中ブロとは

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''中ブロとは、「中国ブロックカトリック高校生大会」の略称である。'' ここで言う中国ブロックとは、カトリック教会の広島司教区を指す。 すなわち岡山、島根、鳥取、広島、山口の五つの県のこと。 #image(candles at okayama.jpg,width=196,height=256,right) ''もくじ'' #contents_line(level=2,sep= / ) *開催期間は4日間 ---- 岡山県、広島県、山口県の各県の、どこか一箇所のカトリック関連の施設(高校校舎等)を貸しきって、中3~高3までの参加者が各大会ごとのテーマに沿って各々の考えを話し合い、それを分かち合う場である。 参加申込用紙は、中国地方の各カトリック教会(対象年齢の学生が居るとされている場合)、カトリック系の各県の高校へ送られる。 *テーマ ---- 毎年の中ブロにはそれぞれ一つのテーマが設けられている。 例:「LIFE」(40th), 「人と人とのつながり」(41st) このテーマに沿って、中ブロの活動が方向付けられる。 *セミ(セミナー) ---- 大会開催中は、「セミ」と呼ばれるグループに分かれて活動する。 基本的に、話し合い・分かち合いは各セミ内で行うことになる。 1セミあたりの人数は年度によって異なるが、通例では10~15人前後(あまり多くなるとセミ内の親交や話し合いの進行に時間がかかる可能性があるため)で、セミの数も年度(参加人数)によって異なる。 **セミ長 各セミには「セミ長」が存在し(基本的には高校3年生が担う)、彼らはセミ内の話し合いの進行などセミでの活動を行う際の中心人物とされている。 セミ長は前年度、前々年度参加者など、中ブロに対して多少の理解がある人物をセミ数だけ選抜し(選抜方法は年度によって様々;高校3年生同士の話し合いや、地区スタッフによる推薦など)、本部に伝える。セミ長はテーマに対する理解を自分なりに深めておく必要がある(セミ内での話し合いの方向性やムード、いかに話し合いを意義あるものにするかは、セミのメンバーに因るものだけでなく、セミ長の役割を与えられた人物の指針に因るものが少なからずある為)。そのためセミ長の役割を与えられた人物は、本部のテーマの理由(何を伝えたくて、また、何を考えさせたくてそのテーマを選んだのか)を知っておかねばならない。 **分かち合い セミ別活動の一つ。 それぞれのセミごとに集まり、その年のテーマについて考え、分かち合う場。 *スタッフの存在 ---- スタッフとは、その年の中ブロに参加する資格のある学生が、その年の中ブロの完成へ向けて、運営を、前年度の終わりから一年間かけて行う、一種のボランティアである。 スタッフは''「本部」「典礼」「レクリエーション」''と、中ブロを運営する上で欠かせない仕事を大きく3つに分け、 岡山スタッフ、広島スタッフ、山口スタッフの3ヵ所に振り分けて、各地区でそれぞれの仕事を行う。 この地区ごとの役割は、毎年順番に換わっていく。 **本部 その年の中ブロで開催地となる(施設を借り、4日間寝泊りする)地区が担当する役割である。 具体的には、 その年の中ブロの最も大切な柱となるテーマの決定、それにともなう活動の内容、方式、方針の決定。 借りる施設との交渉(条件など)、4日間の食事、布団、掃除、風呂、風紀の管理や、全体のスケジュールの決定、タイムキープ。そのほか比較的他の2地区のスタッフより多くの仕事を任され、他地区のスタッフをリードする形をとるスタッフである。 **典礼 前年度に「レクリエーション」の役割だった地区が担当する役割である。 中ブロ自体がカトリックの高校生を対象とした催しである為、4日間のうち、通例では最低でも2回以上は「ミサ」[[(wikipedia:ミサ)>>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B5]]が行われる。(年度によって回数、様式は様々) さらに中ブロでは、通例として「共同回心式」が行われる。 典礼スタッフは、4日間で行うミサの具体的な事決め(祭器、司祭の要請、参加者の隊形等)と、共同回心式の司祭の配置、スタッフの配置、使用教室や参加者の誘導などの詳細を決めることがメインの仕事となる。 ***共同回心式 共同回心式とは、中ブロ参加者ひとりひとりが、中国地区の各教会から集まってくださる神父様方の中から誰かひとりに対し、許しの秘蹟(罪を告白することで、神の許しを得る)を行うことである。 **レクリエーション 前年度に「本部」の役割だった地区が担当する役割である。 毎回、セミのメンバーとは基本的に初対面であるため、打ち解けあい、それにより話し合いの際に、セミ内のどのメンバーからでも意見を出しやすくする為に、レクリエーションの存在は必要である。基本的にレクリエーションは4日間で行わない日は無く、セミ内の団結が日増しに強くなっていくのはレクリエーションに因るものも大きい。中には本来の、カトリックの集まりであることを重視して、レクリエーションが過剰になることを危険視(レクリエーションが第一目的で参加する者が増える危険性)する声もある。が、中ブロに初めて参加する参加者、特にカトリック信者でない初参加者は、レクリエーションによって少しづつ周りへの緊張も解けていく、との声もあり、その年の典礼担当の地区のスタッフ、レクリエーション担当の地区のスタッフの方向性によって、典礼とレクリエーションの印象は大きく変わる。 レクリエーションの内容は、定番とされているものもある(マイムマイムが有名)が、基本的には年度ごとのオリジナルの要素が強い。中には本部の地区をサポートする方向で、テーマに少しでも沿うようにレクリエーションを組み立てる年もある。 *リーダーの存在 ---- リーダーとは中ブロのお手伝いをしてくれる青年達の事を指す。 中ブロは高校生が主体となって企画・運営されるという原則があるので、あくまでリーダーたちはサポートの役割という位置づけである。しかしながら高校生を大人の目線で支えてくれる重要な役割でもある。 *中ブロの歴史 ---- 中ブロは40年以上の歴史を持つ、広島教区が全国に誇る若者の大会です。 &counter()
''中ブロとは、「中国ブロックカトリック高校生大会」の略称である。'' ここで言う中国ブロックとは、カトリック教会の広島司教区を指す。 すなわち岡山、島根、鳥取、広島、山口の五つの県のこと。 #image(candles at okayama.jpg,width=196,height=256,right) ''もくじ'' #contents_line(level=2,sep= / ) *開催期間は4日間 ---- 岡山県、広島県、山口県の各県の、どこか一箇所のカトリック関連の施設(高校校舎等)を貸しきって、中3~高3までの参加者が各大会ごとのテーマに沿って各々の考えを話し合い、それを分かち合う場である。 参加申込用紙は、中国地方の各カトリック教会(対象年齢の学生が居るとされている場合)、カトリック系の各県の高校へ送られる。 *テーマ ---- 毎年の中ブロにはそれぞれ一つのテーマが設けられている。 例:「LIFE」(40th), 「人と人とのつながり」(41st) このテーマに沿って、中ブロの活動が方向付けられる。 *セミ(セミナー) ---- 大会開催中は、「セミ」と呼ばれるグループに分かれて活動する。 基本的に、話し合い・分かち合いは各セミ内で行うことになる。 1セミあたりの人数は年度によって異なるが、通例では10~15人前後(あまり多くなるとセミ内の親交や話し合いの進行に時間がかかる可能性があるため)で、セミの数も年度(参加人数)によって異なる。 **セミ長 各セミには「セミ長」が存在し(基本的には高校3年生が担う)、彼らはセミ内の話し合いの進行などセミでの活動を行う際の中心人物とされている。 セミ長は前年度、前々年度参加者など、中ブロに対して多少の理解がある人物をセミ数だけ選抜し(選抜方法は年度によって様々;高校3年生同士の話し合いや、地区スタッフによる推薦など)、本部に伝える。セミ長はテーマに対する理解を自分なりに深めておく必要がある(セミ内での話し合いの方向性やムード、いかに話し合いを意義あるものにするかは、セミのメンバーに因るものだけでなく、セミ長の役割を与えられた人物の指針に因るものが少なからずある為)。そのためセミ長の役割を与えられた人物は、本部のテーマの理由(何を伝えたくて、また、何を考えさせたくてそのテーマを選んだのか)を知っておかねばならない。 **分かち合い セミ別活動の一つ。 それぞれのセミごとに集まり、その年のテーマについて考え、分かち合う場。 *スタッフの存在 ---- スタッフとは、その年の中ブロに参加する資格のある学生が、その年の中ブロの完成へ向けて、運営を、前年度の終わりから一年間かけて行う、一種のボランティアである。 スタッフは''「本部」「典礼」「レクリエーション」''と、中ブロを運営する上で欠かせない仕事を大きく3つに分け、 岡山スタッフ、広島スタッフ、山口スタッフの3ヵ所に振り分けて、各地区でそれぞれの仕事を行う。 この地区ごとの役割は、毎年順番に換わっていく。 また、岡山地区、広島地区、山口地区を合わせて三地区と呼ぶ。その三地区が集まった会議を"三地区"と呼ぶ事もある。 **本部 その年の中ブロで開催地となる(施設を借り、4日間寝泊りする)地区が担当する役割である。 具体的には、 その年の中ブロの最も大切な柱となるテーマの決定、それにともなう活動の内容、方式、方針の決定。 借りる施設との交渉(条件など)、4日間の食事、布団、掃除、風呂、風紀の管理や、全体のスケジュールの決定、タイムキープ。そのほか比較的他の2地区のスタッフより多くの仕事を任され、他地区のスタッフをリードする形をとるスタッフである。 **典礼 前年度に「レクリエーション」の役割だった地区が担当する役割である。 中ブロ自体がカトリックの高校生を対象とした催しである為、4日間のうち、通例では最低でも2回以上は「ミサ」[[(wikipedia:ミサ)>>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B5]]が行われる。(年度によって回数、様式は様々) さらに中ブロでは、通例として「共同回心式」が行われる。 典礼スタッフは、4日間で行うミサの具体的な事決め(祭器、司祭の要請、参加者の隊形等)と、共同回心式の司祭の配置、スタッフの配置、使用教室や参加者の誘導などの詳細を決めることがメインの仕事となる。 ***共同回心式 共同回心式とは、中ブロ参加者ひとりひとりが、中国地区の各教会から集まってくださる神父様方の中から誰かひとりに対し、許しの秘蹟(罪を告白することで、神の許しを得る)を行うことである。 **レクリエーション 前年度に「本部」の役割だった地区が担当する役割である。 毎回、セミのメンバーとは基本的に初対面であるため、打ち解けあい、それにより話し合いの際に、セミ内のどのメンバーからでも意見を出しやすくする為に、レクリエーションの存在は必要である。基本的にレクリエーションは4日間で行わない日は無く、セミ内の団結が日増しに強くなっていくのはレクリエーションに因るものも大きい。中には本来の、カトリックの集まりであることを重視して、レクリエーションが過剰になることを危険視(レクリエーションが第一目的で参加する者が増える危険性)する声もある。が、中ブロに初めて参加する参加者、特にカトリック信者でない初参加者は、レクリエーションによって少しづつ周りへの緊張も解けていく、との声もあり、その年の典礼担当の地区のスタッフ、レクリエーション担当の地区のスタッフの方向性によって、典礼とレクリエーションの印象は大きく変わる。 レクリエーションの内容は、定番とされているものもある(マイムマイムが有名)が、基本的には年度ごとのオリジナルの要素が強い。中には本部の地区をサポートする方向で、テーマに少しでも沿うようにレクリエーションを組み立てる年もある。 *リーダーの存在 ---- リーダーとは中ブロのお手伝いをしてくれる青年達の事を指す。 中ブロは高校生が主体となって企画・運営されるという原則があるので、あくまでリーダーたちはサポートの役割という位置づけである。しかしながら高校生を大人の目線で支えてくれる重要な役割でもある。 *中ブロの歴史 ---- 中ブロは40年以上の歴史を持つ、広島教区が全国に誇る若者の大会です。 &counter()

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