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854 :目次 【吉】 ◆INDEX/woDo :2009/09/01(火) 09:21:15.80 ID:CWWXQ/5m0  -ぼういん!(暴飲)-  それはお姉ちゃんが徹夜で勉強してたある休日のことでした。寝ていた私でしたが、ちょっと心配になったのでお姉ちゃんの部屋を覗こうと思い、部屋に行ってみると…… 「あれ? 居ない……」  徹夜勉強も限界で机に倒れてると思っていたのですが、そこにはパジャマ姿のお姉ちゃんは居なかったのです。ちょっと心配になってリビングに行くとお姉ちゃんは居て、冷蔵庫から栄養ドリンクを取り出してました。 「あ、お姉ちゃん寝ないで勉強してたんだ。栄養ドリンク飲むなんて珍しいね?」 「あ~……憂~。ちょっとりっちゃんに聞いて試してみようかな~と思ってね~。ゴクゴク……」 「試す? 何を?」 「ぷはぁ~。栄養ドリンクと珈琲を一緒に飲むと眠気が一瞬で消えるんだって~」 「それ大丈夫なの?」 「さぁ?」 「さぁ? って……」 「じゃ、ちょっと朝の空気を吸うついでに缶珈琲買ってくるね」  そういうと、お姉ちゃんはまだ朝早い外をパジャマ姿のまま出て行きました。 -Yui of View-  りっちゃんのお勧めしたこの方法。取り敢えず栄養ドリンク飲んだらなんか勉強疲れが軽くなった気がする。 「甘いカフェオレで~♪ 朝のお目覚め~♪」  誰かは濃いエスプレッソが好きって言ってたけど、私はやっぱり甘くてミルクたっぷりのカフェオレが良い。りっちゃんも珈琲って言ってただけで、別に種類は指定してないから大丈夫なはず。  鼻歌混じりに短い自販機までの道のりを行くと、目次君が居た。 「あ、もっくん」 「もっくん言うな」 「もっくんも珈琲?」 「珈琲。栄養ドリンクと珈琲のコンボの為に。後、もっくん言うな」 「りっちゃんの情報源はココか~」  その後軽い話をして私はカフェオレ、もっくんはエスプレッソを買って別れた。 そして後半へ続く。 855 :目次 【中吉】 ◆INDEX/woDo :2009/09/01(火) 09:34:34.04 ID:CWWXQ/5m0 -Ui of View-  お姉ちゃんが出かけてから10分。そろそろ帰ってきても良い筈なのに、まだ帰ってきません。まさか誘拐……は流石に考えにくいし、誰かと話でもしてるのでしょうか? 「ただいまぁ~」 「お帰り~。遅いから心配したよ?」 「ごめんねぇ~。もっくんが居たからついついね~」  もっくんは多分目次先輩の事。目次先輩ならお姉ちゃんに取り付く虫じゃないから安心出来ます。 「で、お姉ちゃん何買ったの?」 「カフェオレ~。 ボトルの買ってきたから飲む?」 「うん。いただきます」  二人で過ごす朝の一時。普段なら寝てるお姉ちゃんとこんなに早くから一緒に居られるなんて、今日はラッキーです。 「それじゃ私、ちょっと寝るね」 「あ、うん。お休み」  カフェオレを飲み終わると部屋へと戻るお姉ちゃん。 そしてそれから10分後…… 「憂~!」  お姉ちゃんが突然私の事を叫んだので、慌てて部屋に行ってみると。 「どうしたのお姉ちゃん?」 「眠れない! なんか凄くハイテンションなの!」  お姉ちゃんの目はギラギラと輝いて、ベッドから何か熱気の様なものが感じられました。 「お姉ちゃん……それきっとさっきの飲み合わせだよ……」  それからお姉ちゃんはその日一日起きたままでした。 -Fin-
854 :目次 【吉】 ◆INDEX/woDo :2009/09/01(火) 09:21:15.80 ID:CWWXQ/5m0  -ぼういん!(暴飲)-  それはお姉ちゃんが徹夜で勉強してたある休日のことでした。寝ていた私でしたが、ちょっと心配になったのでお姉ちゃんの部屋を覗こうと思い、部屋に行ってみると…… 「あれ? 居ない……」  徹夜勉強も限界で机に倒れてると思っていたのですが、そこにはパジャマ姿のお姉ちゃんは居なかったのです。ちょっと心配になってリビングに行くとお姉ちゃんは居て、冷蔵庫から栄養ドリンクを取り出してました。 「あ、お姉ちゃん寝ないで勉強してたんだ。栄養ドリンク飲むなんて珍しいね?」 「あ~……憂~。ちょっとりっちゃんに聞いて試してみようかな~と思ってね~。ゴクゴク……」 「試す? 何を?」 「ぷはぁ~。栄養ドリンクと珈琲を一緒に飲むと眠気が一瞬で消えるんだって~」 「それ大丈夫なの?」 「さぁ?」 「さぁ? って……」 「じゃ、ちょっと朝の空気を吸うついでに缶珈琲買ってくるね」  そういうと、お姉ちゃんはまだ朝早い外をパジャマ姿のまま出て行きました。  -Yui of View-  りっちゃんのお勧めしたこの方法。取り敢えず栄養ドリンク飲んだらなんか勉強疲れが軽くなった気がする。 「甘いカフェオレで~♪ 朝のお目覚め~♪」  誰かは濃いエスプレッソが好きって言ってたけど、私はやっぱり甘くてミルクたっぷりのカフェオレが良い。りっちゃんも珈琲って言ってただけで、別に種類は指定してないから大丈夫なはず。  鼻歌混じりに短い自販機までの道のりを行くと、目次君が居た。 「あ、もっくん」 「もっくん言うな」 「もっくんも珈琲?」 「珈琲。栄養ドリンクと珈琲のコンボの為に。後、もっくん言うな」 「りっちゃんの情報源はココか~」  その後軽い話をして私はカフェオレ、もっくんはエスプレッソを買って別れた。 そして後半へ続く。 855 :目次 【中吉】 ◆INDEX/woDo :2009/09/01(火) 09:34:34.04 ID:CWWXQ/5m0  -Ui of View-  お姉ちゃんが出かけてから10分。そろそろ帰ってきても良い筈なのに、まだ帰ってきません。まさか誘拐……は流石に考えにくいし、誰かと話でもしてるのでしょうか? 「ただいまぁ~」 「お帰り~。遅いから心配したよ?」 「ごめんねぇ~。もっくんが居たからついついね~」  もっくんは多分目次先輩の事。目次先輩ならお姉ちゃんに取り付く虫じゃないから安心出来ます。 「で、お姉ちゃん何買ったの?」 「カフェオレ~。 ボトルの買ってきたから飲む?」 「うん。いただきます」  二人で過ごす朝の一時。普段なら寝てるお姉ちゃんとこんなに早くから一緒に居られるなんて、今日はラッキーです。 「それじゃ私、ちょっと寝るね」 「あ、うん。お休み」  カフェオレを飲み終わると部屋へと戻るお姉ちゃん。 そしてそれから10分後…… 「憂~!」  お姉ちゃんが突然私の事を叫んだので、慌てて部屋に行ってみると。 「どうしたのお姉ちゃん?」 「眠れない! なんか凄くハイテンションなの!」  お姉ちゃんの目はギラギラと輝いて、ベッドから何か熱気の様なものが感じられました。 「お姉ちゃん……それきっとさっきの飲み合わせだよ……」  それからお姉ちゃんはその日一日起きたままでした。  -Fin-

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