「梓「みなさんがおかしいです」  謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

梓「みなさんがおかしいです」  謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo」(2009/09/25 (金) 13:26:00) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

201 :謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo :2009/09/24(木) 22:28:07.26 ID:SVDK1amKO 梓「みなさんがおかしいです」 その日も、普段通りに音楽室へ向かう私。 扉を開けると、紅茶の香りが漂ってくる。 律「よう、梓!今日は珍しく遅いな?」 梓「日直だったんですよ。本当は一分一秒でも早く練習したかったんですから」 唯「よ~し、それじゃあずにゃんのお茶も用意するね~」 …何ですと!? 唯先輩がお茶を用意するなんて、危なっかしくて見てられな…え? 私の予想に反して、テキパキとケーキとお茶を運んでくる唯先輩。 澪「あ~ずさ!」だきっ 不意に澪先輩が後ろから抱きついてくる。 梓「あ、あの、どうしたんですか?急に抱きついたりして」 澪「相変わらず梓は可愛いなあ」ナデナデ う、嬉しいけど、なんか違う! こんなの、澪先輩のキャラじゃない! その時、律先輩から有り得ない言葉が放たれた! 律「ほらそこ、いつまでやってんだ?練習するぞ練習!」 なん…だと…! 204 :謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo :2009/09/24(木) 22:44:09.55 ID:SVDK1amKO 紬「うふふ。ずいぶん驚いてるみたいね」 梓「当然ですよ!…って、ムギ先輩は普段通りなんですね」 紬「実はね、みんなに催眠術をかけてみたの。りっちゃんが澪ちゃんに、澪ちゃんが唯ちゃんに、唯ちゃんが私にそれぞれなってるわ~」 梓「なんでまたそんな事を…」 紬「たまにはこういうのもいいかなって思って。澪ちゃんに抱きつかれて、嬉しかったでしょ?」 梓「う…そりゃあまあ…」 確かに、ちょっと新鮮ではあるけど、やっぱり普段通りが一番いいかな。 次の日 私は音楽室に一番乗りで入る。 するとそこへ、澪先輩がやって来る。 澪「相変わらず熱心だな、梓」 梓「当たり前ですよ!さあ、早く練習しましょう!」 澪「せっかちだなあ。みんなが集まってからだろ?」 梓「そ、そうですよね、てへっ」 しばらくしてみなさんが集まる。 澪「さあ、じゃあ早速…」 練習ですね! 澪「お茶にするか!」 何いいいい!? 210 :謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo :2009/09/24(木) 23:07:23.98 ID:SVDK1amKO 唯「何言ってんの?先に練習してからだよ!」 律「いやいや、先にお茶だろ」 紬「私も練習が先がいいわ~」 律「どうする梓?」 梓「その前に、この状況について説明をお願いします、律先輩」 律「あれ?なんであたしがかかってないの分かったんだ?」 梓「普段の言動の賜物ですよ。って今度は律先輩がかけたんですか、催眠術」 律「ふっふっふ。よくぞ見破ったな梓君。…ちなみに、誰が誰か分かるか?」 梓「澪先輩が律先輩で、唯先輩とムギ先輩が…多分、私ですよね?」 律「おお、正解正解!…まあ、練習したがりな時点で分かるよなあ。」 律先輩の中の私のイメージって、そんななんですか…まあ、あながち間違ってはいませんけど。 梓「ところで、なんでこんな事をすることになったんですか?」 律「実はな、今度の文化祭、うちのクラスでは催眠術カフェやろーって話になっててな。ちょっと練習してんだ」 梓「それはまた変な組み合わせですね…」 221 :謎の小袋 ◆PzD3ftv2xo :2009/09/24(木) 23:31:49.10 ID:SVDK1amKO 次の日 まさか、今日も誰かが催眠術にかかってたりしないよね? 三度目の正直って言うし、今日は大丈夫だよね! 唯律澪紬「あ~ず~にゃ~ん!」 梓「うわあ!」 音楽室に入った途端、みなさんが一斉に抱きつきにくる。 思わず逃げるも、さすがに多勢に無勢。 あっさり捕まって4人に抱きつかれるという異様な体制になる。 そこに和先輩がやってくる。 和「な…何の儀式?」 梓「た…助けて下さい…!」 和先輩の手で無事救出される私。 和「ああ、それで…」 額に手を当てて言う和先輩。 和「自分までかかってどうするのよ唯。まったく…」 ああ、やっぱり唯先輩がかけたんだ…。 その後、駆けつけた憂がみなさんの催眠術を解いたのは言うまでもない。 って言うか、憂…色々出来過ぎでしょ…。 終わり

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: