六角個人の迷走部屋

09/09/29 the son

え~、六角さんの個人ルームなんですがほぼ無断で六角さんのレポートをここに落としていきます。ごめんね、母さん。

「合併を足掛かりとして進められた行財政改革について」

【調査動機・ねらい】

 国・地方ともに行財政改革が叫ばれている昨今であるが、市町村合併のメリットとして行財政の効率化が挙げられる。例にもれず合併のメリットとして行財政効率化を挙げていた豊後高田市では、どのような取り組みがなされどのように効果を挙げているのか、問題点は何かという点を、実地で調査したい。

【調査項目】

  • 人員削減・減俸について
①定員管理の適正合理化についてH26までに約100人減らす計画について詳しく。
適正度を考えると市の人口が減少しているためそれに合わせて更に大幅な定員削減はあり得るのか。
②給与減額について職員側からの抵抗はあったか。
③徐々に減少する職員に伴い、住民サービスも低下していないか。

  • 合併に伴う施設の整理について
 ④真玉庁舎のコンサートホールとしての利用状況について詳しく。
 ⑤将来的には本庁に一本化するのか。

  • 合併による一括管理・統合
 ⑥火葬場・し尿処理施設について。

【調査結果】

 1市2町の合併直後、正規職員の定員は426名まで膨れ上がったが、H18に策定された行革大綱に則り、H17年度定員407名から10年以内に(~H26)100名(25%減)の人員削減を計画し、H20.4/1現在で363人となっている(3年間で44人減)。
 総務省が要求する定員管理の適正度との差については、豊後高田市は第一次産業や教育に力を注いでおり定員を割かなければならないため生じているが、削減できるところは削減し、達成に近づけていく。(現在公立である香々地保育所を民間移管する話が出ている)

 市民の投票により選出された市長の方針なので、職員はそれに従うのみ。各課が人員・コスト削減を行っている。

 職員を減らしたことによるサービス・市民の満足度の低下はやむを得ない。「陳情が通りにくくなった」という市民の声も聞く。一方で、「役所がしてくれないなら自分たちで」という動きもある。(盆踊りの再開)
 CATV網整備は、低下した住民サービスというムチに対する、アメでもある。

 真玉庁舎議事堂を改装したミニコンサートホールの年間稼働日数は、H18年が164日、H19年が203日、H20年が175日。いずれの年も3000人以上に利用されている。

 香々地に水産課があるのは香々地地区に漁港拠点があるからであり、本庁に移しては市民の声が届きにくくなるため良くない。
 真玉庁舎の人員は当初50名居たのが現在では6名。(実質5名)合併で生まれた市民の不満を解消するために真玉庁舎でもサービスをしたいが権限がなく、担当課で狭い範囲の中でしか仕事を出来ない職員が多い。
 一方で、市の真ん中に位置する真玉を本庁に、というアイデアもあるが…。

 合併で重複した施設の統廃合が進められている。たとえば給食センターは、旧豊後高田に2箇所、旧真玉にⅠ箇所、旧香々地では各校で給食の調理が行われていたが、統合しH21から民間委託された。し尿処理施設も統合され、指定管理制度が採られている。
 火葬場は旧1市2町にそれぞれ1箇所ずつあり老朽化も進んでいるため、統合が合併当初から目指されているが、用地選定が進まず実現出来ていない。施設の統廃合についてはこの火葬場が目下唯一の課題。

その他、ヒアリングから
  • 民間委託に関する課題
  国・総務省は民間移譲やPFI方式を利用するよう提唱するが、豊後高田市においては手を挙げる民間会社がなかなか望めないので、結局行政がするしかないこともある。保育園や老人ホームなどで民間委託出来るものはしたいが、出来なければこれらの行政サービスを切り詰める事は出来ないので、それ以外の行財政改革を行っていくしかない。
  例えば、役所の業務を民間に委託するという市場化テストを行っている自治体もあるが、豊後高田市では行っていない。職員が知恵を出し合っての行財政改革を続けている状況。

  • 合併と効率化
  合併をきっかけとして様々な効率化への取り組みがなされているが、民間にとっては当たり前のことをしているに過ぎない。一方で、行政サービスの低下を出来るだけ小さくすることが懸案である。

  • 歳入について
  当然ながら、歳入が多ければ行革・財政の切り詰めは必要ない。が、お金がないからどこも合併して何とか切り盛りしている。財政状況が悪い自治体との合併は確かに負担の増加にもなるが、合併によって新たな資源が手に入りより魅力的な市になることで企業を誘致し固定資産税などで歳入が増えることも望める。
  豊後高田市でも工業団地が出来、雇用は足りないくらい。しかしやはり歳入は交付税頼りの状況。

【考察・感想】

 合併を契機とした行財政改革が進められており、施設の統廃合や人員の削減などが一定の成果を現している。しかし、それでも豊後高田市のH21年度当初予算の歳入は自主財源が22.4%、依存財源が77.6%と厳しい財政状況にあり、更なる歳出の抑制・歳入の増加が望まれる。
 一方、行財政改革による行政サービスの切り詰めにより害を被るのは第一に住民であり、また行政が賄えなくなった役割を補うのも住民であるので、行財政改革には住民の理解と協力が不可欠だ。しかし、現地で住民の話を聞くに、「合併して良くなったことは1つも無い」「桂橋を架け替えられない市役所はもう駄目だ」という声もあり、住民が財政状況の逼迫・行政の切り詰め策に十分な理解を示しているとは言えないようだ。また、財政の逼迫具合を喧伝することは住民の不安を煽ることになり人口流出に繋がりかねないため、やはり住民の理解を得るのは難しいと言えよう。本庁以外の庁舎の縮小や支所の廃止などによるサービスの低下に対する住民の不満を和らげるために行政が無償で提供出来るサービスと言えば、たとえば庁舎窓口での職員の応対であったり、(無償であるか不明だが)市長の視察などであると思う。住民の不満が募りこれまでの行革路線が選挙により敗してしまわぬよう、切に願うばかりである。
【調査詳細・ご協力いただいた方】

調査期間:2009年8月20日~22日
調査方法:市役所職員の方へのヒアリング
     (本庁)総務課行政管理係長 安田祐一さん
         同主任       井上重信さん
     (真玉)
     (香々地)参事兼香々地市民センター長 大園栄治さん

     住民の方への街頭アンケートとインタビュー


09/08/05 rokkaku

今何時だと思ってやがる自分…!!午前2時などとうに過ぎてしもうたわ…!!
すみません本当すみませんまことに申し訳ありません

一応カタチに。

1.動機・ねらい
国・地方ともに行政改革・財政健全化が叫ばれる中、市町村合併のメリットとして行財政の効率化が挙げられる。
例にもれず合併のメリットとして行財政効率化を挙げていた豊後高田市では、
どのような取り組みがなされどのように効果を挙げているのか、問題点は何かという点を、実地で調査したい。

2.調査項目
  • 人員削減・減俸について
①定員管理の適正合理化についてH26までに約100人減らすとのことだったが、順調に進んでいるか
 適正度を考えると、市の人口が減少しているため、それに合わせて更に大幅な定員削減は考えているか
②給与減額について、職員側からの抵抗は無かったのか、あったとしてどうそれを処理したか
③職員が減って、住民サービスも低下していては行革と言えない。徐々に減少する職員に比例し、住民サービスは低下していないか
 低下を避けるための対応は

  • 合併に伴う施設の整理について
④市町村合併に伴い利用されなくなった土地建物の処分は
⑤真玉庁舎のコンサートホールとしての利用
⑥香々地庁舎の廃止は

  • 合併による一括管理・統合
⑦火葬場・し尿処理施設

3.調査場所・方法
市役所財政課
同総務課行政管理局
真玉庁舎


09/08/04 rokkaku


豊後高田市の平成19年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率は、すべての指標において国の定める基準を下回る「健全段階」となりました。各指標の比率は次のとおりです。
http://www.city.bungotakada.oita.jp/zaisei/kikaku_top_5.jsp
↑そんなことゆーたかて、他の団体と比べたら・・・
http://www.city.bungotakada.oita.jp/download/3622/zaiseihikakubunsekihyouH19.pdf




一般的に言われてること

http://www.city.numata.gunma.jp/nst/gappei_02.html
行財政の効率化が図られます
特別職や議会議員、委員の総数が減少し、経費が節減できます。また、一般職員は計画的に減員し、人件費を削減することができます。
さらに住民ニーズの高い事業部門に再配置することにより、住民サービスの向上につながることも期待できます。
↑ 反対に…
行財政の効率性が低下するのではないか
● 面積の広域化などにより行政効率が低下しないか?

人口規模が大きくなることにより行財政の効率化は進むものの、面積が大きくなるにつれ、その効果は逓減すると考えられます。このため、本庁と支所との情報通信ネットワークの整備、支所機能の適正な配置等により、効率的な行財政運営が可能となるシステムを検討していく必要があります。
● 中長期的にみると、財政規模が小さくなるのではないか?

地方交付税の算定において、合併後の10か年度間は合併前の市町村の合算額の単位で地方交付税が交付され、その後5カ年度間は激変緩和措置が講じられます。合併後の10か年度間は、まちづくりに係る建設事業に対する財政措置なども講じられます。
こうしたことを踏まえ、この間に合併に伴う行財政の効率化を積極的に推進することで行政サービスの維持・向上を図っていく必要があります。

http://www.pref.chiba.lg.jp/syozoku/a_shichou/kouiki/left/houkokusyo/h_32-35.pdf
⑤行財政の効率化
○総務、企画等の管理部門の効率化が図られ、相対的にサービス提供や事業実施を直接担
当する部門等を手厚くするとともに、職員数を全体的に少なくすることができる。
  • 33 -
○三役や議員、各市町村に置くこととされている委員会や審議会の委員、事務局職員など
の総数が減少し、その分経費も節減される。
○広域的観点からスポーツ施設、文化施設等などの公共施設が効率的に配置され、 狭い
地域で類似施設の重複がなくなる。



09/08/02 rokkaku

市町村合併
なぜ合併したし@豊後高田
→広域的視点のまちづくり/行財政の再編集/住民の利便性

財政効率化
特別職その他の非常勤特別職や審議会等の人件費が削減でき、また事務事業の見直しに
よる経費削減ができた。
→ほんまかいな






09/07/20 rokkaku

メモ:仁王像巡り

(3)合併による効果
<④広域的視点に立ったまちづくりと施策展開>
旧市町単位で行っていた情報発信や観光施設が一体となり、広域的なまちづくりを展開
できるようになり、市としての統一した観光形態をつくることが可能となった。

↑念頭にすべし


09/07/17 rokkaku

六郷温泉以外のターゲット:教育

どっかで豊後高田の教育が優れてるって読んだんで、日森班が高齢者なのと対になっていいかなーなんて。
これなら観光班の邪魔もしないし!...定住班との被りが怖いけど...
合併したから学校間交流とか盛んになってたり、色々あったら嬉しいなぁ
以後ちょっと調べてみようと思います。
...とは言え今からバイトですけどね!(涙目

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最終更新:2009年09月29日 12:29
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