用語集

本作・あるいはグラディウスシリーズでよく使われる単語を解説するページです。


システム・テクニック

腹撃ち・背撃ち

ショットの判定が大きく、自機の当たり判定をも上回るような作品において使えるテクニック。自機を敵に至近距離まで近づけた状態でショットを撃つことで、機体下部ないしは上部の敵を倒す技。自機の底部を近づけて倒すことを「腹撃ち」、上部を近づけて倒すことを「背撃ち」と区別することもある。
リスクの高い行動ではあるが、これを利用することで地形を盾にしている敵を倒すことも出来るので、特に高次周の復活時に選択肢に入れておくと何かと助かる。

復活

  1. プレイヤーダウンしたのち、残機がある(またはコンティニューした)場合には再スタートできる。このこと自体を復活ということがある。復活の形式には(「グラディウス」シリーズでは)大きく分けて2つあり、一定のチェックポイントまで戻されて復活する「戻り復活」と、ミスしたその場から継続的にプレイを続ける「その場復活」がある。多くのシリーズ作品は前者を採用しており、これは本作も同じ。
  2. 1の項目で説明されているケースにおいて、殆どの場合それまでのパワーアップはほぼ剥奪されている。そのためプレイヤーは貧弱な装備の状態で再スタートし、そこからもう一度状況を立て直して先に進まなければならない。この状況を立て直す行為のことを「復活」ということがあり、またその手順を「復活パターン」という。

撃ち返し弾

グラディウスシリーズの特徴にもなっている特殊な攻撃。主に2周目以降に(AC版「グラディウスIII」やAC版「パロディウスだ!」等ではランクが上がると1周目でも関係なく)雑魚敵を破壊すると、爆発エフェクトの中から弾が自動的に発生するという攻撃。敵自身の攻撃とは別途放たれる弾であり、高次周での通常弾+撃ち返し弾による弾数は、比較的当たり判定の大きめなグラディウスシリーズに於いては、脅威的な攻撃と言える。
完全に自機を狙って撃たれるわけではなく自機のいるおおよその方向にばら撒かれる為、置き弾(動く方向に予め弾を投げておく攻撃方法)効果が勝手に発生してしまい逃げたと思ったら既にあった弾に自分から激突した…などという事が頻発する。
「リバース」に於いてこの撃ち返し弾による攻撃は、2周目以降の攻撃として採用されており周回を重ねると、3周目は2発、4周目は3発という具合に1発ずつ増えていく。

処理落ち

画面内に敵・敵弾が多数登場した時にスペックの関係から処理が追いつかず、動きが重くなる現象。最近のゲームではハードのスペックが高いので弾幕系シューティングでもほとんど見る事はないのだが、本作では(恐らく)意図的に処理落ちが起きるように作られている。
初期のアーケード版の雰囲気の再現や、難易度補正の意味で入れられているものと思われる。2周目以降では非常にありがたい仕様だが、難関突破時にすぐもとの速度に戻るため、当時を知らないプレイヤーは凡ミスをしないように注意したい。


ストーリー


ヴェノム

MSXグラディウスシリーズ最大の敵役。シリーズ史上最も多くの種類の戦闘機に倒された男。
元はグラディウス星のリーク人科学者だったが、クーデターを起こし頓挫。流刑に処さされていたところをバクテリアンに助けられる。以後寝返ってグラディウス星系に数回にわたり襲撃をかけるものの、超時空・亜空間戦闘機の活躍により悉く失敗に終わる。
「グラディウスV」で成れの果て(の一部)と思しき存在が登場するが、この際も「ビックバイパー T-301」2機(実質的には1機のみで、いったんその場所に来た後にタイムスリップして再びやってくることになる)の攻撃により粉砕。

サイレント・ナイトメア事件

宇宙暦6666年に起こった「グラディウス2」での戦役。バクテリアンに寝返ったヴェノム率いる敵軍の侵略を、ジェイムス・バートンが超時空戦闘機「メタリオン」を駆ることで辛くも阻止した。

ジェイムス・バートン

MSXグラディウスシリーズの主要なキャラクター。MSX版「グラディウス」、「グラディウス2」のプレイヤーキャラクターで、2度にわたり対バクテリアン戦役を自らの手で鎮圧する。宇宙暦6667年にグラディウス帝国の皇帝・ラーズ18世に即位し、執政の傍らグラディウス史記XIIIを執筆する。

ビックバイパー

初代以来「グラディウス」シリーズの多くの作品でプレイヤーキャラクターを務める超時空戦闘機(毎回同じ機体ではなく、同名の別時代モデルという描かれ方をされる)。「リバース」でもメインを張る。
どの作品でも数多くの兵装を装備できる高い汎用性を持った優秀な機体とされているが、通常の状態では耐久性にかなりの難ありなのも変わっていない。先端が分かれているのがチャームポイント。

メタリオン

ビックバイパーの後継機に当たる超時空戦闘機、「グラディウス2」の自機。本作でも隠し装備の機体としてゲスト出演を果たす。悩みどころはMSXではオプションが2つしかつけられないこと。
本作ではビックバイパー同様のパワーアップ体系だが、「2」では時限制の特殊兵装を使用できるほか、対応モジュールを敵艦から奪取することで任務中に使える装備を増やすことが出来るなど、ビックバイパー以上に装備の充実した機体として描かれていた・・・が、追加される装備のなかに稀代の役立たずが混じってたりもするのが玉に瑕。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2010年05月04日 08:37