01 GAME

ハードダーツの世界選手権など、公式競技で用いられるダーツの代表的ゲーム。

投げる順番を決めるために、お互いに一本ずつ矢を投げ、ボードの中心に近い人を先攻とする。これを「ミドル・フォー・ディドル(センターコーク)」と言う。

ゲームは通常、オープンイン(ストレートイン)・ダブルアウト(ダブルフィニッシュ)で行われる。

これは、最初の得点に対しての制約はなく(ダブルで得点するまで得点の認められない「ダブルイン」といったルールも存在する)、最後の得点はダブル(1~20あるいはブルのダブル)でなければならないという意味である(この制約がない場合は「シングルフィニッシュ」などと呼ばれる)。

先攻の人から、3本ずつ矢を交互に投げ、得点を持ち点である501点から減算して行き、先にジャスト0点にした人の勝利となる。ただし、残りの点数が0点を下回ると、バーストとなり、そのラウンドの得点は無効とし、次のラウンドは前回終了時の点数からやり直しとなる。例えば残り40点で「シングル20→ダブル15」と入れてしまった場合、最初のシングル20も無効とし、次のラウンドは40点からとなる。ダブルアウトであれば、ダブル以外で0点になったり、残りが1点になっても同様にバーストとなる。

先攻がゼロになったらその時点でそのゲームは終了であるから、後攻の人は不利ということになる。そのため後攻の人間がゲームを取る事を、テニス同様に「ブレイク」と呼ぶ。

ソフトダーツで行う場合は通常、オープンイン、シングルフィニッシュで行われ、持点も301、501、701などから選択できる。
最終更新:2007年09月07日 04:35