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81 :謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo :2009/09/18(金) 18:14:46.23 ID:Cbj/ZJg0O 今日、軽音楽部の部室(というか音楽室)に行くと、澪と律が大喧嘩をしていた。 唯と紬はオロオロしながら様子を見ている。 澪「もういい!二度とお前の顔なんか見たくない!」 律「…そうかよ。分かったよ!」 律は音楽室を飛び出していった。 和「…え~と、何があったの?」 唯「の、和ちゃん!大変なの!りっちゃんと澪ちゃんが喧嘩しちゃって、りっちゃんが出てっちゃったの!」 私を見つけるなり、半泣きになりながらすり寄ってくる唯。 和「うん。そこは見てたわ。…一体どうして喧嘩したの?」 私は澪に視線を移して質問する。 83 :謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo :2009/09/18(金) 18:57:13.89 ID:Cbj/ZJg0O 澪は私を凄い剣幕で睨むと、そのままそっぽを向いてしまった。 紬「私達が来た時には、もう喧嘩してたの。だから、原因は分からないわ。」 和「そっか。」 さっきの澪の態度を見る限りでは…原因は、私? 私、何か2人を仲違いさせる様な事したかしら? すると、澪がそっぽを向いたまま言う。 澪「最近、ずいぶん律と仲いいみたいじゃない。いっその事、そういう仲になっちゃえば?」 まあ、仲悪くはないけど。 この間も、学食に一緒に行ったし。 もっとも、体育館の使用許可届が出てなかったから、それを書いて貰うついでだったんだけど。 ていうか、そういう仲ってどういう仲? 116 :謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo :2009/09/18(金) 21:28:30.33 ID:Cbj/ZJg0O 和「澪、何を勘違いしてるか知らないけど…。」 澪「うるさい!話しかけるな!」 う~ん…。 駄目だ、今私が何を言っても聞く耳を持たなそうだ。 …また明日出直そう。 翌日、昼休み 生徒会メンバーとの食事を終え、教室に着くと、物凄く申し訳なさそうな顔をした澪が近づいてくる。 澪「あ、あの…昨日は、ゴメン。あんな事、言うつもりじゃ無かったのに…。」 和「仕方ないわよ。誰だってイライラしてると、言いたくない事をつい言っちゃうものだし。気にしてないわ。」 澪「う…ごめん。ありがと。」 和「結局、昨日はなんで喧嘩してたの?」 121 :謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo :2009/09/18(金) 21:51:21.91 ID:Cbj/ZJg0O 澪「え゛っ!?い、いや、それは…その…。」 何故か動揺する澪。 和「話しづらい事なら、また放課後に…。」 澪「いっいや、話すよ!えっと…その…。」 澪はモジモジしながら答える。 澪「実は……の事が…なんだ。」 和「えっ?」 澪「私は!真鍋和さんが!大好きです!」 それはつまり、恋人としてって事? …とは、さすがに聞けなかった。 今の言い方は明らかにそういう事なんだろう。 和「あの、私、そういう趣味は…。」 澪「分かってる!分かってるけど!この気持ちは、抑えられないんだ!」 ど、どうしよう。 気持ちはすごく嬉しいけど、さすがにそれは…。 125 :謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo :2009/09/18(金) 22:07:09.83 ID:Cbj/ZJg0O 放課後 律から体育館の使用許可届を受け取りに、音楽室に行く。 和「律いる?例の提出物の件だけど…。」 唯「いらっしゃ~い和ちゃん。ほら、りっちゃん!」 紬「ちゃんと話しましょう?」 律「う…うん。」 いつになく元気がない律。 というか、何故私を見てモジモジしてるんだろうか? 律「あ、あのさ…笑わないで聞いてくれよ?」 和「内容によるわね。」 律「あのさ…あたし、和の事………ああ!やっぱりダメ!」 紬「りっちゃん、ファイト!」 紬が目を輝かせながら励ます。 …なんか、昼休みにも似たような光景を見たような気がする…。 136 :謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo :2009/09/18(金) 23:01:48.73 ID:Cbj/ZJg0O 律…まさか、あなたまで…! 律「あたし、和の事が…大好きだー!!」 そう叫んで、音楽室を飛び出していく律。 …何かしら、昨日も同じ光景を見た気がする。 状況は違うけど。 梓「律先輩、どうかしたんですか?昨日といい今日といい。」 紬「ええ、実はね…。」 …………… 紬「という訳なの~。」ニヤニヤ 梓「そ、そんな事が…。」タラタラ 私を凝視してなにやら想像しながら鼻血を垂らす梓。 一体、何故こんなことになったんだろう? 145 :謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo :2009/09/18(金) 23:40:11.84 ID:Cbj/ZJg0O 最近、昼休みに律と学食で会う事が多い。 と言っても、私が生徒会の面々と食べているところに律が来るのだけど。 たまたまその様子を見かけた澪がヤキモチを焼いたのが、昨日の喧嘩の原因のようだ。 しかもどっちも私の事が好きとなれば、余計喧嘩もひどくなる訳で。 …複雑な気分だわ、色々な意味で。 唯「トライアングラーだね、和ちゃん!」 紬「いい三角関係ですわ~。」キラキラ 和「なによそれ…笑えないわよ。」 梓「右に同じくです。」 その頃。 音楽室を飛び出したあたしは、近場の喫茶店でお茶しながらぼんやりと考え事をしていた。 はあ…和。 凛々しくて、しっかり者で、すごく優しくて…。 146 :謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo :2009/09/18(金) 23:55:32.87 ID:Cbj/ZJg0O ふとカウンターの奥に目をやると、そこに澪がいた。 あいつ、こんなとこで何してんだ? …って、あたしが言えたセリフじゃねーか。 昨日の事があって、なんだか音楽室に顔を出しづらい私は、近場の喫茶店でお茶をしていた。 和…やっぱり、普通に男が好きだよな。 いや、まあ、私も本当はそうだけど。 でも、まさか律まで和を好きだなんて…。 私…どうすればいいんだろう…? マスターが突然、私の前にショートケーキを置く。 マスター「あちらのお客様からです。」 言われてそちらを見ると、そこには律がいた。
81 :謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo :2009/09/18(金) 18:14:46.23 ID:Cbj/ZJg0O 今日、軽音楽部の部室(というか音楽室)に行くと、澪と律が大喧嘩をしていた。 唯と紬はオロオロしながら様子を見ている。 澪「もういい!二度とお前の顔なんか見たくない!」 律「…そうかよ。分かったよ!」 律は音楽室を飛び出していった。 和「…え~と、何があったの?」 唯「の、和ちゃん!大変なの!りっちゃんと澪ちゃんが喧嘩しちゃって、りっちゃんが出てっちゃったの!」 私を見つけるなり、半泣きになりながらすり寄ってくる唯。 和「うん。そこは見てたわ。…一体どうして喧嘩したの?」 私は澪に視線を移して質問する。 83 :謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo :2009/09/18(金) 18:57:13.89 ID:Cbj/ZJg0O 澪は私を凄い剣幕で睨むと、そのままそっぽを向いてしまった。 紬「私達が来た時には、もう喧嘩してたの。だから、原因は分からないわ。」 和「そっか。」 さっきの澪の態度を見る限りでは…原因は、私? 私、何か2人を仲違いさせる様な事したかしら? すると、澪がそっぽを向いたまま言う。 澪「最近、ずいぶん律と仲いいみたいじゃない。いっその事、そういう仲になっちゃえば?」 まあ、仲悪くはないけど。 この間も、学食に一緒に行ったし。 もっとも、体育館の使用許可届が出てなかったから、それを書いて貰うついでだったんだけど。 ていうか、そういう仲ってどういう仲? 116 :謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo :2009/09/18(金) 21:28:30.33 ID:Cbj/ZJg0O 和「澪、何を勘違いしてるか知らないけど…。」 澪「うるさい!話しかけるな!」 う~ん…。 駄目だ、今私が何を言っても聞く耳を持たなそうだ。 …また明日出直そう。 翌日、昼休み 生徒会メンバーとの食事を終え、教室に着くと、物凄く申し訳なさそうな顔をした澪が近づいてくる。 澪「あ、あの…昨日は、ゴメン。あんな事、言うつもりじゃ無かったのに…。」 和「仕方ないわよ。誰だってイライラしてると、言いたくない事をつい言っちゃうものだし。気にしてないわ。」 澪「う…ごめん。ありがと。」 和「結局、昨日はなんで喧嘩してたの?」 121 :謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo :2009/09/18(金) 21:51:21.91 ID:Cbj/ZJg0O 澪「え゛っ!?い、いや、それは…その…。」 何故か動揺する澪。 和「話しづらい事なら、また放課後に…。」 澪「いっいや、話すよ!えっと…その…。」 澪はモジモジしながら答える。 澪「実は……の事が…なんだ。」 和「えっ?」 澪「私は!真鍋和さんが!大好きです!」 それはつまり、恋人としてって事? …とは、さすがに聞けなかった。 今の言い方は明らかにそういう事なんだろう。 和「あの、私、そういう趣味は…。」 澪「分かってる!分かってるけど!この気持ちは、抑えられないんだ!」 ど、どうしよう。 気持ちはすごく嬉しいけど、さすがにそれは…。 125 :謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo :2009/09/18(金) 22:07:09.83 ID:Cbj/ZJg0O 放課後 律から体育館の使用許可届を受け取りに、音楽室に行く。 和「律いる?例の提出物の件だけど…。」 唯「いらっしゃ~い和ちゃん。ほら、りっちゃん!」 紬「ちゃんと話しましょう?」 律「う…うん。」 いつになく元気がない律。 というか、何故私を見てモジモジしてるんだろうか? 律「あ、あのさ…笑わないで聞いてくれよ?」 和「内容によるわね。」 律「あのさ…あたし、和の事………ああ!やっぱりダメ!」 紬「りっちゃん、ファイト!」 紬が目を輝かせながら励ます。 …なんか、昼休みにも似たような光景を見たような気がする…。 136 :謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo :2009/09/18(金) 23:01:48.73 ID:Cbj/ZJg0O 律…まさか、あなたまで…! 律「あたし、和の事が…大好きだー!!」 そう叫んで、音楽室を飛び出していく律。 …何かしら、昨日も同じ光景を見た気がする。 状況は違うけど。 梓「律先輩、どうかしたんですか?昨日といい今日といい。」 紬「ええ、実はね…。」 …………… 紬「という訳なの~。」ニヤニヤ 梓「そ、そんな事が…。」タラタラ 私を凝視してなにやら想像しながら鼻血を垂らす梓。 一体、何故こんなことになったんだろう? 145 :謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo :2009/09/18(金) 23:40:11.84 ID:Cbj/ZJg0O 最近、昼休みに律と学食で会う事が多い。 と言っても、私が生徒会の面々と食べているところに律が来るのだけど。 たまたまその様子を見かけた澪がヤキモチを焼いたのが、昨日の喧嘩の原因のようだ。 しかもどっちも私の事が好きとなれば、余計喧嘩もひどくなる訳で。 …複雑な気分だわ、色々な意味で。 唯「トライアングラーだね、和ちゃん!」 紬「いい三角関係ですわ~。」キラキラ 和「なによそれ…笑えないわよ。」 梓「右に同じくです。」 その頃。 音楽室を飛び出したあたしは、近場の喫茶店でお茶しながらぼんやりと考え事をしていた。 はあ…和。 凛々しくて、しっかり者で、すごく優しくて…。 146 :謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo :2009/09/18(金) 23:55:32.87 ID:Cbj/ZJg0O ふとカウンターの奥に目をやると、そこに澪がいた。 あいつ、こんなとこで何してんだ? …って、あたしが言えたセリフじゃねーか。 昨日の事があって、なんだか音楽室に顔を出しづらい私は、近場の喫茶店でお茶をしていた。 和…やっぱり、普通に男が好きだよな。 いや、まあ、私も本当はそうだけど。 でも、まさか律まで和を好きだなんて…。 私…どうすればいいんだろう…? マスターが突然、私の前にショートケーキを置く。 マスター「あちらのお客様からです。」 言われてそちらを見ると、そこには律がいた。 349 名前:謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo [sage] 投稿日:2009/09/19(土) 21:00:47.29 ID:nixMUa+VO 私の隣に席を移してくる律。 澪「これで機嫌取ったつもりか?」 律「そ、そんなんじゃねーよ!…その、昨日は、ゴメン。」 謝らせちゃった…。 謝らなきゃいけないのは私の方なのに。 澪「私の方こそ…ごめん。律と和の関係、誤解して拗ねたりしたから…。」 律「なになに~?拗ねてたの~澪ちゃ~ん?」ニヤニヤ 澪「もう、茶化すな!…本当に、友達止まりなんだよな?」 律「少なくとも、和は友達以上に思ってないだろうな。…多分、澪の事も。」 …分かってはいるけど。 やっぱり、好きって気持ちは変わらない。 それは、律も同じなんだろう。 363 名前:謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo [sage] 投稿日:2009/09/19(土) 21:42:18.38 ID:nixMUa+VO 律「あたし、さっき告ったんだ!…答え聞くの怖くて、逃げて来ちゃったけど。」 澪「あはは!律らしいなあ!」 律「なんだよそれ!」 そんなこんなで、私達は一時休戦する事にした。 いつまでもギクシャクしてたら唯達にも悪いしな。 翌日 私は音楽室に向かう。 ここの所、毎日来てる気がする。 まあ、律が届を出してくれれば、来ることも無くなるんだろうけど。 律と言えば…。 とんでもない事になったわね。 まさか、律と澪に告白されるなんて。 私を見た途端に2人がギクシャクし出したりしたら…と思うと、なんだか音楽室に行きづらいわ。 372 名前:謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo [sage] 投稿日:2009/09/19(土) 22:28:54.57 ID:nixMUa+VO 私が音楽室の近くまで行くと、外にいた唯が駆け寄ってきた。 唯「待ってたよ~和ちゃん!ささっ入って入って~!」 和「わっ、ちょっ、ちょっと唯!」 なんだか嫌な予感がする…。 音楽室に入ると、メンバーが演奏の準備をしていた。 律「よーう和!待ってたぜ!」 澪「そこに座って。今から演奏するから、聴いてってよ。」 良かった…とりあえず、仲直りしたみたいね。 私は席についてみんなの演奏を聴く。 ジャ~ン♪ 相変わらず、練習少ない割に凄い演奏するわね。 律「なーなー、どうだった?」 386 名前:謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo [sage] 投稿日:2009/09/19(土) 22:57:58.08 ID:nixMUa+VO 和「凄いわね。ほとんど練習してないのが嘘みたい。」 澪「うう、痛いところを…。」 紬「さて…和ちゃん。そろそろはっきり答えを聞こうかしら。」 和「え?」 紬が突然そう切り出してきた。 多分、律と澪の事なんだろうな。 律「いいっ!?ム、ムギ!!」 澪「そんなのいいって!!」 紬「そうは行かないわ!2人だって、モヤモヤしたままじゃ嫌でしょう?」 律「そ、それは…!」 澪「そうだけど…!」 どうやら、2人の告白の答えを今ここでしろ、という事らしいわね。 でも、何故紬が言うんだろう? 紬「さあ!和ちゃん!答えを!」 391 名前:謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo [sage] 投稿日:2009/09/19(土) 23:17:53.59 ID:nixMUa+VO 和「え…と。…2人の気持ちはすごく嬉しいわ。だけど、私は普通に男の人が好きだし、2人には友達以上の感情は持てないわ。」 律澪「………。」 和「だって、私のせいで2人の関係がギクシャクするのは嫌だから…やっぱり、澪と律にはずっと親友同士でいてほしいのよ。」 律澪「………。」 和「気持ちに応えられなくてごめんなさい。…でも、これからも、お互いいい友達でいましょう?」 しばらく沈黙が続く。 心なしか、紬ががっかりしているように見えるのはあえて気にしない事にしよう。 重い沈黙の中、律が口を開く。 律「…そっかあ。やっぱそうだよなあ…。」 397 名前:謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo [sage] 投稿日:2009/09/19(土) 23:30:24.74 ID:nixMUa+VO 律「友達かあ…。ま、いいか。別に仲悪くなるわけじゃねーし。…ん。これからも、友達としてよろしくな、和!」 律が手を差し出す。 和「うん。よろしく。」 私は律と友情の誓い的な握手をする。 澪「わ、私も…友達で、いいよ。…ちょっと、残念だけど。」 涙目の澪も手を差し出してきた。 澪とも握手をして、私達の友情は固く誓われたのだった。 梓「そういえば、和先輩ってそもそもなんで来てたんですか?」 …そうだった。 肝心な事を忘れてたわ。 和「律。体育館の使用届…今日が期限なんだけど。」 律「な、なんだってー!!なんでもっと早く言ってくれないんだよー!」 401 名前:謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo [sage] 投稿日:2009/09/19(土) 23:48:21.87 ID:nixMUa+VO 和「3日前にも言ったじゃない。学食行くときに。」 澪「ちょっ、まだ出してなかったのかよ律!」 律「だ、だってさあ!この3日間、色々あったし…。」 澪「う…。」 届を受け取った私は音楽室を後にする。 翌日 朝からやけに上機嫌な澪が話しかけてきた。 澪「おっはよー和!今日もいい天気だなー!」 和「お、おはよう。なんか機嫌いいみたいだけど、どうかしたの?」 澪「実はなー…んふふふ…ひ・み・つ!」 とりあえず、私への気持ちは吹っ切れたみたいだし、そんなに気にしなくてもいいかしら。 澪「聞きたい?なあ聞きたいだろ?続きは放課後、音楽室で!な~んちゃって~!」 やっぱりちょっと気になるわね。 412 名前:謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo [sage] 投稿日:2009/09/20(日) 00:00:18.75 ID:nixMUa+VO 放課後 澪の上機嫌ぶりが気になった私は、音楽室に向かう。 まあ、学祭の打ち合わせのついでだけど。 紬「いらっしゃーい。うふふ。」ニコニコ 紬まで上機嫌になってる…一体何が起きたのかしら? 律「おい、やめろよ~!」 澪「なんだよ、律ばっかりなんてずるいぞ!」 声のする方を見ると、律と澪がイチャイチャしていた…まるでカップルみたいに。 和「何これ…。どうなってるの?」 梓「和先輩が帰ってから、話をしてるうちにああなっていったんです。」 澪「あっ和!じ、実は私達…。」 律「付き合う事にしたんだ!」 414 名前:謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo [sage] 投稿日:2009/09/20(日) 00:09:55.82 ID:Ft9Z/ioMO 律「実はなー、澪が嫉妬してたのは、あたしに対してじゃなくて、和に対してだったんだ。それを和への恋心と勘違いして…。」 澪「うおーい!それは言わない約束だろ!?」 澪が拳を振り上げる。 律が怯える様な態度をとると、澪は律の頭を軽くコツンと叩いて言う。 澪「もう、いけない子!」 律「ゴメーン!」 2人は再びイチャイチャし始める。 すごく…バカップルです…。 終わり

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