2-09


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(被クが放課後に美術室に行くようになってから数日後)

被ク(>>男のやつ、よっぽど暇なんだな。ここ最近毎日メール送り返してきて)
  (おっと…送ってるのは私か………////)
ヴィー ヴィー
  「あ、メール……男からだ」
男 『ごめん>>女さん 今日はちょっと用事があるから、放課後は帰宅で」
被ク「そうか……」


A 「あ、>>女? 今帰り?」
B 「Aがハンドボールの練習したいって言ってんだけどww 付き合ってくんね?」
被ク「…ああ。別に構わないよ」
C 「あんたってホント素直でいい子だねーww じゃ、ちょっと背中向いて」
被ク「こ、こうか?」
(ドンッ)
被ク「痛っ…」
  「なんだこれっ…泥じゃないか…」
A 「あ、ごめんねーww 体育倉庫空いて無かったんだわww」
被ク(だから泥団子か。…一個一個お手製のな、精の出ることだ)
C 「そんで>>女、もう>>男くんには告ったわけ?」
被ク(ビクッ)
  「な、なんだいきなりっ!!」
C 「照れんなよーww あいつあれでしょ? いっつも放課後んなると一人で絵描いてんでしょ?」
A 「そなの?」
B 「へぇ~、C詳しいじゃんww」
C 「え……あ、うん。まぁね……で、どうなん>>女? >>男くんのこと好きなんだでしょ?」
被ク「あ、いやっ……」
  (どうしよう。正直に言えば携帯のとき(>>72)みたいにまた>>男が被害を受けるし…)
  (でも……)
A 「今日のCやけに積極的だねーww」
B 「Cも男のこと好きなんじゃねぇの?」
C 「は、はぁ? あんなん好きになんの>>女だけっしょww あたしそんなゲテモノ好きじゃねーしwwwwww」
AB「だよねーwwwwwwwwww」
被ク「そ、そうだろうな…やはり私も相当の変わり者なんだろうな。でも」
  「私は>>男のことが好きだ」
A 「……」
B 「……」
C 「……」
被ク「どうかしたか?」
A 「何真顔で調子こいたこと言ってんだよ! 何? 愛の告白ッスかぁ?wwwwwwww 流行んねーんだよwwwwwwww」
B 「一瞬マジで空気止まったわwwwwwwww引くwwwwwwww引くしかないwwwwwwwwww本人の目の前でやれっつのwwwwwwwwww」
C 「……」
A 「しかも泥まみれでwwwwwwwwどんなギャグだよwwwwwwwwww」
B 「つかCwwwwwwww固まりすぎwwwwwwwwwwww」
被ク「…すまない。こんな格好になってしまって、少し躍起になっていたようだ。今日はこの辺りで失礼するよ」


 立ち去ろうとする>>女の背中に、何度も何度も泥団子が投げられた。
 特にハンドボール部所属のAは肩が強く、どこまで歩いても執拗に的を追い続けた。
 >>女はいつもの様に瞳をグッと堪えながら帰路を歩いた。家に帰ったらまた>>男とメールでもしよう。そう考えると、何故か泥団子の衝撃なんて気にしなくなっていた。


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