自作キャラでバトロワ2ndまとめwiki

ローリンガール

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集

ローリンガール ◆4GaZfiGP/U(◆Y47IPLbgaw)


私の名前は八十島秋乃。
何処にでも居る平凡な女子高生。
ちょっとイギリス人の血を引いてるからって、私の日常生活になんら支障が出るわけでもなかったのに…、いきなり殺し合いなんかに巻き込まれた!
目の前で二人殺されちゃうし、私どうなるの!?

次回、自作ロワ2nd第2話『ドキッ☆死体だらけの大殺戮大会』!
次回も、頑張って生き残っるぞ!








「って、馬鹿かあああああ!!!」

…と、私、八十島秋乃(女子十九番〈やそじま・あきの〉)はつい突っ込んでしまった。
自分の頭が非日常、非現実的すぎる展開に着いていけずにショートしてしまったんだろうけど、
何もアニメの次回予告じゃないんだから、そんな風にしなくても良いだろうと私は思う。なるべくマジで。

(あーっ!私のバカバカ!こんな時にふざけてどうすんのよっ!)

ポカポカと自分を戒める様に、私は頭を叩く。
非現実についつい逃避しがちなのは人間の癖だ、とかお婆ちゃんは言ってたけど、こんな場所ながらも、『本当なんだなぁ』とつい実感する。
…あんまりこれは関係ないから話を戻すとして。
今さっきふざけた中の内容はすべて事実な訳で。
勇太とあしゃぐら?(だっけ)が死んじゃったのも事実だし、先生が私達に殺し合えっていうのも本当。
そして何より、その殺し合う相手が、同じクラスメイトだというのも同じく。

(…蝶野先生…)

プラスその殺し合いを始めたのが、担任の蝶野先生だっていう事もだ。
確かに、麗山とかからはひどい扱い受けてたっていう話は聞いた事あったけど、そんな行動力があったなんて、今更ながら驚いているし、どうして?ってのも思う。
いや、ぶっちゃけ蝶野先生が麗山だけに仕返ししたいんなら、麗山だけやれば良いのに、私達を巻き込む必要があるのかというと無い訳であるし…。

「…てか、あんまり考え事をするのもアレだし、そういうのは後々分かるでしょ」

と、少々思考に使っていた頭をすぐに行動へと使う。
昔から、話よりかは実際にやるタイプだし。
あと、結構重要である『殺し合いをやるか否か』というのに私は乗る気は毛頭無い。まんざら無い。一切無い。
そもそも仮に結構な時間過ごしてきたクラスメイト達を殺せるか?ちなみに、私には今の所は無理。
だって支給品がUSBフォルダだったし、これで相手の目を潰すくらいしか使えない。
…我ながらえげつないとは思うけど。

(でもいつか、もし、『武器』【ソレ】を手に入れた時には、私はそれを人に向ける時が来る)

そして、それで殺さなくてはならないとなれば、私はどうなる?
私は『人』で居られるのかな…

…いや、考えても何も始まらない。
今の私に出来る事。それは、同じ考えを持つ人を探す事なんだ。
だからこそ、私は前を向かなちゃくならない。
現実からの逃避行に近い、「殺し合いの撃破」という所へと、ただ、進む様に、今は足を動かしていた。

【B-4/一日目・深夜】
【女子十九番:八十島秋乃〈やそじま・あきの〉】
【1:私(達) 2:下の名前呼び捨て(達) 3:皆(皆)】
[状態]:決意
[装備]:USBフォルダ
[道具]:基本支給品
[思考・状況]
基本思考:殺し合いの撃破。
0:一先ず誰かと会わないと…
1:一体どうして私達も?
2:蝶野先生…
[備考欄]
※麗山への復讐を蝶野がしたいと考えています。
【USBフォルダ】
音楽、画像、動画、テキスト等を入れられるフォルダ。容量は18GB。
パソコンを持ってるなら、一先ずは最寄りの電器店で買っておこう。結構便利だぞ!

◇◆◇◆◇◆◇◆


有栖川桜(女子二番〈ありすがわ・さくら〉)は、磁力を扱う事が出来る。
磁力といえどもそれは磁力と言える物ではなく、あくまでも表面上の物。
鉄を1mmも動かす事も出来ない、不安定な物である。

「はぁ」

そんな不安定な能力を持っている有栖川は、民家の中で一人椅子に座り、溜め息をついていた。
誰も聞こえるはずもない、民家の中で響く唯一の音が、彼女のみがここに居るというのが分かった。

「にしても…これはなんなんだよ」

人差し指で首に巻かれた「鉄」の塊に触れる。
鉄独特のひんやりとした触感が伝わり、またしても少し、小さな溜め息。

「あたしはこんなんのに生きるか死ぬかを奪われてるなんて…」

―――呆れたというか、悔しいというか…
ただ、自分の非力さ、蝶野かからの屈辱を味わされてる気分であるのは確かであるし、蝶野に対する怒りも今生まれた。
―――蝶野杜夫。
殺し合いに巻き込んだ張本人でありながら担任。いや、元担任。
その殺し合いの相手には、友人である仁木天、鹿賀瀬荻矢、静間菅人を始めとしたクラスメイト達。
あの三人が、国分寺多聞、京終春日、嵐崎・キャラハン藍子、巨大ロボに乗っている神楽雅光。その他様々な化け物ばりに強い奴等と当たらない限りはおそらく生きているだろう。
特に先程でも挙げた春日、多聞、神楽、嵐崎の四人はかなり強いと噂される。
京終春日が戦いはしないもののすべてが完璧であるし、
国分寺多聞は喧嘩に関しては史上最強。仮にタモさんと呼んだならば言った奴は行方知らず。
嵐崎(後略)は度々風紀を乱すとして多聞達不良を暴力で倒していたし(しかし当の多聞は普通に張り合っていたらしいが)、神楽はまぁ見ての通り。

あの巨大な鉄の塊を倒す方法が分からない。
いくら不安定な磁力を使い、発熱させるという技も、その塊の前では無力であろう。
ならば、どうすれば―――

ひゅんっ

突然、風を切る音が耳元で聞こえた。
後ろを振り返ると、壁には青色の矢が刺さっており、窓を見ると気付かなかったのか、小さく割れていた。
おそらく外からの奇襲であろう。

「なっ…!いきなりかよ!」

反射的に入口に向かおうとするが、入口の方面から矢が飛んできたという事は、自滅行為に近い。
ならば…、もう片方の裏口から出る必要がある。
と、すれば、裏口の方へと体を方向転換し、身を屈めながら、その裏口へと向かうべきである。

「くそっ!」

反撃したいがディパックを漁る時間は無い。
今はただ、ここからの逃亡が必要不可欠である。
相手が来る前になるべく早く、裏口へと向かう。
もし仮に、少しでも下手をしたら間違いなく終わる。

(…あと少し!)

手を精一杯伸ばし、ドアノブに手をかける。
後はこれを引くだけだ。

がちゃり

平凡な音を立てて、有栖川は裏口のドアを開けた。

「よし!急いで―――いッ!?」

強力な痛みが右腕を襲う。
おそらく矢で射抜かれたのだろうが、もう確認している暇は無い。
自然と両足が動く。
危険からの反射運動とも言える。
右腕が痛いのは確かだし、反撃したい気持ちもある。
だが今はただ、ここから逃げる事を考えなくてはならないのだ。

「くそっ!あたしって奴は…」

地団駄を踏む様に、両足に怒りの気持ちが入る。
有栖川桜は、自らの非力さをまたしても走りながら呪う。
ただその非力さは誰にも届く事は無いのだった。

【B-4 住宅すぐそば/一日目・深夜】
【女子二番:有栖川桜〈ありすがわ・さくら〉】
【1:あたし(達) 2:お前(ら) 3:お前(ら)、名字、下の名前呼び捨て(ら)】
[状態]:右腕に矢が刺さった状態、非力さ
[装備]:
[道具]:基本支給品、不明支給品0~1
[思考・状況]
基本思考:蝶野をぶっ殺す。
0:戦いたいが、まずは武器だな…
1:三人とは合流したい。
2:あたしを襲った奴は…誰なんだ?
3:多聞、春日、嵐崎、神楽に注意。
[備考欄]
※有栖川を襲った犯人は、後続の書き手さんにお任せします。



投下順で読む


時系列順で読む


GAME START 八十島秋乃
GAME START 有栖川桜

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

人気記事ランキング
目安箱バナー