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「『桜高少女』 第1話 なめたん」(2009/09/13 (日) 05:41:21) の最新版変更点
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16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 03:20:20.99 ID:9AHYC1CKO
梓「…と言うわけです」
唯「う~ん…全然わからないや~」
梓「わかってください!本当先輩の知識の無さは…」
唯「えへへ…ごめんなさい…」
梓「申し訳ないと思うなら覚えてくださいよ…」
唯「でもあずにゃんは凄いよね~~。やっぱりお父さんやお母さんに教えてもらったの?」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 03:26:53.92 ID:9AHYC1CKO
梓「はい。覚える度にお母さんもお父さんも誉めてくれたので…すごく嬉しかったです」
唯「そうなんだー!あずにゃんはお母さんとお父さんが大好きなんだね!」
梓「はい!私…お母さんお父さんの子どもに生まれてよかったです…もし…」
唯「もし?」
梓「もしまた生まれ変わっても…私は2人の子どもとして生まれたいです…」
唯「いいね~親孝行だねあずにゃん!」
梓「さあ先輩!早く続きをやりましょう!この練習が終わったら私…家族でジャズのイベントに行くんです!」
唯「そーなんだ!」
梓「ずっとお父さんが私と行くのを楽しみにしていたので…」
唯「じゃあ早く終わらせちゃおう!」
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 03:32:23.70 ID:9AHYC1CKO
妖魔「イヒャヒャヒャヒャー」
ガシャンガシャン
校舎の窓ガラスを叩き割る妖魔
律「そこまでだ!」
妖魔「キエーーー!」
襲いかかる妖魔を軽くあしらう律
律「トドメ!」
ズガッザスッ!
二刀流の夫婦剣で妖魔を十字に切り裂いた
律「…またハズレか…どうすんだ澪?」
澪「撤退だ…ん…?…ムギか。どうしたんだ電話なんて…ああ…そうか…」
律「どうしたんだ澪?」
澪「部室周りにも何体か妖魔が現れたらしい…急ごう律!」
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 03:39:37.98 ID:9AHYC1CKO
唯「さて…っとあずにゃんも先に帰っちゃったし私も戸締まりして帰ろっと!」
ガチャリ
唯「これでよしっと!それにしてもあずにゃん楽しみにしてたな~」
唯「明日はりっちゃんたちも部活くるかな~…んん?ナッナンジャコリャー!」
唯の目の前に妖魔が…さらに妖魔に掴まれているのは…
唯「わー!あずにゃんが変人に首掴まれてるよーーあずにゃんをはなせー!」
梓「ゆっ唯…先輩…かはっ!」
首を絞める力を増す妖魔
唯「あずにゃん!う~ギー太ごめんね!このー!」
背にしたギターを妖魔に叩きつける!
ぐしゃ
しかしひしゃげたギターのように妖魔が倒れることはなかった
唯「かっかたい!コンクリかッ…!」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 03:44:58.35 ID:9AHYC1CKO
梓「先輩…にっ逃げ…」
べきっ
梓「ぐふぇ!」
ドサリ…倒れ動かない梓…
妖魔「ぴぃぁぁあ」
唯「あずにゃん!あずにゃん!?うわ…うわぁぁぁぁぁあずにゃぁぁぁぁぁぁん!許さない!許さない!」
ドン!
体当たりするもまったく効かない…
妖魔「ふいゃゃゃゃゃ」
唯の首を絞め梓と同じように持ち上げる妖魔
唯「ぐぁぁ!う…うぁぁ…はぅ…しっ死にたく…ないよぉ……」
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 03:53:54.29 ID:9AHYC1CKO
ズパンッ!
何かがひっぱたかれる音と共に妖魔は跡形もなく消え去った
唯「くはぁ!はあ…はあ……助かった……」
紬「大丈夫?」
唯「ムギちゃん!?いったい…ああ!それよりあずにゃんが…」
紬「大丈夫よ。梓ちゃんは気絶しているだけだから」
唯「よかったぁ…それよりあの変な奴はなに!?そもそもムギちゃんその鞭はなに!?」
紬「…ごめんね…唯ちゃんには話せないの…これは…力を持っている人以外には知られてはならない話…」
唯「なんで!?友達なのに!」
紬「唯ちゃん…今見たことは忘れて…」
唯「忘れてって…あ!後ろ!」
ドガンっ!!
紬「っ!?まっまさか気配を消せる妖魔までいたなんて…くっ!」
とっさに接近戦用のナイフを取り出したが妖魔に弾かれた
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 04:04:13.21 ID:9AHYC1CKO
妖魔「ぬぱぁぁぁ!」
妖魔の体から無数の触手が表れムギの体を締め上げる
紬「うぅ!あぐぅっ!あああぁぁぁぁぁ!!」
唯「ああ!ムギちゃん!?やめて…やめてーー!」
妖魔「ぬるぁぁぁぁ!」
紬「ああぁ!んん!?ぐはっ!!がはっ!」
触手が口を塞ぐ
紬「んん!!ぬふぅ!」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 04:13:22.63 ID:9AHYC1CKO
唯「ムギちゃんを離せー!!!」
ムギの弾かれたナイフを握りしめ妖魔に突き刺す唯
瞬間
ズガーン
妖魔は光を放ちはぜた
紬「はあぁ!く……まさか…唯ちゃんも…力を…」
また新手の妖魔が現れる
唯「許さない!」
カンカンカン
唯はナイフを振り回すが何故か妖魔に効かない
唯「あれ?あれれ?どうして切れないの!?さっきは切れたのに!きゃあ!」
妖魔の衝撃波に吹き飛ばされる唯
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 04:20:00.99 ID:9AHYC1CKO
紬「あとは任せて!」
鞭を握りしめ再び妖魔に立ち向かう
唯「どうしてさっきは切れたのに…」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 04:32:19.87 ID:9AHYC1CKO
別の場所
澪「やっぱり…」
律「唯にも私たちと同じ力があったな…」
澪「結局軽音部全員で戦うことになりそうだな…」
律「なんだ澪~?嬉しそうじゃんかー!」
澪「べっ別にそんなことない!ほら律!早く唯のとこに!これを渡しにさ!」
律「はいよー」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 04:40:17.23 ID:9AHYC1CKO
紬「く、さっきのダメージがまだ残ってるのかしら…」
妖魔に苦戦を強いられる紬
唯「どうすれば…ムギちゃんに加勢できるのかな…」
律「唯!魂を込めないと反応しないんだ!」
唯「りっちゃん!?どうしてここに!?」
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 04:43:35.80 ID:9AHYC1CKO
律「話すと長くなるんだけどな…まあとりあえずこれを!」
唯「剣…?」
律「そのナイフと同じように持ち手の心に反応して切れる剣だぜ!」
唯「持ち手の…?」
律「そう!楽器と同じように魂を込めないと反応しないんだ!」
唯「たましい…」
紬「ああ!逃げられちゃう!」
しとめ損ねた妖魔が逃げだそうとする
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 04:46:12.50 ID:9AHYC1CKO
律「唯!集中だ!魂を込めろー!!」
唯「みんなを…みんなをいじめる人は許さない!!」
地味で唯には到底振り回せなそうな剣を一閃!
唯「唯ストラッシュ!!」
ズバシャーッ!!
妖魔「くぱあー!」
奇声とともに妖魔は跡形もなく消え失せた…
さわ子「なるほどね…唯ちゃんにも力が…か。それに梓ちゃん…あれだけの攻撃を受けてこの傷の浅さ…もしかしたら…」
さわ子「どうやらこれからが楽しみね…うふふ…」
軽音部の面々に芽生えた謎の力…そして妖魔…
唯は律たちから驚きの話を聞かされることとなる
次回!「君は魂を賭けるか?」
16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 03:20:20.99 ID:9AHYC1CKO
梓「…と言うわけです」
唯「う~ん…全然わからないや~」
梓「わかってください!本当先輩の知識の無さは…」
唯「えへへ…ごめんなさい…」
梓「申し訳ないと思うなら覚えてくださいよ…」
唯「でもあずにゃんは凄いよね~~。やっぱりお父さんやお母さんに教えてもらったの?」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 03:26:53.92 ID:9AHYC1CKO
梓「はい。覚える度にお母さんもお父さんも誉めてくれたので…すごく嬉しかったです」
唯「そうなんだー!あずにゃんはお母さんとお父さんが大好きなんだね!」
梓「はい!私…お母さんお父さんの子どもに生まれてよかったです…もし…」
唯「もし?」
梓「もしまた生まれ変わっても…私は2人の子どもとして生まれたいです…」
唯「いいね~親孝行だねあずにゃん!」
梓「さあ先輩!早く続きをやりましょう!この練習が終わったら私…家族でジャズのイベントに行くんです!」
唯「そーなんだ!」
梓「ずっとお父さんが私と行くのを楽しみにしていたので…」
唯「じゃあ早く終わらせちゃおう!」
20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 03:32:23.70 ID:9AHYC1CKO
妖魔「イヒャヒャヒャヒャー」
ガシャンガシャン
校舎の窓ガラスを叩き割る妖魔
律「そこまでだ!」
妖魔「キエーーー!」
襲いかかる妖魔を軽くあしらう律
律「トドメ!」
ズガッザスッ!
二刀流の夫婦剣で妖魔を十字に切り裂いた
律「…またハズレか…どうすんだ澪?」
澪「撤退だ…ん…?…ムギか。どうしたんだ電話なんて…ああ…そうか…」
律「どうしたんだ澪?」
澪「部室周りにも何体か妖魔が現れたらしい…急ごう律!」
21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 03:39:37.98 ID:9AHYC1CKO
唯「さて…っとあずにゃんも先に帰っちゃったし私も戸締まりして帰ろっと!」
ガチャリ
唯「これでよしっと!それにしてもあずにゃん楽しみにしてたな~」
唯「明日はりっちゃんたちも部活くるかな~…んん?ナッナンジャコリャー!」
唯の目の前に妖魔が…さらに妖魔に掴まれているのは…
唯「わー!あずにゃんが変人に首掴まれてるよーーあずにゃんをはなせー!」
梓「ゆっ唯…先輩…かはっ!」
首を絞める力を増す妖魔
唯「あずにゃん!う~ギー太ごめんね!このー!」
背にしたギターを妖魔に叩きつける!
ぐしゃ
しかしひしゃげたギターのように妖魔が倒れることはなかった
唯「かっかたい!コンクリかッ…!」
22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 03:44:58.35 ID:9AHYC1CKO
梓「先輩…にっ逃げ…」
べきっ
梓「ぐふぇ!」
ドサリ…倒れ動かない梓…
妖魔「ぴぃぁぁあ」
唯「あずにゃん!あずにゃん!?うわ…うわぁぁぁぁぁあずにゃぁぁぁぁぁぁん!許さない!許さない!」
ドン!
体当たりするもまったく効かない…
妖魔「ふいゃゃゃゃゃ」
唯の首を絞め梓と同じように持ち上げる妖魔
唯「ぐぁぁ!う…うぁぁ…はぅ…しっ死にたく…ないよぉ……」
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 03:53:54.29 ID:9AHYC1CKO
ズパンッ!
何かがひっぱたかれる音と共に妖魔は跡形もなく消え去った
唯「くはぁ!はあ…はあ……助かった……」
紬「大丈夫?」
唯「ムギちゃん!?いったい…ああ!それよりあずにゃんが…」
紬「大丈夫よ。梓ちゃんは気絶しているだけだから」
唯「よかったぁ…それよりあの変な奴はなに!?そもそもムギちゃんその鞭はなに!?」
紬「…ごめんね…唯ちゃんには話せないの…これは…力を持っている人以外には知られてはならない話…」
唯「なんで!?友達なのに!」
紬「唯ちゃん…今見たことは忘れて…」
唯「忘れてって…あ!後ろ!」
ドガンっ!!
紬「っ!?まっまさか気配を消せる妖魔までいたなんて…くっ!」
とっさに接近戦用のナイフを取り出したが妖魔に弾かれた
26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 04:04:13.21 ID:9AHYC1CKO
妖魔「ぬぱぁぁぁ!」
妖魔の体から無数の触手が表れムギの体を締め上げる
紬「うぅ!あぐぅっ!あああぁぁぁぁぁ!!」
唯「ああ!ムギちゃん!?やめて…やめてーー!」
妖魔「ぬるぁぁぁぁ!」
紬「ああぁ!んん!?ぐはっ!!がはっ!」
触手が口を塞ぐ
紬「んん!!ぬふぅ!」
29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 04:13:22.63 ID:9AHYC1CKO
唯「ムギちゃんを離せー!!!」
ムギの弾かれたナイフを握りしめ妖魔に突き刺す唯
瞬間
ズガーン
妖魔は光を放ちはぜた
紬「はあぁ!く……まさか…唯ちゃんも…力を…」
また新手の妖魔が現れる
唯「許さない!」
カンカンカン
唯はナイフを振り回すが何故か妖魔に効かない
唯「あれ?あれれ?どうして切れないの!?さっきは切れたのに!きゃあ!」
妖魔の衝撃波に吹き飛ばされる唯
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 04:20:00.99 ID:9AHYC1CKO
紬「あとは任せて!」
鞭を握りしめ再び妖魔に立ち向かう
唯「どうしてさっきは切れたのに…」
32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 04:32:19.87 ID:9AHYC1CKO
別の場所
澪「やっぱり…」
律「唯にも私たちと同じ力があったな…」
澪「結局軽音部全員で戦うことになりそうだな…」
律「なんだ澪~?嬉しそうじゃんかー!」
澪「べっ別にそんなことない!ほら律!早く唯のとこに!これを渡しにさ!」
律「はいよー」
33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 04:40:17.23 ID:9AHYC1CKO
紬「く、さっきのダメージがまだ残ってるのかしら…」
妖魔に苦戦を強いられる紬
唯「どうすれば…ムギちゃんに加勢できるのかな…」
律「唯!魂を込めないと反応しないんだ!」
唯「りっちゃん!?どうしてここに!?」
34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 04:43:35.80 ID:9AHYC1CKO
律「話すと長くなるんだけどな…まあとりあえずこれを!」
唯「剣…?」
律「そのナイフと同じように持ち手の心に反応して切れる剣だぜ!」
唯「持ち手の…?」
律「そう!楽器と同じように魂を込めないと反応しないんだ!」
唯「たましい…」
紬「ああ!逃げられちゃう!」
しとめ損ねた妖魔が逃げだそうとする
35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/18(火) 04:46:12.50 ID:9AHYC1CKO
律「唯!集中だ!魂を込めろー!!」
唯「みんなを…みんなをいじめる人は許さない!!」
地味で唯には到底振り回せなそうな剣を一閃!
唯「唯ストラッシュ!!」
ズバシャーッ!!
妖魔「くぱあー!」
奇声とともに妖魔は跡形もなく消え失せた…
さわ子「なるほどね…唯ちゃんにも力が…か。それに梓ちゃん…あれだけの攻撃を受けてこの傷の浅さ…もしかしたら…」
さわ子「どうやらこれからが楽しみね…うふふ…」
軽音部の面々に芽生えた謎の力…そして妖魔…
唯は律たちから驚きの話を聞かされることとなる
『桜高少女』第一話「始動!」終わり