#3の続き)
   実力とかじゃないんすよね、今。
   これは東京来てからも思ったんすけど、実力がどうとかじゃない・・・んー、実力が結局は要るんですけど、
   今はその時期じゃないというか。実力で戦ってる時期じゃないんすよね。
   実力は出さなダメなんですけど。これすごく難しい表現ですけど。

――吉本内で、漫才で肩を並べてるのは誰?
石田:ダイアンには負けたくないですね。(ダイアンは)同期で。
   僕吉本のオーディションに初めて行った時に見たのがダイアンのネタやったんすけど、
   むっちゃおもろいけどむっちゃ見せ方ヘタやったんすね。
   んで「あーこいつ俺の作家になってくれたら良いのになあ」って思ったんすよ。
   だからダイアンにはずっと憧れもありつつ、「でも俺見せ方で勝ってるし」って思ってたんですけど、
   偉いもんで(ダイアンの)見せ方がグングン伸びてきて、「うおー、ダイアンすげえ!」っていうのが僕の中でありますね。

――自分は芸人?それともタレントとして出ていく方が良い?
石田:井上はすごくタレント的なヤツなんすよ。すごくテレビ志向で。
   でも僕、こんなとこで言うて良いんかわからないんですけど、元々テレビに出たいという欲が全然なかったんです。
   お笑いという職業に携われたら良い。裏方でも全然問題ない。物作りするだけでも全然良い。マネージャーでも全然良い。
   だから、考え的には、僕は芸人であるんですけども、
   でも、先輩とかに、「僕はテレビ的な見せ方がすごく苦手なんです、タレント的に見せるのが苦手なんです」って言うと、
   結構「いやお前どっちかって言うとテレビ的やで」って言われるんです。
#5に続く)
最終更新:2012年01月06日 01:32