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421:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/26(日) 21:27:09.45 ID:V6fapt+e0 唯「ムギちゃんを監禁してみました」 紬「お二人ともどうしてこんなことを……」 梓「あなたは悪くないです」 紬「じゃあどうして……」 唯「麦茶とかいうあなたの信者がどうしてもと言うのでしょうがなくです」 紬「そんな……」 梓「諦めてくださいね」 がさっ 紬「! ……そ、その袋は……?」 唯「これですか? これはですね――」 ばさり 唯「ごきぶりを集めたものですよ!」 紬「ひいいぃ!」 432:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/26(日) 21:34:10.02 ID:V6fapt+e0  唯は、袋から飛び出したごきぶりを全て紬のいる方向に蹴り出した。 『カサカサカサカサカサカサ……』  3人のいる部屋では、ごきぶりの足音が無数に響く。 「それじゃ、私たちは退散しますね」 「えっ」 「その子たちを満足させてあげてくださいね?」 「ちょ――」 『キーバタンッ』  紬の声は虚しく部屋に響き、残されたのは紬と数百匹のごきぶり。 438:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/26(日) 21:37:29.38 ID:V6fapt+e0 『カサカサカサカサカサカサカサカサ……』  室内を蠢く黒い影。 「ひいぃっ! だ、誰か――」  助けを求める紬の言葉は、最後まで紡げなかった。  なぜなら―― 「んぅ!?」  数匹のごきぶりが、紬の口内へと侵入したからだ。 450:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/26(日) 21:42:22.67 ID:V6fapt+e0  紬の口内を冒す黒い影。  今は何とか歯を食い縛って耐えているが、そのうち開くだろう。  いや、それどころか―― 『びりびりっ』 「んん!?」 460:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/26(日) 21:46:59.78 ID:V6fapt+e0  ――突然、布が破けるような音がして、紬は驚いた。 『びりびりびりっ』  明らかに自分の服が破かれている。  それが解っているのに見れない。見ると気が狂ってしまうと解っているから。 『びりっ』  そして、ついに最後の糸が切れた。 『ばさっ』  今まで身体を纏っていた衣服が急になくなったことで、紬は寒さを感じていた。  ――薄ら寒さを。 469:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/26(日) 21:51:26.10 ID:V6fapt+e0  そうこうしている間にも、口内のごきぶりたちが本格的に侵食を始めた。  紬の歯を割り、我先にと喉の最奥を目指す。 「むぐぅ!?」  しかしそちらにばかり気を取られてはいけない。  衣服を破いたごきぶりたちが、今度は下着を剥がそうと奮闘して 484:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/26(日) 21:57:38.18 ID:V6fapt+e0 「むぐぅ!?」  ついに口内を侵食していたごきぶりたちが喉の最奥まで到達した。  そしてそこで産卵が行われる。 「んぐっ!? むぅ!?」  ひとつ、ふたつ、みっつ……。  同時に、膣内に侵入したごきぶりたちも産卵を始めた。  ひとつ、ふたつ、みっつ……。  紬は、喉と膣内、両方に加わっている重みに気付いているのだろう、苦しそうに顔を歪めている。 487:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/26(日) 21:59:42.98 ID:V6fapt+e0  行為が終わった後、唯と梓が部屋に戻ってきて、その異常な臭気に顔をしかめた。 「何ですかこれは」 「先輩、まさか全て食べてしまったんですか?」 「うふふ……ごきたん……」 「だめだこりゃ」 END

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