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唯「あずにゃん、さいくりんぐに行こう!」 ◆/BV3adiQ.o」(2009/07/22 (水) 14:00:40) の最新版変更点

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268:支援代わりにゆいあずとか ◆/BV3adiQ.o :07/17(金) 02:06:23.49 ID:kuqFpYpN0 (107) ID AA 唯「あずにゃん、さいくりんぐに行こう!」 梓「また唐突ですね……。どこに行くんですか」 唯「どこでもいいよ! あずにゃんといっしょならっ!」 梓「はあ。よくそんなことが真顔で言えますね」 唯「うん! だってあずにゃんのことがだいすきだもんっ!」 梓「……はぁ、分かりましたよ。行ってあげます」 唯「ほんと? やったぁ!」だきっ 梓「……早く行きますよ」 唯「ああん、待ってよ~」 271: ◆/BV3adiQ.o :07/17(金) 02:11:44.60 ID:kuqFpYpN0 (107) ID AA 梓「で、まずはどこに行きますか?」 唯「うーん……。やっぱりとりあえず道を走ろう!」 梓「道、ですか」 唯「うん、そう! 道を走りながら道端のたんぽぽとか見ると楽しいんだよ~」 梓「わかりました、ではそれで」 唯「うん!」 562:支援代わりにゆいあずとか ◆/BV3adiQ.o :07/17(金) 19:35:00.80 ID:kuqFpYpN0 (107) ID AA 唯「やっぱりきもちいいねぇ~」 梓「はぁ。これが、ですか」 唯「うん? あずにゃんはきもちよくないの~?」 梓「楽しいには楽しいですが、気持ちいいという感情は生まれませんね」 唯「えー? そうかなぁ」 梓「具体的にどういうところが気持ちいいんですか?」 唯「うーんとねー。風が気持ちいいのー」 梓「風、ですか」 唯「うん、風がたんぽぽの匂いを運んでくれて何だかいい匂いがするんだよ~」 梓「匂い、ですか。はぁ、確かにそんな感じもしますね」 唯「でしょでしょ? 気持ちいいよね?」 梓「……まぁ、少しは気持ちいいかもしれませんね」 唯「それでいいんだよ~。さあ次へ行こう!」 567:支援代わりにゆいあずとか ◆/BV3adiQ.o :07/17(金) 19:42:51.58 ID:kuqFpYpN0 (107) ID AA 梓「次はどこに行くんですか?」 唯「次は児童公園をぐるりと一周してみよう!」 梓「児童公園ですか」 唯「うんっ」 梓「かまいませんが、どうして児童公園なんですか? 普通の公園でもいいでしょう」 唯「だって、一番童心に帰れる所でしょ? 子供の時の記憶が戻ったりするかもしれないよ~?」 梓「唯先輩はずっと子供でしょう……」 唯「うん? 何て?」 梓「いえ、何でもありません。わかりました、行きましょう」 唯「やったぁ!」 569:支援代わりにゆいあずとか ◆/BV3adiQ.o :07/17(金) 19:47:29.39 ID:kuqFpYpN0 (107) ID AA 梓「さて、着きましたが、先輩、どうですか?」 唯「うん? 何がどうなの?」 梓「童心には帰れましたか?」 唯「うん! 何だかすっごく滑り台とかブランコに乗ってみたい気分だよっ」 梓「そうですか。……時間もありますし、少しぐらい遊んでいきますか?」 唯「え、いいの?」 梓「ええ、どうせ暇ですから」 唯「ほんとのほんとに?」 梓「はい」 唯「やったぁ! ありがとうあずにゃん! だいすきっ」 梓「人前でそういうことを言わないで下さいっ!」 572:支援代わりにゆいあずとか ◆/BV3adiQ.o :07/17(金) 19:57:07.51 ID:kuqFpYpN0 (107) ID AA 唯「まずはどれから遊ぼうかな~? わくわく」 梓「何でもいいですが早く決めてくださいね」 唯「わかったよぅ。……よし、まずは滑り台で遊ぼうっ」 梓「滑り台ですか」 唯「うん!」 梓「かまいませんが、ちゃんとスカートを押さえてて下さいよ」 唯「どうして?」 梓「そりゃ、先輩の……下着が見えちゃうからですよ」 唯「見えて困るものなの?」 梓「あ、当たり前じゃないですか! 先輩は人に見られて平気なんですか!?」 唯「うーん……? 別に、平気かなぁ」 梓「……はぁ。とにかく、スカートは絶対に押さえてて下さいよ。じゃないとこれから先輩に一生付き合いませんから」 唯「わ、わかったよぅ……。行ってくるね~」 梓「はい、行ってらっしゃい」 575:支援代わりにゆいあずとか ◆/BV3adiQ.o :07/17(金) 20:03:45.88 ID:kuqFpYpN0 (107) ID AA 唯「わぁ~い!」 幼女「あ、お姉ちゃんずる~いっ。私の番だったのにぃ~」 唯「え~? ごめんね~。次は先に行っていいからゆるして?」 幼女「いいよ~。あ、でも、今度は私と一緒に滑ってくれたらうれしいな~」 唯「いいよいいよ~。お姉ちゃんが一緒に滑ってしんぜようっ」 幼女「あはは、お姉ちゃんおもしろ~い」 唯「えへへ~」 梓(何だろう……この気持ちは) 972:支援代わりにゆいあずとか ◆/BV3adiQ.o :07/18(土) 15:02:24.50 ID:gAby6aW60 (50) ID AA 唯&幼女「あはは~」 梓(唯先輩……あんなに楽しそうに……) 唯「あ、ずる~いっ」 幼女「お姉ちゃんが遅いからだよぉ~」 梓(唯先輩のことを何も知らないくせに……) 唯「あ、あずにゃんも遊ぼうよ~」 梓「えっ」 唯「ほらほら~」 幼女「お姉ちゃん、その人は~?」 唯「私の相棒だよ~」 梓(えっ?) 幼女「じゃ、ぱーとなーだねっ」 唯「そうだね~。ちゃんと敬いなよ~?」 梓(相棒って……) 58:支援代わりにゆいあずとか ◆/BV3adiQ.o :07/18(土) 17:12:59.83 ID:gAby6aW60 (142) ID AA 唯「あはは~」 幼女「あはは~」 梓「あはは……はあ」 唯「どうしたのあずにゃん? もっと元気だそうよ~」 幼女「そうだよ梓お姉ちゃん。げんきげんきっ」 梓「あなたたちは元気すぎます」 唯「え~? そうかな~?」 幼女「かな~?」 梓「そうですよ……はぁ」 唯「う~ん……そうだ! あずにゃん、かくれんぼしようっ」 幼女「かくれんぼ~」 梓「かくれんぼ、ですか?」 唯「うん! それならきっとあずにゃんも元気出るよ!」 梓「はぁ。まあ、かまいませんが」 唯「やったぁ!」 60:支援代わりにゆいあずとか ◆/BV3adiQ.o :07/18(土) 17:17:37.86 ID:gAby6aW60 (142) ID AA 唯「じゃあ最初はあずにゃんが鬼だよ~」 幼女「だよ~」 梓「はぁ……わかりましたよ」 唯「ずるしちゃだめだよ~?」 梓「しませんよ……い~ち、に~ぃ」 唯「わわわ、かくれないと~」 幼女「お姉ちゃんこっち来ないでよ~?」 唯「わかったよ~」 梓「ご~、ろ~く」 唯「わ、わ、わ」 梓「きゅ~、じゅ~」 唯「わ、わ、――あ」 梓「唯先輩みーつけた」 唯「見つかっちゃったぁ……」 梓「あなたはばかですか」 65:支援代わりにゆいあずとか ◆/BV3adiQ.o :07/18(土) 17:21:51.82 ID:gAby6aW60 (142) ID AA 梓「後は幼女ちゃんだけですね」 唯「完全に包囲されている~! 武器を捨てて出て来~い!」 ぽかっ 梓「あなたは何をやっているんですか」 唯「うぅ~。あずにゃんがぶったぁ~」 梓「自業自得ですよ。ほら、探すのを手伝ってください」 唯「わかりました教授!」 梓「今度は何のキャラですか……」 69:支援代わりにゆいあずとか ◆/BV3adiQ.o :07/18(土) 17:25:24.82 ID:gAby6aW60 (142) ID AA 唯「う~ん、見つからないな~」 梓「唯先輩よりはるかにかくれんぼが上手みたいですね」 唯「そ、そんなことないもんっ。私だって本気出したらあずにゃんなんかには見つからないよっ」 梓「時間切れで見つかった人が言う台詞じゃありませんね」 唯「ぶぅ~」 梓「ほら、落ち込んでないで探しますよ」 唯「は~い!」 梓「元気なのか元気じゃないのかわからない人だ……」 70:支援代わりにゆいあずとか ◆/BV3adiQ.o :07/18(土) 17:29:02.22 ID:gAby6aW60 (142) ID AA 唯「見つからないよぉ~」 梓「確かに、まったく見つかる気配が無いですね……」 唯「こうさ~んっ」 梓「あ、こら、何勝手に降参してるんですか」 唯「だってぇ~見つからないんだもん~」 梓「それでも見つける努力をしないとだめじゃないですか」 唯「したよ~したもん~」 梓(だめだこりゃ) 75:支援代わりにゆいあずとか ◆/BV3adiQ.o :07/18(土) 17:32:40.11 ID:gAby6aW60 (142) ID AA 唯「幼女ちゃ~ん。出てきて~」 梓「こうさんで~す」 がさがさ 幼女「えへへ~私の勝ち~っ」 唯「あ、そんなところにかくれてたんだ~」 梓(木の上に隠れるなんて……) 幼女「えへへ、すごいでしょ~」 唯「すごいすご~い」 なでなで 幼女「えへへ~」 306:支援代わりにゆいあずとか ◆/BV3adiQ.o :07/18(土) 21:26:39.28 ID:gAby6aW60 (142) ID AA 幼女「もう行っちゃうの~?」 唯「ごめんね~私たち今日はい~っぱい回るところがあるんだ~」 幼女「じゃあじゃあっ! また会えるように指きりしよ~」 唯「いいよ~ゆびきりげんま~んうそついたらはりせんぼんの~ます! ゆびきったっ」 幼女「ぜったいまたきてね~!」 唯「おぉ~うっ!」 梓「では、さようなら」 唯「ばいば~い!」 幼女「ばいば~い! またきてね~!」 308:支援代わりにゆいあずとか ◆/BV3adiQ.o :07/18(土) 21:32:37.12 ID:gAby6aW60 (142) ID AA 梓「で、次はどこに行きますか?」 唯「次は幼稚園に行こうっ」 梓「幼稚園ですか……」 唯「うん!」 梓「さっきから、小さな子がいるところしか行きませんね」 唯「だって、小さな子と遊ぶと楽しいんだもん~」 梓「はぁ……わかりました、行きましょう」 唯「わぁ~い!」 梓(はぁ……この笑顔には弱いなぁ) 310:支援代わりにゆいあずとか ◆/BV3adiQ.o :07/18(土) 21:39:19.72 ID:gAby6aW60 (142) ID AA 唯「こんにちは~」 女「あら、唯ちゃん?」 唯「そうだよ~」 女「おっきくなったわね~」 なでなで 唯「えへへ~」 女「ほんとに、おっきくなって……あら、後ろの子は?」 唯「私の相棒だよっ」 梓(また相棒……) 女「まぁ、そうなの? 唯ちゃんにもそんな子ができたのね~」 なでなで 唯「えへへ~」 女「大変な子だけど、良い子だからこれからも仲良くしてあげてね?」 にこり 梓「あ、はい……そのつもりですが」 312:支援代わりにゆいあずとか ◆/BV3adiQ.o :07/18(土) 21:42:37.70 ID:gAby6aW60 (142) ID AA 女「あら、余計なお世話だったわね~」 唯「そうだよ~? あずにゃんは私のことが大好きなんだから~」 梓「えっ?」 女「あらあら惚気話かしら? ラブラブね~」 なでなで 唯「えへへ~」 梓「ちょ、ちょっと待ってくださいよ。私が先輩のことを好きだなんてどこから」 唯「嫌いなの?」 しょぼん 梓「う……。そういうことではないですけど……」 唯「じゃあ好き?」 梓「う……。その、嫌いでは、ないです……」 唯「それじゃよくわかんないよ~。好きなのか嫌いなのかはっきりしてよぉ~」 梓「うぅ……どちらかといえば好き、です」 唯「ほんと?」 314:支援代わりにゆいあずとか ◆/BV3adiQ.o :07/18(土) 21:45:39.41 ID:gAby6aW60 (142) ID AA 梓「は、はい」 唯「わぁ~い! あずにゃん大好き~!」 抱きっ 梓「ちょ、ちょっと……人前で何してるんですか」 唯「えへへ~あずにゃ~ん」 ぐりぐり 梓「あ、頭を押し付けないでくださいよ」 唯「え~? どうして~?」 梓「苦しいんですよっ」 唯「あ、そうなの?」 ぱっ 梓「あ……」 唯「ん? どうしたの?」 梓「い、いえ……」 唯「? 変なあずにゃん」 317:支援代わりにゆいあずとか ◆/BV3adiQ.o :07/18(土) 21:51:01.91 ID:gAby6aW60 (142) ID AA 女「唯ちゃん、ちょっとちょっと」 唯「な~に?」 女「こちょこちょ」 唯「わかった、やってみるっ」 女「やってらっしゃ~い」 唯「あずにゃ~ん」 梓「な、なんですか」 唯「ぎゅぅっ!」 梓「わわわっ!」 抱き抱き 唯「おぉ~よしよし」 すりすり 梓「な、何をするんですか」 唯「寂しかったんだよね?」 梓「何のことですか……」 319:支援代わりにゆいあずとか ◆/BV3adiQ.o :07/18(土) 21:55:02.24 ID:gAby6aW60 (142) ID AA 唯「私が急に放したからさびしかったんだよね~?」 梓「べ、別にそんなことは」 唯「ほんとう?」 梓「うぅ……」 唯「ほんとのほんと?」 梓「ううぅ……」 唯「ほんとのことを教えてほしいな……」 梓「……さびしかった、です……」 唯「やっぱりそうだったんじゃ~ん」 だきだきっ 梓「あっぷ……せんぱい、くるひいですよぉ……」 唯「気にしない気にしな~い」 梓「気にしますよ……」 唯「やっぱりあずにゃんはかわいいね~」 梓「な、何を言うんですか急に」 327:支援終わりのゆいあずとか ◆/BV3adiQ.o :07/18(土) 22:00:21.81 ID:gAby6aW60 (142) ID AA 唯「う~ん? 思ったことを言っただけだよ~?」 梓「それがだめなんですよ……」 唯「え~? どうして?」 梓「どうしてもですっ」 唯「それじゃ納得できないよ~? ちゃんと説明してよ~」 梓「恥ずかしいから、です」 唯「うん? 恥ずかしい?」 梓「いきなりそんなこといわれたら恥ずかしいじゃないですか」 唯「そんなこと?」 梓「その……かわいい、とか……」 唯「いつも言ってることじゃな~い」 梓「だから、いつも恥ずかしい思いをしてるって言いたいんですよっ」 唯「あ、そうだったの?」 梓「あ」 495:支援代わりにゆいあずとか ◆/BV3adiQ.o :07/18(土) 23:53:04.05 ID:gAby6aW60 (142) ID AA 唯「そうだったんだ~」 梓「ちちち違いますよ!? 今のは口が滑っただけで……あ」 唯「やっぱり~。あずにゃんかわいい~」 梓「うううぅ……」 女「あー、おほん」 梓「!?」 唯「あ、せんせいどうしたの~?」 女「そういうことは外でやってね、この子達の注目を浴びてもいいのならかまわないけど」 梓(う、……好奇の目に晒されてる……) 唯「お~かわいい~」 梓「って、そうじゃないでしょう!」 唯「え~? 何が~?」 梓「何でも関係ありません! 早く出ますよ!」 唯「あ、待ってよあずにゃ~ん」 498:支援代わりにゆいあずとか ◆/BV3adiQ.o :07/18(土) 23:57:00.36 ID:gAby6aW60 (142) ID AA 梓「さて、そろそろ日が暮れてきましたけど、次はどこに行きますか?」 唯「最後は決めてたんだ~」 梓「最後……ですか」 唯「うん! 場所は内緒だから着いてきてね~っ」 梓「わかりました」 562:支援じゃないけどゆいあずとか終 ◆/BV3adiQ.o :07/19(日) 00:48:41.36 ID:8jFYO+MH0 (104) ID AA 「着いたよ~」 「ここは……」  唯先輩に連れてこられた先は―― 「――海、ですか」  真っ白な海だった。 「うん! 今日は開いてない日だから誰もいないし私たちの貸切だよ~」  ぴくり。  貸切という言葉に、何かが反応した。 「そ、それは……」  どういう意味なのだろうか。 「あずにゃん……」  ざっざっざ……。  唯先輩がこっちに歩いてくる。 「今日は、私のわがままに付き合ってくれて、本当にありがとう」  そう言って、ぺこりとお辞儀をする先輩。 「え?」 「最初は本当に着いて来てくれるなんて思わなくって、ついついはしゃいじゃった」  ……それで、いつもよりハイテンションだったんですか。 「でも、はしゃぎすぎちゃったよね。あずにゃん何だか疲れてるもん」 「それは――」 「ごめんね」  そう言ってまたぺこり。  ――違う、唯先輩は何かを根本的に勘違いしている。 「先輩……」  びくっ。 「な、何……?」  その顔は、今から怒られるのを待っている子供のような顔で―― 「先輩は、勘違いしてますよ」  だから、精一杯安心させるように、優しく語り掛ける。 「私は、嫌々付き合っていたわけじゃありません」 564:支援じゃないけどゆいあずとか終 ◆/BV3adiQ.o :07/19(日) 00:50:00.59 ID:8jFYO+MH0 (104) ID AA 「へっ?」  ぽかんと口を開ける唯先輩を安心させるために―― 「私は、唯先輩と一緒に過ごしたかったから、今まで付き合ってきたんですよ」  その、小さな体を、ぎゅっと抱きしめる。 「あず……にゃん?」 「――大好きですよ、先輩」  ぴくりっ。  そう言った瞬間、唯先輩の体が強張ったのがわかる。 「え……?」 「最初は、気の迷いかと思いました」  そう、最初は本当に流されてるだけだとしか思えなかった。 「でも――」  しだいに、一緒にいるだけで幸せな気持ちになって。 「いつまでも一緒にいたいと、そう思ったんです」  そう、これが私の素直な気持ち。  いつまでも唯先輩と一緒にいたい。片時も離れたくない。  ――ある種の独占欲。 「先輩は、どう思いますか……?」  先輩も同じ気持ちだったら、すごく幸せ……だけど。 「……」  もし、応えてくれなかったら、その時は―― 「あずにゃんも、忘れてるみたいだね」 566:支援じゃないけどゆいあずとか終 ◆/BV3adiQ.o :07/19(日) 00:51:00.44 ID:8jFYO+MH0 (104) ID AA 「えっ?」 「言ったでしょ? あずにゃんは私の『相棒』だって」  ――あぁ、そういえばそうでした。  これはまたとんでもない思い違いをしてしまってたのか。 「だから、その問いにはこう答えるよ」  そして、唯先輩は―― 「あなたと私は一心同体」  とても嬉しい台詞を言ってくれた。 「ありがとう……ございます」  ぐすり。  思わず涙ぐんでしまう。 「ほらほら、あずにゃん泣かない泣かない」  なでなで。  頭を撫でられる。  いつもは恥ずかしさが勝っていたけど、今はそれよりも嬉しさが勝っている。 「唯先輩――」  だから、伝えよう。 「うん? なぁに?」  精一杯の気持ちを込めて。 「――これからも、よろしくお願いします」 Fin

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