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650 :(仮名) ◆PzD3ftv2xo :2009/09/05(土) 22:11:50.99 ID:3pKb8U1nO 律「なんだろコレ…カードケース?」 ギュウウウン! 律「な、何?なんでベルトが…!」 ガチャ!…シャキーン! 律「ええ!?何だよこの格好!?…鏡に吸い込まれ…!」 怪物が跋扈する鏡の世界。 律の元に、赤い龍が舞い降りる。 律「あいつ、あたしを食う気か?やべえ、武器になるものなんかねえのかよ?…そうだ!カード!」 律はカードケースからカードを取り出す。 律「やり!これをこいつに入れるんだよな?」 律は左腕に付いた機械-バイザー-にカードを装填する。 『ソードベント』 空から一振りの剣が振ってくる。 律「だりゃあー!」 カキン、と乾いた音を立てて、あっさり剣が折れる。 律「剣が折れたー!」 656 :(仮名) ◆PzD3ftv2xo :2009/09/05(土) 22:54:47.36 ID:3pKb8U1nO 律「もうだめだー!」 その時、律に似た格好の女?が現れる。 女?「どいてろ。」 『アドベント』 その女?がカードを剣の柄に装填すると、巨大な蝙蝠が現れる。 蝙蝠と共に赤い龍を追い詰めていく。 女?と蝙蝠の攻撃に、龍はたまらず逃げていく。 女?「逃がしたか、まあいい。…お前も早く出ろよ。」 律「出るってどうやって!?」 女?「来た場所は分かるな?そこから出るんだよ。」 女?は去っていった。 律「え~と元来たとこ元来たとこ…あった!」 律は鏡をくぐる。 律「帰ってこれた!…でも、何だったんだろ、あれ。」 翌日 音楽室で、昨日あった出来事をメンバー達に話した。 紬「あらあら、それは大変だったわねえ。」 律「ほんと、一時はどうなる事かと思ったぜ。」 唯「ねえねえ、助けてくれた人って誰だったの?」 律「分かんねーよ。顔見えなかったし。」 澪「今度あったらちゃんとお礼言うんだぞ?」 そう言う澪のポケットには、蝙蝠のような紋章があしらわれたカードケースが入っていた。 続くだろうか

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