273 :1/3:2009/10/08(木) 22:14:25.90 ID:VH5eP6hj0 梓は唯の教室を覗いてみた。 今は放課後で、部活に遅れてきている唯の様子を見に来たのだ。 上級生の教室に顔を出す事は割と緊張したが、誰もいないことに安心と、目当ての唯先輩が居なかった事に対するため息をついた。 梓はもう1度教室内を見渡し、本当に誰も居ないことを確認して、唯の机に向かう。 机の上には、脱ぎ捨てられたジャージが置かれている…梓は女の子らしからぬこの状態と唯らしさに苦笑してしまう。 梓はせめて折り畳んでおこうと思い手に取るとふいに唯の体温がジャージに残っており、顔が熱くなるのを感じる。 (…唯先輩、暖かいからなぁ…憂もそういってっけ?) そんなことを考えながら、不意にジャージの匂いをがいでしまい、あわてて顔からジャージを遠のける。 (な、何やってるんだ、私は!) 梓は自分の周りにある、マンガ的表現「考えた内容描写の雲」を霧散させようと手をばたばた振る。 その無意味な動作で多少落ち着きを取り戻し、ふぅ…と2度目のため息をつく。 274 :2/3:2009/10/08(木) 22:15:07.41 ID:VH5eP6hj0 (ジャージ、唯先輩の臭いがしたな) そんなことを考えながら、梓はジャージを再度手に取り、臭いを嗅ぎ始める。 唯先輩に抱きつかれた暖かさを思い出しながら、出来心で局部をスカートの上から机の角にこすりつける。 その瞬間、体中にビリビリと電気のような感触が走り「うわわ!」と、奇声をを上げてしまう。 いつもの「独り」の時とは違う感触に驚き、それに入り交じりもっとしたいと言う欲求。 それらに押されて「行為」を再開する。 「う…んっ」 軽い押し殺した声は誰も居ない静かな教室に響く。 (こんな事…止めなきゃ)という気持ち (気持ち良い)という局部の感触 (声が響いちゃう、えっちだよ…)という羞恥心 (唯先輩を汚してる)という背徳感 それらは、梓を興奮させ、行為に没頭させた。 275 :3/3:2009/10/08(木) 22:17:10.91 ID:VH5eP6hj0 「ゆい…せんぱっ…ダメっ」 唯の名前を出すと、何故か興奮して感触が良くなる。 梓は快楽を得るのに一心不乱になり、ぼーっとしてくる頭は考えると事をできなくなってきていた。 頭の中は真っ白になって行きく。 「くぅっ…」 と、口に唯のジャージを当て必死に押し殺す。 「あー、あずにゃーん!」 あまりに不意打ちの声に、梓は口から心臓以外も飛び出しそうな勢いで5cmほど跳ねる。 本人は当然ながら飛ぶつもりが無かったので、見事に着地失敗し、足を挫いた上、女の子座り状態にストンと腰を付く。 但し、ストンといってもそれは表現であって××(規制)kgはどすんと、局部に衝撃を与えた。 達する寸前のその状態は、強い衝撃すらを快楽と認識し、その強い快楽は梓に声を上げることも許さず、意識を白く染めていった。