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RSRubyReferenceManualChapter1
最終更新:
jasagiri
第1章
概要
1.1 RSRuby について RSRuby は R 言語への Ruby インタフェースを提供します。Rには、現在、標準のRubyでは用意されていない統計的で科学的な計算のためのライブラリと関数が大量に集められています。RSRubyによりRubyプログラマはRubyスクリプトからこれらのリソースを利用できるようになります。
RSRuby は2つの他のプロジェクトから影響を受けています。: RSPerl (http://www.omegahat.org/RSPerl/), which provides an R interface for Perl, and RPy (http://rpy.sourceforge.net/), an interface for Python.
RSRuby の現在のバージョンでは、もっぱら RPy を参考にしていますが、昔のバージョンは RSPerl を参考にしていましたため、名前はこのままです。(?)
現在のプロジェクトの目標は RPy の特徴をすべて実装することです ( version 0.5 でおよそ 80% 完了しています)。 将来のバージョンではより多くの Rubyesque インタフェースと特徴を提供する予定です。 この RSRuby の現在の目標は RPy と同様です。:
ロバストネス(頑健性): このライブラリは出来る限り stable であるべきです。 RSRuby は決して、segfault やハングしません。
透明さ: RSRuby を使って書かれたコードは R と Ruby プログラマにとって読みやすくあるべきです。 また、R スクリプトを RSRuby スクリプトに変換するのも比較的簡単であるべきです。
Real World: RSRuby は、満足出来る速度で、十分なライブラリをサポートし、現在使われているどんなタスクにも利用されている R の特徴をサポートするはずです。
1.2 Contact info and Contributing
RSRuby is hosted at Rubyforge (http://rubyforge.org/projects/rsruby/). Bug re-ports, feature requests, cries for help, patches and so on should be made using the fea-tures on that site. We encourage all bug reports to include Test::Unit compatible tests demonstrating the bug. Please see the test directory for examples. RSRuby is currently developed by Alex Gutteridge (alexg@kuicr.kyoto-u.ac.jp).