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りつみおシリーズ ◆Ns.EBMhHjhs0」(2009/09/18 (金) 18:54:00) の最新版変更点

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このSSは『【けいおん!】澪×律スレ』というスレに投下されたものです 317 :りつみおシリーズ ◆Ns.EBMhHjhs0 :2009/09/18(金) 00:39:30 ID:O9ITjX4K ―――――――それはいつものティータイム…ではなく珍しく練習をしていた時の話だった 澪「律!またドラム走って(ry」 律「大事なのは勢いだよ!勢い!」 唯梓「あ~また始まったよ…全く」 唯「えっ」 梓「えっ」 紬「うふふ♪」 私はいつもの如く走り気味なのを澪に注意されていた ………なんか梓の発言が微妙におかしいのと喧嘩してるのに何故かムギがニコニコしてるのは…この際ほっとこう…問題はその後の澪の発言だ… 澪「全く、大体律はどうしてこう………女の子らしい所っていうか…可愛い所がないっていうか……」 ズキッ ―――瞬間、胸に気持ちの悪い何かが走り―――― その後の事は―――よく覚えていなかった -田井中邸- 「女の子らしくない」 今の私のミニマム脳みそが必至こいて反芻している言葉がこれだ …あれ?私ってそもそも女の子だよな? てか別に女の子らしくない行動なんて今に始まった事じゃないのに………なんだってこんな――― ―――なんだって澪に言われたからってこんな――― あぁもういいや、今日は寝ちゃおう――― -翌朝- うん まぁ なんだ 全っっっっっっっっっっ然!眠れなかったし……… あぁ何やってんだろ私… とりあえず眠たげながらも髪をセットして学校行くしかないか… と、鏡の前へ行く私 「………」 「…………」 「……………///」 -学校- ガララ 唯「ほぇ?」 紬「どうしたの唯ちゃん?」 唯「んー、今入ってきた子可愛いな~って思ってね」紬「あらまぁホントね♪…ってこっちに近付いてきてるのは…なんで?」 (う~///やっぱ恥ずかしいよ~///) ?「あっ…お…」 唯紬「???」 ?「おはよう…ゆ、唯…ちゃん、ムギ…ちゃん///」 318 :りつみおシリーズ ◆SENtBTlZ8oGv :2009/09/18(金) 00:43:21 ID:O9ITjX4K あああ~!こんなん私のキャラじゃないし! 唯「ななななんだってとととというかどちら様でででしょうか」アワアワ 紬「れれれ冷静になるのよゆゆゆ唯ちゃん」アワアワ ―――てかこいつら全然気付かないし ?「わっ私だよ!…じゃなくて私よ!忘れたの!?」 紬「ハッ…その声…まさかりっちゃん!?」 唯「うぇぇぇぇぇぇ!?」 この池沼後でぶっとばすか畜生め ―まぁでも無理もないのかもしれない ―――――学校に行く前、何をすれば女の子らしくなれるのか、ない脳みそを使った結果――とりあえずおでこを隠すのと軽く化粧をしてみるのと言葉遣いを直す事をまずやってみようと決心した しかしいざやってみると…は、恥ずかしい/// 澪じゃないけどこれはホント恥ずかしいって…/// つーか化粧はともかくデコのない私とかおかしーし 女口調とかさらにおかしーし とりあえず言葉遣いはちょっと無理があったのでやめた… その日の放課後までは唯に「そんなのりっちゃんのキャラじゃ(ry」を散々言われたのは…あぁもうどうでもいいや 放課後 部室 唯紬「こんにちはー!」 律「こ………こんにちわ///」 梓「唯先輩ムギ先輩こんにち…ってそちらの方は?」 あぁ…予想通りの反応だなぁ。まぁもう平気だけどさ 唯「ふっふっふっ!聞いて驚くなかれあずにゃん!なんとこちらの方の正体h」 澪「律だろ」 唯紬梓律「!?」 えっ 気付いてくれたのか…澪 さ、流石は私の親友だなぁ~あはははそれでこそ澪だぜ! 澪「ほら、それよりさっさと練習するぞ。学園祭終わったからって気抜いてたらダメになるからな」 ―――それより? あぁなんだ、別に私のこの精一杯のお洒落はどうでもいいってか まぁそうだよなアハハ何一人で突っ走ってるんだろう私馬鹿だなぁアハハ ―――澪のバカ 澪のアホ 澪の畜生 澪のおたんこなす 澪の―――澪の鈍感 澪…澪…澪… 私の事…ちゃんとみてよ バカ澪ぉ……… 321 :りつみおシリーズ ◆1UKIwPUWjQ/A :2009/09/18(金) 01:31:36 ID:O9ITjX4K あぁ――― 世界が滲む 私の目の前の世界がまるで大洪水のようになって ついには水没して――――った そのあ――――は、もう―――にも覚え――い―――――― ――――――――― 可愛い 超可愛い つーかおかしくねーし あの律が あのガサツで大雑把で適当人間の律が お洒落をしてきた しかも可愛いかった ―――つい一瞬見とれてしまう程に でもまたからかわれるんだろと思ってとりあえずなんか口に出さなきゃとつい出てしまった言葉が 「それより(ry」 それよりはないよな うん、ないな ちょっとマズかったかなぁ… まぁでも律の事だし平気かな 「…グスッ」 ………そんな訳がなかった 律「ふぇ…グスッ」ポタッ えっ 律? 泣い………てる? 律「ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!」ポタポタ り、律…? え?そんな…? 唯「へ?りりりりっちゃん隊員!?」 梓「律先輩!?どうしたんですか?」 紬「あわあわどうしたら…そ、そうだわ!お茶にしよ?りっちゃん!それでまずは落ち着いて?ね?」 律「…………」グスッ 「みんなゴメン…私今日帰る…」ダッ なっ!? 澪「ちょっと律!」 ダ、ダメだよ律! 律! ごめんなさいどこにも行かないでよお願い謝るから一緒に居てよ律 りつぅ… どこにいるの…りつぅ… そばにいてよ…りつぅ… あいたいよ…りつぅ… ――――――――― 322 :りつみおシリーズ ◆/lQMO72QVo :2009/09/18(金) 01:36:16 ID:O9ITjX4K -秋山邸- 今―――律は私の家にいる あの後私はみんなに今日の練習は無しだと伝えて追いかけていった ―――なんだか梓あたりが「何故だ!何故にこうも甘いのだ…軽音部は!」 とか言ってた気がするがとりあえず放置で安定余裕でした そして律に追い付き、いやいや言いながらもなんとか説得し とりあえず家にきてもらった ――――――――― 澪に拉致られた あぁどうしよう 澪の部屋、二人だけの空間、気まずい 一体何からどう話せばいいんだろうか――― 澪「り、律?あのさ」 あれ?なんだろう? 澪の顔を見てるとなんだかムラムラしてきたぞ? 澪「さ、さっきはゴメンね、折角律がお洒落してきたのに…」 あっマズい、この感じ 胸の奥にしまっていたハズの感情が蠢(うごめ)いて――― もう………ダメだ ガバッ 私は澪に抱き付いた 澪「ふぇ!?り、律…?///」 澪の真っ赤な顔を見て私は決心した 律「澪」 澪「え?」 律「好きだよ 澪」 323 :りつみおシリーズ ◆/lQMO72QVo :2009/09/18(金) 01:40:02 ID:O9ITjX4K ―――――――――― あ、ありのまま今起こった事を………じゃなくて! 今、律に告白された うん、告白された。「好きだ」と言われて ―――率直な気持ちを述べよう 嬉しかった 律があたしの事を好き だと言った時、心臓が数秒停止した。 いや冗談ではなくマジで 数秒後、元の世界に戻ってきた時、私はある事を決心した …とりあえずその前に返事をするか 律は今多分、すごく不安になってるだろうし ――――――――― 思いの丈を―――全てぶつけた もはやここまできたんだ、女の子同士とか関係ない もう、吐き出す物など―――ない !!…澪が喋ったり始めた… ――――澪は―――― 「私も好きだよ 律」 律「………!」 瞬間 あたしは泣いて澪の胸にとびこんだ 澪が――――あたしの事を―――受け入れてくれて――― ―――――――― 律「ふぇぇぇ…みおぉ…」グスッ 澪「ゴメンね…律。不安だったでしょ?色々と」 律「…うん」ズズッ 澪「ごめんね…律。これからは これからはずっと一緒にいよう、律」 律「みおぉ…」 澪「好きだよ………律///」 律「私も……澪が……好き…///」 その時 どちらからともなく互いの唇が触れ合った 世界は変わる 法律という名の勝手なルールを敷かれた窮屈な世界の中で、私達は必死に抗う -報われぬ恋- それでも -世間の冷たい目- だとしても 私達が変えてやる そんな世界 私の隣に一番大事な人が―――澪がいてくれる限り fin すばらしい作品をありがとう

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