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65 :31:2009/07/06(月) 01:12:37.65 ID:h6sfHceLO ―中野家― ジリリリリリリ… いわ夫「…ん。うーん。」ガッ リリ… いわ夫「んー。オヤスミ…。」 ガチャッ 梓「ちょっといわ夫!いつまで寝てんの!!」ガバッ いわ夫「うっ…、布団とるなよ姉ちゃん…。」 梓「受験生に夏休みなんてないんだから、今日も塾でしょ!」 いわ夫「わかったよ…。起こしてくれてサンキュー…。」 いわ夫>梓のいとつ下の弟設定で 94 :31:2009/07/06(月) 01:32:41.02 ID:h6sfHceLO いわ夫「行ってきまーす。」 梓「いってきまーす。」 いわ夫「あれ、姉ちゃんどっか行くの?」 梓「うん、クラスの友達と遊びにね。」 いわ夫「じゃ、途中まで送ってあげよっか?」 梓「またそんなこと言って、いつから姉にそんなクチきくようになったのやら。」 夏の日差しと蝉の声を受け、並んで歩く二人。 110 :31:2009/07/06(月) 01:50:20.14 ID:h6sfHceLO もう読まれなくてもヤケで投下するぜ! (こんにちは。平沢憂です。今日は梓ちゃんとお出かけです。) 憂「ふぅ…、あつーい。梓ちゃんまだかなぁ。」 梓「あっ、いた!おーい!」 憂「あっ、梓ちゃん。」 梓「ごめーん遅れちゃったー。」 憂「もう遅いよー。」 いわ夫と目が合う憂 130 :31:2009/07/06(月) 02:09:29.31 ID:h6sfHceLO 憂「あの…、こちらの方は?」 梓「あっ紹介するね。ひとつ下の弟のいわ夫。」 いわ夫「はじめまして!中野いわ夫です!いつも姉がいつもお世話になってます。」 憂「はじめまして、平沢憂です。こちらこそ、梓ちゃんにはお世話になってます。」 いわ夫「じゃあ、塾があるのでオレはここで。」 梓「うん、気をつけてね。」 梓「じゃあ行こっか。」 憂「うん、それにしても弟さん梓ちゃんに似てたねー。」 梓「そうかな~?どこが?」 憂「う~ん。鼻とか特に!」 梓「そ、そうかな~。(鼻あったっけ…?)」 135 :31:2009/07/06(月) 02:28:01.08 ID:h6sfHceLO いつもの入力ミスが…。一旦寝ます!(`・ω・´) ―数日後― 憂「お姉ちゃーんアイス買いにいくねー。」 唯「あいすー…よろしく~。」パタパタ 憂「お姉ちゃんかわいかったな~。」 いわ夫「あっ!憂さん、こんにちは!」 憂「えっ?あっ、いわ夫君!ここ、こんにちは!」/// いわ夫(改めて見るとかわいい人だな…。) 憂(ひとりごと言ってたの聞こえてたかな?)/// 172 :31:2009/07/06(月) 06:22:21.11 ID:h6sfHceLO 復活投下 憂「いわ夫君、今日も塾で勉強?」 いわ夫「あ、いえ今日は図書館で勉強してました。憂さんはお出かけですか?」 憂「ちょっとスーパーに買い物に。こう暑いと冷たいもの欲しくなっちゃって。」ニコッ いわ夫(かっ、カワイイ…!)ドキッ 憂「ん?いわ夫君?」 いわ夫「はいっ、あ、そ、その…。い、一緒に、いい、行ってもいい…ですか?おなか…空いてて何か買いたいな~なんて…。」ドキドキ 憂「うん、いいよー。じゃ、行こっか?」 いわ夫「は、ハイっ!」 175 :31:2009/07/06(月) 07:04:19.64 ID:h6sfHceLO 一緒に歩く憂といわ夫 憂(こうして見ると、梓ちゃんの弟だけあって整った顔立ちしてるなぁ…。けっこう、かっこいい…かも。) いわ夫「憂さん?なんか顔についてます?」 憂「えっ、ううん、やっぱり梓ちゃんと似てるなーって。」 いわ夫「そうですかー?例えば?」 憂「鼻とかソックリだよー。」 いわ夫「はぁ…。(はじめて言われた。)」 176 :31:2009/07/06(月) 07:20:01.95 ID:h6sfHceLO お店を出る憂といわ夫 憂「じゃあ、帰ろっか。」 いわ夫「ハイ。」 憂「そういえば、いわ夫君はどこの高校めざしてるの?」 いわ夫「〇〇高校です。でも、まだ全然届かなくて…。」 憂「大丈夫だよー。今だってちゃんと勉強しているし、このまま続けていけば絶対合格できるよ!」 いわ夫「憂さん…、そうですよね!オレ、頑張ります!」 178 :31:2009/07/06(月) 07:38:22.67 ID:h6sfHceLO いわ夫(あの角の所で憂さんと別れる…。もうちょっとだけ喋っていたいなー。どうにか…。) 憂「あ、ここでお別れだね。それじゃあ…いわ夫君、勉強頑張ってね!」 いわ夫(どうしよう…。よし、一か八かー。) いわ夫「あ、あの、憂さん!」 憂「えっ、な、なに?」 いわ夫「もし、良かったらその…。良かったらオ、オレ…。」 憂(ええっ!?コレっても、もしかして、こ、告…。) 179 :31:2009/07/06(月) 07:52:04.53 ID:h6sfHceLO いわ夫「オレに、もし良かったら…、オレに勉強教えて下さい!!」 憂(こくは…って、べ、勉強ー!?)ドキドキドキドキ いわ夫(うわ…黙ってる、やっば無理かなぁ…。) いわ夫「あっ、ごめんなさい…。やっぱ無理ですよね。」 憂「えっ、いや、ちょっと急でびっくりして…。いいよ!私でお役に立てるかどうかわからないけど。」 いわ夫「ほ、ホントですか!ありがとうございます!お願いします!」 182 :31:2009/07/06(月) 08:09:32.62 ID:h6sfHceLO いわ夫「それじゃあ、また今度!」 憂と別れて家路につくいわ夫の足は軽かった。憂にまた会える嬉しさがそうさせた。 この時すでにいわ夫は、姉とはちがうタイプの1つ年上の憂に心惹かれていた。包み込むような優しさに、何より彼女の笑顔に…。 いわ夫「ただいまー。」 梓「おかえりー…。いわ夫。」 いわ夫「ん、なにー?姉ちゃん。」 梓「顔…、にやけすぎ。」 いわ夫「そう?」ニヤニヤ 梓(なんかあったな。) 196 :31:2009/07/06(月) 12:14:05.24 ID:h6sfHceLO 復帰!あるだけ投下 ―平沢家― 憂「お姉ちゃんただいまー。」 唯「お~か~え~り~。ういーあいすー。」 ―数時間後― …トントントントン 唯「う~い~、もういっこアイス食べていい?」 憂「ご飯食べてから!もうすぐ出来るから、お姉ちゃんそこ片付けてて。」 唯「ほーい。」じー 憂「~♪」トントントントン 唯「うい。」 憂「なに?」 唯「なんかいつもより、楽しそうだね。さては…恋。とか?」 憂「そそ、そんな!何もないよー!エヘヘ」トントントントントントントントン 唯(あやしい…。ていうか刻みすぎ…。) 197 :31:2009/07/06(月) 12:18:12.25 ID:h6sfHceLO ―その夜― 憂(はぁー…。なんだか眠れないなぁ…。) 目を閉じると、トクン,トクンという心臓の音を感じる。と同時に昼間の光景を思いだす。 思えば、異性とああいうふうに並んで歩いたのは久しぶりだ。 最後は確かお父さんと買い物に行った時ぐらいかなぁ…。 チュンチュンチュン... 憂「ふわぁー…、んっ、ふぅー…。」 憂(あんまり眠れなかったなぁ。) 憂「あっ、朝ご飯用意しなきゃ!」 201 :31:2009/07/06(月) 12:24:27.60 ID:h6sfHceLO ―週末@図書館― 憂「うーん。この問題はまずxに…。」 いわ夫「えーっと、代入して整理して…。あっ、できた!」 じー 唯「あの2人けっこういい感じですな。あずにゃん隊員。」 梓「何やってんすか唯先輩…。めずらしく図書館行くなんて言うからついてきたら。」 202 :31:2009/07/06(月) 12:30:42.54 ID:h6sfHceLO 唯「だって、あずにゃんの弟とはいえ、憂が男の子と2人っきりなんて気になって気になって…。」 梓(姉妹揃って…。) 唯「あずにゃんは気にならないの?」 梓「私は…、部活の練習もしたいし、憂が勉強みてくれるなら安心だし…、なんとも思わないです。」 唯「あずにゃん…。」 唯「ホントに?」ちゅー 梓「なんでキスしようとするんですかーっ!!」 憂「あれ?今梓ちゃんの声が…。気のせいか。あっここは…。」 204 :31:2009/07/06(月) 12:39:22.47 ID:h6sfHceLO その後、憂といわ夫は毎週末に互いの家や図書館で勉強するように…。 ―音楽室― 唯「澪ちゃーん、最近憂が遊んでくれないー。」 澪「だからって私に抱きつくな…。」 紬(まぁ唯ちゃん…) 澪「梓の弟君の勉強みてるならしょうがないだろ。」 唯「あずにゃーん!わたしと遊んでよ~。」ギュッ 梓「うっ、き、今日だけですよ…。」 律(ははん。)キラン 205 :31:2009/07/06(月) 12:45:53.82 ID:h6sfHceLO 律「梓ちゅわ~ん、弟君も憂ちゃんもかまってくれないから、さみしいのかにゃ~?」 梓「はっ!ち、違いますっ!私はただ唯先輩とギターの練習をしたいと思っただけだもん!!」 律「ほーぅ。」 唯「あずにゃ~ん、さみしいならわたしがチュ~。」 梓「だからどうしてそうなるんですかーっ!」 澪(おまえら、練習しろ。) 207 :31:2009/07/06(月) 12:59:09.74 ID:h6sfHceLO ――― ――――― ――――――― 唯「あずにゃん…。」 梓「唯センパイ…特別…ですよ?」 ちly ――――――― ――――― ――― 紬(唯ちゃん、梓ちゃん…。)ウットリ 澪「おーい。ムギー、かえってこーい。」 和「講堂の使用申請書まだ?」 さわこ「澪ちゃん次は巫女さんコスチュームよっ!」 澪「…。」 209 :31:2009/07/06(月) 13:07:14.10 ID:h6sfHceLO ―ある冬の日中野家― いわ夫「ふぅー。終わったーっ!」 憂「いわ夫君すごーい!全問正解だよ~!」 いわ夫「憂さんが教えてくれたおかげです!」 憂「そんなことないよ。いわ夫君頑張ってたからだよ!」 2人の顔に笑みがこぼれる。成績は右肩上がり、志望校も見えてきた。 いわ夫はこの頃“もし受かったら…憂さんに…。”と、思春期の男子らしい淡い思いを抱いていた。 いわ夫(なーんて…、ムリだよなぁ…。) 211 :31:2009/07/06(月) 13:14:48.76 ID:h6sfHceLO 憂(成績も伸びてるし、成長してるんだよねぇいわ夫君。背もまた大きくなってるし、それに…。) (それに、考え事してる横顔もすっかり大人っぽくなってきたなぁ…。) チラッ いわ夫「!」 憂「!」 トクン. 目が合う二人…。心音のビートが速くなる…。 いわ夫「…。」ドキドキドキドキ 憂「…。」ドキドキドキドキ ゆっくりと、二人の顔が近づく。自分の思考回路が胸の高鳴りに掻き消され、互いに言葉は発せられなかった。 214 :31:2009/07/06(月) 13:19:54.77 ID:h6sfHceLO そっと、二人の唇が触れ合う…。 唇が離れ、見つめ合う。急に恥ずかしさが込み上げる。 頬も耳も、真っ赤になっているのを感じる。相手も…お互いさまらしい。 いわ夫「う、憂さん!オ、オレっ!」 すっ、と憂が掌を見せるようにいわ夫を制する。 憂「“合格”してから…、ねっ?」 いわ夫「ーっ!は、ハイっ!頑張ります!」 そして、ついに高校入試をむかえる…。 215 :31:2009/07/06(月) 13:22:26.42 ID:h6sfHceLO 試験官「では、試験開始!」 いわ夫「わかる!これ憂さんとやったやつだ!62秒でけりをつける!」 カリカリカリカリ… ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 試験官「はい、そこまで!解答用紙を回収します!」 いわ夫「終わったー…。」 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ そして、合格発表当日。 218 :31:2009/07/06(月) 13:27:46.29 ID:h6sfHceLO 梓「はぁー…、大丈夫かなぁ…。」 いわ夫「なんで姉ちゃんがそんなに緊張してんだよ!そんなにガチガチだといつもよりちっこく見えるぞ。」 梓「うるさい!もし落ちたらどうすんのよ!もう…。」 掲示板には、もう結果が張り出されている。 泣いてる人、友人達と笑いあってる人。自分は…。 いわ夫「えーっと、2412-1503-Kは…。」 梓「いわ夫!どう?あった?」 梓(えっ、反応がない…。) 219 :31:2009/07/06(月) 13:32:50.45 ID:h6sfHceLO 梓「ちょっと!いわ夫!いわ いわ夫「った…。あったよ姉ちゃん…。受かった…。」 梓「ほんとにっ!?見せて、えーっと…あった!これでしょ!?」 梓「あれ?いわ夫?」キョロキョロ いわ夫「腰、ぬけた…。」 梓「ぷっ、なにしてんのまったく…。」 いわ夫「姉ちゃん…。オレ、よ゙がかっだぁ…。」グスッ 梓「もう…。コレで涙拭いて、帰るよ!お母さん達に報告しなきゃ。」 いわ夫「ゔん。ありがと。」グスッ ちょっと電池切れそうなんで、少々お待ちを(`・ω・´) 229 :31:2009/07/06(月) 14:22:16.99 ID:h6sfHceLO そろそろ行くよ~。 発表の日、中野家では合格を祝うパーティーが開かれ、両親やそのバンド仲間の演奏もあり、賑やかに夜は更けていった…。 翌日、いわ夫は中学校へ赴き、改めて恩師達への報告を済ませた。 いわ夫「ふぅーっ、先生泣かしちゃったな~。」 いわ夫「あっ、そうだ。ケータイ…。」 TO:憂さん 件名:受かりました! 本文:ちゃんと報告したいので、△△公園に18時に来て下さい! いわ夫「送信っと…。」 いわ夫「今日…。」 233 :31:2009/07/06(月) 14:35:32.81 ID:h6sfHceLO 夕方まで数時間…。一度家に帰るけれど、落ち着かない。 友人達からの祝いのメールも頭入ってこない。 いてもたってもいられず、着替えて家をでる…。 どこともなくただ歩いていると… いわ夫「ここ憂さんと初めて会った所だ…。」 あの頃はただの姉の友人のひとりだった。 けれど今は、もっと大切な、特別な存在…。 いわ夫「あっ、ここの角で…。」 あの日踏み出した一歩が、今日に繋がってる…。あの日から彼女はずっと自分を見守って、支えてくれた…。 いわ夫「行こう。」 235 :31:2009/07/06(月) 14:55:28.27 ID:h6sfHceLO 公園に着いたのは、約束の一時間前。思いの外、時間がある。 いわ夫「早く来すぎたかなぁ。まだ一時間もあるや。」 ベンチに座り、考える。これまでの事、自分の気持ち、なんて伝えようか…。 何より、彼女のこと。 こんな時にかぎって、考えはうまくまとまらない。 いわ夫「あーっ、ダメだ。えーっと、オレは憂さんのことが、す、すきで…。あーっ!」 ふと、時計を見る。17時50分。約束の10前。 236 :31:2009/07/06(月) 15:01:12.97 ID:h6sfHceLO いわ夫「ふぅー。」 深いため息をつき、顔を上げると…。 いわ夫「あっ、憂さん…。」 憂「ごめんねー。待ってた…みたいだね。」ニコッ すぐに立ち上がる。約束の10分前に来るなんて彼女らしい。 そして、ついその笑顔に見とれてしまう…。 憂「あっ、合格おめでとうございます!」ペコッ いわ夫「は、はい。おかげさまで、ありがとうございます!」ペコッペコッ 憂「ふっ、ふふふふふふ。」 いわ夫「ハハ、ハハハ…。」 自然と笑みがこぼれる。少し緊張が解けた気がした。 憂「じゃあ、座ろっか?」 238 :31:2009/07/06(月) 15:07:23.98 ID:h6sfHceLO 二人でベンチに腰掛ける。肩がくっつき、彼女の体温まで伝わってくる。 先ほどまでの緊張がまた高まってきたのか、心臓の鼓動が大きくなってるのを感じる。 沈黙を破ったのは、彼女だった。 憂「いわ夫君。受験お疲れ様。ほんとに頑張ったね!」 いわ夫「あっ、いや、憂さんのおかげです!勉強も親切に教えていただいたし、憂さんの支えがなかったら…。」 彼女の顔を見つめる。今までと何も変わらず、自分は見つめてくれている。 伝えよう。 239 :31:2009/07/06(月) 15:10:02.69 ID:h6sfHceLO ドクンドクンドクン… 鼓動が早くなる いわ夫「憂さん!」 憂「はい…。」 いわ夫「オレが今まで頑張ってこれたのは、家族の支えもあるけど、でも憂さんのおかげです!辛い時に憂さんが支えてくれたから…、側で笑ってくれたから…、だから頑張ろうって思えたんです!」 いわ夫「オレ、年下で頼りないし、憂さんとは釣り合ってないけど…。けど…。」 言葉が詰まる…。大事なところで、伝えたい事が…。 242 :31:2009/07/06(月) 15:22:10.94 ID:h6sfHceLO 憂「いわ夫君。」 彼女をみると、笑っていた…。いつものように。まただ。肩の力が和らぐ。 いわ夫「オレ、まだ憂さんに釣り合うような奴じゃないけど…。精一杯、頑張るから…。」 いわ夫「好きです。これからもずっと、ずっと側にいて下さい!」 少しの間の後、彼女を見る。彼女は、真顔でこっちを見ていた。 いわ夫(だめ?だった…?) そう思った矢先、彼女はふっと笑った。 憂「はい。わたしで良ければ、喜んで!」 243 :31:2009/07/06(月) 15:24:23.52 ID:h6sfHceLO 一瞬、状況が飲み込めなかった。 憂「いわ夫君?」 彼女の声で我に帰る。すると、視界がぼやけてしまった。 いわ夫「よろしく…お願いします。かな、必ず、しあわせに゙…。」グスッ 憂「もう、泣かないで。」 彼女の指が涙を拭う。 いわ夫「はい゙、すいません…。」 244 :31:2009/07/06(月) 15:29:36.71 ID:h6sfHceLO また、二人の視線が重なる…。 いつかの冬の日の照れくささが込み上げる。 いつのまにか、公園ではしゃいでいた子ども達はいなくなっていた。 ブランコが、すべり台が、オレンジの光に照らされてる。 夕陽が名残惜しそうに、水平線の彼方に沈んで行く。 重なるふたつの、影を残して…。 おしまい エロなしでゴメンね(´;ω;`) ヘタな上に投下遅くてすいません。でも読んでいただいた方には感謝です!失礼しました(`・ω・´)

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