■キャラクター名:細瀬音 くりあ(せせらぎ-)

■キャラクターの性別:女性
■学年:1年生
■所持武器:ブレスレット

■攻撃:19
■防御:0
■体力:2
■精神:0
■FS:9

■FS名:空気

■特殊能力名:こんな世界でも、

■特殊能力内容
【効果1】同マス通常攻撃:25
【タイプ】瞬間型
【スタイル】アクティブ
【範囲】同マス:0.8
【対象】任意1体
【時間】一瞬:1
【効果2】味方一時戦線離脱:70
【タイプ】付与型
【スタイル】アクティブ
【範囲】同マス:0.75
【対象】自分自身
【時間】1ターン:1
【消費制約】攻撃5消費:25
【説明】
同マスに通常攻撃を行った後、一時戦線離脱する。
帰還は、次のターンの自陣営フェイズ開始時。
帰還とともに、即時行動可能。
【能力原理】
脇役の分際で世界に働きかけるため、世界から隔離される。
確かにそこにいるのに、そこにはいない。
その地点から動いてはいないのに、
その地面から離れてはいないのに、
同じ空間にいるはずなのに、
同じ時間を生きているはずなのに、
彼女はそこに存在しながら、存在しない扱いを受ける。

彼女が与えた、世界の影響は、全て奇跡のような偶然の重なりによって、全てが彼女とは無関係なところで起こった事故へと最終的になる。
または、彼女の与えた影響以上の、事態が発生し、彼女の与えた影響は、無視される。

彼女は、この世界での自分の無力さを思い知らされるたびに、気力を失くしていく、

【※GK注:一時戦線離脱から戻ってきたターン(能力使用した次のターン)は一回休みで、その次のターンから行動できる】

■発動率
100%

■1ターン目リスク
1ターン目使用可(リスクなし)

■キャラクター説明
別名、空気。
そこにいるはずなのに、場面の都合上、描写を省かれたり、セリフをもらえないという散々な扱いを受ける宿命を背負わされた少女。
胸はないわけではないが、「人並み」にあるというほどでもない。
身長も低いというわけではないが、人並みに高いというほどでもない。
顔も不細工ではないのに、名前のないキャラという都合で、丁寧に描写されず。

彼女のあらゆる行動は、神の考えたシナリオの都合上「なかったこと」もしくは「事故」という扱いになる。
そのため、たとえば、彼女が主人公を殴って世界に働きかけても、それは殴られた主人公が、「不注意で転んでぶつけた」ことになる。
彼女が、好きな人に告白しても、それは「なかったこと」にされる。もしくは強制的に振られ、主人公が主人公の周りとのフラグを立てるための駒にされる。

そんなこんなで、自暴自棄になった彼女は、好き勝手に世界に働きかけて、世界をめちゃくちゃにするべく振舞っている。
その結果、彼女を無視するべく、世界は是正を繰り返し、主人公とその周り(この世界に働きかける権利を持つもの達)は、不幸としか言いようのない出来事に見舞われてBADENDを向かえる。

もちろん、世界にとって、彼女は、いるかいないかも把握していない、シナリオ外の存在でしかないため、削除されることもありえない。

ある意味、この世界の真実に気づいてしまった哀れな少女でもある。

ちなみに、彼女の存在を示すテキストは【クラス30名総出で~】など、あくまで匂わす程度に留まる。
また、画像や映像においては、一瞬だけ映るのみである。

BADENDのスタッフロールにも、彼女の名前はもちろんない。
細瀬音くりあという名前は、偏屈なとある読者(視聴者、プレイヤー)が、1コマだけ写っていた彼女につけた名前である。

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最終更新:2010年09月19日 19:01