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60 :みみかき ◆H3B0wWBnHk :2009/07/14(火) 01:59:50.53 ID:u/ZfaRJ/0 ある日の休日 「のどかちゃーん、ちょっと耳かきして~」 「どうしたのよ急に。耳が遠くなったのかしら?」 「うーん。それもあるかもしれないけど、久しぶりにのどかちゃんに耳かきしてほしいんだぁ~」 「はぁ……。いいわよ、こっちにきて横になりなさい」 「わぁ~い」 そして何故か私の膝の上に頭を置く唯。 「……何してるの?」 「のどかちゃんのお膝やわらか~い」 「……はぁ。耳を上に向けて」 「はーい」 そう言って膝の上でごろんと転がる。唯の髪の毛が少しくすぐったい。 「これでいーい?」 「――おっけー始めるわよ」 「どんとこいです!」 ふわふわとした髪の毛を掻き分けると小さな耳穴を発見。右手には耳かき棒を持って準備万端。 「それじゃ、いくわよ」 「うん――ひゃあっ」 外耳を優しく擦ると、妙に色っぽい声を出して身を硬くする唯。 「こら、変な声出さないの」 「だ、だって――ふぁん!」 優しく愛撫を続けていると、硬くなった身体は次第に緩くなってきて、ついに涎を垂らすようになってきたって―― 「唯、涎垂らさないでよ。汚いでしょ」 「ふぇ~? ご、ごめんね~。だって、気持ちいいからしょうがないもん~」 「だからってそれは無いわよ――はい、おしまい」  終了の合図をしたにもかかわらず、唯は頭を上げない。 「唯? どうしたの?」 「zzz」 「寝ちゃってたのね……はぁ」  ――そして今日も一日が過ぎて行く。 128 :みみかき ◆Z/Yf8N8jXI :2009/07/14(火) 03:46:05.05 ID:u/ZfaRJ/0 ある日の平沢家 「憂ぃ~ちょっときて~」 掃除をしていると、お姉ちゃんから呼び出された。 「お姉ちゃんどうしたの?」 「あ、憂ぃ~。ちょっと耳かきしてくれないかなー」 「耳かき? うん、いいよ」 「やったぁ!」 喜んでるお姉ちゃんを見るのは嬉しいなぁ。棒を探さなきゃ。 「はい、憂。耳かき棒だよ」 探そうと思ってたらお姉ちゃんが持っててびっくり。そんなにしてもらいたかったのかな……。 「ありがとうお姉ちゃん。それじゃ、膝の上に頭を置いて?」 「うん」 134 :みみかき ◆Z/Yf8N8jXI :2009/07/14(火) 04:01:19.48 ID:u/ZfaRJ/0 お姉ちゃんの頭の重さが膝の上に感じられる。ふんわりとした髪の毛がちょっぴりくすぐったい。 「それじゃ、始めるよ?」 「うぃ~」 お姉ちゃんはすっかり弛緩しきって私に身体を預けている。きっと信頼してくれてるんだろうな、嬉しい。 その信頼に応えるために、優しく外耳を愛撫する。 「ふふっ。憂ぃ~くすぐったいよぉ」 「我慢我慢っ」 優しい愛撫から次第に激しくしていくと、お姉ちゃんは身体をびくびくと痙攣させた。 「はい、お姉ちゃん終わったよー」 「…………」 終了を告げても、なぜかお姉ちゃんは動かない。 「お姉ちゃん?」 やっぱりやり過ぎたのかなぁ……。気絶してたりしたらどうしよう。 おそるおそる顔を覗き込む――。 「zzz」 「な……なんだ。寝てただけか……」 ほっ、と一息吐く。 「ふふ、やっぱりお姉ちゃんは可愛いなぁ」 Fin

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