■キャラクター名
闇の腹心、ボブ

■性別
男性

■学年
その他

■所持武器
猜疑心

■ステータス
攻撃力:4 防御力:0 体力:2 精神力:4 FS:20 (FS名:性懲りのなさ)

■特殊能力名
暗黒神の導き

■特殊能力内容
効果1:リザーバー召喚

効果2:リザーバー召喚
時間付属:カウント遅延1(準備型)/1ターン

効果3:リザーバー召喚
時間付属:カウント遅延1(準備型)/2ターン

効果4:リザーバー召喚
時間付属:カウント遅延1(準備型)/3ターン

範囲+対象:同マス
時間:永続

制約:1ターン目のみ
制約:召喚リザーバーはランダム決定
制約:自分永続行動不能
制約:効果発揮ごとに、次ターン以降の【被召喚キャラクターの精神値】分の思考時間を消費(永続的に失われる)

能力原理:暗黒神の邪悪な囁きの下に、次々と厄介事の種を呼び込む。

■希望発動率
100%

■(特殊能力の)1ターン目リスク
1ターン目使用可(リスクなし)

■キャラクター説明
□「ハァーッ!ハァーッ!」ボブは走り、駆けました。「本戦が……本戦が来ない!来ない!来ない!本戦が来ない!ナンデ?本戦が!来ないんだ!」実家に帰っていたボブは不審に思い、FNMの場から抜け出し、シャークトレードを繰り返して、一人で家に帰ってきてしまいました。□

□「絶対これはおかしいよ。本戦が無さすぎる。事件の臭いしかしない」ボブはブツブツと独り言を呟きながら、家の隣のGKアジトの庭を覗き込みます。「本戦が来ない……すなわち、なんかストップかけられている?まさか投稿制限!課金な……?」ボブは歯を食いしばりました。「なんてこった!」□

□ボブは庭の生垣から身を乗り出しました。「よく見えない……」アジトの様子がわかりません!「ええい、ままよ!」ボブは生垣に手をかけ、乗り越えました。「ぼくは今……切実な行為をしているんだ!」ボブは自分に言い聞かせました。「ハァーッ!ハァーッ!」しめやかに庭を匍匐前進します。□

□「ハァーッ!……ハァーッ!」ついにボブはアジトの建物に到達しました。外から見れば、単なるログハウスです。ですが、ボブは知っています。地下だ!地下が問題なのです。地下にきょだいな戦略室とかサーバ、架神恭介氏の独房や、講談社への通路があるんだ!「許せない!」□

□ボブは窓枠に手をかけ、口を半開きにして中を覗き込みます。その目はギラギラと熱を帯びて輝いています。「課金……癒着……架神恭介……悪のGKチーム存在……ア、アイエッ!?もぬけの!カラ!?」そうです!ログハウスの中は家具や調度も何も無いがらんどうだったのです!「ヒィーッ虚無!」□

□震えながらボブは意を決し、窓ガラスを引き開けました。「開いた」がらんとした室内に滑り込みます。「地下室の蓋があるはずなんだ。知ってるんだ……」ボブは室内を匍匐で進みます。そして床に四角い金属蓋を発見しました。「これだ……甘し!」鍵はかかっていない!蓋を引き開けます!「あっ!」□

□やはりだ!やはりあった!地下への階段です!「すごい秘密が!地下通路が!独房が!かがやくミ○○○○○ィが!」もはや危険になどかまっていられるか!ボブは懐から松明を取り出し、火をつけて進んでゆきます!闇のなかへ!「黴臭い空気……アアーッ!?」□

□なんだこれは!黴とかすかな没薬の入り混じった恐るべき空気がボブを出迎えました。人間の計算ではありえない幾何学的ななんかで建築された巨大な地下神殿がボブの眼前にひろがっているではないか!ボブは恐怖と興奮に叫び、松明を振り回しました。「やっぱりだ!こんな禁断の秘密が隠れていた!」□

□ボブは懐からバランスの悪い五種類のマナソースのような絵を書いたメダルを取り出し、闇にかざしました。「この通路の先に何があるんだ……いや……イヤ!イヤ!ぼくにはわかっている……」彼は小さな玄室にエントリーしました。そして、ぶきみな壺を発見しました。「これだ」壺の中は偏頭痛で満たされています。□

□「間違いない。この壺……」ボブは注意深く呪文を唱え出しました。「ジーケーチームヨミガエリタマエーッ!」だが何も起こらない!「いや待て……アーッ!?」壺の中から奇怪な霧が沸き起こったのです!「ワー!」ボブは腰が抜けて床を匍匐して逃げます。霧はだんだん人間の形に!ああ!だめだ!□

□「アーッ!」……ボブは自分の叫び声で目が覚めました。彼はガランとしたログハウスの中に寝ていました。「エッ!?」彼は床の鉄蓋を引き開けました。「エッ?」蓋の下は、コンクリートで埋められていました。「……夢?」ボブはガランとした部屋を見渡しました。彼は独りでした。彼は泣きました。□

□それからどれ程の時間が経ったでしょう?ボブは懐から焼き菓子を取り出し、嗚咽しながら食べました。少し眠り、目覚め、やはり独りである事を認識しました。ボブの目には霜枯れの寂寥が宿っています。「なくなっちゃった。師範の占い独楽も。相殺も。みーんな!」「……おや、そうなのかね?」□

□ボブは声がした方向を、弾かれたように振り返りました。戸口には、明け方の逆光の中、畏怖堂々たる人影が立っていました。「あなたは……ダンゲのせんし!」「いかにもそうだ。ボブ君、きみは、考えちがいをしている」ダンゲのせんしは諭すように言い聞かせます。□

□「考えちがいなんて、してません」ボブは口ごたえしました。「GKチームはいなくなり、本戦は来ない。貴方も気をつけて!これはもう……」「ダマラッシェー!」ダンゲのせんしが、ひかった!ボブは腰を抜かしました。ダンゲのせんしはメールフォームを取り出しました。「じゃあ、いらないかね、これは」□

□メールフォームの差出人に書かれていた名前は、たしかに自重じみたダンゲロスのGKでした。「あっ!それはぼく宛だ!ぼくのだぞ!」「ダマラッシェー!」ボブは腰を抜かしました。ダンゲのせんしはメールフォームを手渡しました。「落ち着いて読みなさい」□

□……拝啓、ボブ君。きみの事だ、本戦が無くて家に来たり、不審に思ったりしていないかね?残念ながら、本戦が来ていないのは事実です。なぜならGK作業はとても神秘的な力を必要とする。神秘的な力が必要なのだ。キャンペーン直後は慌ただしく力が高まりにくい。君のキャラ説のような与太話のようには簡単にいかない。□

□具体的にいえば、次の本戦はたぶん少なくとも1ヶ月以上後になる。これは実際それぐらいになる事を示している。砂漠ダンゲロスの感想を楽しむとか、あと、ホーリーイーランド4キャンペーンに参加するのもよい。漫画版を読んだりとか。□

□以上です。なんか神秘的な力がさほど要らないキャンペーンがあれば、誰かが突発的にやったりして、お茶を濁す。では、またね、ボブ。新しいアジトは探さないように。敬具□ ……「アッハイ」□FIN□

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最終更新:2013年09月29日 13:58