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澪「『 』?そんな奴いたか?」  午後の麦茶」(2009/07/02 (木) 02:36:54) の最新版変更点

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91 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/01(水) 22:14:54.20 ID:JgNWRDNKO 澪「『 』?そんな奴いたか?」 梓「いたはずですよ!どうして覚えてないんですか!?」バン! 梓「最近私一人でギターやってることに違和感を感じていたんです!ちょっと前まで『 』先輩がいたはずなのに!」 紬「夢の話かしら…?でも、『 』なんて子は…」 律「梓、お前最近おかしいぞ?どうした?」 梓「…すいません…さあ、練習しましょうか」ガタッ 97 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/01(水) 22:22:07.91 ID:JgNWRDNKO ♪♪♪♪♪♪♪♪ 澪「ふぅ、おつかれー。またなみんな」 律「おう、梓もその夢の話忘れろよ」 梓「…はい…」 梓「………なんだか、おかしい」 梓「誰も『 』先輩を知らないなんて…」 梓「…待てよ、先輩には妹がいたはずです」 梓「たしか…う…う…駄目だ、出てこない…明日探してみようかな」パフッ zzz… 100 :鶏肉 ◆KXdf4vT3Ls :2009/07/01(水) 22:24:17.92 ID:8sSlH+LTO  >>97 期待 101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/01(水) 22:26:13.46 ID:8sSlH+LTO  >>99 今しがた言った期待という言葉を返せ 103 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/01(水) 22:29:04.71 ID:JgNWRDNKO  >>101 ………ものがたりは ここで おわっている。 ………つづきを かきませんか? はい ニアいいえ つづきを かかないと ものがたりが ほうかいして しまいます。 …よろしいですか? ニアはい いいえ 104 :パッツンデレラ ◆oKtelO5smg :2009/07/01(水) 22:32:54.60 ID:uarkNRAoO  >>103 散々スレを混乱の渦に巻き込んでおいてSSは人任せかよ はんっ! 寿司食ったら続き書くわ 3番手くらいで 105 :鶏肉 ◆KXdf4vT3Ls :2009/07/01(水) 22:33:21.31 ID:8sSlH+LTO  >>103 崩壊して欲しくないが俺にはどうしようもない 頑張れ麦茶 106 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/01(水) 22:36:25.28 ID:JgNWRDNKO ………ものがたりは ここで おわっている。 ………つづきを かきませんか? はい ニアいいえ つづきを かかないと ものがたりが ほうかいして しまいます。 …よろしいですか? はい ニアいいえ …ものがたり は ほうかいした! 憂「ふふ…これでいいのよ」カタカタ… 憂「お姉ちゃんは私だけのもの…誰にも触れさせない…!」カタカタ… 憂「さぁ…早く、私の世界へ…お姉ちゃん…」カタカタ 109 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/01(水) 22:41:16.33 ID:JgNWRDNKO ♪♪♪♪♪♪♪♪ 唯「…憂ったらどうしたんだろ…最近出てこないよ…」 梓「ずっとカタカタ言ってますね…先輩、憂ってPC持ってましたっけ?」 唯「ううん、そんなことは…」 律「扉を開けようにも鍵がかかってるし…どうしたら出てくるんだろう」 澪「うーん…もう暗くなって来たし帰ろうか…」 律「そうだな…じゃあな、唯」 唯「うん、また明日ね」 唯「うい…」 115 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/01(水) 22:50:03.07 ID:JgNWRDNKO 憂「チガウ…チガウ、チガウ!」カタカタ 憂「この世界もあの世界も…お姉ちゃんの周りにはいつも誰かがいる…!」カタカタ 憂「私は…ただお姉ちゃんさえいればいいの…誰とも関わらず、私だけに接してくれたらいいの…!」カタカタ 憂「壊してやる…まずは手始めに」カタッ 憂「『 』から…!」スクッ 118 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/01(水) 22:54:48.57 ID:JgNWRDNKO ♪♪♪♪翌日♪♪♪♪ 梓「おはようございまーす…あれ?『 』先輩は?」 澪「それが、昨日からいないみたいなんだよ…どうしたんだろうな」 梓「そうなんですか…『 』先輩がいないと楽しくないですね…」シュン 唯「そうだね…『 』ちゃんどうしちゃったのかな」 澪「…まぁ、きっと明日にはくるだろうなぁ。今日はたまたまだよ、きっと」 梓「ですよね…練習しましょうか」 124 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/01(水) 22:59:37.72 ID:JgNWRDNKO ♪♪♪♪♪♪♪♪ ザーザー 憂「まだ…駄目なの…?」 憂「律さん…無駄死にでしたね、でもありがとう」グチャッ はりつけに された りつ は はじけて つぶれた。 つぶれた がんきゅうは なにを みたのだろうか。 ザーザー 唯「…雨、かぁ」 唯「りっちゃん…」 130 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/01(水) 23:06:02.01 ID:JgNWRDNKO ♪♪♪♪翌日♪♪♪♪ 梓「おはようございまーす…今日も律先輩はいませんね」 唯「でも、『 』ちゃんがいないね…」 梓「はじめはイヤだったけど、楽しい時間をくれる人だったのに…」 唯「…練習、しようか?」 梓「…はい…」 唯「三人での練習もつまんないね…」 132 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/01(水) 23:09:48.59 ID:JgNWRDNKO ♪♪♪♪♪♪♪♪ ザーザー 憂「…紬さん。あなたさえいなければ、お姉ちゃんは私と一緒にいられるはずなんです」 憂「でも、願いは叶いませんでした。役立たずはいりません、消えてください」グチャッ いきおいよく けられた はらから ないぞうが とびだした。 かなしげな ひとみは そらへと むけられている。 唯「今日も雨か。…ムギちゃん…」 135 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/01(水) 23:15:25.90 ID:JgNWRDNKO ♪♪♪♪翌日♪♪♪♪ 梓「おはようございまーす…」 唯「…あずにゃん」 梓「…『 』先輩は?」 唯「いないよ…どうして?何でみんないなくなっていくの?」 梓「…わかりません」 梓「『 』先輩はみんなのお姉さんみたいな人だったのに…」 唯「…あずにゃん」 梓「…はい?」 唯「きっと。きっとみんな、帰ってくるよね?」 梓「…そうですね…私もそう思いたいです」 唯「じゃあ、みんな帰ってきたときのために練習…」 137 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/01(水) 23:21:16.66 ID:JgNWRDNKO ♪♪♪♪♪♪♪♪ ザーザー 憂「…どうして」 憂「最近、お姉ちゃんの目に光が見えない。…私が、あなたたちに劣るとでも言うの?」 ういは かおを あげた。 はりつけに された なきがらが かぜに ゆられている。 憂「ムカつく…ああ、ムカつく…あなたたちさえいなければ!」ボグッ くびが ふきとぶと どうじに ながくて くろいかみが かぜに たなびいた。 なぜか かおは わらっていた。 唯「あめ…憂鬱だなぁ」 唯「…澪ちゃん…」 139 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/01(水) 23:28:36.40 ID:JgNWRDNKO ♪♪♪♪翌日♪♪♪♪ 唯「おはよー…」ガラッ 律『遅いぞ唯!なにしてたんだよ!』 澪『まぁまぁ…いいじゃないか』 紬『唯ちゃん、何がいい?いつも通りレモンティー?』 梓『やああ、先生やめてくださいぃ!』 唯「みんな…!遅れてごめ…」 シィーン… 唯「…何だ、見間違いか…」 唯「…それにしても、一人は暇だなぁ…」スタスタ 憂「………」スゥ 唯「あ、憂…もう学校に出られるようになったんだ?よかったぁ…」 憂「…………」スタスタスタスタ 唯「…え、何…?怖いよ…きゃああああ!!」 144 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/01(水) 23:45:23.37 ID:JgNWRDNKO ♪♪♪♪♪♪♪♪ ザーザー 唯「…………ん」ムクッ 憂「ようやく、目覚めた?」 唯「憂………!?何、この臭い…」 憂「はじめは、一人の犠牲者からだった」スタスタ 憂「元気いっぱいで明るく、友達思いの女の子。だけど…」 唯「………!うそ、りっちゃん…!」 憂「次に、狩人は新たな獲物を捉えた」 憂「優しさの固まり、と言った方がいいかな。そんな子も今では…」チラッ 唯「ムギちゃん!…うっ、うええ…」 149 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/01(水) 23:53:54.32 ID:JgNWRDNKO 憂「それでも、本当に狙っていた子は喜んでくれなかった。」 憂「そこで、みんなに人気のある女の子を襲った」 唯「これは…澪ちゃん…!?」 憂「首はここにあるよ、お姉ちゃん」スッ 唯「ひっ!?」 憂「それでも、やっぱり喜んでくれない。だから最後の獲物を狩ることにしたの」 梓「むぅーっ!むぐむぐ!」ジタバタ 憂「梓ちゃん、なぜあなたを最後にしたかわかる?…あなたが一番、影響力がなさそうだと思ったから」 憂「…でも、そんなことはなかった…」スタスタ 梓「んぅ!?むぐぅ!」ジタバタ 157 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/02(木) 00:04:31.78 ID:ia2Ab+FVO 憂「喚くな、黙って死ね」ゴリュッ 梓「~~~~~~~!!!!」ショロロロ… 憂「汚いわね…ほかの先輩たちは普通に死んでいったのに」 憂「何度思い出してもムカつくわ…くそっ!」ガシッ! 梓「」 唯「あず…にゃん…」ドサ 憂「…まだそんな顔してるの?駄目だよお姉ちゃん」 憂「  笑  え  よ  」 唯「は…あは…ははは…」ヒクッ…ヒクッ… 憂「…もういい。そんな笑顔しかできないお姉ちゃんなんていらない」 憂「だから………」スタスタスタスタスタ 唯「ひ…ひゃっ…あは、あははははは!!!!!」 160 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/02(木) 00:06:47.45 ID:ia2Ab+FVO 唯「ふふ、これでいい」 唯「何も、いらなかったんだ。何も」 唯「これからは、私一人。わたしが…ゆい」 完

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