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81 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/13(土) 22:11:50.51 ID:tfMCLUJMO 曲ネタで作ってみようかしら 梓「Colors of the hearts」 梓「軽音部に入ってみたはいいけど…」 梓「全然やる気も感じられないし…新歓ライブのはなんだったのかな…」ガチャ 唯「あっ、あずにゃんだ!よく来たねぇ~はいつけてつけて!」 梓「やめてください…そんなのつけたくないです!」イヤイヤ 律「逃がすかぁ!へへへ、どっちに逃げても猫耳地獄だぜ!」ジリジリ 唯「あずにゃん…観念しな~!」ジリジリ 梓「え?え?ああーーっ!!」ガバァ! 唯「装着完了~!さぁあずにゃん、一緒にケーキ食べよ♪」 澪「おいみんな、いい加減に…」 梓「」プチン 梓「あ…ああ…うああああああーーーーー!」ダッ!バタン! 澪「梓!?…ほらみろ、やりすぎるから帰っちゃったじゃないか!」 唯「ごめん、そんなつもりはぁ…」シクシク 84 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/13(土) 22:23:44.24 ID:tfMCLUJMO ♪♪♪♪梓の家♪♪♪♪ 梓「…しまった…なんであんな…」 梓「…もう学校行きたくない」パチッ 唯(翌日を越えた別の日。あずにゃんはあの日から学校に来ないようになりました) 律「最近梓こないなぁ…」 唯「学校も休んでるみたいだよ…憂が言ってた」 紬「それ本当?…せっかく新しく入った新入部員なのに…」 澪「とりあえず梓の家に行って話し合おう。それがいいかも」 律「住所はさわちゃんに聞いてみるか…」ガタ 86 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/13(土) 22:32:03.16 ID:tfMCLUJMO ♪♪♪♪職員室♪♪♪♪ さわ子「ああ、梓ちゃんね…あの子、もう何やっても駄目みたいよ。電話にも出なかったそうだし」 澪「そんな…!じゃあ自宅訪問をすればいいじゃないですか!」 さわ子「前に一度行った先生がいるんだけど、やっぱり追い返されちゃったらしくて…家族の人でもどうにもならないそうなの」 律「私たちが…あんなふざけたから…?」 唯「スキンシップのつもりだったのに、こんなことになるなんて…」シクシク ♪♪♪♪梓の家♪♪♪♪ ピンポーン 梓「また、学校の先生か…来なくていいのに」ボソ 梓「…なんだか、いろんな物を失っていってる気がするなぁ…そのために生きてるみたい」 89 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/13(土) 22:44:33.16 ID:tfMCLUJMO 梓「もう駄目…孤独で押しつぶされちゃいそう…」ギュウ ガタッ 梓「(ビクッ)…ギターか…」ハァ 梓(その夜) 梓「今日ももう終わりか…何曜日だっけ?」 ドンドン 梓「…誰?」 梓パパ「梓、そのままでいいから聞いてくれ」 梓パパ「…小さいとき、私が言った言葉覚えてるか?」 梓(願い続ける思いはいつか色づく…だっけ) 梓パパ「何がお前をそこまで追いつめたかは聞かない。でもな、それは必然なんだ」 梓パパ「そういう必然の中から、夢は傷ついたりして膨らんでいくんだ」 梓パパ「梓の夢はギタリストだったろ?諦めないという気持ちがあれば夢は叶う、どんな未来だって描ける!…私からの話はこれだけだ、頑張れよ」スタスタ 梓「お父さん…」ジッ 92 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/13(土) 22:56:13.57 ID:tfMCLUJMO 梓「でも、駄目なんだよ」 梓「この手で掴んだものさえ、全部すり抜けていくんだ…」シクシク 梓「…そういえば明日は予約していたUVERworldのライブか…気分は晴れないけど行くか」 梓(翌日) TAKUYA∞「どうも、UVERworldです!」 観客「ワァーーー!」 TAKUYA∞「今日はライブに来ていただいてありがとうございます!まずは『Colors of the hearts』聴いてください!」 デーーッデレーーーン デンデレッデンデデンデデッ あの日僕の心は 音もなく崩れ去った 壊れて叫んでも 梓「あ…(この曲、今の私と同じだ)」 ワーワー 光が強くなれば 闇も深くなると 気づいたとしても恐れることはないよ 梓「…何やってたんだろ、私。もっとしっかりしなきゃ」グッ ワーワー もう瞳を 開いて 見つめられるから 98 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/13(土) 23:09:21.29 ID:tfMCLUJMO 唯(翌日!) 律「梓が来なくなってもう三週目か…」 唯「このまま来なくなっちゃうのかな…ひっく…」グスグス 梓「…おはようございまーす」ガチャッ 澪「!梓!?よかった、来る気になったのか!」 律「あれから反省して、ずっと練習してたんだぞ!」 唯「うん!ちょっと聴いていってよ!」 紬「うん!さぁ、梓ちゃんのためにがんばろう!」 テレレレレッ テンテン!デデレダダンピロリロ 梓(先輩達…本当に頑張ってたんだなぁ…) 梓(次は逃げ出さない。何があっても頑張ろう)グッ 梓「(目標は…武道館ライブだ!)先輩!私も混ぜてください!」ガシッ タタタッ ギュォォォォオ…ン 完

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