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about gospel


†ゴスペルのはじまり†

今日はゴスペルの起源についてちょこっとお話を。

ゴスペルと言うと黒人(アフリカンアメリカン)が集団で歌ってる、そう!それ!それを思い浮かべますよね。

しかし、Gospel(God Spell)とは福音(=よい知らせ)という意味であり、
要はイエス・キリストまたは神様のことを歌ったものがゴスペルということになります。

一般的には確かにゴスペルと言うとアフリカンアメリカンが歌う、それと捉えられていますが、
現在では、キリストや神様のことを綴った音楽(R&B,Hiphop,Jazz,Rock,Country,etc...)であれば
例えインストゥルメンタルの曲であっても、白人が歌おうが黄色人種が歌おうがゴスペルと言われています。

ですから我々の思うゴスペルをあえて区別するためにブラックゴスペルと呼ぶこともあります。

前置きが長くなりましたが、本日はブラックゴスペルの始まりについて話そうと思います。

そもそもゴスペルと呼ばれるようになったのはトーマス・A・ドーシーというゴスペルの父と呼ばれるお方が
そう呼んでいたのが始まりらしく、ゴスペルの起源はもっと前にさかのぼります。

ゴスペルはスピリチュアル(黒人霊歌/The Negro Spirituals/The Spirituals)にそのルーツを持ちます。

皆さんもご存知のとおり17世紀から19世紀にかけて、アメリカ大陸にはアフリカ人が奴隷として連れて行かれました。
彼らにとって太鼓を使い歌ったり踊ったりすることは生活の一部で、18世紀初頭に彼らは暴動を起こすようになり、白人にばれないように情報交換する手段として彼らは太鼓を用いていました。
しかし、そのことを白人に知られてしまい、白人は太鼓を取り上げ公共の場で踊ったりすることを禁じてしまいます。

そんな中、唯一公に彼らが歌ったり踊ったりできる場所がありました。それが教会です。
しかし、教会で歌うだけで普段虐げられている彼らが救われるはずもなく
彼らは夜になると白人たちには秘密で集まり、歌い踊り神様を賛美していたといいます。時には水でぬらした布をテントのように使い歌声が漏れるのを防いでいたそうです。
ここで歌われていたものがスピリチュアルです。

彼らは昼間仕事中もスピリチュアルを口ずさんでいました。それはただ歌っていたと言うわけではなく実は歌それぞれに特別な意味が込められており、
ある歌は今日また夜に集まるよって言うことを伝えるための歌、ある歌はアメリカ北部へ脱出することを意味する歌であったりしました。
太鼓を取り上げられた彼らはスピリチュアルを使って秘密に情報をやり取りしていたのです。

このことからも彼らにとってスピリチュアルは自分たちを助けてくれる重要なものであったことが容易に想像がつきます。
歌に神様を重ねることは自然なことであったに違いありません。

ここで一つの疑問が浮かんできます、彼らを奴隷として扱っていた憎むべき白人に連れて行かれた教会を、キリスト教を彼らはなぜ受け入れることができたのか?
その答えは聖書の中にあります。旧約聖書の中にエジプトで奴隷として捕囚され、後にモーゼによって解放されるユダヤ民族の物語に自分たちを重ね
自分たちもいつかは解放されるという希望をそこに見出したのではないか言われています。
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