第六十五話


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218 名前: ◆100mD2jqic [sage] 投稿日: 2008/08/23(土) 02:42:10 ID:0E6uFjYC0
明美 ◆Yl50WwcdEE様 代理投稿
タイトル無し 1/2

私の職場にAという男がいました・・・
その男は社交的で明るい人間で、誰からも好かれていました。
ルックスもよく、仕事も出来るので社内の人気も高く、職場で一番の美人と付き合っていました。
いつもみんなの中心いるA・・・
そんなAに私は少しだけ惹かれていました・・・

ある日、私が廊下を歩いてるとAが隅でうずくまっていました。
体調でも悪いのかな?と思い、「どうしたの?」と声をかけ、Aがこちらを向いた瞬間、私は思わず叫んでしまいました。

なんとAの眼が真っ赤になっていたのです!
白目だけでなく瞳の色まで血のように赤くなっており、その顔はまさにホラー映画の悪魔のようでした。

Aは「絶対に喋るなよ!絶対に喋るなよ!」と必死の形相で叫ぶように言った後、どこかへ走っていってしまいました。
私は今見た光景が信じられず、その場から凍りついたように動くことができませんでした。

その日から翌日、何事もなかったかのようにAは普通に出勤し、仕事をこなしては時々ジョークを飛ばして周りを笑わせていました。
眼も普通の人間の目に戻っていました。
(多分最近疲れてるから見間違えたんだろうな。瞳が赤くなるだなんて、そんなことあるわけないじゃない。)
と、私は自分で自分を納得させていました。
しかしAをよく見るとどこかやつれた表情をしていました。
(きっと働きすぎで疲れてるんだろうな。かわいそうに。)


219 名前: ◆100mD2jqic [sage] 投稿日: 2008/08/23(土) 02:43:06 ID:0E6uFjYC0
2/2
三日後の朝、私は携帯の着信音で眼が覚めました。
「こんな朝早くから誰~?」と思いつつ電話にでました。話を聞いて、私は驚愕しました。


Aが殺された



Aが住んでいた部屋は血まみれになっていて物はひとつのこらず引き裂かれていた
Aの肉体はグチャグチャでミンチ状になっており、骨はめちゃくちゃに折られ、遺体は人間の原型を留めていなかった。
駆けつけた警察も「こんなにひどいものを見たのは初めてだ」と言っていたそうだ。
そしてその遺体には、、、、、、、、、、、、


大量の動物の毛が付着していた・・・・・・



Aは明るい人当たりの良い顔とは違う裏の顔を持っていた。
人気のない公園で野良猫の腹を生きたまま切り開き、そこに塩酸をかけて叫び苦しむ猫をいたぶって楽しむAの姿を近隣の住人が目撃している。
Aは小さいころから猫や犬、小動物を虐待していた。
Aの親はそれを知っていたが、特に注意をすることもしなかったそうだ。
この怖ろしい事件を何かの圧力が加わったのか、マスコミは報道しなかった。

この事件の一ヵ月後、Aの父親は会社が倒産し、莫大な借金を抱え、それを苦に自殺。
母親は寿命にしては早すぎる謎の突然死をとげた。
Aの恋人は会社をやめ、その後どうなったのかは誰も知らない。

Aを殺した犯人は未だにわかっていない・・・・・。