第六十一話


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208 名前: うめ2 投稿日: 2008/08/23(土) 02:25:41 ID:m8PDj1p50
  愚麗斗地獄

これは個人的に体験した話です。
昔、インターネットが一般的になる前に、パソコン通信というのがありました。
その最大手がニフティサーブで、そこではCBといういまのチャットみたいな機能があったのです。
おいらはそこの「B2」というところの常連だったのですが、ある日、変な奴がきました。

そいつは「愚麗斗地獄」という名前で、「殺す」「死ね」とか危険ワード連発。
みんな呆れて放置したけどおいらはなんか興味もって話きいていたんです。
そしたら「いらいらして人殺したい」、「弟にプロレス技かけてるけどつまんね」などなどの暴言。
でもたまに「普通」になるときがあって、近場の女の子がデートとかしたんですが、なんかハンサムだけど恐かった」という話で。

そいつのことを忘れていて、一年くらいたったあとに「神戸の例の事件」が起きたのです。

名前のセンスとか、年齢とか、いろいろと完璧に一致するのですが、報道だと「彼はパソコン通信はやっていなかったとか。
でもそのころに流行始めたインターネットでは、「酒鬼xx」というHPを見たとか目撃情報が。

真相はヤブのなかですが、いまでもいやーな気分になるのが、

「そんなに殺したいなら勝手に人とか殺せよ」

と冗談のつもりでおいらが書き込んだことです。
 
【完】