■キャラクター名:煤仮名 きりり

■キャラクターの性別:女性
■学年:1年生
■所持武器:生命維持装置

■攻撃:0
■防御:0
■体力:5
■精神:5
■FS:20

■FS名:絶望

■特殊能力名:絶望のシラベ

■特殊能力内容
ダイスを振る。
ダイス目によって相手の陣営全体にランダムバステを1ターンの間貼り付ける。

1:何も起こらない
2:防御力-1
3:攻撃力-3
4:発動率-30%・成功率-30%
5:獲得DPなし
6:移動力半減(小数点以下切捨て)

6が出た場合、もう一回ダイスを振る。
再び6が出れば、上記効果に加え、ランダムで相手ユニット一体を即死させる。

以降6が出なくなるまで、ダイスを振り続け、その6の目の数だけ、ランダムで相手ユニットを1体ずつ即死させていく。

◆能力原理

絶望の調で相手を呪う。
呪いは敵陣営全体を包み込んでその魂を縛る。
彼女を殺してあげると彼女は救われる。

■発動率
100%

■1ターン目リスク
1ターン目使用可(リスクなし)

■キャラクター説明
絶世の美少女と呼ばれていた、生きることに望みを失った少女。
飛行機事故で家族とともに若くして亡くなる。
死後、完璧な状態で蘇生され、マッドサイエンティストの実験材料となった。別名:死体人形。
訳も分からず蘇らせられ、生きながらにして薬品に浸され、生きながらにして機械と身体を繋がれた。
死ぬことも許されず、活きることなど、なお許されない。
生きながらにして、骨を砕かれ、生きながらにして四肢をもがれ、生きながらして、両目を潰された。
生きながらに、臓器を抜かれ、生きながらに、全身の皮膚を剥かれ、生きながらに髪を毟られた。
彼女は光を失った世界に請う。
[私を殺してください]
声にならないその請願と、言葉にならないその絶望は、誰にも届かない。

マッドサイエンティスト「ドッペル・ペラー」。

死体および内臓愛好家の天才科学者。生きた人間を愛することも、同じ人間として人付き合いをすることもできない。生きた人間を一般人の感覚でいう「ゴキブリ以下」の存在としか見れない。しかし、彼自身はゴキブリも気に入っている。
彼の年齢は不詳だが、きりりとはそれほど離れてはいないらしい。
異常なほどのサディストでもあり、また醜状を好む性癖も併せ持っている。
科学者であると同時に医者であり、また完全蘇生能力をもった元魔人神父でもある。
その経歴は、科学者の祖父一家と、医者の両親の影響であるが、彼の親族はみな近年になり、突如として謎の失踪を遂げている。
老婆の面によって素顔を隠しているのは、自身の「呪われた顔面」を晒さないため。
人間以外の小動物には非常に優しく、リスやハムスターなどと戯れるのが日課である。

理由

きりりは人間以外の生き物が大嫌いだった。ペットを連れて歩いている人を見ると、それだけできりりの気分は沈んだ。

けど、学校の友達はみんなペットをもっていた。
きりりが動物嫌いというのは秘密だった。もちろん、両親にも。
しかし、友人の一人が、飼っている犬に子どもができたからと、きりりにそれを押し付けてきた。きりりは両親を理由に断ったが、友人はきりりの家にやってきて両親を説得してしまい、押し切られる形で、きりりは子犬を飼うことになった。両親はその子犬をかわいがった。
しかし、その光景を見るだけで、きりりは吐き気を覚え身の毛がよだった。家にいるだけできりりは苦痛だった。家は安らぎの場ではなく、きりりにとっては監獄となった。
きりりはできるだけ、子犬と距離をとり、常に注意を払っていた。しかし、あるとき、ふとしたきっかけで緊張状態が解けたそのときだった。子犬がきりりに擦り寄ってきた。
きりりは悲鳴をあげ、子犬を思い切り足で踏みつけた。何度も何度も、動かなくなっても。踏みつけているうちに、きりりは我に返った。子犬はもう動かなくなっていた。
きりりは笑った。何がおかしいとかじゃなく、ただただ興奮が醒めきらなかった。きりりは動かなくなった子犬をまた何度も踏みつけた。そして、袋にいれて学校の焼却所に投げ入れた。

それから、帰宅した両親にきりりは謝った。「子犬は友達が連れて帰ってしまった」と。

その子犬をくれた友人には双子の兄がいるらしい。
その兄は極度の人見知りで、学校には一度も来たことがなかった。

絶世の美少女


そのあまりの可愛らしさから世界各国のメディアから取材の依頼がくるほど(全て断っている)であり、親衛隊なるものが存在した。
彼女とその両親の追悼には、全世界から一千万人のファンが駆けつけた。

希望崎へ


マッドサイエンティストにより、実験の一環として、そのクローンが送り込まれた。
ただし、脳内に埋め込まれたチップにより、オリジナルとあらゆる感覚、記憶、感情、思考を共有している。
だが、オリジナルは、クローン側の感覚、記憶、感情、思考感覚、記憶、感情、思考を共有することはできない。

希望崎において魔人能力に目覚めたため、このクローンは廃棄された。

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最終更新:2011年02月11日 18:42