2-05

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女「それでな、母さん。その>>男ってヤツが授業中にエビフライを食べてたんだ。しかも伊勢海老! 先生の指摘も中々のもので、一目見ただけで・・・・」 母「ふふっ」 女「? どうしたんだ? 私、何かおかしなこと・・・・いや、おかしいのは>>男のほうなんだが」 母「>>女ったらここのところ毎日その>>男くんの話ばかりしてるじゃないのww」  「・・・もう彼女いないか聞いた? メールのやり取りは?」 女「あっ、いや、その…全然そういうのじゃないんだよ、本当に>>男がおかしくてっ、それだけなんだ」 母「そう? …前は家に帰るとすぐに部屋に篭ってたじゃない。お母さん、学校のことが心配で先生に相談でもしようかなって思ってたんだけど…」  「>>女がそうやって楽しそうに学校のコト話してくれると、お母さんも安心だわ…」 女(う…)  「もうすぐ期末だし、そろそろ勉強しなくちゃ…お母さんもあまりそういうのは気にしないでくれないか」  「私は学校でも上手くやってるし、話し相手もちゃんと居る。もしいじめられそうになったらちゃんと相談はするさ」 女(メールか…そういえば、>>男のアドレスはまだ聞いてなかったな。…というより、その発想は無かった)  (今度聞いてみよっと…) 【数日後】 A「>>女ー」 女(ビクッ)「な、何か用かな?」 B「あんた最近やけにそわそわしてね? 携帯持ってww」 C「>>女のアドレス帳少なすぎwwwwww 家族だけってどんだけ孤独なんだよお前wwwwwwww」 女「! 見たのか…携帯…」(体育のときか…)  (でも別段異常があるわけじゃないし…電池も抜かれてない…) A「あwwwwww きたwwwwwwww」 (ガラッ) 男「おーい、誰か俺の携帯知らねー?」 友「体育ん時無くしたんだってー。誰か見なかったかー?」 女「あ……お、お前ら……」 A「>>男の携帯?」 B「あれ? >>女の机の中に入ってるやつじゃね?」 女「え…」 (Bが引き出しを覗き込む) B「うっわ、何これ…バッキバキじゃん…」 A「引くわ…あんた>>男とは仲良かったのになんでー?」 C「陰湿にも程があるだろ…常識的に考えて…」 女(お前たちがやったんだろう…!)  (いかん、涙が出そうだ…泣くな、泣くな…またお母さんに心配かけるぞ…泣くな…泣くな…泣くな…) [[前へ>2-04]]  [[次へ>2-06]]

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