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このSSは『【けいおん!】唯×梓スレ 2』というスレに投下されたものです http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1247988782/ 85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/25(土) 16:01:31 ID:p+R2+w6k ガチャ 梓「こんにちは、ってあれ?誰もいないや。でも鍵は空いてたし荷物も置いてあるし、待ってたら来る、よね」 ガチャ 唯「ヤホ―、ってあれ?あずにゃん一人だけ?」 梓「あ、こんにちは唯先輩。そうなんですよ、ただ鍵も空いてましたし荷物も置いてあったんで   少し席を外されてるんだと思います」 唯「ふーん、そうなんだ。せっかくみんなのためにおやつ持ってきたのになあ」 梓「珍しいですね、唯先輩がお菓子持ってくるなんて」 唯「最近話題になってる鯛焼き持ってきたんだよ。少し並んだけど、みんなにも食べてもらいたくてさ」 梓「えっ、鯛焼きですか!?」 唯「おお、珍しくあずにゃんが食いついてきた。そういえばあずにゃんって鯛焼き好きなんだっけ?」 梓「はい!大好きです!」 唯「鯛焼き……、あずにゃん……、そうだ。いいこと思いついちゃった」 梓「何ですか、唯先輩」 唯「ねえ、あずにゃん。鯛焼きって魚の形してるよね」 梓「だから鯛焼きっていうんじゃないですか」 唯「そこであずにゃんにクイズです。魚が好きな動物っていったら何が思い浮かぶ?」 梓「えっと、猫ですか?」 唯「せいかーい!そしてここにその猫の耳がデザインされたカチューシャがあります」 梓「ま、まさか……」 唯「ねえ、あずにゃん。猫耳つけて鯛焼き食べてくれない?」 梓「い、いやですよ。なんでわざわざそんなことしないといけないんですか!」 唯「えー、いいじゃんいいじゃん。猫耳が似合うのはもう分かってるんだからさ、   猫耳着けたあずにゃんが魚に飛びつく猫みたいに鯛焼きを美味しそうに頬張る。   その光景だけでご飯三杯はいけちゃうよ」 梓「いけなくていいですよ!とにかく、私はやりませんからね」 唯「そんなこと言っちゃうんだー。それじゃあこの鯛焼きはお預けしちゃおうかなー」 梓「えっ……」 唯「ほらほらー、羞恥心なんか捨てちゃってさー、食欲に身をゆだねようよー」 梓「うぅ……」 唯「私相手に今更恥ずかしがることもないでしょー、ほらー、とっても美味しそうだよー」 梓「わ、わかりましたよ。着けますよ、着ければいいんですね」 唯「それじゃ、さっそく着けてくれるかな?」 梓(私、もしかして唯先輩に遊ばれてる?ああ、もうどうにでもなれ!)スチャッ 唯「おお!やっぱり似合うよあずにゃん」 梓「そ、そうですか」 唯「うん、すごい似合ってるよ。ニャーって言って、ニャーって」 梓「ニャ、ニャア……」 唯「ああ、もう可愛すぎる!それじゃ言うこと聞いてくれた可愛い子猫ちゃんにはご褒美をあげなきゃね。   ほら、お待ちかねの鯛焼きだよ」 梓「あ、ありがとうございます」 唯「ちょっと、ダメだよあずにゃん」 梓「え、何がですか?」 唯「今あずにゃんは子猫なんだよ、ニャーしか喋っちゃダメ!」 梓「そ、そんなこと言ってなかったじゃないですか!」 唯「じゃあ、あーげない」 梓「わ、わかりました。もうここまで来ちゃったんですから、やります、やりますから」 86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/25(土) 16:07:27 ID:p+R2+w6k 唯「はい、よく言えました。それじゃ改めて、子猫ちゃんにお待ちかねのご褒美だよー」 梓「ニャ、ニャア」モグモグ 唯「どう、美味しい?」 梓「ニャン♪」 唯(あずにゃんホント可愛いなあ、ホンモノの猫より可愛いよ。……そうだ!)  「あずにゃん、ちょっとこっち来てくれる?」 梓「ニャ?」トコトコ 唯「ここ、おいで?」 梓「ニャ!?ニャーニャー」 唯「いいからおいでって」グイッ 梓「えっ!?」 唯「えへへ、あずにゃん捕まえた」 梓「ちょっ、ちょっと唯先輩!?」 唯「こーら、あずにゃん」 梓「あ……、ニャ、ニャニャニャー」 唯「こらこら、そんなに暴れないの」 梓「ニャン……」 唯「あずにゃんが可愛すぎるからいけないんだよ、あんなの見せられたら誰だって一人占めしたくなっちゃうよ。   それにしてもホント可愛いなあ、このまま持って帰りたいよ」 梓「ニャニャ!?」 唯「もちろん冗談だよ。だからせめて今だけ、楽しませて、ね?」 梓「ニャア……、ニャン!」 唯「ありがと、あずにゃん」ナデナデ 梓「ニャア……」 唯「そうだ、鯛焼き多めに買ってきてたんだけど、もうひとつ食べる?」 梓「ニャン♪」 唯「それじゃ、あーんして」 梓「ニャー」パクッ 唯「えへ、美味しい?」 梓「ニャンニャン♪」 唯「それは良かったー」ナデナデ 梓「ニャア♪」 唯「さてと、いつまでもあずにゃんとこうしていたいけど、もうすぐみんなも来るだろうし、もうそろそろ終わりにしようか。   ゴメンねあずにゃん、私のわがままに付き合わせちゃって」 梓「ニャニャ、ニャーニャーニャー」 唯「アハハ、もう普通に喋っていいよ」 梓「あ、わかりました。いえ、そんなことないですよ。なんだかんだで私も楽しんでましたし」 唯「それなら良かったよ、じゃあ今度から定期的にやってもらおうかな?」 梓「そ、それは……」 唯「冗談だよ。やってもらいたいってのはホントだけどね、無理は言わないよ。   でも、今日はホントありがと、あずにゃんの新しい顔が見れた気がするよ」 ガチャ 律「お、唯と梓が来てたか。ゴメンゴメン、今日締め切りの書類出すの忘れててさ、急いで出しに行ってたんだよ。   ……って、あれ?梓、どうしたんだ?」 梓「え、何ですか?」 律「いや、猫耳なんか着けちゃってさ」 梓「ニャッ!?」 おしまい すばらしい作品をありがとう

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