員が聞きたいことをまとめてひとつのアンケートにしたため、私の設問は3からとなっている。以下に設問3と4をまとめての気付きを述べる。 まず、乗り合いタクシーを利用している人間は回答者全体の10分の1程度である。その中でも山間部である都甲と田染在住の回答者が大勢を占めている。市役所職員の話の中にもあるように、山間部の住民への交通手段の提供のため、高田・真玉・香々地の住む人にはほとんど利用されていないようである。 さて、特筆すべきは設問4の方である。表から見て取れるように、乗り合いタクシーの料金や本数について利用している人と利用していない人では解答の傾向に大きく差があり、利用したことがある人は全て料金の項目で「安い」と感じている、ということがわかる。  それに対して、利用したことのない人からの回答はばらけている上に、無回答の割合が高めであることがわかる。アンケートを行なっている時も「そんなものがあることを知らなかった」という返答が目立った。なお、「知らないから無回答」は設問1の方でも多かった回答であったが、私の担当外であるので割愛する。 5.乗り合いタクシーに対する提言  以上の調査を踏まえ、まとめとともに私なりの豊後高田市の乗り合いタクシーに対する提言を行ないたい。  まず、豊後高田市の乗り合いタクシーは総じて評価が高かったように感じた。これは、市役所職員の方が目的をはっきりと持っており、タクシー会社ともしっかりとした連携を取ろうとしているからではないかと思う。また、利用者の方からも大型バスが運行していたときよりも利用しやすいと評判も良かった。財源的にも現在の交通体制のほうが負担が少ないので、現状ではほとんど問題がないように思える。  ただ、陽平線における始発・終着駅での乗降がない、料金はもっと払っても良いけど便数がもっと欲しい、などの意見を聞くに、今度、公共交通会議を行なう際には利用者も含める・傍聴できる、もしくは乗り合いタクシー内にアンケートを置くなどして、利用者の意見を直接取り入れられるようなシステムを取り入れてはどうか、と考えた。また、運転手から「下手に意見して首を切られたりするのはいやだ」というような意見もあったので、 その面を配慮した意見の取り方を試してみてはどうだろうか。システムの面に話が飛んでしまったが、まずは陽平線の見直しを進めるべきであると思う。 ---- 09/09/27 nagata こちらにもうpります。一部くずれているとこ=エクセルとか別のもの使ってたりするののコピペなんでゆるしてください 長くてすみません。 抽象化の作業がめんどくさそうだ… 豊後高田現地調査まとめ(永田) 1、はじめに 今回の調査において当方がテーマとして掲げたのは「合併と住民サービス」である。平成の大合併の際に大きな問題となったのは、市民にとって一番身近な行政単位である市町村が拡大・効率化を目指すことにより細やかなサービスが行き届かなくなるのではという懸念であり、それが一定程度現実のものとなったのは否定しがたい事実である。今回の調査を通し市町村合併の具体例としての「豊後高田市」を見つめ、今後の住民サービスのあるべき姿について展望したい。 2、証明書の自動交付機について 合併に伴うサービス低下を避けるためさまざまな措置が講じられているが、そのなかで高田庁舎前に設置されている「証明書の自動交付機」(右下図)を取り上げたい。これは日本都市センターによる市町村合併の実態調査に対し豊後高田市が「合併による効果」として挙げた3点の内「住民の利便性向上」の項目の中で具体的対策として提示したものであり、「周辺部対策」として設置されたものして象徴的なツールであると考えるからである。 まず前提として、当方としては「3、庁舎の維持/これから」の中で述べる事柄と関連し、市の庁舎・出張所を削減せざるを得ない状況になった際、自動交付機のようなツールは非常に有用であり、であればこそ地理的利便性の高い高田庁舎前だけでなく旧市の庁舎があった場所や山奥など交通の便が悪い場所にこそ設けるべきではないかと考えた。また、住基カードは他の自治体においては図書館カードとしての利用、公共施設の予約などでの利用がなされていることを踏まえ、このような機能の拡充は予定されているのかを疑問に思った。 (1)交付機の詳細 この証明書の自動発行機の利用には住民基本台帳カードを事前に発行しておく(手数料500円)ことが必要である。 住基カードは自治体によりさまざまな機能が付加されているが、豊後高田市で利用できるのは交付機による住民票、世帯票、印鑑証明、納税証明、所得・課税証明の発行機能である。利用可能なのは朝7:30~20:00までであり、年末年始以外は休みなく利用できる。 (2)インタビューを通じてわかった利用の現状 まず平成21年4月における、豊後高田市での住基カードの発行枚数は584枚である。 そして自動交付機の利用状況は、平成17年度以降20年度まで(件数/部数)、95/108、351/412、574/651、854/992、となっており、年々浸透し利用率が上がっている状況が確認できるものの、カードの発行枚数と照らし合わせると限られた範囲の住民による利用が多いことが推察される。 また、平日以外の利用が多く、高齢者の利用が少ない現状があると言う。 これらの理由として、次の事が考えられる。 まず、(これは現地でお話をうかがって初めてわかったことだが)豊後高田市内の郵便局 (簡易郵便局を除く)では5年前から上述の自動交付機の機能(住民票、世帯票、印鑑証明、納税証明、所得・課税証明の発行)に加え戸籍の取り扱いも可能であり、ファックスを利用して即日対応がなされている。郵便局と連携したこの取り組みは全国的に見てもかなり早くから行われていると言え、取り扱いを始めて以降平成17年度から20年度まで順に、年間200、533、386、675件の取り扱いが行われてきている。庁舎まで出向くことの難しい市民は市内に点在している郵便局を利用していることがうかがわれる。自動交付機の利用が休日に集中するのはおそらくこのことも寄与しているだろう。また、高齢者が機械を利用することを避け、窓口で手続きできる郵便局を選択する傾向にあるものと推察される。 (3)住民からの要望 我々は豊後高田市内において市民へのアンケート調査を行い、①自動交付機を利用したことがあるか(aある、b利用したことはないが今後利用してみたい、c利用したことはないし今後利用するつもりもない、d無回答)②交付機の機能について(a簡単/便利だと思う、b今後他の機能も拡充して欲しい、cそのほか、d無回答)③交付機の設置場所について(a高田のみでよい、bそのた分庁舎・郵便局前などにも設置して欲しい、cb以外のそのほかの場所に設置して欲しい、d無回答)(②のb,cについては複数回答可)についての意見を募った(実際に使用したアンケート用紙は別紙に掲載)。 尚、このアンケートを実施するにあたり上の(2)でのべたような郵便局の利用を念頭に置いていなかったため③の項目が形骸化してしまったことに関してはご海容いただきたい。 調査結果は下記の通りである。 *****先輩!年代分布とかの基本データは再掲必要でしょうか?ていうか私、持ってませんでした!すみません!**** ① ② ③ a 0 5 14 b 10 1 13 c 37 6 2 d 4 39 25 この結果からは、自動交付機に関してあまり浸透しているとは言えない現状が推測される。実際にお話をうかがうと、やはり交付機の存在そのものを知らない人が多く、そのためその先の話をしてもいまひとつ回答をいただきづらいという状況があった。 (4)考察 交付機の存在がじわじわと市民権を得ている状況は察せられるものの、実際に街に出てみると「機械は扱いづらい」「やはり窓口で」といった意見が圧倒的だった。高齢化が進む市内で、一人ひとりの対応に時間がかかりがちである現状を考えると自動交付機の機能自体は魅力的だが、その一方で交付機を利用したがらない層が多いこともまた事実である。 市として、自動交付機と郵便窓口での対応による今後の安定稼働に自信が感じられたが、先に述べた状況や郵便局が民営化を受けて縮小傾向にあること等を考え合わせるとさらなる工夫が必要なようである。どのような市民ががどのような窓口を使って行政にアクセスするのか、ある程度のソージングを行ったうえでの効率化が必要になるものと思われる。 3、庁舎の維持/これから 今回の調査での二つ目の大きな柱として、「合併を挟んで旧市の庁舎を廃止することはなかったが、今後どのような展開を考えているか」という疑問があった。これは2の自動交付機の件とパラレルな関係にある疑問であると思われるが、「合併による効率化」と言えば、管轄組織が大きくなったことでそれまで機能が重なりあい無駄が発生していた部分を省略し、よりタイトな運営が行えるということである。この点を考えるとまず思い浮かぶのは庁舎の削減であり、豊後高田市では真玉庁舎・香々地庁舎を今後どのように運営していくかという問題に行き当たるが、これについて高田庁舎・香々地庁舎のそれぞれで総務課にお話を伺い、また市民へのアンケートを調査を行った。 これにあたりまず現状の把握として以下の点を前提として掲げる。(実際に現地に行って初めて知った事柄も含む) i)合併にあたり庁舎の廃止は行わなかった。これは「窓口」としての機能を保つためである。合併に伴いあらゆる手続きのたびに本庁に行かなければならなくなることに対しては当初から反対の声が上がっており、この対応はこうした意見に堪えたものである。ただし、旧3市に2か所ずつあった支所(計6つ)は平成20年に廃止されている。 ii)高田・香々地・真玉の3つの庁舎の間で、機能の分担(分庁舎化)が行われることになった(総合的な機能を高田庁舎に、水産は香々地、農業は真玉といったように)。 iii)豊後高田市では、合併後の庁舎間の融和として職員の交流を行った。合併後一年目は人事はそのままに運営を行ったが、二年目以降は互いの地域についてより詳しく知るため相互に職員を入れ替える人事交流を行った。 (1)庁舎でのインタビューから 高田庁舎でお話をうかがっている限り、「周辺部対策」として出来る限りのことを行っている姿勢をつよく感じた。職員の方がおっしゃっていた通り高田の中心市街地が空洞化することは周辺市街地の衰退を招く。よって、市が行っているコンパクトシティ計画にしても周辺部との格差を助長するものであると断じることはできないし、豊後高田市の命運が高田地域にかかっていることは否定すべくもない。それを踏まえても尚中心エリアと周辺部を行政・交通ともに緊密につなぎ、総合的な発展を目指す姿勢は極めて理想的なあり方に思われた。 しかし香々地庁舎でのインタビューによればやはり住民の不満が募っている部分はあるのだと感じさせられた。それまでは陳情を行うにしても顔なじみの職員相手に気軽に行えていたものが、人事交流により高田から派遣された職員が増え、また職員の絶対数が減ったこともあって「話を聞いてくれなくなった」という印象を持たれているのだと言う。現在では香々地庁舎には一人を除いて旧香々地市職員しかいない状態まで戻っているが、それでも財政の緊縮化を目指す市の方針のもとでは当然ながら、これまでのような草刈り・イベントなどへの財政的融通は利きにくくなっている。このことにより「行政が冷たくなった」という印象を持たれてしまっているところがあるという。 (2)市民へのアンケート調査から 市内で行ったアンケートからも同様の結論に至る。 上のii)で述べたような分庁舎化について、a便利になった、b不便になった、cどちらでもないのいずれかを尋ねたところ、a=1人、b=22人、c=28人と言う結果になった。とくに、高田以外の地域では「(合併をして、)いいことなんて一つもない」というフレーズがたびたび聞かれ、合併そのものへの不満がくすぶっているのを感じた。 (3)考察 このように市民からの不満は多くみられるが、交通面など行政サービスによらなくてはどうしようもないところ(これについては大下さんに語っていただくことに・・・)はともかくとして、これまで行政に過度に依存していた体質も見出せるのではないだろうか。これまで市が受け入れていた陳情も本当に行政の手で行うべきものだったのか再考の余地がある。実際、市の財政の苦しさを前に「自分たちでできることは自分でしなければ」という自覚がみられるようになり、それまで年に50~100万円ほどの助成金を出していた盆踊りを市民によカンパで運営するようになった、などの前進も起ったという。 市職員と住民の間が遠ければいいというのではないが、行政で扱うべきことと市民の手、個人の手で扱っていくべきこととを正しく棲み分ける試みは必要とされるはずであり、合併はその適切な距離感を測るいい機会だったということもできるだろう。 また庁舎についてもこれまでと比べて取り扱う機能の減っている現状では今ほどの大きさの庁舎は必要ではなく、かわりに建物に入る企業などが現れるのを待って香々地庁舎を公民館内に移植するという計画も練られているのだと言う。また地理的に高田庁舎に近い真玉庁舎を廃止することも可能なのではとの見方もあり、市民との真摯な対話を経た上でならばより引き締まった行政運営をすることも可能なのではないかと感じさせられた。 市民と行政がお互いを切り離して考えるのではなく、必要に応じて互いに支え合い、皆の手で市を作り上げていくのだという意識が市をより良い方向に向かわせるのではないかと感じた。 ---- 09/08/19 oshita 乗り合いタクシー内で聞いてほしいこと To 利用者 ・乗り合いタクシーについての感想 「この時間帯がほしい」「このぐらいの本数が良い」「乗り心地について」 「この地域に行ってほしい」 ただ、会話の流れもあると思うので、臨機応変にがんがってください! 雑談とか愚痴を聞いていると、思わぬ発見があるかも!? 運転手さんへの聞き取り調査は、運行終了後にしましょう。 スマイルいかがですか? 13時からの田染方面は結構混むようです。いっぱいになってきたな、と感じたら、降りたほうが良いかもしれません。 15時45分からの都甲方面は、空いているようです。 ---- 09/08/15 nagata タクシー会社補足 全4社ですな 宇佐参宮タクシー     ※豊後高田市乗合タクシー 高田太陽交通       ※豊後高田市乗合タクシー 桂タクシー        ※豊後高田市乗合タクシー 香国タクシー       ※豊後高田市乗合タクシー ---- 09/08/04 nagata 自分の調査したい内容についてコメントです。 住民へのアンケート①:合併をはさんで庁舎機能の移管が(高田→真玉など)一部行われたが、それによる不都合を感じたことはないか? (コメント:庁舎の数は減ってはいないものの、機能の分化は行われている。表面上はわかりにくいデメリット、不便を聞き出せたら。交通機能の担保とも絡む) アンケート②:豊後高田は合併による目玉メリットの一つとして各種証明の自動発行機設置(=利便性向上の例)を挙げている。ただしこれは高田庁舎前のみであるが(下参照)、ほかの庁舎前にも置いてほしい・機能を増やしてほしいなど要望はないか。郵便局の利用と合わせて聞きたい。(コメント:自動発行機をわざわざ庁舎前に置く意図がわからない。その他利便性の低い場所に置いてほしいと考えるのが普通ではないのかと思う。合併に伴うこの変化を「便利になった」と感じることはできているのか。また、全国のほかの市町村の発券機(※住基ネットを利用したもの)と比較してさほど機能の高い発券機ではない。これを今後改善してほしいという思いはあるのか。) 庁舎へのインタビュー①:合併を挟み庁舎を減らすことはなかったが、今後どのような展開を考えているか。(コメント:実際のところ真玉庁舎と香々地庁舎は近い。交通のアクセスも悪くない。「もしかして片方しかいらないんじゃないの?」という方向から攻めたい。(目指せ本音ポロリ)) インタビュー②:自動発券機は利用されているか(おもにto高田庁舎)。(庁舎の真ん前にある以上、実際の機能としては「庁舎が閉まってからPM8時まで」という非常に限られた時間にしか利用されないのではないか(高齢者には操作も難しく感じられてしまいそう。))また他の場所への設置要求、設置予定はあるか。 また、発券機の機能拡充予定はあるか。 インタビュー③:その他、合併をはさんで大きく変化を感じること(働いている者として)があれば話を伺いたい。(コメント:思いつかないことがあったら他にもお願いしたい) ---- 住基カード公式HP(総務省)http://juki-card.com/use/index.html 住基カード多目的利用市町村一覧http://juki-card.com/use/juki-tamokuteki-shichouson-hyou.pdf ---- 09/07/20 oshita 合併特例債の対象事業となるには、「市町村建設計画(まちづくり計画)」に登載されなければならない。 →あの青い冊子の中に合併特例債の対象事業が必ず書かれている。 ---- 09/07/20 nagata 【合併と住民サービス】 調査したいこと ●日本都市センターのまとめの中で豊後高田市が合併の効果として挙げた「住民の利便性の向上」の項目では、「各種諸証明が、どの庁舎及び支所でも使えるようになり、地域イントラネットの整備により、指定した郵便局で発行可能となった」点、また高田庁舎前に証明書自動交付機などを設置したことを挙げている。 ・まず、各庁舎で受けられるサービスはどの程度のレベルなのか。   ・「各種諸証明が…」となっているが、各出張所の機能としてそれ以外に求められているものはないのか。とくに「合併以前は香々地・真玉庁舎それぞれで行っていたのに現在は高田支所でのみ行われ、かつ、より広範な展開を住民に求められているものとは?   ・http://www.city.kunisaki.oita.jp/gappeikyou/pdf/kaigi/15th.pdfこの資料(PDF)の9ページで「とりあえず今のまんま行くわ」的なことが書かれているが、物凄く「とりあえず」臭がただよっているのが気になる・・。   ・参考までに由布市の庁舎問題http://202.143.251.238/localNews/2008_121789697915.html「本庁舎式」「分庁舎式」の2システムがあるらしく、まあなんとなく意味はさっせるけど調べても出ない。なんで。 ・証明書自動発行機はどの程度使用されているのか。夜8時までとの事だが、何故限定されている?(自販機みたいなもんじゃないの?)ていうか自動なのはいいけど、それ高田庁舎だけだよね。広い市内で1か所だよねそれ。人件費かからないんだからそういうものこそ全域に散らばして欲しいんじゃないの? ・各庁舎の利用状況はどうか。(市長の言うように)仮に香々地庁舎閉鎖を想定するとして、①なぜそのような案が出されたのか、②閉鎖したとして住民生活への影響はどうか。(→真玉支所もさほど遠くないように思われ、もしかしたらそんなに困らないんじゃという気も。アクセスの確保次第かもしれないが) ・例にもれず高齢化の波に晒されている豊後高田だが、ホームページサービスやブロードバンドサービスなどは受け入れられ利用されているのか。 ---- 09/07/20 調査内容案から移設 oshita 夏合宿における豊後高田市の調査内容 【合宿のテーマ】  市町村合併が住民の生活にどのような影響を与えたか、という問題を公共交通の観点から調査・検証し、実状を認識すると共に住民のニーズに即した提案を行う。 【動機】  豊後高田市は「中心市街地活性化基本計画」を策定し平成19年に内閣総理大臣の認定を受けたが、これは市でも特に中心となる部分(=昭和の街周辺部)に市の機能を集約させ開発などの施策を行っていくものであり、これは「平成の大合併」の目指す地域全体の総合的発展という目的に合致するのか、という点が気になった。 【調査内容総論】  土地の半分以上が山地である、電車が無い、バスは1日2本しかない、と豊後高田市は交通の便に乏しいという特徴を持っている。 そこで、  公共交通関係の施策が合併の前後でどのように変化したのか  新市の施策が住民からどのような評価を受けているのか  市内の人の交通手段  の3点を明らかにし、可能であるならば住民のニーズを満たす案を提示したい。 【調査内容各論】 以上に挙げた内容を調査するにあたり、以下の項目の調査を行う。  公共交通関係の施策が合併の前後でどのように変化したのか  合併以前の各市町における公共交通に関する施策  合併してからの公共交通に関する施策  市民乗合タクシーの運行状況  ダイヤ改正の内容とその方針・方法  合併協議会が掲げた「豊後高田市まちづくり計画」における『コミュニティバスの導入を検討』のその後  新市の施策が住民からどのような評価を受けているのか  利用者に対するインタビュー  運転手に対するインタビュー  利用してみての自己評価  市内の人の交通手段  市内のマイカー保有率  山奥に住んでいる人でマイカーがない人の主な交通手段 【参考資料】 豊後高田市今日の出来事10月2日(乗合タクシー試験運行) http://www.city.bungotakada.oita.jp/dekigoto/noriaitakusi-sikenunkou.jsp 豊後高田市今日の出来事3月28日(地域公共交通会議) http://www.city.bungotakada.oita.jp/dekigoto/tiikikoukyoukoutuukaigi.jsp 豊後高田市今日の出来事3月30日(中心市街地活性化基本計画認定) http://www.city.bungotakada.oita.jp/dekigoto/bungotakadashininteishinsei.jsp 中心市街地活性化基本計画 http://www.oita-u.ac.jp/10renkei/jichitai-18.html 中心市街地活性化基本計画に係るご提案 http://www.keieiken.co.jp/services/community/img/3_shinkihonkeikaku.pdf 【保有している資料】 新旧乗合タクシー時刻表 豊後高田市中心市街地活性化基本計画(新都市 vol.61) そのほか 大分大学連携事業(豊後高田市e-むらづくりの策定) http://www.oita-u.ac.jp/10renkei/jichitai-18.html 豊後高田 おまち再生計画 http://www.dbj.jp/reportshift/area/kyusyu_s/pdf_all/kyusyu4.pdf ---- 永田です。 ↓勝手なメモですすみません! 特例債の使い方、行きつかなかったんですけどぉおおおおおぅおう なんなのっ反抗期なのっ! 支所  旧豊後高田市:合併前は支所を1か所、出張所を1か所設置→合併後も継続  旧真玉町:合併前は出張所を2か所設置→合併後も継続  旧香々地町:同上 0各種諸証明がどの庁舎でも発行できる:イントラネット整備→郵便局でも発行可能に  高田庁舎玄関前には証明書自動交付機があり、PM8時まで利用可能 o高田庁舎/真玉庁舎/香々地庁舎 http://www.mapion.co.jp/phonebook/M13001/44209/ o支所の数には問題はないのか?(住民) o交付機や郵便局での発行機能は活用されているのか(総務課or市民課?住民、郵便局) o郵便局:全14か所(※&bold(){位置確認済み}!) o出張所 豊後高田市田染出張所 豊後高田市田染相原810番地1 田染横嶺 田染小崎 田染真中 田染真木 田染平野 田染池部 田染相原 田染上野 田染蕗 豊後高田市東都甲出張所 豊後高田市新城1885番地3 新城 梅木 加礼川 一畑 豊後高田市臼野出張所 豊後高田市臼野3077番地 臼野 豊後高田市上真玉出張所 豊後高田市城前1544番地2 城前 大岩屋 黒土 豊後高田市三浦出張所 豊後高田市堅来1363番地 小畑 堅来 羽根 豊後高田市三重出張所 豊後高田市上香々地4816番地2 上香々地 夷 「中心市街地活性化計画」策定→認定を受ける http://www.city.bungotakada.oita.jp/syoukoukankou/bungotakadashicyushinshigaitikeikaku.jsp ●豊後高田市の特例債の使い道 発行9000百万円(限度額は97.3億円) http://www2.city.bungotakada.oita.jp/catv/otoiawase/catvqa1.html 合併特例債をケーブルテレビ整備に使用する :ケーブルネットワーク事業特別会計

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